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クラクフの宿を朝6時過ぎに出てルブリンに向かう。ルブリンのマイダネク絶滅収容所を知ったきっかけは今回の旅程を練っている時にクラクフからワルシャワへの交通を調べているうちに降って湧いてきた情報でこのマイダネクを知った瞬間に絶対に訪れたいと強く思い、今回のスケジュールにうまく組み込めました。クラクフからルブリンまではワルシャワと少し道は東にそれますが、ワルシャワに行く途中に寄れるように計画しました。↑ジェシュフという町で1時間ほど待ってから乗り換え。雨が降っており少し寒かったですが屋内の待
ヒトラーと戦った22日間2018年9月8日(土)公開アウシュヴィッツと並ぶ絶滅収容所ソビボルで実際に起きた脱出劇を映画化。1943年10月14日。死の運命にあった数百人という収容者たちが、ソ連の軍人アレクサンドル・ペチェルスキーのもと、収容所を脱出。これまで歴史に隠されてきたその反乱の顛末を映し出す。あらすじ第二次世界大戦下。アウシュヴィッツと並ぶ絶滅収容所ソビボルでは、多くのユダヤ人が国籍や貧富の差関係なく列車で送り込まれ、ガス室で大量殺戮されていた。残った者には虐待と屈辱の日々が続く
芝健介(東京女子大学文理学部史学科教授)/ホロコースト「HeinrichHimmler(44)、ReinhardHeydrich、AdolfEichmann(56)、OdiloGlobocnik(d)、AdolfHitler」(8刷・2018/8/30)(中公新書1943)929円-中央公論新社294p2008/4/25深谷/()
2021(97)/2021/8/27観:WOWOW放送『Aurevoirlesenfants─さよなら子供たち』1987年フランス×西ドイツ合作103分監督・脚本・製作/ルイ・マルBGM/フランツ・シューベルト×カミーユ・サン=サーンス撮影/レナート・ベルタ編集/エマニュエル・カストロ録音/ジャン・クロード・ロルー衣装/コリンヌ・ジョリー【キャスト】ジュリアン/ガスパール・マネッスボネ/ラファエル・フェジトジュリアンの母/フランシーヌ・ラセットフランソ
貨物列車が絶滅収容所に到着すると、看守が移送者に、列車から降りて整列するように命じました。その後、犠牲者達は選別されました。男性は、女性や子供とは別々にされました。通常は親衛隊の医師であるナチスが1人1人を手早く診て、強制労働に耐えられる健康の持ち主かどうかを判断しました。そして、この親衛隊将校は左か右を指差しましたが、犠牲者は自分が生きるか死ぬか、どちらに選別されたのか知りませんでした。乳児や幼児、妊婦、老人、障害者、病人はこの最初の選別で生き延びるチャンスはほとんどありませんでした。死を選
NHKスペシャル『アウシュビッツ死者たちの告白』ゾンダーコマンドユダヤ人でありながらナチスの大量虐殺に加担させられた人たち。(大量虐殺に手を貸して生き延びるのか、殺されても拒否するのか究極の選択を迫られた)大量虐殺の目撃者であるため最終的には口封じのために殺される運命にある。彼らは、ここであった事を書き記し、ガラス瓶入れてガス室の近くの地中に埋めた。いつか誰かが見つけてくれる事を信じて。メモなどが発見された場所最新の技術で解読が一気に進んだ同胞を裏切る葛藤や、そこでの任務などが
セルムです。スティーブン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス製作総指揮で、第2次世界大戦の『欧州戦線』を壮大なスケールでドラマ化した作品をご紹介します。『バンド・オヴ・ブラザース』です。新編成されたアメリカ陸軍空挺部隊(第101空挺師団)の兵士逹の眼から視た欧州戦の物語です。新兵たちが厳しい訓練を経験し実戦に投入され、そして数々の戦域を駆け抜けて行きます。特に「アルデンヌの森」での戦闘は、寒さに凍えて兵士たちが疲弊し、精神が錯乱していく様は胸に打つものがあります。また、衛生兵はなけなし
現在、ブックカバーチャレンジと称して毎日、1日に一冊の本を7回に亘って紹介するムーヴメントが起きていますそんな中、大学院の卒業生からご指名を受けてチャレンジすることになりましたブックカバーチャレンジNO1にしたのは「エヴァの震える朝」-15歳の少女が生き抜いたアウシュヴィッツ-エヴァ・シュロス(吉田寿美訳・朝日文庫)です1944年5月11日、エヴァ15歳の誕生日の朝アムステルダムの隠れ家にゲシュタポが踏み込んできました間もなく家族4人が乗った家畜用列車はアウシュビッツ
経済活動優先で新型コロナウイルス対策を後回しにするブラジルが、アメリカに次ぐ33万人の感染者を生んだという記事を目にした。ブラジルのボルソナロ大統領に関しては、かつてこのブログでも言及したが、この人は国内の感染拡大を受け、次のように語ったという。「私にとって命より大事なのが自由だ」まったくこの人は凄いことを平気で言うなあと感心する。前回紹介した「どうせ死ぬのだ」もその一例だが、今回も凄い。その論理は、限りなく有罪に近い被疑者が言い逃れのためにキテレツな論理で自己正当化する様を思わせる。大統領
