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四半世紀前くらいかな?週刊マーダーケースブックやらFBI心理捜査官シリーズやら…シリアルキラーが流行った時があった。『多重人格探偵サイコ』『羊たちの沈黙』もその頃だったんじゃないかな。あの頃のスターたち…有名シリアルキラーたちの名前がたくさん出てきて懐かしい気分になった。佐藤究、さすがわたしと同年代。ハマったよね〜わかる〜血腥い描写も猟奇殺人鬼あるあるな感じでポップに感じた。殺人アカデミーっていう組織や講義もアホっぽくて楽しい。獲物を狩る技、特有の儀式
佐藤究「QJKJQ」(2016年)という文庫本を読み終えた。この作品は佐藤究氏が、筆名を変えて心機一転、再デビューした際の作品である。江戸川乱歩賞受賞、とある。初めて読んでみるが、「テスカトリポカ」で結構最近、直木賞も受賞していて有名になりつつある、昇り調子の作家である。一体、どういう作風なのかが楽しみだった。蓋を開けてみれば、いや~、余りにも残虐な設定のお話だった。舞台となる家族のみんなが凶悪犯。人の命なんて何とも思わない人たち。そして何故だか知らぬが、そういう残忍なことが肯定的に
〇最果てアーケード小川洋子講談社文庫〇100分で名著ドフトエフスキー亀山郁夫NHK出版〇中国行のスロウ・ボート村上春樹中公文庫〇私の猫物語中村紘子他集英社文庫〇博物館のファントム伊与原新集英社文庫〇QJKJQ佐藤究講談社文庫〇もめん随筆森田たま中公文庫
佐藤究さんの『QJKJQ』読了📕江戸川乱歩賞受賞作品。これは9月に読んだ、直木賞で話題の『テスカトリポカ』と同じ著者で、またまた殺戮だらけのストーリー。でもまた全然違ったストーリーでスゴかった❗家族四人ともが殺人鬼という家族のストーリーなんだけど、実は・・・って言うサスペンス的なストーリーでもあるのが面白かった❗しかも初っぱなからマリリン・マンソンの事がガンガン出てくるの(笑)主人公の少女が好きみたいで😅途中からはどこからどこまでが現実か、幻想か分からなくなるし、アカデミー(殺人の
QJKJQ(講談社文庫)Amazon(アマゾン)836円佐藤究さんは、1977年福岡市生まれ。純文学の世界で10年を過ごした後、2016年に本作が江戸川乱歩賞を受賞して再デビューします。2作目の「Ank:amirroringape」が2018年大藪春彦賞と吉川英治文学新人賞をW受賞、さらに3作目の「テスカトリポカ」が今年の直木賞と山本周五郎賞をW受賞しています。デビュー3作でこの受賞歴は過去に例がないですね。なぜそれほどに評価が高いのか?まずは(再)デビュー作を読
著:佐藤究【ざっくりあらすじ】殺人一家の娘アリアの兄ジョウブが何者かに殺される。翌日には母キユカが突然いなくなる。犯人を探すうちにアリアは父キリキヨが怪しいと感じはじめ。。。あつもりにハマりすぎて読書を疎かにしてしまっていました💦やっぱり読み始めると次、次、と読みたくなりますね。読書は素晴らしい💡第62回江戸川乱歩賞受賞のこちらの作品あらすじと表紙に惹かれて読んでみました。中盤からなんとなく展開とか諸々読めてはくるのですが、全部が分かりきっていたわけではないので後半は「これがこ
パンデモニウムさん!!!はい、銀魂の陰陽師篇に初登場した芋虫みたいなやつですね。覚えてる?これこれ。新八の初キスの相手。これ食べようとした新八すごいな…。絶対食べたくない。アハハ。もうすぐかぶき町四天王篇ですよ。楽しみですねぇ。じゃあ振り返りますか。今日は大学のキャリアセンターに行ってきたよ。就職相談だね。相談内容は内定辞退、選考辞退のついてがメインだったよ。内定辞退は電話で、選考辞退はメールでいいみたい。そうだ。今日の朝にこの前の選考結果が来たんだよ。あのぉ面接官の一人が最低だったと
起きてるかぁ。ハハハ。突然だけど今日からハッシュタグは10個全部使おうって思った。なぜって?やってみたいって思ったからさ。もしボク以外にこのブログを読む人がいるならその人を元気付けられればなって思って。まあ変なハッシュタグがいくつかあるんだけど。他の人が元気付くかわかんないけどボクはボクを元気付けるために書いてるから他の人にも元気出してもらえるんじゃないかな。今日は何したかなあ。ああ内定もらった企業の社員さんと面談したんだったよ。会社に着くまで嬉しいことがねあったんだよ。それはね昨日受
