ブログ記事148件
「きれいなお姉さんは好きですか?」なんていうCMがありましたよね。医師のための総合医療情報サイトm3.comにて、医師の「笑いの効用」に関するの意識調査の記事がありました。その調査結果では、日常診療で笑いやユーモアを「意識している」と答えた割合は60%以上。自由回答には「患者を和ませたり、医療スタッフの緊張を解いたり、雰囲気が良くなる」「「笑い」や「ユーモア」は、communicationの潤滑油です」「職場での人間関係を円滑にする上で、欠かせない要素だと思う」など、笑いの多くの効用を指摘
<あやこまごころ診療所>は本日から勤務が始まりました。9月19日(火)の開業に向け、そしてそれに先だって9月10日(日)の内覧会に向け、ファミリー全員集合しての準備が始まったのです。沢山の業者さんの出入りもあったり、突然ご訪問して下さった方もいらっしゃって・・・それはそれは賑やかで楽しい初日でありました。なかでも驚いたのが、北海道在住のイラストルポレーターのしゃおりちゃんが描いてくだあったイラストルポのパネルが届いた事。ファミリー一同興奮のるつぼ!でした笑。※参考記事「診療所で「虫眼鏡」を用
今、日本では高齢化社会に伴い増え続ける認知症は社会問題となっています。2025年には認知症の患者さんの数は700万人を超えるだろう、と言われています。これは65歳以上の高齢者のうち5人に1人が認知症、という計算になります。他人事では決してありません。三重県志摩市でこんなサービスが始まったそうです。QRコード付きの”あんしんシール”を衣服に貼って、認知症で徘徊(はいかい)した方を早く見つけられるようにするというもの。徘徊している方を発見した人がスマートフォンなどでQRコードを読み取ると、
<あやこまごころ診療所>では9月19日(火)からの開業に向け、準備のラストスパート中です。いらして頂く方が楽しんでいただけるように、幸せな気持ちになって貰えるように・・・と願いを込め、私は緊張と希望に満ち、もくもくと準備をしています。このイラストは、大きなA0サイズ(84.1cmx118.9cm)に引き延ばして、<あやこまごころ診療所>の待合室の壁に貼ります。皆さん、まじまじと実際をご覧ください。穴が空くのでは?と思うほどじとーーーーっとご覧くださいね。そうだ、虫眼鏡も用意しよう!隅々まで見て
<あやこまごころ診療所>はオストメイト対応トイレを設置しております。「だれでもトイレ」内には3つのトイレを設置しました。一つはオストメイト対応トイレ、一つは男性用小便器、一つは車いす対応トイレ。「だれでもトイレ」内の3つのトイレです。※すみません、ちょっと前の工事中の写真です。左から車いす対応トイレ男性用小便器オストメイト対応トイレオストメイトとは、病気や事故などにより消化管や尿管を失ったため、うんちやおしっこの排泄口を人工的に造った方々の事を言います。オストメイトの方々はおしっ
改めてではありますが、私は女医です。女医さんが増えてきているとはいえ、医師の世界ではまだまだ少数派。現在、全医師の2割程度が女医さんです。私の専門である内科系では1割強ってところでしょうか。私が医師になりたての頃は大変な事も多かったです。研修医時代の思い出ですが、緊急手術の手伝いをするときに、女性専用の更衣室が無くて男性医師達と一緒にオペ着に着替えた事もあったっけ。恥ずかしがっている場合では無く男も女も関係ない世界!って感じでした。「今度、女医さんが開業するんだってよ」「女医さん、楽し
それは・・・前立腺がん。その5年生存率(=がんの診断から5年経過して生きている患者さんの比率)は97.7%。ほとんど生きているっている事!8月8日、国立がん研究センターはがん患者さんの5年生存率を発表しました。2008年に「がん」と診断した209施設の約21万件ものデータを解析集計したものだそうです。ものすごい数ですね!全てのがんの平均5年生存率は65.2%だったそうです。全てのがんの平均、というのもかなりざっくりなので、個々の患者さんと単純に比べる事は出来ないと思いますが・・・。大腸
