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今回の3冊です。朝倉かすみ「てらさふ」スーパースターになって2010年代を疾走することを夢想する堂上弥子。母や祖母と同じく耳の中で鳴る音を感じると“どこかに行きたい”という感覚になる鈴木笑顔瑠(ニコ)。ひいおばあちゃんと暮らすことになったニコと弥子は北海道の小さな町で運命的に出会う。高校生になった二人は、一緒に「仕事」で有名になることを決め、文学賞にターゲットを絞る…卵の黄身と白身のように弥子が作戦を練り文章を書き、容姿のいいニコが前面に出る方法で、最初の仕事となる読書感
短編集「孫係」と「あねご」がよかった。頭に入らず、流し読みした話もありました…
GWに読んだ本。くもをさがすAmazon(アマゾン)海外在住時に乳がんがわかって、化学療法を受けて、乳房切除術を受けて、放射線治療を受けて…大変なことなのに淡々と綴られていて悲愴感はない。だから闘病記ではなく、体験談⁉️カナダの医療事情も興味深かった。タイトルの「くも」を雲と思っていたけど、蜘蛛のことと読んでいる途中で気付く…。文頭から蜘蛛が出てきているのに😅
第153回芥川賞今更ながら凄いと思います『火花』又吉直樹/文藝春秋定価:本体1,200円+税発売日:2015年03月11日号外が出たんだね朝日新聞かとって無いからって此の頃又吉さんの事全然知らなかったし🙇さい・筒井康隆、佐藤優、西加奈子、千原ジュニア、中森明夫、糸井重里 純文学デビュー作に寄せられた賞賛の声(2015.03.27)
通訳業務前になると電子書籍を大人買いします。先月の出張期間中に読了した本は12冊でした。気に入った順に番号をつけて、軽く感想を書いてみます①『板上に咲くMUNAKATA:BeyondVanGogh』原田マハ著主人公は実在の人物です。版画家棟方志功、彼の人生を妻の語り口で描いた長編アート小説です。英語でいう“gift”=天性の才能、それを自身の使命として情熱を注ぎ、生を全うする。心に響く生き様と、魂の純度に感銘を受けました。読了後は暇さえあ
随分前に、予約していた本です去年は、本屋さんに行ったら、いつも平積みされていて目立ってました😉西加奈子さんのノンフィクションご自身の、乳がんの闘病記(西さんは、闘病ではない、あくまでも治療です、と書いています)カナダのバンクーバー在住中しかもコロナ下💦簡単に日本に帰国もできないその中で、癌宣告され、日本とは全く違う医療体制😱と言葉の問題もあるし💦読みながら思ったのは、私が癌になったのが、日本の、都会に、住んでいる時で、(外国に住んだことはないけど😛)そして、
今年は本を読む時間が増えたはずが月2冊のペースに留まっていますどうも忙しい時ほど本に逃げて現実逃避するそんな習慣になっている気がしますそんな中での8冊の本の感想を残します今年の1冊目は「かがみの孤城」辻村深月さんの作品少し前に出版され昨年映画化もされた作品人には当たり前と思える日常も自分には心に重くのしかかってくる「闘わなくてもいいんだよ…」状況は違えど同じ孤独感を抱
ご訪問ありがとうございます♩男の子ママになりました、けろです♡✳︎共働きIT系OL→育休+ハンドメイド副業中✳︎2020年結婚✳︎保護ねこちゃん2匹お迎え✳︎3世帯住宅購入✳︎2022年11月帝王切開で出産詳しい自己紹介はこちらでしています♩妊娠中の記録はこちらです今日の記録この間、日曜日に1人時間をもらいカフェで本を読みました📕くもをさがす[西加奈子]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}大好き
