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「そうだよ。この先、メールが来るたび、俺は全部、嫁さんに見せるから。そしたら、近いうちに、新車買えるかも。」「・・・」「・・・」おしゃべりな私が、次の言葉を失うってあんまりない。だけど、この時は自分でも、よくわからないけどいろんな意味で、頭が真っ白になった。理解不能すぎて。そして、理解不能を超えた私は旦那のペースに、まるっと呑まれなぜか悪乗りしていく。「そうだよね、食事だけでいいって言ってるんだから。
その日、旦那は、朝からせっせと掃除に励んでいた。ひと段落して、子どもたちに「パパとダイソー行こう~」と、お誘い。理由は、わかってる。くっだらない仕込みグッズを買いに行くためそう、あのリアリティ溢れるヘビとかカエルとか大きいクモとかゴキとかそういうのをトイレとかあらゆるところに仕込むんだよねそれで、子どもたちを驚かせるっていう何とも言えない、子ども騙しなんだけれど。1度、親友が、ひっかかって本気で驚いて、コケて尻もちついてかなり怒ら
あり得ないことって、なに?やばっ。全然、わかんないや。B子「このメールは、miyuが見るかも知れないとわかってて送信したメールですか?」「隠し事はしないって、約束したから消すことはしなかった。メールのやり取りを知ったら、嫌な気持ちになるだろうから、あえて自分から言うつもりはなかったけど、別に見られても構わないって思ってたよ。やましいことは、ないから。」A子「miyuが見る可能性があるのに、この文面?何なの?ほんと、最低だわ」「ちゃんと
前記事について、コメント・メッセージを下さった皆々様、温かい励ましのお言葉、どうもありがとうございました!熱も下がって元気になりましたただ、旦那の前では「まだしんどい~」「ふらふらする~」「食欲ない~」とまだまだ思いっきり余韻を引きずって限界までコキ使ってやれと思ってますこれみよがしに、三角コーナーとか床下収納庫とか磨き上げたりするからイラッとしたりしますがでは、久々に参りまーす。同僚さんを家に呼んだという旦那。呼んだ
血の気が引いて青から白に変化した旦那は瞳孔を開いたまま黙秘権を絶賛行使中。いや、違うな。喉が凍って言葉が出ない、が正解かな。言いたいことは、掃いて捨てても湧いてくるほどある。でも、責めない。急かさない。ひたすら待つ。こいつがペラ男になってあーだこーだ言うまで、待つ。長い長~い沈黙を破って、小さく息をのんだ旦那が発した第一声。「・・・これはゴウセイ写真だね」あはっ豪勢写真?うん。大事な宝物コレクションが大
すいかからのリクエストは、しばらく放置プレーすることに。すいかの真意がくみ取れない以上、相手の策にみすみす乗るつもりはない。もちろん、旦那にも秘密。私の作戦をコンプするには、すいかとの接点はない方が賢明。キャンプ後、ひたすらラインでのやり取りは続いている。会えないすいかは、寂しいというより焦りを感じているように見える。今までは、好きだの愛してるだの結婚したいだのお決まりワードの羅列だったのが自分の素性を話してラクになったのかあけすけに旦那に話して
キャンプの翌朝、飲めないお酒をしこたま飲んだ旦那は早朝からトイレのお友達になっていた。便座に座りながら?顔突っ込みながら?返信したのでしょう。昨夜のすいかからの怒涛のラインに負けずに怒涛の勢いで返信していた旦那。「夜に押しかけてくんなよ」それな!「まじ終わってる」「俺のこと、考えないわけ?」「嫁、関係ねーだろ?巻き込むな」大いに関係あるよね?ていうかあんたに巻き込まれたんだけど?「そういう考えなしの
めんどくせーめんどくせーMAXめんどくせー(懐かしいなぁ)まさに、私の心境。終わったはずの、すいか成敗。何なの、この振りだしに戻る的な感覚もちろん、違約金が払われるなんて微塵も思ってない。ない袖は振れないわけだし。ただ、メールを発見してしまった以上五寸釘をぶち込まなくては、ならない。逃げられないよう、出勤前の朝に、電話しよう!私のスマホには、もうすいかの連絡先は、ない。旦那のスマホから電話しようと思って借りた。え?
