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東京美学倶楽部祐音文学会主宰西尾祐里です。YouTube東京美学ちゃんねる@オトナの超高抽象BAR「詩禅美」第8回動画がアップされました!今回ご紹介するのは、自由律俳句の達人、種田山頭火の俳句です。通常の俳句よりも短い15音・16文字の言葉の中から、真の美を探究している感想会。ぜひ、ご覧いただければ幸いです^^▼第8回動画はこちらhttps://youtu.be/ttIhaTeKodkちなみに、今回のAfterトークでは、リス
こんにちは、読書好きウーマンSenkaですお立ちよりいただきありがとうございます。やっとお洗濯日和になりましたダイソーさんでキッチン周りのグッズをウロチョロキョロキョロ。蛇口のところが気になっていたので即買いです。さて、せきしろさん×又吉直樹さんコンビの著書「蕎麦湯が来ない」を読み終えましたいつか読んでみたいと思っていて図書館で俳句の本のところを眺めていたらあった~。早速借りてき
知らぬ間に仏の御姿紫蘭咲く紫蘭空き地の花星屑となり天に舞え畑韮(はたけにら)門口でいらっしゃいませ蔓の花蔓花茄子(つるはななす)ぽこぽこと鞠があふれてたまげるや小手毬(こでまり)トリ飾る女王君臨春の薔薇薔薇聞こえそうシャリンシャリンと花の鐘イングリッシュ・ブルーベル釣鐘水仙とも青紫が名前にしっくりきます忘れない忘れるわけない勿忘草勿忘草(わすれなぐさ)紫の光輪あざやか苧環(おだまき)は苧環メルヘンに夢の七
【又吉直樹】⑥🖋第106回🖋4/10(水)よる7時〜BSよしもと「又吉・せきしろのなにもしない散歩」は宮城県仙台市をぶらり🐾知る人ぞ知る老舗酒場'源氏'で一杯🍶仙台中敷きセンターを訪ねました🚀👽二人の自由律俳句もどうぞお楽しみに!pic.twitter.com/lJ99wqBoTm—又吉・せきしろのなにもしない散歩(@matasekisanpo)April3,2024🖋第107回🖋4/17(水)よる7時〜BSよしもと「又吉・せきしろのなにもしない散歩」は宮城県仙
藤の花開く前も麗しく瞳を閉じた寝姿見るよう藤ねぇねぇねぇ!好奇心の子らあふれだす西洋躑躅かわいらし小さな火花きらめかせ紫の花束の線香花火大蔓穂(おおつるぼ)さつまいも色の片喰鮮やかに芋片喰(いもかたばみ)花じゃないフェイクの花弁は葉っぱなの花水木黄色が花ですw一面にひろげやすらぐシバザクラ芝桜モミジから飛ぶ準備のタケコプター細葉紅葉花は終わり種が付きました✨芳醇な熟しバナナが咲いている唐種招霊(からたねおがたま)
今日は前回のつづき言葉(意味)の世界を自分で捉え直す「リハビリ作句」について。自由律俳句を作る中で美しいと言われている言葉(意味)その扱いは難しいんです「桜」「華」「雪」など日本人なら誰もが美しいと理解できる言葉って世界観が安易に想像できる分思考停止、感覚停止にもなりやすくそれ以上の世界にしにくいコード化された美(言葉)というのは美的距離(あこがれ)が近すぎる分その言葉から別のイメージにするとか新しいイメージを見つけるとかしにくくしている固定され
おはようございます。今日は最近の私がどんなことをしているのかをちらっと紹介。自然の名詞をメインにした自由律俳句(15文字以内)を作句してます。景色を言葉で遊びその気持ちよさと言葉の組み合わせにより現状の捉え方を崩して新現実に没頭する日本語の自然名詞その1語の中にある景色意味ではないところで感じとれるような自然景色イメージことばその言葉の組み合わせにより今までの現実の捉え方にはない新しい解釈の景色にする新しい自然の臨場感をつくるそれがひいてはその自
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句荻原井泉水OgiwaraSeisensui露けさ山の湯はわかすものという、けむり昭和12年9月の作品。作者の忘備録には、「南信に旅、蓼科小斎温泉滞在」とある。9月、長野県蓼品温泉にて宿泊する。ここは、露に濡れ、白い湯煙の立つ景色だ。聞くところによれば、この温泉は沸かしているものという。AworkfromSeptember1930.Theauthor'smemorandumsays,"Travele
冷房の効いた電車に乗る四月
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句荻原井泉水OgiwaraSeisensui前書き新和歌浦春はあけぼの潮(しお)は巌(いわお)にたわむれ昭和15年3月の作品。解説によれば、作者の備忘録に「和歌山へ、あしべや滞在」とある。春、日の出直前の和歌山県新和歌浦の海の景色を見る。波が岩に戯れるかのようにぶつかっています。AworkfromMarch1940.Accordingtothecommentary,theauthor'sme
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句荻原井泉水OgiwaraSeisensuiこよい月まるくなって山の中の山から出る昭和17年7月の作品。作者は、息子と長野県北アルプス燕岳を登山する。月の景色は、登山準備をする温泉宿からみえたか。AworkfromJuly1942.TheauthorclimbsMt.TsubakuintheNorthernAlpsofNaganoPrefecturewithhisson.Did
