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というわけで、昨日行ってきた、奥多摩は高水三山の踏破記録を少し綴っていきたいと思います。ここ数か月、あまり山らしい山に行っていなかったので、リハビリのつもりで難易度的には低い場所を選んだつもりです。また、「奥多摩」を今後味わっていくための、足掛かりを一つ作っておきたかった、という目的もあります。立川から青梅線に乗り換えて、「軍畑」(いくさばた)という駅で下車します。駅は……いわゆる無人駅の様相でございまして、結構さびれていました。が、私が行く場所にしては珍しく、ト
というわけで、今日もナイフ関係の記事です。ホローグラインド、というグラインド形状は皆さまきっとご存知でしょう。ブレード側面が凹状にえぐれており、ナイフの重量を軽くしたり、あるいはバランスをとりやすくしたり出来るグラインドです。最近、私が入手したものでは、ベレッタBerettaラブレススキナーナイフレザーシース付postedwithamazletat17.08.11ベレッタ売り上げランキング:124,662Amazon.co.jpで詳細を
というわけで、今日は普通の……というよりは、アメリカンなナイフのお話し。大抵のナイフの本では、最初の10ページ、20ページくらいを使って、「人類と刃物」みたいな話が展開されていきます。石器からラブレスまで、なんて言われますが、そうした歴史の中で「アメリカ」という国の果たした役割は結構大きいわけです。フロンティア開拓に伴い、ナイフの需要が増し、アメリカで一つのナイフ文化が花開いたというわけなんですが、そうしたアメリカンナイフの特徴は、・大型のナイフで・
さて、今日もまた雑多な記事となります。実は、最近大量の『ナイフマガジン』のバックナンバーを入手して、毎日少しづつ読んでいます。今は年鑑になってしまっていますが、昔の『ナイフマガジン』はなかなか良質の記事も多く、読み応えがあります。年鑑ナイフマガジン2017春夏(ワールド・ムック1143)postedwithamazletat17.07.23ワールド・フオト・プレス(2017-03-31)売り上げランキング:126,872Amazon.co.jpで詳
今日は普通のナイフのお話し。ただし、「国内メーカー」のナイフです。まず、画像をご覧いただきましょう。I.Cカットのシルバーコレクションのなかの1本です。IC.CUT(アイシーカット)シルバーコレクション725/WPpostedwithamazletat17.07.19IC.CUT(アイシーカット)売り上げランキング:778,587Amazon.co.jpで詳細を見る今から結構前……こうした国産のグーなナイフはちょっと、ナイフファンの中
さて、今日は原点回帰で、北欧ナイフのお話し。特に、シャープニングについて、です。モーラナイフを始めとした、北欧ナイフの全体像や、シャープニングの詳細、問題点などは、拙著『北欧ナイフ入門』にまとめてありますので、興味があれば、是非。北欧ナイフ入門~モーラナイフからストローメングナイフまで~postedwithamazletat17.07.17株式会社新百合ヶ丘総合研究所(2015-07-19)売り上げランキング:492Amazon.co.jpで詳細を見る
今日は、刃物……というか、ナイフの不思議な切れ味について、また気ままに書いてみようかな、と思っています。切れ味に関しては、皆さまもきっと一家言あるはず。私も「少しゾリっとした切れ味」が好きだと、何度か書いたこともあります。ブッシュクラフトや、北欧ナイフのブームの高まりによって、キンキンな刃が脚光を浴びたことも記憶に新しいでしょう。北欧ナイフ入門~モーラナイフからストローメングナイフまで~postedwithamazletat17.07.12株式会社新