そこは、夫婦の思い出の場所。旦那が私にプロポーズした場所。毎年、結婚記念日に訪れる場所。イベント大好きな旦那の持ち場を荒らしてやる~泣きながら、GPSとにらめっこ。旦那の車が近いことをGPSが教えてくれた。ボイレコONやばっちょっと涙、乾いてきてる??慌てて、おばあちゃんとチロを思い出す。もう本当にごめんね。おばあちゃんとチロ。あんなクズのために・・次から次へと涙が溢れてくる。鼻水も。よし。いい感じ。旦那の車が駐車場に入ってきた。私の
「おはよ~」私がお弁当を作っている時間旦那は、起きてくる。キッチンにいる私とは1番遠く離れた、リビングの窓際に立って両手を横に、大きく広げている。ん?ラジオ体操でも、始めるんかな?「みーちゃん!来て!早く!おいで!」えーなに?もう忙しいのに。そばに寄った私を、子どもを抱き上げるようにひょいと抱き上げた。旦那と目線が、同じになった。た、高い・・いいな・・ていうか、こんな高さから床のあんな隅っこのホコリ、見つけるんだ・・見逃し
「させねぇよ。miyuと離婚なんか、しねぇしあんなヤツに渡すかよ」一瞬、ニヤリと笑ったB子。~~ヨウスケとは~~小学校からの幼馴染みで、母の元にレッスンに来ていた同志でもある子。レッスン後、お迎えを待つ間、一緒に宿題をしたり、普通に仲が良かった子。私が上京後、月1くらいで遊びに来て、一緒にご飯食べたり、買い物したり気楽に付き合える、異性の友達。ヨウスケとご飯を食べ終える頃、迎えに来ると、当時の彼氏だった旦那から、連絡。ヨウスケと、旦那の到着を待つ、私。辿
旦那はフリーズしたまま、私の言葉を待っている。旦那への要求は、2つ。だけど、要求することは1つに絞るべし。なので、1つは誘導尋問で釣るしかない。「私、突然のことでパニックで。よく考えがまとまらなくて。自分でも、よくわからないの。ただ、、、キャンプの時、すいかさんは、正社員登用試験受けるって言ってたよね?正社員になったら、ずっとずっと旦那くんと一緒のお仕事だよね?すごく不安で・・・私、この先何年も耐えられるかな・・・」おばあちゃん&チロ、カモーン!(
「俺は浮気はしたことないよ。1回も」平身低頭謝ってくるだろうと想像してた。だから、絶対謝らせないと心に決めていた。謝られたら、許さなくちゃならない。謝られて、でも忘れられなくて許せなくていつまでもグチグチ言ってたら「もう謝ったのに」と許さない私が悪者みたいになる。そんなの冗談じゃないから、絶対謝らせないと決めていた。なのに。「俺は浮気はしたことないよ。1回も」「お願い、信じて?」コイツがバカなのか、私がアホなのかよく
ゆっくりお風呂を頂いて、気分爽快で出た私。早く入れと促すもののなかなか腰を上げない旦那をお風呂へ誘導。湯船につかったのを確認して、速攻旦那のスマホチェック開始やっぱりね。すいかからの、ライン。きてるきてる~。いつも思うんだけど、すいかのラインってしつこい。「奥さん、大丈夫ですか?貧血ですか?」いや、人の心配より自分の心配した方がいいよ?「風邪ですか?朝から体調悪かったんですか?」いや、ふわとろオムライス完食するくらい元気だよ?「まさ
二度目の乾杯の後、それまでの険悪ムードはなかったかのようにゲラゲラと、大きな盛り上がりに発展した。そんな時A子「あ~歌いたい!ねぇ、カラオケ行こうよ!」いいね~!と即決。B子「旦那くん?ちょっとだけmiyu借りるね?ちゃんと、送り届けるから」「あーごめん。今日は、無理だ・・・」えーーーー!!なんでよ??行きたい!行きたい!行きたーーーい!!ねぇ?不倫したよね?それでも私、何1つ変わらない態度で日々、接し