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句荻原井泉水OgiwaraSeisensui備忘録十月信州出小路新宮備林で天心の月一つ。月を天心にしてひとり横になる昭和18年10月の作品。岐阜県付知町の皇室所有の神社林の中で、作者は横になり、天の中央にある月を眺める。AworkfromOctober1943.IntheforestofashrineownedbytheimperialfamilyinTsukechiTown,
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句荻原井泉水OgiwaraSeisensui夕雲のきれいな林間学園日がくれると灯がともる昭和17年7月の作品。夕雲の景色がきれいな夕暮れになると、林間学園に灯がともります。AworkfromJuly1945.Atdusk,whentheeveningcloudsarebeautiful,thelightsarelitatRinkanGakuen.
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句荻原井泉水OgiwaraSeisensuiかごからほたる一つ一つを星にする昭和31年6月の作品。籠の中の蛍は、暗闇の中で一つ一つが星のように瞬いている。AworkfromJune1955.Eachfireflyinthecagetwinkleslikeastarinthedarkness.
話したいワクワク走るあの人へ芝生たくさんの人がお花見してました🌸心臓が飛び抜けるほど心躍るミライを目の前にしたら走るしかない体中の血液がたぎりまわり居ても立っても居られない言葉を届けたいこの喜びを共有できるあの人へシャクナゲそしてできるならばワクワクし合いたいすべてがすべて共有できなくても
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句荻原井泉水OgiwaraSeisensui遠く確かに台風のきている竹藪の竹の葉昭和31年8月の作品。まだ遠いが、台風が次第に近づきつつあり、竹藪の竹の葉が、風の強さでざわつき始めた。AworkfromAugust1955.Althoughitwasstillfaraway,thetyphoonwasgraduallyapproaching,andthebambooleavesi
なんかさ、今日ってずっと曇っててムシムシしてて、暑かったり寒かったり、変な悪夢見たり、こんなんじゃさBADBADBADじゃんね。それにね、自分の事もちゃんと守れなかった。それとね、人様に迷惑ばかりでね、さっさと去って死んじゃえばいいのに、大人になったら簡単に死ねなくなった。顔が、肉が、臓物が、全て気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い。天気のせいでいいよね?こんなんなったって誰のせいとかじゃなくて自分が悪くても自分のせいじゃないもんね。エゴのせいだって言い聞かせるの。よく分からない。ストレ
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句荻原井泉水OgiwaraSeisensuiわらやふるゆきつもる大正15年1月の作品。解説によれば、この頃、作者は京都東山に住む。藁屋に降る雪が積もる。AworkfromJanuary2015.Accordingtothecommentary,aroundthistimetheauthorlivedinHigashiyama,Kyoto.Snowfallsandpilesup
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句荻原井泉水OgiwaraSeisensui咲きいずるや桜さくらと咲きつらなりThecherryblossomsarestartingtobloom.Cherryblossomsarebloomingoverthere,andcherryblossomsarebloominghereaswell.昭和2年4月の作品。解説によれば、作者は、関東大震災を被災後、幼子、妻、母親と相次い
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句荻原井泉水OgiwaraSeisensui前書き大宰府楠木の大樹の老いらくの若葉せるなり昭和3年5月の作品。解説によれば、この頃、作者は、九州大宰府、唐津、長崎、雲仙、島原、桜島、霧島などを旅行している。作者は、年老いた楠の大木が、若葉を繁らす様を、素直に感動する。AworkfromMay1920.Accordingtothecommentary,aroundthistimetheaut