というわけで、今日は本の紹介。ややイレギュラーなので、いつもの「お役立ち書籍~」ではなく、普通の記事で。つらつらとAmazonを見ていたら、ふと『日帰り登山のススメ』という本が目に入ったのです。日帰り登山のススメあした、山へ行こう!(講談社文庫)postedwithamazletat17.07.08鈴木みき講談社(2016-05-13)売り上げランキング:18,136Amazon.co.jpで詳細を見るもう、タイトルだけで「買い!」です
というわけで、またしても新シリーズ……といいつつ、やはりフクロナガサの話題となるのでした。けど、フクロナガサに限定せず、木の柄のナガサや、阿仁以外の場所で作られている山刀、あるいは広い意味での山刀や剣鉈について、またとりとめなく話していければな、と。さて、ナガサ、あるいはフクロナガサといえば、一番有名なブランドが「叉鬼山刀」(マタギナガサ)です。名前は聞いたことがある人は多いでしょうが、実際に持っている人、使ってみたことのある人、となると、結構少ないみたいです。西
今日は、本ブログの本道というか、北欧系のナイフについて。ベレッタのラブレス(といいつつナイフはMOKIが作っている)のお話しとか、ネタはあるのですが、1つ1つ消化していくつもりです。このブログにやってきて下さる方は、ナイフに関心があったり、あるいは直球で北欧のナイフに興味があったり、あるいは野外活動やブッシュクラフト、探検的な部分で訪れてくださる方もいます。で、ケラムのナイフ、といっても、すぐにピンとくるかたも多いのではないかと思います。今は、Amazonなんかでも買える
というわけで、お役立ち書籍紹介が続きますが、ご容赦を。ところで、日本にはどれくらいの活火山があるか、ご存知でしょうか?答えは、なんと110。おっと、バック社の名品110(ワンテン)じゃありませんよ。BUCK(バック)フォールディングハンター110BK-5postedwithamazletat17.06.19BUCK(バック)売り上げランキング:15,741Amazon.co.jpで詳細を見る富士山を筆頭に大量の火山が横断している国。
今日は、ブッシュクラフトのお話し。私は、英国ブッシュクラフトの雄、ポールのウェブサイトにメールアドレスを登録しているので、時々、ニュースレターが来ます。たまに、ビデオレターっていうんでしょうか。ビデオのリンクが張ってあって、彼の講演などが視聴できるというのがあります。今日もそんな感じで、「HowToAccelerateYourBushcraftLearning」というビデオのリンクと、特典がついていたのです。ビデオのタイトルの意味は、「あなたのブッシュクラフト
というわけで、今日は久しぶりの「お役立ち書籍紹介」。結構有名な本だと思うのですが、内容としては実はブッシュクラフト寄り、なものです。というわけで、今回は『マタギに学ぶ登山技術』マタギに学ぶ登山技術[ヤマケイ山学選書]postedwithamazletat17.06.10工藤隆雄山と溪谷社売り上げランキング:348,226Amazon.co.jpで詳細を見るヤマケイ山岳選書の一部で、お値段も838円(+税)と非常にリーズナブル。日本における
というわけで、今日は久々本道の(?)北欧のナイフについて。実は同じアメーバブログを利用していて、アウトドア雑誌に登場したりしているスウェーデン出身のモデルさん、ヤンニ・オルソンさんという方がいらっしゃいます。彼女が、本日のタイトルの「北欧大自然ガール」なのです。アウトドアが大好きで、日本でもアウトドアを楽しんでいるようです。で、日本語もとってもお上手!一応、「北欧ナイフ~」だったり「ブッシュクラフト」なブログをやっている関係上、凄い気になってしまって、ちらちら
今日もまた、ナイフの話題について。皆様は「フィールドエッジ」という言葉聞いたことがございますでしょうか?私も、このブログでちらっと名前を出したこともあるかと思います。どうも、これ和製英語のようで、やはり日本のカスタムナイフの第一人者の相田義人氏が広めた言葉なのではないかと思っています。和製英語で、しかもカタカナで書いていますから、誤解が生じることもしばしば。本来の意味は、「フィールドで使える実用的なエッジ(刃)」くらいの意味で、丹念に、#12000まで砥石をかけ