西加奈子さんの「i(アイ)」です主人公アイが自分の存在に苦しみながら人との関わりや経験を経て心が開放されていくストーリーですシリアに生まれたアイは幼いころアメリカ人と日本人の夫婦の養子になりますそのルーツの影響か幼いころから自分という存在に悩み続けます自分の意見を言わず悪目立ちせず負の感情を持たず周囲に混ざり込んで生きていくことに安心感を持っていますしかし容姿やルーツのせいでなかなかそうはいかないのでより一層みんなの求める自分を演じたりみんなの安心する返
ひとりの時間は、読書🤗大人になってからは図書館で借りるようにしています。それも「人気順」で選ぶので、予備知識なしで読み始められて、新しい出会いにワクワク!!😆今回はこれ⬇️「くもをさがす」西加奈子タイトルからは空のイメージだったのですが、蜘蛛が出てきて、あれ?その「くも」かぁ。と思ったら、まさかの乳がんのお話でした😆たまたま出会った1冊ですが、私も乳がんサバイバーなので出会うべくして出会ったのでしょうね♥️ゆっくり読み進めたいと思います🤗母の日早割スイーツ
ただいま1歳の男の子の3人家族。子育て初心者、パート主婦のすぴ子です。こちらでは、私の普段の生活をおもしろおかしくありのまま紹介してきたいと思います!(^^)!どうぞよろしくお願いします。【Youtube】すぴ子のすっぴんLIFE男の子ママの3人家族。必死でパート主婦してます。節約生活をいそしみながら小さな幸せ見つけていきたい。アラサーと言っていたがアラフォーになったすぴ子の日常・・ズボラ生活です。(すっぴんのすぴ子で、スピリチュアル要素は0です安心してくださ
久しぶりに本を読みました。くもをさがす西加奈子カナダ在住の作者ご本人がコロナ禍の中、乳がん宣告されてからのお話し。とても読みやすい本でしたが、いつも布団に入ってから読んでたので、寝落ちが多くて時間はかかりました(^^;)癌になって気づくこと、わかること、海外でがん治療をするということ、治療のつらさ、友人や周りの人たちのありがたさ、いろんなことがつまった本。☁☁☁☁☁この本を手にとったとき、「くもをさがす」のくもは雲だと思っていました。でも読み始めるとすぐに雲ではなくて蜘
山崎ナオコーラさんのデビュー20周年記念小説【あきらめる】あきらめる[山崎ナオコーラ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}弱くていい。何者にもならない。頂上を目指すのはーあきらめたっていいんだ先入観の鎖から解き放たれて、自分を明らかにする物語。私の好きな本屋さん🦀【蟹ブックス】で、山崎ナオコーラさん✖️西加奈子さんの対談があったので参加。残念ながら西加奈子さんは、体調不良のため当日キャンセル代打で✖️小林エリカさん✖️店主の花田菜々子さんによる鼎
一番きれいにしたい場所は?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう今日は【清掃デー】だそうです。一番きれいにしたい場所は?トイレはきれいに使いたいし使ってもらいたい場所です。なのでトイレかなー?お仕事お休みでした。本来は出勤日だったのですが急遽上司から勤務変更をお願いされての出勤日→公休日になりました。平日の公休日はほとんど予定がないので「はいなー」と気安く変更依頼を受けます。HDDレコーダーの整理をするぞー!と思っていたのですが睡魔に襲われぐーぐ
ちょっと前に読んだこちら💁♀️『わたしに会いたい』西加奈子わたしに会いたい(集英社文芸単行本)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}西加奈子さんも読みやすくて好きな作家さんです🥰こちらは短編集なので一つずつお話しが違って面白いのですがなかなか衝撃的なお話しの一つが乳癌に罹患したグラビアアイドルが両方の乳房を切除して後に乳房再建できると言われたけど再建はしない。その代わりに切除した乳首だけをアルコール漬けにして持ち帰り、後日乾燥させてピ