私は、<あやこまごころ診療所>で働いてくださるファミリー達(私は職員の事を”ファミリー”と呼びます、だって家族のように大切な存在だから)には、生き生きと輝いていてほしいんです。楽しい気持ち、幸せな気持ちで働いてほしいと思っています。なぜなら・・・ファミリー達がいつも笑顔で満たされ幸せな気持ちであれば、その笑顔や幸せが来てくださる患者さんや家族に伝わり、広がっていくと信じているからです。不平不満の職場、嫌々する仕事、笑顔のない暗い表情・・・そんな雰囲気では患者さんや家族も気持ちが塞がってし
またまた面白い記事を見つけました(Carenetより)。暑い夏真っ盛りの今日この頃、冷たいアイスクリームやかき氷を急いで食べると「キーーンとする頭痛」がすることありますよね?これ「アイスクリーム頭痛(brainfreeze)」と呼ばれるのだそう、そして医学用語では「翼口蓋神経節神経痛(よくこうがいしんけいせつしんけいつう)」と言うそうです。医学用語があったとは知りませんでした!頭痛専門医であるアメリカテキサスA&M大学のステファニー先生によると、この「アイスクリーム頭痛」を和らげる方法が
認知症介護家族アドバイザーの松元佳子さんの「ハーモニカを聴きたくて」というセルフマガジンが届きました。今、日本では高齢化社会に伴い増え続ける認知症は社会問題となっています。2025年には認知症の患者さんの数は700万人を超えるだろう、と言われています。これは65歳以上の高齢者のうち5人に1人が認知症、という計算になります。他人事では無いのです!認知症のご両親の介護をされたご経験を生かし、現在「認知症介護家族アドバイザー」をしている佳子さん。「ハーモニカを聴きたくて」はその活動内容が書かれ
”おしゃべりだけでもどうぞ””いつでも気軽にお立ち寄りください”って本当なの?って聞かれるんです。本当です!私は大真面目に思っています。本当ですよ!これは<あやこまごころ診療所>の道路側に設置予定の看板なんですけれど、左下に注目してください。おしゃべりだけでもどうぞいつでも気軽にお立ち寄りくださいという言葉を入れたんです!「ふらっと来たよ」「なんか楽しそうだから来ちゃったわ」「お茶を飲めるって聞いたから」<あやこまごころ診療所>に来てくださる理由がそんなのだって、全
糖尿病で通院中の明子さんは毎日定期的に飲んでいる薬があります。ある時、明子さんが困り顔で来られました。「あやこ先生、いつもの薬、無くしてしまったので欲しいんです。」私は、カルテを確認しながら「あらら明子さん、そうなんですね。カルテを見ると・・・・まだ1週間分位は残っておられませんか?」と尋ねる私。「ええ、そうなんですが。実は先日旅行に行った時、薬の入った鞄を無くしてしまって・・・どこで無くしたのかも分かりません。また欲しいんですが。」「分かりました、明子さん。そのような理由なのであ
熱中症予防で1番大切な事、それは涼しい環境に身を置くことです。帝京大学救急医学講座教授の三宅康史先生が、熱中症予防についてとても良い事をおっしゃっていたのでまとめてみます。m3com「安易な熱中症の予防指導に警鐘」より1、熱中症予防で一番大切なことは「涼しい環境」づくり→部屋の温度が28℃を超えればエアコンを効かせてそれ以上は上がらないようにしておきましょう。そうすれば熱中症にはならないし、水や塩分をあれこれ指導してまで摂取させる必要はなくなります。2、なんでもかんでも「水飲
今、「ワクチンは怖くない」を読んでいます。日本の感染症診療の第一人者であり、神戸大学感染症内科教授岩田健太郎先生が書かれた本です。ワクチンについての真実が書かれている内容です、とても公平な立場で。ワクチンのリスクもそして、それを上回る利益についても。この本、ファミリー(職員)達にも勧めてみようと思っています。そして待合室にも置いておこうと思います。小さな子供たちがいるママたちにも読んでもらいたい本です。<あやこまごころ診療所>では、子供の予防接種も、大人の予防接種も行います。8月1
プラセボ(placebo)、プラシーボ、偽薬(ぎやく)、とも言います。プラセボとは砂糖やでんぷんなど、薬としては効き目のある成分が入っていない薬らしきもの。なんとそれを飲むと症状が治まってまるで薬が効いてしまうような不思議な事が起きるんです。それを「プラセボ効果」って言います。え?そんな事ってあるの?と思いますか?あるんです!多いにあるんです!人間の体ってとっても不思議だな、って思います。高齢者施設で暮らしていらっしゃる礼子さん(仮名)はいつも不眠に悩んでいます。私はその施