第62回江戸川乱歩賞受賞作QJKJQ佐藤究著講談社発売日2016年8月9日(文庫版発売日2018年9月14日)内容市野亜李亜(いちのありあ)は十七歳の女子高生。猟奇殺人鬼の一家で育ち、彼女自身もスタッグナイフで人を刺し殺す。猟奇殺人の秘密を共有しながら一家はひっそりと暮らしていたが、ある日、亜李亜は部屋で惨殺された兄を発見する。その直後、母の姿も消える。亜李亜は残った父に疑いの目を向けるが、一家には更なる秘密があった。「平成のドグラ・マグラ」「ものすごい衝撃を受けた」
【女子高生の亜李亜は、猟奇殺人鬼の一家に生まれ、郊外でひっそり暮らしていた。父は血を抜いて殺し、母は撲殺、兄は咬みついて失血させ、亜李亜はナイフで刺し殺す。ところがある日、部屋で兄の惨殺死体を発見する。翌日には母がいなくなり、亜李亜は父に疑いの目を…。第62回江戸川乱歩賞受賞の長編ミステリー。(「BOOK」データベースより)】先日感想をアップした『Ank:amirroringape』がおもしろかったんで前作にあたる『QJKJQ』を早速読んでみました。こちらは江戸川乱歩賞受賞作とい
【QJKJQ】父も母も兄も、そして自分も猟奇殺人鬼…という、ヘビーな設定が気になって手に取りましたけど、思ってた展開とは異なる不思議な世界で、途中までは洋画を観てる感覚でした。よく分からないながらも、面白かったです。QJKJQ(講談社文庫)821円Amazon
冒険がしたい!血が沸き立つようなお風呂に入ってQJKJQって小説を読んでいる動物園の檻の中からサバンナへ何が起こるかわからない新しい風が吹いている予想できる明日より予想もできない明日を求めて恐れや不安だって面白い!ギリギリのドキドキだっていい!さぁ、全力で冒険と言う名の人生の旅へ!QJKJQ1,620円Amazon
17歳の女子高生・市野亜李亜は、猟奇殺人鬼の一家で生まれ育った。父は血を抜いて人を殺し、母は撲殺、兄は噛みついて失血させ、亜李亜はスタッグナイフで刺し殺す。それでも、猟奇殺人の秘密をお互いに共有しながら、西東京市の家でひっそりと暮らしていた。ところがある日、兄が部屋で殺されているのを亜李亜は発見する。もちろん警察は呼べない。そして翌日には母がいなくなった。残されたのは父と亜李亜。彼女は自分の父親に疑いの目を向けるが……。【商品解説】より初見の作家さんです。この作品以前に純文学
最近読み終えた、4冊。大山誠一郎の『赤い博物館』。変型の安楽椅子探偵モノの連作短編集。これがどれも傑作揃いで、オススメです。大山作品に、ハズレ無しですね。×××××××××××××××××××××××××鮎川哲也の『白の恐怖』。まさか、ここに来て再び星影龍三シリーズが読めるとは…。出番は少ないけど。(笑)クラシカルな本格ミステリーを十分堪能出来ました。こういうのを読まないと、読書人生つまんない。(笑)×××××
移動中にQJKJQ今までにないサイコサスペンスにはまりにはまってしまって途中まで一気に読んでしまいました面白すぎる午前中の仕事を終えてドトールでアイス和栗のラテこの本を読み終えるまでここを動けないかも
佐藤究さんの「QJKJQ」(講談社)主人公は、少女、亜李亜。人殺し。母も人殺し。兄も人殺し。そして、父もまた。殺人一家で育った少女、亜李亜の語る物語。公園で、爆竹を混ぜたポップコーンを撒いて、鳩を殺すOL風の女に亜李亜は興味をひかれ、彼女を鳩ポンと呼びます。そんな亜李亜の日常が突然、瓦解します。兄がパン切り包丁で惨殺され、母もまた姿を消したのでした。亜李亜は、父を疑い、家を出て、鳩ポンのもとに身を寄せ、真相を突き止めようとします。
江戸川乱歩賞受賞作品。猟奇殺人鬼の一家の一員であり、自らも殺人を犯す女子高生市野亜李亜。ただのサイコキラーのお話かと思ったら、物語中盤から亜李亜の家族の真相に迫るミステリー。かなりグロい表現もあるけれど、読みやすくて面白かった。