俺、かっけぇ!モードに突入したままの旦那の暴走は続く。「みーちゃん!お肉食べたい!あーん」「ソーセージ!あーん」お肉あーん・・ソーセージあーん・・野菜も食えよ・・子どもたち見てるんだから・・長男が「ママ!僕もあーん」まあかわいいっ長男に食べさせようとすると「ママにあーんしてもらっていいのはパパだけ!ちゃんと自分のお箸で食べな!」はぁ?!あんたこそ自分で食え!!自分で食べられないあんたは幼稚園児以下確定。そんなくだらないいつも
旦那が私を想って泣いている。その姿をみても、何も思わなかった。可哀想とも、ざまーみろとも。うーん。どうやら私の心は凍てついてるようだ。ぴったりくる言葉が見つからないけどあえて当てはめるなら「あ、泣いちゃった」いつまでも泣いてる旦那を見ていても仕方ないし話せるような状況でもないので「先、寝るね。おやすみ」いたって普通に挨拶して、二階へあがった。翌日の子どもの準備をしてる間も、旦那の嗚咽は続いた。長いな・・・
車に乗るなり「アレ、何だって?何言われたの?大丈夫?」もしかして、私の心配してるの?笑そのしじみのような、つぶらな目をひんむいて、よーーく見て?泣いてるのは、すいかだよっ「うん。なんかね。すいかさんが私に慰謝料払ったら、その半額を旦那くんに請求するって。2人でした不倫だから、法的に認められてるんだって。あと、旦那くんのこと、結婚詐欺で訴えるんだって。」「だから、ラクダに払う50万円と、私はすいかさんに100万円請求するから、旦那く
必死の全力疾走が続く。走ってる時に頭の中は「無」になるってあれは嘘。笑必死に自分を叱咤激励。小中高ってリレーの選手だったじゃん今日とにかくスニーカーでよかったナイスチョイス私頭の中の自分はものすごい速さで走ってるのに現実は、あんまり周囲の景色が変わってないような・・「♪走る~走る~俺~たち~」と「♪負けないで~もう~少し~」が交互に頭の中を巡る。やっと、ちーちゃんが見えた私を見つけたちーちゃんが、指でOKを作ってる。よし。なんとかセーフ
さて、まずはすいかから。すいかへのおしおきは・退職・慰謝料・ラクダ&フリーザから慰謝料もらう皮算用の崩壊退職については、勤務最終日に、菊の花束を贈ってあげれば、よろし皮算用については、フリーザの健闘を祈るしかない私にしかできない1番面倒くさいもの。慰謝料請求。まずは、自分で。交渉決裂したら、弁護士へ。嫌々ながらもアポをとってすいかと面談。「慰謝料を請求すると以前お伝えしましたよね?書面の確認をお願いします」
宝物とさようならして家に入る。お風呂が沸くのを待つ間に、次の破壊活動スタ~ト「旦那くん?今はすいかさんと会ってないって言ってたけどなんで会うのをやめたの?」なんて言うんだろう~ワクワクする私「・・・なんか、会社の人にバレたっぽいから」「・・・え?ど、どういうこと??ちゃんと説明して?」おー!!洗いざらい吐く気になったか。大切な宝物の無残な姿に、嘘を考える気力も残ってないか。ものすごく動揺する(フリ)の私。「ア
子どもたちが寝た後、旦那が預かってきたすいかからの手紙を受け取った。白い封筒には「奥さまに渡してください」と、付箋が貼られている。1人で読むべきか。旦那と読むべきか。迷って、結局翌日の昼間、1人で読んだ。謝罪で始まる、その手紙には違約金全額を揃えることは、不可能だったという言葉と手を尽くして、かき集めたという、お金の出どころ、旦那のことは本気で好きだったけど今後は、一切の連絡を絶つという言葉(このくだりは不要じゃない?)が綴られていた。そ
(自分から)受け取った写真の中の、厳選された1枚に水を振りかける。びくともしない撥水加工がよろしいようで。しんなりするまで濡らして、軽く握る。ん~いい感じになった涙でぐしょぐしょになった写真の一丁あがり~それを1番上にして、封筒に投入。午後4時。子どもたち3人が揃ったところで、義母宅へ。「今日はママ大事な用があるから、おばあちゃんちで遊んで待っててね」わーーいやったーと大喜びな子どもたち。義母宅に着くと、子どもたちは我先に2階