ばいばい❔バイビー❔嗚呼僕の幸せだったあの瞬間よ終わり…𝗍𝗁𝖾𝖾𝗇𝖽震えたあの時のばいばいが本当にバイビーだったね。Theend君は僕の翼の傷を癒してくれた。白くケロイドに晴れるまで。。絶対に君の回顧録に残ってやんよ。君の脳内再生僕で繰り返すんだきっとね。ごめんね沢山酷な事言って。だってさぁ、君の記憶に刻みたかったんだ。僕は震えながら居たよ。君待ってた。君の事。だけど来なかった。雨が降り始めたからって理由で。君待ってた、あの最寄り駅で。だけど来なかった。泣いてい
このうさちゃんのお洋服。君の好みのお洋服だった。この服装で君から、「もう好きと感じなくなった」と言われた。とびきりの君の好きな服でお別れをしたんだ。悔いは無かった。けど、帰りの道で涙が止まらなくて過呼吸気味にどうしてどうしてと叫んでいた。婚約をしていた。この人ときっと人生歩んでいくんだと、きっと運命の人だと。想っていただけだったのね。なん年も積み上げてきた思い出。無駄だと思いたくない自分が居る。けど、君に出会えて私は良くも悪くも変われた気がするよ。君は浮気性だっ
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句荻原井泉水OgiwaraSeisensui冬木の浮雲かな大正15年の作品。解説によれば、短律について、作者は、「単に字数の問題でなく、観照の心に於いて単純を窮めている。」と説明。Aworkfrom1920.Accordingtothecommentary,theauthorexplainsthattheshorttemperamentisnotsimplyamatteroft
いつもマメにしていることは?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしようご訪問ありがとうございます🤗今日は、インゲン豆を中国から伝えてくださった隠元禅師のご命日なのですね。🌱仕事場で、Tさんが買ってこられた伊藤園のお茶から、俳句の話になりました。🍵🧑「むうさん、俳句は詠まれます?」🐨「いえ、俳句は敷居が高すぎて・・・ただ、自由律俳句は詠みませんが、好きです」🧑「尾崎放哉の〈墓のうらに廻る〉わかります?」🐨「句は知っていますが、ごめ
手のひらに残したものは花弁と第二ボタンと卒業証書きみの手を離したとして、君はいつまで隣に居るのぬいぐるみ抱えてみても寂しさは消えないままで結局ひとりだ
春、春がきた、来たのかな。心地のいい風。部屋でカーテンを開けて気持ちい風が入り込んできた。カーテンがふわふわって風が強くなるとふわふわが強くなる。洗濯物もふわふわってなびいてる、なんだか私もふわふわする。このまま部屋から飛び立ちたい、ふわふわぷかぷかって空に浮かび上がれるかな。羽。羽なんてないけど。私の好きなあの子。天使になっちゃったな。春。、春って手に入れた何かを手放さなくちゃイケナイよね。無意識に首を絞めることが辞められなくて。君にさよならって言えなくて、会えなくて。ずっと心が
【又吉直樹】⑤🖋第92回🖋今年最後の放送です12/27(水)よる7時〜BSよしもと「又吉・せきしろのなにもしない散歩」は青森県新郷村をぶらり🐾訳あってせきしろさんが1人でキリストの墓とキリストラーメンを食べています。又吉さんは一体どこ⁉️💦二人の自由律俳句もどうぞお楽しみに!pic.twitter.com/Zzp9SPOXRL—又吉・せきしろのなにもしない散歩(@matasekisanpo)2023年12月20日今年も当番組を視聴くださり誠にありがとうございました
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句荻原井泉水OgiwaraSeisensui月が明るくて帰る昭和3年12月の作品。解説によれば、作者は、月を季語としては使用していないとの由。AworkfromDecember1920.Accordingtotheexplanation,theauthordoesnotusethemoonasaseasonalword.月のある句松尾芭蕉名月や池をめぐりて夜もすがら与謝
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句荻原井泉水OgiwaraSeisensui南無観世音、木の間より散るは桜よ昭和5年4月の作品。尾崎放哉の5周忌が鎌倉杉本寺で行われた。作者は、故人を、「南無観世音」と追悼する。風で空に舞った桜の花びらが、木の間から落ちてくる。AworkfromApril1930.The5thanniversaryofHouyaOzaki'sdeathwasheldatSugimotojiTemple
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句荻原井泉水OgiwaraSeisensui前書き海わたしのひざに降る雪を見るのが我が子昭和8年1月の作品。前妻と死別した作者はしばらく放浪生活を続けたが。再婚を機に、鎌倉に居を定める。そして作者は、、長男、長女と二人の子どもに恵まれた。この時、長男・海(かい)は満2歳。幼子が、父である私の膝に降る雪を見つめる。AworkfromJanuary1930.Theauthor,wholosthise