『QJKJQ』。このタイトルを見て、小説の内容をどう類推されるでしょうか。私はこれはトランプだなと思いました。QUEEN、JACK、KING、JACK、QUEENの頭文字だろうと。読んでみたら実際にその通りだったわけですが、それがわかったからといって、内容を類推することは不可能でした。第62回江戸川乱歩賞受賞作佐藤究さんの『QJKJQ』。この小説はかなりデリケートな内容のミステリなので、何を遠回しに書いてもネタバレしそうです。ですからこれから読もうと思われる方は、ここでスト
皆様いかがお過ごしですか?先週は雪が降り寒いのなんのって(@_@)そんな日はワインを飲みながら本を読むに限る。バレンタインデー?スパークリングワイン飲みながら本を読む日。あれっ違ったっけ?スパークリングワイン買っちゃったなぁ(笑)酒好き本好きのひとりごとです。気にしないでください(♡>ω<♡)という訳で読み終えた本は裸の華/桜木柴乃ミスター・メルセデス/スティーヴン・キング四百三十円の神様/加藤元反社会品/久坂部羊QJ
QJKJQ著者:佐藤究講談社発売日:2016-08-09ブクログでレビューを見る»第62回(2016年)江戸川乱歩賞受賞作品。初読み作家。猟奇殺人鬼の父・母・兄と暮らし、自らも殺人者である女子高生の市野亜李亜。異常を自覚しつつも大人しく暮らしていたが、兄が惨殺されることで生活が一変する。翌日には母親も失踪し、亜李亜は父親に疑いを向ける。何が現実で、何が虚構で、そして真実は・・・内容に難解なところや、グロテスクな部分もあるが文章は読みやすかった。どうまとめていくのかと思ったが
さて今年二冊目をご紹介。初めて読む作家さんだし、話題になってるかも分からないけど、本の帯に惹かれて買ってみました。今回の読書感想文の作品は…佐藤究の“QJKJQ”です。表紙もかなり好きなタイプ。そして、俺が惹かれた帯には…“私の家族は全員、猟奇殺人鬼”の文字。かぁ〜っ、魅力的‼︎“全員殺し屋”とかだとあんまりグッと来なかったけど、猟奇殺人鬼ってのがワクワクする。帯に偽りなく、主人公の女の子・17歳の亜李亜は鹿の角を削ったナイフで人を殺し…引きこもりの兄は、牙の付いたマウスピ
先月はあまり本が読めませんでした元来の本好き、ではないので、読める月と読めない月の差がありますでも、本を持ち歩いたり、寝る前に読んだり…と、以前より本が生活に溶け込んできたような気がします今月もマイペースに読んでいきます2016年10月の読書メーター読んだ本の数:6冊読んだページ数:1577ページナイス数:209ナイス最後の秘境東京藝大:天才たちのカオスな日常の感想おふざけの本なのかな?と思ったら、大間違いでした。藝大の不思議や凄いところが、藝大生と作者が対話する形で書かれて
佐藤究さんのQJKJQ5時に夢中!のコーナー、”中瀬親方のエンタメ番付芸術・読書の秋場所”で紹介されていました。こんな小説は初めて。実はこうだったという逆転が今までにないひっくり返し方だと思います。面白い。読んで損はない一冊だと思います。
夫が珍しく、読みたいね、と言っていたので、買った本がありますローカル番組(?)の「5時に夢中!」という番組があるのですが、木曜コメンテーターの中瀬ゆかりさんが、番組のコーナーで紹介していた本です(画像は二冊ともAmazonからお借りしました)【QJKJQ】佐藤究【あらすじ(Amazonより)】市野亜李亜(いちのありあ)は十七歳の女子高生。猟奇殺人鬼の一家で育ち、彼女自身もスタッグナイフで人を刺し殺す。猟奇殺人の秘密を共有しながら一家はひっそりと暮らしていたが、ある日、亜李亜は部屋で
北海道も寒くなってきました。すぐにコートの季節になるのよね……ジャケットやライダースの時期が短いのが切ないカンパネルラです。今日の通院はヘヴィーでした。げっそり。ゆっくり本屋巡り出来たのはよかったけれど。とうとう、佐藤究氏の『QJKJQ』を買ってしまいました。うーん……読みやすい。いい意味でね。てか、なんて言うか……読んでて「どっかで見た文体」と感じ。「てか私の文章に似てないか?!」ってなって。笑それでスラスラ読めちゃうという。私がもしああいう猟奇的な話書くとしたらこうなるだ