最近、子供にちょっと刃物の使い方を教えたり、という機会がありました。簡単なところでは、カッターナイフで鉛筆を削る、みたいなね。にしても、今の子たちは鉛筆が削れないのです。いはんや、紙を切ったり、木を削ることをや。包丁を使うことだってかなり危なっかしい。ナイフのいいところは、「なにかに特化しているわけではないけど、汎用性がある」ものが多い、という点でしょうか。鉛筆を削ったり、木っ端を削ったり、あるいは紙を割いたり、料理に使用したり。その無目的汎用性の故に、「1本
今日は、里山散歩の実践記録。自宅周辺の里山に飽きてしまったら、電車で数駅程度離れた場所にある里山に足をのばしてみる。そんなことを、拙著『ブッシュクラフト入門』では書いてみました。ブッシュクラフト入門~お手軽ブッシュクラフトのすすめ~postedwithamazletat17.05.19新百合ヶ丘総合研究所(2016-03-01)売り上げランキング:16,935Amazon.co.jpで詳細を見る2017年の今に至っても、ブッシュクラフトのクラ
というわけで、連休に教わった研ぎを何かしらの形で、記録に残しておきたい、ということで、今日は自分のための備忘録的な記事です。自分は、結構ナイフシャープニングに関しては、知識はあるほうだと思ってましたし、「上手い」わけではないにせよ、「下手でもない」とも思ってました。実際に、それなりに刃物は研げるつもりですし、自分好みの切れ味をある程度は実現できる。けど、たまーにスランプが発生して、そういう時にはふてくされて寝る、くらいしか選択肢がなくなってしまうのでした……。で、
先日、ちょっと用事があって高尾山に行きました。これで2回目です。アクセスそのものは極めて良好で、いつでも行ける山として存在しています。前回は、例の廃墟探検をした友達と一緒に行ったものですから、6号路という自然たっぷりな、高尾山にしては少し難易度の高めのコースを選択しました。今回は、打って変わって1号路という、ドメジャーというか、いわゆる「観光のルート」といってもいいようなコースをたどったのです。案外知られていないのですが、「高尾」という駅と「高尾山口」という二つ
今日は、以前から何度か書いている「北欧ナイフのブレード」について、です。実は、Amazonで北欧ナイフのブレード――といってもモーラナイフですが――が買えるようになっていました!!モーラ・ナイフMoraknivKnifebladeNo2000stainlesssteelpostedwithamazletat17.05.04MoraofSweden売り上げランキング:185,584Amazon.co.jpで詳細を見るMora20
以前、渋谷のジ・エッヂが一時的に休業した際にも、記事を書いたのですが……。まずは、サイトをご覧いただきたく思います……。こちらからどうぞ。閉店セール……。ついに、恐れていた日がやってきてしまいました……。長くお世話になったお店なのですが、まさか閉店を目の当たりにしようとは……。東京で、手に取ってナイフが見られる稀有なお店だったのになぁ……。北欧のナイフも、数こそ多くありませんが、いくつか取り扱っていて、私もここで取り寄せてもらったこともありましたし、
実は昨日、ツイッターのほうで親しくさせていただいている方達と、ちょっとした会合を開催しました。ラブレス、ランドールのナイフを観賞したり、返す刀でミリタリーイベントに行ってみたり。そして、研ぎに関するワークショップ(講座を開いて頂いたということです)に参加したり、といった充実した日々を過ごしました。何しろ、プロの刃物職人さんがいらっしゃるわけですから、研ぎについて聞きたいことは山ほどありました。また、是非見てもらいたい刃物の類もあったので、持参いたしまして、見て、研いでもらっ
今日は、またしても研ぎの話題。研ぎって本当に奥が深くって、「極めた!」とはなかなか言えないので、いくらでもネタがわいてくるのです。ある時は「これで、研ぎ方が固まってきたな……」と思っても、またある時には、研げば研ぐほど切れなくなったりして……。切り出し小刀のような、ベタで研いで、裏面のバリをサッととる、くらいのものだったり、とりあえずベタで研ぐような北欧のナイフ(ただし、糸刃を付けると刃先の耐久力がアップする。実用には糸刃などをつけたほうがいい)なら、話はまだ易しい。