医学の進歩って本当に素晴らしいです。勢いがすごいです!読売新聞のニュースより血液1滴で13種類のがんの早期発見する新しい検査法を開発し、8月からさらに研究を進めるそうです。早ければ3年以内に日本国内での実際に使えるように申請すると、いうもの。国立がん研究センターからの発表です。すごくないですか?昨日のインフルエンザの薬の話題に継ぎ、医療界が今本当に熱いです!わくわくします。13種類のがんとは・・・胃がん、乳がん、大腸がん、卵巣がん、食道がん、前立腺がん、膵ぞうがん、膀胱がん、肝臓がん、
夏真っ盛りの今日この頃ですが、秋から冬にかけてのインフルエンザについての思いを馳せます。10月くらいからは怒涛のインフルエンザ予防接種シーズンそして年が開けてからは、本格的なインフルエンザシーズンがやってきます!(やってこないといいな、と毎年思っていますが)今日は、インフルエンザの薬で「たった1回飲むだけ」の夢のような薬が早くて今年中に承認申請が出来るかも!という話です。この速報を読んだとき私は「おおーーー!」と心でガッツポーズをしました。インフルエンザの薬といえば…タミフ
それは・・・ママ友がこのブログを読んでくれていることです。私は今まで率先してママ友たちに「ブログ書いてるの、見てね」と言ったことはなかったのですが、たまたま発見→ママ友の間でじわじわ広がっていく!みたいな感じで、このブログを読んでいるママ友が多い事を最近知りました。「あやちゃん、ブログ見てるよ!」なんて言われるのが以前は恥ずかしくて恥ずかしくてたまりませんでした。気まずいというか、ちょっとの怖さもあったりして。でも最近はね、変わりました。もう気恥ずかしさがない!その
香川県の糖尿病実態調査によると…「糖尿病患者さんの17%が治療を中断していたことがあり、そしてそして治療中断をしたことがある方は糖尿病が重症化しやすい!という傾向があった」そうです。特に割合が高かったのは糖尿病による網膜症(目の病気)が中断ありでは13.6%、中断なしは5.1%だったそうです。倍以上違うのか…。朝日新聞デジタルのこちらの記事より治療がおっくうになった!症状がなかった!というのが男女共に上位の理由です。そうですよね…。糖尿病って痛くも痒くもなくて、特
今<あやこまごころ診療所>ホームページを作っていまして。浅見製作所の代表浅見裕さんにお願いしています。体を張って取材後の浅見裕さん、最高面白い方!ホームページの写真選定って楽しい、楽しすぎる!それはなぜかいうと…ファミリーみんなの笑顔が素敵すぎるんですよ!ファミリー紹介用の素敵な笑顔写真を探しているんですが、1枚に絞り切れません。写真を見ながらみんなの笑い声が私の脳内に響き渡って、超絶楽しいです!これ、先日のファミリーミーティングの時の様子の一部です。「患者さん、こうした
なーーんて偉そうな事な題名ですが・・・。例えば、いつも素敵なセーターを着ている女性患者さんには「セーターとっても素敵ですね。それ手作りですか?」なんて話をするんです。すると患者さんはとても喜ばれて「ま、分かります?私、実は手芸の先生なんですよ」なんて話になったり。で、そこからいつも「肩こりがひどくて」の理由が分かったりするのです。また小さな子供の写真をキーホルダーにして鞄につけている糖尿病患者さんには「かわいいですね、お孫さん?」なんて話してみるんです。すると患者さんは、満面の笑
患者さんがなんでも相談出来るどんな些細な事も質問できる私は、診察室ではそんな自然体の雰囲気で作ろう!と努めています。短い時間であったとしても、どんな時でも患者さんと家族の目をしっかり見つめて、問題が少しでも解決出来ますように、笑顔が見れますように、とそんな気持ちで診療しています。先日、診察室でこんな会話がありました。(人物が特定出来ないように設定は若干変えています)70代女性のインスリンを使っている糖尿病患者さんと旦那さんと娘さんの3人で仲良く暮らしている方です。いつも3人で