ランクAの中ナチスドイツの強制収容所での2日間の物語です。強制収容所には「ゾンダーコマンダー」というユダヤ人作業員がいました。彼らは、虐殺したユダヤ人の死体処理を専門に行い数か月したら、お役御免で殺されます。ゾンダーコマンダーの主人公が、収容所内でユダヤ式埋葬を試みる物語です。(どうなるかは、映画を観て下さい!)「カポ」という役名がよく出てきます。「カポ」とは、
ニューヨークに臨時病院設営武漢の方艙医院とどう違う?editor_新唐人編集者@ntdtvjpニューヨークに臨時病院設営武漢の方艙医院とどう違う?#方艙医院#臨時病院#武漢肺炎#中国肺炎#中共肺炎https://t.co/6EiJ5GTZrR@YouTubeさんから2020年03月31日16:35NTDTVJP2020/03/31米国では中共肺炎の流行が広がっており、確認された感染者数が14万人を超えました。最も深刻なニューヨーク州では約6万人の感染者が見られ、米
黄色い星の子供たち/メラニー・ロラン,ジャン・レノ【字幕のみ】【中古】【洋画】中古DVD1,298円楽天感想川柳「それぞれがやれることをやったまで」メラニー・ロランが出てるので観てみました。_φ(゚Д゚)ナチス占領下のパリで暮らすユダヤ人は、胸に黄色い星を付けることが義務付けられる。いろいろと嫌な思いをしつつもジョーと家族は、ささやかな幸せが続くことを信じていたが…というお話。実際にあった「ヴェル・ディブ事件」を基にした作品です。(。-ω-)ノフランスに逃れて来たユダヤ人
前回は原発の動画をアップしましたが、今回はコロナウイルスです。ニュースで報じられていることとは全然違う内容でびっくりしています。写真や動画がたくさんアップされているのですが、見えない(多分削除されたのでしょう)ものが結構あります。新型コロナウイルスの流行で、中国各地では路上で突然倒れる人が続出中。そのままなくなるケースもある模様。武漢の病院は絶滅収容所と化し、強制隔離から逃げようとして高層ビルから転落死する人も・・中国共産党は各国からの援助物資を没収し、マスクも防護
明日はアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所解放75周年のホロコースト記念日。1945年1月27日、侵攻したソ連軍によってアウシュヴィッツ強制収容所が解放された。アウシュヴィッツに収容されたユダヤ人は約110万人といわれるが、そのほかに反ナチス政治犯、ロマ族、ソ連兵捕虜などがいた。開放時には約7,500名が施設内にとどまっていたという。終戦直後の1945年当時、ソ連はアウシュヴィッツの死亡者数を400万人と主張したが、ナチスへの弾劾意識が数字を大きく主張させたといわれており、冷戦後は15
アウシュヴィッツ強制収容所は3つの収容所から成り立っていました。一つが前回の記事で書いた第一収容所(基幹収容所)。そして、これから向かう第二収容所ビルケナウ(絶滅収容所)。それから第三収容所モノヴィッツ。こちらは今は残っていません。第一収容所からビルケナウまでは、無料のシャトルバスが行き来しています。死の門と言われる入口監視門まっすぐ、死の門へ向かう線路の端には花が手向けられています。貨物列車に乗って人が送られてくる。送られてくるというか…クレマトリウム跡。クレマトリウムと
ゲートをくぐって中に入った。ゲートが隔てていたのは、高圧電流が流れる有刺鉄線が張られた逃走防止柵が二重に建てられたバリアエリア。いまは外側も内側も平和な時間が流れている。いくつもの学校が学びに来ているようで、そんな集団をいくつも目にした。学生たちは、静かににここの場所で過去の人類の、あるいは同民族の歴史と向き合うのだろう。どこの国にも共通の学生特有の馬鹿騒ぎとか笑い声などがない。内も外も同じ時間が流れているのに、あきらかに空気感は違った。場所が違えば雰囲気ある綺麗な
ヘザー・モリス(著),金原瑞人(翻訳),笹山裕子(翻訳)本書の舞台は、ナチス・ドイツによる絶滅収容所アウシュヴィッツ。第2次世界大戦中、スロヴァキアから家畜運搬用の貨車で連れてこられたユダヤ人ラリは、生き抜くために、被収容者の腕に鑑識番号を入れるタトゥー係となります。ラリの前には毎日、名前を剝奪(はくだつ)された人々の長い列が続きます。その中のひとりギタと瞳を合わせた瞬間、恋に落ちたラリ。恐怖が充満し、理不尽な死と隣り合わせの世界で、ラリを支えていたのは、ギタとともに「必ず
