ブログ記事1,056件
この本は、夏葉社のつぶやきで知った。「読んでみたいな」と思った。広島の本屋「ウィー東城」を経営している、佐藤友則が著者。夏葉社の島田潤一郎の名前もあるので、共作とも言える。基本は、佐藤がどんな人生を過ごしてきたか。特に、お店とどう向き合い、今に至るか。実直な語りの文章で綴られる。地方の本屋の歴史を知れるし、「東京とは違う感覚だな」と思うこともある。後半、お店で働く人のことが出てくる。そこに共通する、「不登校」という事実。本を扱う仕事だか
本は装丁よりまず中身、外観を云々する余裕などなかった。(中略)それが今の時代では変わった。装丁への関心が高まっている。装丁・造本の美しさに惹かれて本を買う人がふえてきた。本をこしらえる側も、装丁に工夫をこらす。(山田稔「本棚の前で」「海鳴り36」編集工房ノア)
4月29日闘いすんで…〜法要と洒落た図書館〜生家のあった町には墓と寺がある本日は法要につきその町に出掛けた時間があったので10年程前にできた図書館にぶらりと寄ってみたなかなか立派な建物である建物の外にあるタマネギのようなものはスターバックスだ内装もフロア案内も洒落たもんだ一般書の単行本もかなりおいてあり自分が文庫で購入したものが単行本でどんな装丁だったのかと何気なく思い、何冊か見たがいや、これが意外に楽しい今の図書館は本を読むだけではない楽しさがあるこれも隣町にでき
📕わくわく図書空間2現代版しか見たことがなかった、有名な文豪たちの本(初版本?復刻版?)が、普通にそこに並んでいて、普通に閲覧できる、すごい‼️👏函入り、布張り、装丁が、美しい。かつて、本は、貴重品で、愛されていたことが、伝わります。谷崎潤一郎『刺青(しせい)』石川啄木『一握の砂』泉鏡花『高野聖』森林太郎『雁』宮沢賢治『注文の多い料理店』有島武郎『生れ出る悩み』島崎藤村『破壊』田山花袋『田舎教師』室生犀星『抒情小曲集』ほか。テンションあがりました。
下村敦史さんの『そして誰かがいなくなる』読了いたしました。今、一緒に読んでくださっているたごさくさんのお話ではAmazonでの評価はあまり高くないとのことですが私は、面白かったです将来、再読もしそうですものアガサ•クリスティーの『そして誰もいなくなった』のオマージュ作品であるのはもちろんですがエラリー•クイーンへのリスペクトも私は感じました何重にも仕掛けられていて、さらにラストでは大きな驚きが待ってました下村敦史さん、凄いです下村敦史さん作品は、これまでにグレーな結末
同時期に借りてた本なんか既視感ある?と思ってたら同じイラストレーターの金子幸代さんの作品でした装丁大事本選ぶとき題名と同じくらい目安にしてる
散歩の時間2年前の記事です。再掲します。韻文を統合した散文、小説を書こうとしていることがわかります。創作の方針は明確です。魂に迫るような、ジャンルで世界を分け隔てることのないような、そんな新しい小説を書こうとしているのです。そしてこの2年の間に、それは実行にうつされ、ヒオキワールドという城が出来上がりつつあります。現在も城の建築は進行中です。散歩の時間ルメと散歩するとき、さまざまな歌が湧き上がってくるので、それをメモします。短歌のほかに、小
パステルアートで心を彩る、遠く台湾から届いた温かな報告先日、台湾の方からとても嬉しいお知らせが届きました。「お花を届けにきました」という私のテキスト講座を受けた方が、完成した作品の画像を送ってくださいました。繊細なタッチで描かれ、見る人の心を動かす素晴らしさです。この投稿をInstagramで見るゆうこ🕊なないろパステル(@nanairopastel)がシェアした投稿@yachi.pastel様很喜歡這幅畫的設計,
『ハンチバック』という本たまには、ちゃんと本を読んだ方がいいかと思い3か月前に買っていた本。そもそも文章を「読む」という力が衰えないようにと、(リハビリとして読んでいます…)(言葉を失う恐怖心も少しあり、本を読みます…)リハビリなのであえて声を出して読むこともあります(ただ、残念ながら数時間しか読めない…この話は後日)※芥川賞作家市川沙央さんの『ハンチバック』もちろん障害者自身が書いた本であるが、この本を買った理由はジャケ買
意識するのは2つだけ‼プロっぽい表紙のコツ時代劇小説をテーマに、オリジナルイラストで表紙デザイン。(イラストは1月に描いたのを使用。Before・After)そのとき意識したのはこの2つ‼・配色・文字(フォント)・配色ターゲット・テーマを考えながら(本の内容、本を手に取ってほしい年齢・性別など)・文字イラストの雰囲気にあわせて(書体、大きさなど)今回は時代劇小説のイメージで3パターンつくりました。#il
