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野原に咲く小さくて可憐な花は---レンゲソウでしたか。レンゲソウ、昔はよく見かけていたような気がするけど、最近は見かけることが少なくなったような。
第四話春萌え(3)変わらない野原はともかく、牧柵の外は大変だーとげっそりしながら一周して戻ったら。牟田さんが全く同じ姿勢で牧柵に寄りかかっていた。陽花と同じで、目の焦点がどこにも合っていない。おいおい、あんたもかいと思いながら声を掛けた。「牟田さん?」「あ、佐々木さん、すみません。ぼんやりしてて」「何かあったのかい?」「……」一瞬間があって。俺には言いにくかったのか、全く別の質問が返ってきた。「あの、佐々木さん。ここにはよく来られてたんですか?」「よく、というほどではない
第四話春萌え(2)「いやあ、ひっさしぶりだなあ」思わず口走る。子供らがまだ小さい頃は子供を連れて中を歩き回っていたが、それ以降は野原を訪れること自体数えるくらいしかなかったんだ。もちろん、中には足を踏み入れていない。久方ぶりに野原の若草を踏みしめると、ほどよく雨を含んで膨らんだ土の匂いと若草の乳臭さが混じり合い、なんとも気恥ずかしくなる。清々しいのではなく、若々しい気配。そこに、いいかげんくたびれ果てたおっさんが紛れ込んでいるわけだから、どうにも居心地が悪い。それでも、這い上ろうと
第四話春萌え(1)「参ったなあ……」ぽよぽよと春萌えが始まった野原をぼんやり見渡しながら、細い溜息を春風に吹き流している。俺一人のはずの野原に予想外の先客が来ていたからだ。◇◇◇牟田のじいさんに調査を依頼したまではよかったが、そのあと本業が忙しくてしばらく動けなかった。なにせ、親父の死はともかく章子まであの世に行っちまうってのはまるっきり想定外だったんだ。書類関係の手続きだけでも、親父の分と章子の分のダブルは本当にきつかった。俺はもともと不器用でスローモーなんだよ。悲嘆の
あちこちでタンポポが咲いています。黄色い花が沢山咲いているのを見ると、そぞろ嬉しくなります。春から秋までどこかしらで咲いてる気がしますが、今が一番良い時ですね。そして、この花が綿毛に変わる様子はまるで手品のようです。
『お友だちといっしょ』作詞〜三木露風(1889〜1964)お友だちといっしょ学校から帰る歌をそろふてうたって帰ろ青い野原をうたって帰ろ野原の道に春風吹いてすみれの花やたんぽぽ咲いたお友だちといっしょうたって帰ろ◇蝶々蝶々咲いた咲いた🌷むすんでひらいて学校で習ったばかりのあの歌♪この歌♪お友だちといっしょにゲラゲラ笑いながら歌いながら学校から帰った思い出なら私ももちろん習った歌は違いますえーとえーっと
週末の自分時間。🖊前回の続き『お参りと本と野草とわたし。①』♫お参りと本と(野草と)わたし〜。あいするあなたのため〜♫(部屋とYシャツと私)🧱🚪🧱&👔&💁↓⛩️&📕&🌿💁替え歌を字余りで歌いましたWolf🐺ですこん…ameblo.jp今通っている職場はとても自然あふれるところで。毎日昼休みに遊びに草摘みに野っ原へ行ってます。雨の日も風の日も。これは仕事というよりもはや自分が、大地に癒やされに出掛けてるんだな。前回①の記事のときの野原が…⏬②週間たつとほら、こんな
「白詰草ついつい探す四つ葉かな」しろつめ草が一杯の野原でしろつめ草をたっぷり摘んで座り込んで花冠を編んでいたあの頃。四つ葉のクローバーも探して押し葉にしていたなぁ…
緑道脇の茂みにアケビの花。5月頃に咲くイメージでしたが、咲いてるものもあるのですね。アケビが実りますように。小さな巾着が開いて赤紫色の雄しべが見えます。先月卒業式で見た学生さんの袴姿のようで可愛らしいです。
忍野ヶ原の朝景色
つくしんぼpart2。春になると必ず土筆がにょきにょき生える空き地。今年は生えて来ないので薬でも撒いたのかなって心配してたら、単純に遅いだけでした。気がつくと沢山顔を出していました。先日描いたのでもう良いかなって思ったけど、可愛さに負けました。
水鳥の楽園
遊ぶカワラヒワ
今日は雨ですね。先日ホトケノザとナズナが畑を覆うように咲いていました。まだ少し空気に冷たさが残りますが、草花たちが春の陽光をキラキラ反射して爽やかな風景でした。
第三話値踏み(5)予想外の話が飛び出して驚いたものの、それは俺にとって決してネガティブな材料ではない。この野原がどのような特性を持っているかを知るための貴重な情報になるからだ。そして、俺がじいさんに聞きたかったことは野原の第三者評価そのものではない。これまで固定資産税を払ってきているし、相続関係の手続きでも税の計算に必要になるから、野原がどのくらいの資産価値を持つかはおおよそわかっている。さっきじいさんが言った通りで、中間原野と言っても二束三文なんだ。ただ、低い査定には『売れない』と