『こころの時代』〈テレジンの絵は語り続ける〉テレジンのゲットーで描かれた子供たちの絵。1991年に初めて日本で展覧会が催され紹介されたようでした。確か当時テレビで見たように思います。画用紙から蝶々の絵がヒラヒラと翔び出し、「羽根があれば自由になれるのに、、、」というようなナレーションがつけられていたと思います。**************************今回の放送では野村路子さんが、1989年娘さんの卒業旅行に当時はめずらしい社会主義の国東欧を選び偶然テレジンの絵に
余り大きな声では言えないが、わたしは「閲覧注意」と但し書きがあるようなサイトの画像や動画を見るのを好む傾向がある。そこには、普通のニュースでは絶対に目にすることがないような衝撃的な場面が公開されている。その中には「こんな残虐な動画を公開してしまっていいのか!?」と驚くような内容のものもある。わたしがこういう「閲覧注意」のサイトを好むのは、「好奇心が強いから」とも言えるが、ただ単に「変態だから」かもしれない。が、ちょっと言い訳させてもらえば、わたしは人間の真実をこの目で確かめたいという欲求が強い
第二次世界大戦下。アウシュヴィッツと並ぶ絶滅収容所ソビボルでは、多くのユダヤ人が国籍や貧富の差関係なく列車で送り込まれ、ガス室で大量殺戮されていた。残った者には虐待と屈辱の日々が続く。だがそこに秘かに脱出を企てるグループがあった。彼らには強力なリーダーがいなかったが、1943年9月、ソ連の軍人でサーシャことアレクサンドル・ペチェルスキーが収容者として移送されてくる。そんななか、彼と仲間たちは前代未聞の反乱を計画。それは収容者全員の脱出で
最後の回にしますね(キリがないので笑)まさかのこの方。レザーフェイス【テキサスチェンソーマサカー邦題悪魔のいけにえ】74年米トビーフーパー監督考えてみるとこの肌で感じる恐怖感(うわああいたくないよなこんな奴)と思わせるキャラが強いほど記憶が残りますね。もしかしたら主人公よりも重要なキャラクター像かも?この映画劇場で見た時ラストでやっと逃げる狂気の主人公。普通はその主人公の視点じゃないですか?感情移入ささていたのですからでも最後朝焼
『現代に生きるファシズム』(小学館新書)という本の冒頭で佐藤優さんが「世界をファシズムという妖怪が徘徊している」と述べたことについて,私は先日の記事で佐藤さん自身がその妖怪の一人だと述べた。だが,よく考えてみると,妖怪に相応しいのは,佐藤さんより,もう一人の著者である片山杜秀さんの方ではないかと思えてきた。それは,片山さんがこの本の最後に書いた「補遣ファシズムについての私的メモ」を読むとよくわかる。ここには,片山さんのファシズム理解の特徴がよく表れている。すなわち片山さんは,ファシズムについ
DVDで「縞模様のパジャマの少年」(2009年)を見る。第二次世界大戦下のナチス・ドイツによる強制収容所における蛮行を少年の視点で描く。このところドイツ関係の映画ばかり見ているが、興味がそっちへ行っているのである。8歳のブルーノは父親の仕事の関係で、ベルリンから田舎町へ引っ越すことになる。彼の住む屋敷の近くに奇妙な"農場"が広がっている。そこには"縞模様のパジャマ"を着た人々がいる。ある日、彼は有刺鉄線で区切られた"農場"の一角でシュムールという同い年の少年と出会う。実は"農場"はナチス・ドイ
『ヒトラーと戦った22日間』Sobibor2018年ロシア/ドイツ/リトアニア/ポーランド[118分]監督:コンスタンチン・ハベンスキー製作:エルミラ・アイヌローバ/グレブ・フィティソフ/マリヤ・ズロムスカヤ製作総指揮:マリヤ・ミカイローバ原作:イリヤ・ワシリエフ脚本:コンスタンチン・ハベンスキー/アレクサンドル・アダバシヤーン/アンナ・チェルナコワ/アンドレイ・ナザロフ撮影:ラムナス・グレイチウス編集:ユーリー・トロヤンキン音楽:クズマ・ボドローブキャスト:コンスタ
アンジェロです。5月4日、イコモスから「明治日本の産業革命遺産群」が、事実上暫定登録勧告を受けました。GW中の勧告でそれらの遺産群は観光客が急増する現象が起きたそうです。それはとてもめでたい事だと想います。でも私は違った側面から世界遺産候補を推薦します。【近代と現代史の歴史に措ける人権侵害の負の遺産群(日本政府が長期間に渡ってハンセン病強制隔離政策を推進した人権侵害)】もっとも有名な場所としては、「群馬県草津町の国立ハンセン病療養所(栗生楽泉園)」です。全国唯一「重監房(昭和13(
先週12月21日発売の週刊金曜日投書欄に、69号に書いたものが載った。で、今日は調子に乗って、また投書してみた。載らなかったときのために、こちらにコピーしておいたので、読んでください。本誌12月14日号の「ウイグル収容施設の惨状」は、衝撃的であった。この貴重な情報を報じた水谷尚子氏と週刊金曜日はすばらしい!ただ、イチャモンをつけるわけではないが、これでは唐突で単発的に過ぎ、やはり多くの読者には伝わりにくいのではないか。そもそも新彊ウイグル自治区と聞いて、その位置を