気温は低めでしたが、、風がなかったので少し足を伸ばして神田川の桜の様子を見に行ってきました。神田川沿い小滝橋辺りの桜は毎年見事なのですよ🌸さすがにまだまだ硬い蕾でした。あと1週間もすれば桜の花に彩られた薄いピンク色の景色が見られるのかな。待ち遠しいです♡さて次に読む本が届きました!いしいしんじさんの『ブランコ乗り』と山本文緒さんの『アカペラ』841さんのお薦めです。こちらは私が気になっていた本
「コボちゃん」(植田まさし著/芳文社刊)が大好きなんだけど、ここ最近の装丁は、河野(こうの)さん。河野直子さんが担当しておられるのね。本の表紙をぺらっとめくると、いつも「装丁河野直子」って記されている。何人もの担当者名がずっと出ているけど、今やご指名。著者直々・植田さんからのご指名あり(?)。それだけ信頼されているのね。後でホームページを拝見するわ。
こんばんはただいま(SNS回避中)絶賛読書中でございます📖ただ、自分で本を選ぶと、似たり寄ったりの本選びになりがちなので、加藤くんのオススメとか、文学賞の候補や受賞した本など、自分の力では出逢えなかった作品で、琴線に触れさせてもらえると、とても有難い気持ちになります先日も「紀伊国屋書店」へ、仕事の前にお願いした本を取りに行って来ました読了した「大どんでん返し」で、加藤くんの書いた短編が「変身」をインスパイア?した様な作品で、学生時代に読んだっきり←(薄かったから…夏休みの感
こんにちは😊ガス会社から「検針票をペーパーレス化します」というお知らせが入っていました。ガス会社に限らず、銀行なども紙の通帳をやめていく方向。スマホの扱いに難儀する昭和生まれには、なんとも生きにくい時代になってきたものです。本も、どんどん電子書籍になっていくのでしょうか??街の本屋さんが減っていくとしたら、とても寂しいです。街の個性的で魅力的な本屋さん。温かくなったら是非いくつか足を運んでみたいです!!本は、紙がいいなあと
カーテンの中にいるだけで隠れた🥷つもりの猫🐈⬛カーテンの中からチョイチョイと手を出してくる自分ではどうしようもないことにワサワサする。どうすることもできないんだから仕方ないのにね。文庫本もイイけどハードカバーの装丁が好き。熊本がますます好きになる本見つけた
自分攻略鑑定師たけうちともみです。◇プロフィールはこちら◇自分の攻略情報が知りたい方は→自分攻略数秘/→四柱推命鑑定◇本質数字解説プレゼント中→LINE公式アカウントネットとかでふと誰かが紹介していた本があって自分も興味を惹かれたときに本屋さんとかで探すんですけどね。これ店名を覚えないことにも通じるなあと思うんですがタイトルとか著者名とかはっきり覚えてないんですよね。今って誰かに紹介したいときにアフィリエイトでもそうでなくてもリンクを繋げてくれたりしてて表
雑誌の書籍紹介のページが好きです。チェックして、興味がある本は図書館で予約しています。もちろんすぐ読みたい本があれば購入します先日、ある雑誌のページを開いたとたん、鮮やかな赤が目に飛び込んできて思わず魅入ってしまいましたあらすじ紹介も読みましたがふむふむ、なかなか面白そう…知らない作者の本でしたがどうしても欲しくなり早速本屋さんへ買いに寄りました。新刊のコーナーですぐに見つかりました!😆平置きしてありましたがめちゃくちゃ目立ってました✨✨✨ツミデミック一
おはようございます。今日は気温も上がらず1日寒いですね🥶寒波の影響なんでしょうね。さて購入本シリーズ今日はこちら『鏡の国/岡崎琢磨』去年の秋くらいに発売されて本屋さんに行くと見た目から結構目立ってて買ってくれといわんばかりの存在感があって、幾度となく手には取ってを繰り返し結局は買わないを繰り返していたけど、遂に買ってしまったというね。そんな本です。いま、現在読んでますけどなかなか面白いかな。まだまだ佳境には入ってない感じだけど引き込まれてはいますね。先
先日、久々に漱石山房(東京・新宿区)を訪れたところ、漱石の書斎再現コーナー(唯一写真撮影OK)に珍しくスタッフの方がいらっしゃいました。書斎再現の苦労談などを教えて頂き、いつもは、ふわっと見ておしまいにしているこの場所を改めてじっくり観察してみました。まず、漱石の旧居・漱石山房のおさらい:・1945年の山の手大空襲で焼失。・ただ、遺品は現在の大田区・池上に疎開済みだった。・おかげで焼失を免れ、それらは神奈川近代文学館に寄贈。その後、漱石山房という名の博物館建設話が持ち上が
編集長の富田志乃です。原稿も完成まじか。いよいよクライマックス装丁、表紙の制作に入ります。いろいろやり方はあるとは思いますが、スタンダードな方法は、デザイナーさんに、本文の概要、タイトルやその他、キャッチコピーなどを予めお伝えし、著者の要望もあれば、それも伝えた上で、どんな方向性で進めるのは打ち合わせをします。]出版社によっては、社内にデザイナーを抱えているところもありますし、完全外注という出版社もあります。なお、売れた本の