こんにちは!!いかがお過ごしでしょうか?私ことめむたんのブログに来てくださって、ありがとうございます。最後の一文字まで楽しんでいただけたら幸いです(*^_^*)今回紹介するのは、「くるりんしっぽのラルゴとのはらのしらべ」のむらうこさん作です。くるりんしっぽのラルゴとのはらのしらべ(創作絵本シリーズ)Amazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る${EVENT_
第三話値踏み(1)三月に入ってだいぶ暖かくなってきた。底冷えする間は不機嫌そのものだった軽も、いくらか運動不足による筋肉痛が癒えたのかエンジン音が澄んできたようだ。もっとも、同乗者が一人増えると途端に文句を言うのは変わらないと思うが。車をカーポートから出す前に、一度目を瞑る。「さて、と。どういう値踏みになるか、だな」今日は、あの野原にちょっと違った心構えで出向くことになる。豊島さんには急がなくていいと言ったものの、俺が出来る下調査はしておかないと結局何もかもがずるずる先延ばしに
ぽかぽか陽気。(と言うより、暑い!日だった。)日向では、土筆があちこちからにょきにょき出て来ている。土筆は、不思議な植物だと思う。キノコのように胞子で増え、地下茎は蔦植物的。太古まんま、野原に生えているような。と言う感慨は脇に置いておいて、除草ついでに、何本か採って、夕飯のお菜にすることにした。袴を取って、油いため。味付けはお醤油。ちょびっと芥子をつけても美味しい。天ぷらや、佃煮にしても、案外いける。春の野原の味。
本作は1986年作品、バック・トゥ・ザ・フューチャー(以下BTTF)は1985年作品本作は1960年、BTTFは1955年へとタイムスリップこちらを観たことで逆にBTTFの完成度の高さを再確認意外と楽しめたのはペギー・スーの夫役で当時22歳のニコラス・ケイジジム・キャリーが端役で出ていた事を知らず完全に見落とした
こんにちは❗如何お過ごしでしょうか❓今朝はポカポカ陽気になりました☀野原では可愛い草花が…こちらはノゲシです。タンポポもたくさん咲いていました😊庭のゼラニウムは次々と蕾を見せています。もう20年以上ここに居るだろうこのゼラニウムは、まだまだ元気な様子です。小さかった葉牡丹がこの暖かさで急に花茎を伸ばしました☺もうすぐ咲きそうです✨さくらんぼの暖地桜桃は順調に咲き進みます🌸🍒育て方がそんなに難しくなく、お花も実も楽しめる楽しい植物です。暖かくなったらアブラムシには注意ですが(^_
今年もつくしんぼに会えました。丸い坊主頭がにょきにょき。スケッチしてるとみんなで背比べしてるみたいに見えてきました。みんなすくすく伸びるんだよ♪
野原白滝の動画をアップしました。
野原の春。雑草と呼ぶには申し訳ない、素敵な風景が広がっています。
子どもの頃から大好きな花、オオイヌノフグリ。野原できらきらと青く光ってるみたいです。
春雨にホトケノザが打たれてとても美しかったです。足元を見つけてみると春を感じるようになりました。これから色々な花が咲き、木々が芽吹くのでワクワクドキドキしています♪タイトル「春雨」キヤノンEOSRタムロンSP90mmF/2.8DiMACRO1:1VCUSD(F017)●皆さんへのお知らせ♪自然写真家・石井孝親YouTube始めました!ネイチャー石井の自然写真チャンネル!!https://www.youtube.com/@naturephoto-ishii身
もう少し暖かくなって優しい陽ざしが降り注いだら君と野原でコロンと寝そべって草の匂いを胸いっぱい吸い込んでキスしよう君がくしゃみする前にそして言うよ晴れた日にはまた来ようねって
波を追ふ波いそがしき二月かな久保田万太郎二月は梅が咲き、日の光は心なしか明るくなり、野外に遊びにでれば木の芽が膨らんできているのを見ることができます。野山は花が咲き乱れるまでの準備の期間ですね。海の水は相変わらず冷たく感じますが、日の光は明るさを増してきています。そのうち、「風光る」などと詠みたくなりそうです。波を追ふ波いそがしき二月かな
先月野原で撮ったジョウビタキ近くには人家などもある場所ですよく動きまわっていますお腹の色が鮮やかこちらは別の日の数百m離れた場所です来年も現れてほしいですね
雪の間から顔を覗かせるホトケノザ。不思議なのは何も無い場所より花がある場所の方が雪解けが早く感じます。もしかしたら、発熱するのかなあ???背景の自然環境を生かす為に魚眼を選びました。タイトル「生命力」キヤノンEOSRキヤノンEF8-15mmF4LフィッシュアイUSM
第一話会いに行く(5)振り返った豊島さんが俺の顔を覗き込んだ。「陽ちゃんは元気なのかい」「元気ですよー。今は、俺の孫たちの面倒までちょくちょく引き受けているので、向こうは賑やかです」「で、あんたの家は閑古鳥、か」「……そうですね」「変わっちまうね。変わりたかないけど」「本当に」冬枯れの野原はひっきりなしに寒風に煽られ、枯れ草がきしきしと乾いた音をたてる。親父が野原を見回しながらよく呟いていたことを、なんとはなしに思い返す。ここは変わらないんじゃない。変わりたくないんだ