ブッ、ブッと間隔を置いて振動する旦那のスマホ。私はそれで目が覚めた。大はしゃぎして、夜食の際に飲めないお酒を注がれるまま飲んだ旦那は大いびきをかいて爆睡中。そっと旦那のスマホを見ると、ラインが頻繁にきてる。夜のすいかとのラインタイムを奪った私は、1日遅れで見ていたけど既読をつけず読める方法をちーちゃんから教えてもらっていた。(メッセージなどで教えて下さった方々も、ありがとうございました)すいかからだろうという予想は的中だった。「起きてますか?」
B子「1年に渡って、会社の派遣社員と不倫関係にあったと聞きました。」あ、B子が敬語になった。これ、本気モードの、怖いやつだ、、「そうだけど、もう、そういう関係じゃないよ。ちゃんと、終わってるから。」A子「発覚したから、止めたんでしょーが。バレなきゃ、ずっと続けてただろーが。」B子「旦那くんは、披露宴での新郎あいさつで『miyuと結婚できたことを誇りに思います。祝福して下さった皆様に、miyuを絶対幸せにすると誓います』と話したことは、覚えてます?」「覚
「ちょっと、お話があるんです」「ないよ。ないない。ありません。」「奥さまに、です」「はぁ?ないから。だめだめ。みーちゃん帰ろう」私の手を引いて車に向かおうとする旦那。おいおいラスボス対決させない気?冗談じゃないわっ「二人で話してくるから、先に車で待ってて」ほら、さっさと行けよ視線を送って旦那から離れる。チラッとバックの中のボイレコ確認。まだ時間はある。よし!ついてくる、すいか。怒りに満ちた表情を、
流行の波にしっかり乗って我が家もインフル蔓延中変態が運び屋となりしっかり5人きれいに順番に寝込んでいます。しかも私が寝込んでいたおととい下でサッカー観ながらぅおおおおおおーーと何度も叫びやがった変態クソッタレ。ええ、軽く殺意芽生えましたよ。元気になったらまっさきに木箱のティッシュケース買ってくるわっ!!そんなわけで、更新遅れてます。ぜーん
約束のちょうど1週間後。すいかから連絡があり、再度面談へ。私は、前回すいかに合意書なる書面を渡しておいた。署名・捺印してこい、と。内容は・変態との不貞関係を認めること・謝意として慰謝料100万円を一括で私に支払うこと・今後一切、電話・メール・ラインなど全てのSNS含む手段において連絡しないと約束すること・今後一切、旦那と二人きりで会わないと約束すること・万が一、約束を破った場合には、不履行1件につき50万円の違約金を支払う約束をすること「書面はお持
こちらが大本命。旦那の性格上、耐えがたい苦痛を伴うもの。「どうぞ」「なに?」「スマホ。見ていいよ、全部。もう何も隠し事してないから」なに、タメ口なってんの?「見ないよ。今までも見たことないし、この先も見るつもりないよ、絶対」得意の絶対返し。笑え、なに?私の要求が「スマホ見せろ」だと思ったんかい?なんだか、残念なくらいに甘すぎるよ、旦那まあ、その程度の罰をお望みなんでしょうけど。ごめんよ。元はなんちゃらの天使な
無言のまま自宅に着いた。旦那はリビングのソファに座り、両手を膝の上で組んで、うなだれている。私は、キッチンでそそくさと作業を始めた。傷みはじめて赤くなりだしたレタスとウインナーを足して冷凍チャーハンを炒めお湯を注ぐだけのオニオンスープに冷凍してあった人参とブロッコリーを入れさすがに今日はもうだめだろうと捨てようとしてた、だいぶ前に作ったポテトサラダをさも、今、全力で一生懸命作りました的な感じで食卓に並べた。「旦那くん?おなかすいたでしょう?ご飯できたよ」