日経メディカルに興味深いアンケート結果がありました。認知症予防のために取り組んでいることを医師1000人に質問しました。日経メディカルより超高齢化社会を迎えた日本では「2025年には65才の5人に1人が認知症になるだろう」と推計されています。生活習慣病などの予防や対策をすれば認知症を減らせる可能性は高い、という報告も多くされています。関連記事→認知症の予防効果が期待出来る「コグニサイズ」とは?このアンケート結果によると、約6割医師は認知症予防を期待して何らかの取り組みに励んでいる
それは・・・縁があったから。結婚する相手が群馬県安中市に住んでいる人だったから、それだけです!7年前に群馬県安中市に移り住むまで、そこがどんなところなのかさっぱり知りませんでしたし、知り合いも主人以外いませんでした。人口60000人弱の小さな市お隣は長野県の軽井沢!私は、東京都出身で大阪にも長く住んでいました。いわゆる都会っこです。なので私が「結婚して群馬県安中市に引っ越しするよー!」となったときに「え?群馬?そんな田舎に?なぜ?大丈夫なの?」って止める方も多かったです笑私
日野原重明先生は、医学界に多大なる功績をたくさん残されました。「生活習慣病」の名付け親であることもその一つです。「普段の何気ない日々をほんの少し意識することで、生活習慣病を予防することが出来る」とおっしゃい、自らも実践されておられました。腹八分目は医者いらず!30歳の体重と腹囲を保つと良い!と。これは日野原先生のある一日の食事メニューです。粗食です!私も日々の生活にはつけているつもり。患者さんに口酸っぱく指導するよりも、まず自らが実践!と思っています。私も日野原先生のように、
誕生日の朝、日野原重明先生が105歳で旅立ったことを知りました。延命治療を望まず、自宅で家族に見守られながら安らかに眠るような最期だったそうです。日野原先生の仰った言葉で印象的なものがあります。「患者さんと医師が本当のことを言えるような人間関係を作らないといけない。体のことも、心のこともね。」「言葉はね、心電図や聴診器よりも大事なんですよ。」医師は患者さんの薬を処方します。実は、患者さんがその薬を100%飲んでいるとは限らないのです。けれど、”100%薬を飲んでいる”というの
今日は女性起業家メンバーの集いで東京丸の内へ。みんなそれぞれが大活躍中で有名だったりするんですが、まー皆さん超気さくで超自然体!心から好きで楽しいことをしている日々だから、余裕があるんです生き方に。自信があるんです自分に。誰の顔色を伺うこともなければ、気持ちを押さえ込む必要もないんですよね。異業種の集まりだからこそ世界観が広がり刺激になる!本気の意見の交換をすることで、目から鱗が何枚も落ちる!またみんなで集まれる日まで私もここ群馬県安中で楽しく頑張ろう!っと。心底好きな医者としての仕
「コグニサイズ」って聞いたことありますか?ご存じでしょうか?「コグニサイズ」とは、認知を表す「コグニション(cognition)」と、運動を表す「エクササイズ(exercise)」をかけ合わせた造語です。つまり、頭を鍛えながら運動も一緒にしよう!というもの。例えば・・・▶歩きながら引き算足し算をする▶踏み台をしながらしりとりをする▶ステップを踏みながら数字を順番に言い「3」の倍数で手を叩くといった風に認知症予備軍といわれる軽度認知障害、この段階で予防に励めば認知症発症を食い
先ほど6月30日金曜日17時から装着していた、リアルタイム血糖測定器フリースタイル「リブレ」を外しました。この14日間のリブレ生活、違和感なし、肌トラブルなし、お風呂ももちろん入れましたし、寝返りなぞも問題なし。着けていることを忘れてしまうほどのノーストレスでした。それがまず素晴らしいと思いました!リアルタイムで血糖値が分かるってほんと凄い!「低下してますよ!」と血糖値の流れまで教えてくれるんですセンサー脱着直後の肌の様子を載せます。※閲覧注意!↓↓↓肌トラブルほぼなし。う
2度と行きたくない病院、その理由は?1位医師の対応が悪い2位スタッフの対応が悪いm3.comのアンケート結果よりこんな結果を見ると本当に残念に思います。襟元を正さねば…と思うのです。私は患者さん一人一人を愛おしく感じ、出逢いを大切に、そしていつも笑顔で向かい合えたらと思っています。そんな気持ちで診療をしてます。私の診療中は・・・だいたいこんな感じですよ!真剣に患者さんのお話を伺っていますそして、<あやこまごころ診療所>のファミリー達はね、もうとにかく笑顔が