というわけで、久々にやったら長いタイトルになってしまいました。ナタやそのヴァリアントである剣鉈(叉鬼山刀、フクロナガサもこの範疇でしょう)に興味があったりするので、折を見て、他の人の研ぎ方や手入れの仕方を調べているのですが、物凄く示唆的なブログを発見しました。「キャンプで使う、刃物の手入れ」というブログ。どうやら、筆者の方は、かなり長い間キャンプ活動をしており、またちょくちょく林業に携わっているようで、そのために日常的にナタを使うようです。そのナタのメンテナンス(
最近、よく人におすすめ頂くのはファイアーボックスというもの。いえいえ、もちろん、存在は知っています。直火での焚き火が出来ない場合に使用したりして、お湯を沸かしたりも可能な代物。日本の環境では、「直火禁止」なところも多いですし、焚き火そのものがダメな場所も結構あります。厳密に言えば「焚き火OK!」って場所は、あんまりない、と言ってもいいのかもしれません。それを許容してくれるキャンプ場とか、あるいは自分の土地、知り合いの土地くらいでしょうか。何が出来て何が出来ないのか、は役
というわけで、前回は「登山/アウトドアの飲み物」について書いてみたので、今回は、「山のおやつ」について。予想以上に、みなさん飲み物にはこだわっていらっしゃるようで、どのアイデアもハッとするオリジナリティがありました。余談ですが、夏場の低山(1500メートルくらい)から下山して、人里に下りて来た時、私がすっごく飲みたくなったのは、「コカ・コーラ」でした。糖分を補給したいとか、スカッとする炭酸を呑みたいとか、きっと色々な気持ちが重なってのことだと思うのですが、無性にコカ
こんにちは。今日は、「アウトドアの飲み物」についてちょっと書いてみようかなと。私は、登山に行く時(っていっても、2000メートル以下の低山が多いんですけれどもね)、朝に何を食べるか、みたいな部分ではちょっと色々考えます。おにぎりのような腹持ちのいいものを食べていくことが多いんですけれども、食事と一緒に飲みものについても、やはり考えてしまうのです。私が一番好き……というか、効果があるかな?という気がするのは「モンスター」というエナジードリンク。これはご存知の方は多
さて、なんだか最近「フィレナイフ」が話題になっているようで、どうやら動画サイトの影響らしいのですが、私も最近読んだ本のなかに、フィレナイフが相次いで出てきた、という事情があって、ちょっと興味を持っています。私の読んだ本(結構昔のナイフ本の類)では、北欧にその原点がある、というようなことが書かれていました。真偽のほどはさておき、その定義に従えば、フィレナイフもまた北欧ナイフ(か、そのヴァリエーション)なのですから、ちょっと一度は話題に出したかったというわけです。フィレ
北欧のナイフの素朴さや、それ故の実用にまっすぐ向かった姿勢にすごく共感を覚えて何年か経ちました。小型のプーッコの類は、よく野外に持っていきますし、状況や気分でレウクを選ぶこともあります。まぁ、そうした北欧ナイフの全体像や、特殊な製造方法、手打ちブレードとそうでないものの見分け方、メンテナンス、研ぎ……といった問題は、拙著『北欧ナイフ入門』に書いておきました。北欧ナイフ入門~モーラナイフからストローメングナイフまで~postedwithamazletat17.04
先日、ツイッターを見ていたら、「ブッシュクラフトをやりたいけど場所がない」というような、Yahoo!知恵袋の投稿が、ツイートとして流れてきました。本当に、もっと気楽に考えてみると、話は全然違ってきます。そもそも、まだあまり知名度がない(?)気がしているのですが、Bushcraftの英単語の意味も実はあまり知られていないようです。拙著『ブッシュクラフト入門』では、本当にブッシュクラフトという言葉の意味から、本当の基本のキの字を解説したものとなっています。ブッシュクラ