ブログ記事5件
「誕生日、おめでとう。今日からタメだな、」そう翔ちゃんが僕に言ってくれてから1カ月毎年の同い年期間がもうすぐ終わっちゃう実質、何が変わるって訳じゃないけどさなんていうか『同じ歳』ってさそれだけでちょっと距離が近い気がするんだよね目の前の愛おしい横顔にそっと近付いてちゅ・・・っ、ゆっくりと唇で触れてまた見つめるあぁ、やっぱり好きだな、って思って胸がキュってしてもう一度触れたくなってちゅ・・・今度は少し長めに触れたポン、って後頭部に重みがかかって顔を上げると優し
今年もこの季節がやってきた大好きな人を想わせる儚くて妖艶な花が咲き乱れるこの季節が。携帯のニュースで知った都内の満開情報「はぁ・・・そんな時期(きせつ)か・・・」深夜、帰りの車の中携帯から視線をあげて運転席に声をかける「ねぇ、ごめんね、ちょっとだけ遠回りして帰らない?」もう何年もずっと僕のマネージメントをしてくれてる彼は『そんな気がしてました』って笑うと、マンションとは反対方向のウインカーを出して右折した。「わぁ、今年もキレイだね、満開だね!」窓の外にライトアップさ
見上げた夜空が曇っていても瞳(め)を閉じれば瞼に浮かぶいつか翔ちゃんが送ってくれた雲の上の月翔ちゃん今夜はスーパームーンなんだってね今夜のZEROでもやるって、番組表に書いてあったけど。窓の外の曇り空を見やって『翔ちゃんそろそろ本番頑張って!』って、心の中でエールを送る。僕は、お先に一杯飲ませてもらうね。くふふって小さく笑ってプルタブを引く。今夜お月さまは見えないけれど。画面に映った、真面目な顔したオンモードの翔ちゃんにそっとつぶやく。「お疲れさま。早く帰っ
ニノいつもボクを支えてくれてありがと楽しい時もツライ時もずっとニノがそばにいてくれたずっと一緒だったから今までやってこれたんだいつも頼ってばっかでゴメンニノが大変な時はボクが支えるからさ憎まれ口叩きながらでもいいからたまには頼ってよね大好きだよおーちゃんいつもボクを見守ってくれてありがと落ち込んだ時一番に気付いてくれるのはいつだっておーちゃんで何も言わなくても気を張らなくていいんだって包み込んでくれるからボクはおーちゃんといるとスゴく安心できるんだお
「はぁ~、終わったねぇ、今年も!」夢のような空間からプライベートに戻った夜テラスに出て空を見上げた。僕のあとにシャワーから出た翔ちゃんがビールを持ってきてくれて「終わったな、オツカレ、雅紀。」片手で首にかけたタオルで髪を拭きながらイケメンな顔をしてそう言った。「お疲れさま、しょぉちゃん。かんぱ~い、」さっきまであんな大人数から黄色い声援を受けていた翔ちゃんが今は僕と二人きり、この狭い空間で一緒にビールを飲んでるなんて。なんだか幸せな、誇らしい気持ちで缶の中身を流し込んだ。同