昔から、いや、今は昔よりもっと、痛ましい事件などのニュースに目を向けられなくなった。今回の震災も、SNSに流れてくるのが辛く、ワードの制限をして直視しないようにしていた。今行われている戦争も、心がどうしても苦しくなるから、見ないふり聞かないふりをしている。鬱病になってからは、自分自身が避雷針になったように、全ての悲しみを自分が吸収しているような感じがしていた。前回、共感性羞恥についてのブログを書いたが、それらの感情と、悲しみに共鳴してしまう気質は関係があるように思う。私
作家の西加奈子さんが、カナダのバンクーバーで乳がんの手術を受けた闘病記です。題名の「くも」は雲ではなく蜘蛛なんでしょうね。お祖母様が蜘蛛は弘法大師の使いだと信じていたそうです。だからむやみに殺してはいけないといっていたそうです。蜘蛛といえば芥川龍之介を思い出しますが、それ以前にそういう考えがあったんでしょうか。バンクーバーの医療について書いてありますが、やはり外国で病気になると大変なんだなと思いました。普通のお店での対応もお国柄が見えます
こんばんはご訪問いただきありがとうございますコロナ禍のカナダで乳がんになった西加奈子さんのエッセイ「くもをさがす」興味深いのが日本🇯🇵とカナダ🇨🇦の違いですそれは生活習慣や人々の考え方から始まり病院のあり方、制度、そして何より医師の患者への接し方まで西さん本人もおっしゃっているようにどちらが良い、悪いではない日本のいつでも手厚いサポートの下でスムーズに診察を受けられる医療体制は本当にすばらしい言葉が不自由な人にとってはなおさらのことカナダはその「緩さ」からスム
みんなの回答を見る一年前のちょうど今日、書いた記事のよう。まだこの頃は手術もしていないし、検査と待ちの日々で、治療という治療は何も進んでいなかったので「この間に癌が進行していたらどうしよう」不安な気持ちを抱えながら入学間もない娘のフォローに忙しい時期でした。結局、私の癌は非浸潤がんで進行せず(拡大はした様子)今は何事もなく過ごせているので、すぐ忘れそうになるけど、普通に過ごせることに感謝の日々です乳がんと診断されて読んだ2冊の本を紹介します
文庫本ストックがなくなったので新たに本屋さんで購入してきました本はネットで買わない主義紙でしか読まないので文字の大きさや間隔手に持った感じとか重要なのです今あまり体調が良くはないので今回はさらっと読めそうな軽めの小説ばかりにしました西加奈子は毎回買うwいつか制覇したい
図書館にて。サラバ!上(小学館文庫)Amazon(アマゾン)10/10”まるきり知らない世界に、嬉々として飛びこんでゆく朗らかさは、僕にはない。あるのは、まず恐怖だ。その世界に馴染めるのか、生きてゆけるのか。恐怖はしばらく、僕の体を停止させる。そして、その停止をやっと解き、背中を押してくれるのは、諦めである。自分にはこの世界しかない、ここで生きてゆくしかないのだから、という諦念は、生まれ落ちた瞬間の、「もう生まれてしまった」という事実と、緩やかに、でも確実に繋がってい
2022年の本屋大賞ノミネート「夜が明ける」西加奈子子供が生まれる前までは本屋大賞ノミネート本は片っ端から読んでいたのにな(遠い目)西加奈子は「漁港の肉子ちゃん」が強烈に印象に残っていて、人間味ある描写がすごかったまた面白い本なのかと思って読み出したら全く真逆で…夜が明ける[西加奈子]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}後半は切ないし引き込まれるしリアルだし…ストレス社会で我慢して精神病んだり行き場がなくホームレスになったり職を失ったり物事を勝ち負け
西加奈子作。映像化もされてるよう。ツマとムコの夫婦の日常物語。ツマは子供の頃、心臓の病気で入院していたことがあり、入院中にきいろいゾウに出会う。きいろいゾウはツマを世界中の旅に連れて行った。そこからツマは植物や動物、幽霊的なものの声が聞こえるようになる。満月になるとツマは言いたいことがたくさんたくさん溜まって心が風船みたいになって、それを吐き出す術が分からなくなってしまう。ムコさんとの出会いもそんな時。「欠けていってるから、月。大丈夫ですよ。」大丈夫という言葉が私は好きだ。大丈
