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夕べの夜勤はとことん疲れた。認知症が進みすぎて訳わかんなくなってる爺様に、一晩中つきあわされてほぼ一睡も仮眠取れず。この人の場合認知症って言葉より、昔使ってた『痴呆症』の方がしっくりくるくらい。なんせ見当識皆無で、居室を一歩出るとありとあらゆる部屋に入り込もうとする。おまけに液体とみれば何でも飲もうとするんで危なくて仕方がない。なので入ってほしくない部屋にはすべて施錠。が、ほかの利用者の居室に鍵かけるわけにいかないんでずっと見張ってなくちゃいけないわけ。なんでもちぎる癖のある人