さよさよ日記が本になりました!と言っても、アメブロのさよさよ日記を本にしたのではなくて、蕎麦の業界紙に寄稿していた物を、まとめた本だそうです。本名はたけのこの里で隠します中々な装丁renomaのポケットタオルも、一緒に頂いた
少し前にブロ友さんたちの間で話題になっていた作品です。ミステリではなかったので、特に探すこともしなかったのですが・・・先日、図書館の棚で偶然見つけました。「ミュゲ書房」というタイトルがあまりに印象的だったので記憶に残っていたのでしょう。若手編集者の宮本章は、新人作家・広川蒼汰の作品を書籍化できず、責任を感じ退職する。ちょうどその頃、北海道で書店を経営していた祖父が亡くなり、章はその書店・ミュゲ書房をなりゆきで継ぐことに……。失意の章は、本に関する膨大な知識を持つ高校生・永瀬桃
先日、トッパンホールでランチタイムコンサートを聴いた折、例によって立ち寄ったのがホールと同じ建物内にある印刷博物館のP&Pギャラリーでして。入場無料の展示施設とあって度々立ち寄っておるわけですが、開催中であったのは昨年同様ながらまた一年経ったのか…と感慨深くもなる「世界のブックデザイン」展。これの2022-23を覗いてきたような次第です。今回も世界各地で開催された「美しい本」を競うコンペティションで入賞した作品(要するに「本」)がたくさん展示されて、実は思うところは昨年とまったく同様に
編集長の富田志乃です。よし、このタイトル、決まった!とウキウキして表紙をつくって、もう少しで入稿だーのタイミングで、書店さんから「ところで売り場はどこがよいのですか?」「どの、ジャンルで扱いましょうか?」という問い合わせがありましたよと聞かされたときの、冷や汗ときたら・・・ジーザズ神よ、私を救いたまえ~な気持ちになります。いまさら変更はできない。『どうする?富田』結局、本は、「見た目が9割」なのです。ジャンルのコー
昨日、ふらりと入ったお店で目に着いた📕「チヨツちゃんは、もうじき100歳」チヨツちゃんは、黒柳徹子さんのお母様黒柳朝さん96歳当時、徹子さんが、インタビューする形式で展開する。朝さんは、この本が完成したものの出版前に旅立たれたそうである。早速、朝の家事を半分済ませて晴れなので、洗濯🌀👕読み始めた。面白くて止まらないが、小休止掃除を済ませて🧹再開する予定多分、今日中に読了📖見てすぐわかりますが、カバー装画は、五味太郎さん素敵なデザインですね。昨日、テレ
こんばんは、金本智恵です。今日はまた暖かい1日でしたね〜!明日は寒い1日になるとのこと、気温差による不調が起こる方も多いかもしれませんね。お互い気をつけましょう☘️さて、今日は装丁デザインについて書いてみようと思います。まず、装丁デザインは社内(デザイン専門の部署がある)か、外注か、2つのパターンがあります。社内でやる場合も外注の場合もプロセスは同じです。装丁は内容を一番よく知っている編集者がイメージし、それをデザイナーに伝えます。その際、以下の2つで考えます。✴︎
模様替え熱から続いていた物欲が去って少し落ち着いた。そうすると次に来るのが創作欲。なんでか一度に一つのことしか集中できないのは細胞が足りないのかな。体調もダンゴムシ並みの速度で回復には向かってるので、ものすごく久しぶりに机に向かった。描こうと思っていたものがいくつかあったけど、とりあえず季節感のあるものを優先で。「言の葉」去年考えていて時期を逃した。今年はギリギリ間に合ってよかった。なんとなく遊びたくなり勝手に装丁を考えた。タイトルも作者も適当。68歳、売れない作家として生き
秋の選書で購入した本たちが入荷新しい本を手にしたときはほんとうにワクワク嬉しい気持ちでいっぱいになる検品して入庫処理書誌データをダウンロードしてパソコンへ登録後貸出が可能になるさてどこに置こうか?しばらくは新しい本のコーナーに置いたり学年に貸し出したり次に購入した本が届くと書架へおさめることになるが昨今の個性的な本たちが自由すぎるのか古い図書館の設備のせいか置きたい棚に入らないことが多々あるほんの
こんにちは、文筆家、エッセイスト、絵本原作者の木谷美咲です。当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。くわしい活動は→プロフィールをご覧ください。著書『官能植物』の装丁を手掛けてくださった岡本洋平(岡本デザイン室)さんが、新たな本を装丁されたとのことで、SNSで発信されていたので、何気なく見ていたところ、あまりの美しさに一目惚れしました。その本は、『幽霊綺譚ドイツ・ロマン派幻想短篇集』(識名章喜訳/国書刊行会)美しい青い色。函入りの上製本です。