仕事の打ち合わせで金沢まで行ってきたのでブックオフに寄って本を買ってきた。羽咋市には小さな古本屋がひとつあるだけで本はそんなに多くないからブックオフに行くとテンションが上がる♪買ってきたのは西加奈子の「まく子」、フリーマントルの「流出」、パトリシア・コーンウェルの「傷跡」、海堂尊の「ゲバラ覚醒」、他に森見登美彦を2冊。フリーマントルとパトリシア・コーンウェルは30歳の頃によく読んでたけど読むのはそれ以来かなぁフリーマントルはチャーリーマフィンのシリーズだけど、このシリーズを読んでると主人
西加奈子「地下の鳩」(2011年)という文庫本を読み終えた。西加奈子作品は幾つか読んでいるが、毎回、どうも相性が良くないらしく、すんなり理解が出来ない。別に西加奈子の文章自体に何らかの問題があって、とても難しい、という訳ではない。単純に、文体の問題であろうか。その文体も悪いものという訳ではない。その証拠に世間一般では西加奈子の書く文章は上手いとされ、ビッグな文学賞である直木賞も堂々と過去に受賞しているのである。良い悪いということではない、ただ、文体が私の肌感覚と合わないだけであろう。
荒れたお天気。篭って本を読む。夫は午後から一泊出張へ。岐阜って言ってたかな。出張と会食でしばらくは食事がいらない予定。楽なのだが自分の食べるものがいい加減になりがち。気をつけよう。母方の親族(母の弟の孫、私の従妹の子ども)で中学2年の女の子がいま意識不明の状態で入院していると母から聞く。私が送ったお菓子のお礼に電話をしてきたのだが、そのあとにその話を聞いたのも違和感があった。母は耳がよく聞こえないし聞こえたとしても全部は覚えていられないので、親族から伝えられた内容の中で意識不明以
こんばんは🌙ご訪問ありがとうございます🙇田舎町で母との暮らしを楽しんでいます🏡いいね👍コメント📝フォロー🤝とても嬉しいです✨📩おまかせ広告です📩初めましての方はこちら💁『【2024年版】私の取扱説明書』こんばんは🌙はじめてこのブログを読んでくださった方に自己紹介をさせていただきます💁♀️※名前※洋子※生年月日※1979年11月27日※性別※一応女子※住所※…ameblo.jp前回の記事も沢山の方にご覧いただきました📝ありがとうございます✨『頑固者対決に敗れた娘』
『これ、ギャップ?』西加奈子は私の子どもと同じ世代。江國香織は、一回り以上違います。サクラ、読み終えました。サクラ・・・犬の名前です。5人家族、見事にみんなそれぞれ個性を持っている、当たり前ですが。でも、その個性が無駄な衝突しない、互いに尊重し干渉しない、微妙に引き合って生活しています。江國香織の本は初めて読みます。不思議な感覚を与えられました。自
BY西加奈子せきしろマガジンハウスです。出版社WEBでは、気鋭の作家、西加奈子とせきしろのふたりが、五・七・五・七・七のリズムにのって、常識ハズレの短歌道に挑みます。雑誌「anan」で一年半続いた人気連載『短歌上等!』が待望の書籍化!三十一文字に秘められためくるめく妄想と物語は味わい方も無限大。歌人の穂村弘氏をはじめ、サンボマスター山口隆、ミムラ、山里亮太、ともさかりえ、星野源、光浦靖子、いとうせいこう、山崎ナオコーラほか音楽界、女優界、お笑い界、文学界など各界からの個性豊
3月の読書記録3月はダブルワークを始めた関係で毎日ヘトヘトでしたが、この2冊は一気読みでした❗️それ以外は仕事関係以外全く読む気起こらず。。。な1ヶ月でした。「わたしに会いたい」西加奈子なんだかザラリと目の荒いヤスリで心を撫でられてるような気分になる本でした。西加奈子さんの本、3作品目くらいかな?全部良い気分になる作品ではなかったような気がする。そんな気分になりながらも共感しちゃうんだよね💦そこがね、上手いよねー!日頃口にしないけど、心の中でついてる悪態を曝け出される感じ