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メンバーのお名前や雰囲気をお借りしたお話となっています。暴力的なシーンやBL的描写があります。苦手な方は入らないようにしてください。最初のお話はこちら⇒「Rain1」・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚しかし、それから一か月が経っても雨は降らなかった。例年であれば、とっくに雨季に突入している時期だ。「まずいですね。」ニノが暗い表情で天文台のらせん階段を降りてくる。「まだ雨季には入らないのか?」テーブルの上の図面を眺めていた
メンバーのお名前や雰囲気をお借りしたお話となっています。暴力的なシーンやBL的描写があります。苦手な方は入らないようにしてください。最初のお話はこちら⇒「Rain1」・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚生贄の儀式が行われる戦士の神殿前の広場には、すでに多くの民衆が集まっていた。神殿最上部の祭壇には、ククルカンの頭部を台座とし、その胴体を彫り込んだ二本の太い石柱があり、その中央にチャックモールの像が据えられている。サトとバラフは石
メンバーのお名前や雰囲気をお借りしたお話となっています。暴力的なシーンやBL的描写があります。苦手な方は入らないようにしてください。・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚ガッ!ガツーンッ!棍棒の打ち合う鈍い音が響く。石造りの壮麗な王宮の中で、多くの兵士が入り乱れて戦っている。「王はどこだっ!」「探せっ!」先陣を切ってホルカンカ(石槍)を振るっているのは、ジャガーの毛皮を身にまといジャガーの前足が描かれた盾を与えられたジャガー戦士団に属する男達だ
さて、いよいよ始まっちゃいました~。まだ半分くらいしか書けてなくて超絶焦っているリフです(笑)。おそらくマヤ文明なんて馴染みがなくて、なんのこっちゃの方も多いと思いますので、ここで簡単にご説明しておきます。マヤ文明は、紀元前3,000年頃から紀元1,524年頃まで、今の中央アメリカ、メキシコ東南部のユカタン半島からグアテマラ、ベリーズにかけての一帯に広範囲に栄えた文明です。場所はこのへん↓現代に残るような大規模な建造物が造られ始めたのは紀元前400年頃からで
メンバーのお名前や雰囲気をお借りしたお話となっています。暴力的なシーンやBL的描写があります。苦手な方は入らないようにしてください。最初のお話はこちら⇒「Rain1」・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚「サト様。神官たちが此度の戦の勝利を祝って儀式を執り行いたいと申しております。」「ああ、そうだったな。勝手にやらせとけ。」苦々し気に吐き捨てる。「ですが、その生贄にショーをと考えているようです。敵国の王子なら最適だと。」「
メンバーのお名前や雰囲気をお借りしたお話となっています。暴力的なシーンやBL的描写があります。苦手な方は入らないようにしてください。最初のお話はこちら⇒「Rain1」・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚陽が落ちて暗くなり始めた広場を横切り、王宮へと向かう。広場の東側にも別の神殿がそびえ立っている。こちらはククルカンの神殿のように高さはないが、三層の基壇を持つ堂々とした造りで、階段を登り切った広いステージにはチャックモールの像が置かれていた。チャ
メンバーのお名前や雰囲気をお借りしたお話となっています。暴力的なシーンやBL的描写があります。苦手な方は入らないようにしてください。・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚石柱が並ぶ回廊を通り、都市の東端にある浴場へと到着する。浴場といっても湯に浸かるわけではなく、蒸気で身体を温める、いわゆるスチームバスのようなものだ。「え~っと、名前はなんていうの?」「・・・。」「ん?名前くらい教えてくれてもいいんじゃない?」「・・・ショー、ショー・イチャーク。」
いつもご訪問いただきありがとうございます。一つ前に「Rain5」があります。三連休の初日、いかがお過ごしですか?お仕事の方もいらっしゃいますよね。お疲れ様です。さて皆さん、古代マヤの時代、楽しんでいただけてますか~?もはやお話よりマヤ文明解説記事と化しているこのブログです(笑)。色んな建造物が出てきて配置がわかりづらいと思うので、現在の地図に建物の名前を書き込んでみました。稚拙な文章力をごまかすためのお得意の策です(笑)。戦士の神殿となってい
メンバーのお名前や雰囲気をお借りしたお話となっています。暴力的なシーンやBL的描写があります。苦手な方は入らないようにしてください。最初のお話はこちら⇒「Rain1」・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚ガタンッ!何かが倒れたような大きな音。「サト様っ!?」回廊で警護に当たっていたジェイが部屋へ飛び込む。「ぐぅっ・・離せっ!」テーブルの上に頭を押さえつけられて、ショーがもがいている。床に散らばったアラバスターの破片。
メンバーのお名前や雰囲気をお借りしたお話となっています。暴力的なシーンやBL的描写があります。苦手な方は入らないようにしてください。最初のお話はこちら⇒「Rain1」・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚王宮の中は大小さまざまな区画に仕切られており、都市の行政府と、王族、および一部貴族の住居を兼ねている。与えられた部屋は、王の間とは扉一枚隔てただけの小部屋だった。明け方の戦闘からここまでの行軍で、身体は疲れきっているはずなのに興奮していてすぐ
メンバーのお名前や雰囲気をお借りしたお話となっています。暴力的なシーンやBL的描写があります。苦手な方は入らないようにしてください。・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚「おめでとうございます。」チチェン・イッツァに帰還した戦士団を、大神官ヨアート・イシュが出迎える。サトの父王の代から神官を務めており、今では絶大な権力を握っている男だ。「早速、戦の神への感謝の儀式をいたしたいと思いますが・」「今は兵を休めることが最優先。その話はあとだ。」