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床に散乱した陶器の破片は全て古伊万里のものとか。現在では破片でも値段が付くレベル。さらに、これらの陶器が見つかったのがオーストリア・ローズドルフ城で17世紀から20世紀初頭のものとも。時の城主である貴族が買い集めたようですが、17世紀というと、まだ鎖国時代。多くは先の欧州大戦の混乱で壊れてしまいましたが、中には重文級の完全な状態なものもあるとのこと。下の花瓶のような陶器は『古伊万里金襴手』(きんらんで)と呼ばれ所有者はランプ台として使っていたとか。下の陶器は『すかし紋』と
京都・左京区、妙傳寺で『お宝』半跏思惟像が発見されたってニュース。妙傳寺は特別な寺院ではなく地域密着型の普通のお寺さんなのだとか。そのため、ご本尊の半跏思惟像も江戸時代ものと見られていましたというより、特に正確に調査されていなかったよう……そこに、ポータブル型蛍光X線分析器が開発され、大阪大学・藤岡穰教授が検査した所……青銅製の仏像から鉛がほとんど検出されなかったこと判明……こうした『配合』は日本・中国の仏像にはなく、7世紀頃、朝鮮半島で作られた根拠になり、仏教伝来