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今回は定例のM先生による勉強会を行いました。最近の税務動向と教本(『最新の判決例から学ぶ役員退職給与の税務完全理解』)についてご解説いただきました。【最近の税務動向】・財産債務調書制度FAQ及び国外財産調書制度FAQの改訂について・外国法人の配当等を隠蔽した事例について~国税当局の未公表調査事例集より~(CRS情報が日本へ提供されないように工作して利益をハンドキャリーで持ち込んだ事例)・綿密な準備調査及び的確な現況調査により不正を把握した事例について~国税当局の未公表調
タンス預金の増加が止まらないようです。第一生命経済研究所によると、2月末時点で43兆円と前年同月比8%増えました。増加額は3兆円で国内総生産(GDP)の0.6%に達します。日本銀行はマイナス金利政策による預金金利の低下が一因と分析していますが、金利はすでにないようなものといえるでしょう。現場を探ると、金利では説明できない問題があるようです。紙幣の発行残高は2月末で4%増の99兆円です。このうち決済などに使われる分を差し引いてタンス預金の残高を試算しています。増加率は
当たり前の事ですが税収不足もあるのでしょう。相続税等の監視包囲網が出来ています。①国外財産調書制度(2014年スタート)5000万を超える国外財産を保有する個人は提出が義務化②超富裕層監視プロジェクト(2015年試験運用スタート)東京・名古屋・大阪国税局富裕層を網羅的に捕捉。さらにA,B,Cの3段階に区分して監視区分の概要A、問題あり。調査着手が必要。B、問題はないが多額の資産移動があり、注視が必要。C、経過観察が必要保有資産総額が多い方や国際的租税回避行為が想定される方
Womanmoneyで記事が掲載されました。今回は“投資を始めたいなら知っとくべき!2016年にスタートする制度2つ”です。まず1つ目は、金融所得課税の一本化です。例えば、公社債等の譲渡損益が2015年末までは原則非課税だったのが、2016年からは20.315%の税率で課税されますよ、ってな内容です。投資などで証券口座を開いておられる方なら、もしかすると証券会社からそのような通知が届いているかもしれませんね。そして2つ目は、財産債務調書制度です。総所得及び山林所得で2,000万円