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12月2日は、フランスの画家ジョルジュ・スーラのバースデー(1859.12.2〜1891.3.29)今年は、スーラが生まれて160年目です。スーラといえば「点描」。彼らの言葉では「分割主義」です。(※点描主義ではない)印象主義の画家たちが、感覚的に行なっていた「筆触分割」を、さらに理論的にすすめました。※「筆触分割」とは、絵の具の色が、濁って暗くなるのを避けるために考案
最近は、心から向き合って絵をみてくれる人からメッセージをもらったり、素敵な出会いがあって、独りで描いていた時代から抜け出してきている感じがして。ただ、嬉しいです。それだけに、今も満たされてはいけないって正直なところ思います。絵の見方、人が絵を手元に置く理由って人それぞれだし、それがいいのです。人間の欲望はいつも手に届かないところにあるものだし、それに忠実なのは悪いことじゃない。最近思うのは、美術は非常に人との欲望と向き合うお仕事です。自分は誰かの為にとか、そんな大層なものは背負って絵を描
【絵の見方や芸術に関する動画】毎週火曜18時更新中です!【11/2418:00の内容】ミレイの「オフィーリア」~隠されたもうひとつのテーマ~明日のテーマはイギリスの画家・ミレイの代表作「オフィーリア」です。シェイクスピアの「ハムレット」のヒロイン・オフィーリアの死を描いたこの作品には、もうひとつの隠されたテーマがありました。明日更新です!先週11/17の動画「ダ・ヴィンチ~実の母と天才画家の運命~」↓↓↓
さてさて、第三回目を迎えたインスタグラムを使ったアート鑑賞企画。今回も、こちらのブログでもご紹介。やり方は簡単!3枚目の画像に毎回ひとつの質問が書かれています。その答えをあなたの自由に想像をして、お楽しみ下さい。ちなみに、4枚目は、筆者の自由(奔放)な答えです。例えば、自分とは違った答えに出会うと、あら不思議、そこからまた違った想像が始まったり、さっきとは全然違う絵の見方になったりします。これも、また、絵の楽しみ方のひとつかなと思いますので、ぜひお試しあれ。それでは、スタート!今日の
皆さんはふだんあるモノに対して波動が「強い・弱い」とかあるいは「高い・低い」などと意識することはありますか?私は、振り返れば子どもの頃からそれに近い意識を持っていたように思いますがほんの数年前までは、「波動」という言葉を人前で使うことに躊躇してしまう感覚がありました。※最近は、日常会話でもあまり抵抗なく使うようになっています。絵については、「強い絵」「強くない絵」という分類で
小さな画面では、写真に見えるかもしれませんが...今日の絵画は「ルーヴル美術館のサロンカレ」19世紀後半(およそ150年前)に描かれた作品です。LeSalonCarréauMuséeduLouvreジュゼッペ・カスティリオーネ作1867年頃当時の、ルーヴルのサロンカレの様子がうかがえます。(今とそれほど変わりません!)この作品のなかで、絵画は壁一面に隙間なく並んでいます。
※ルーヴルバーチャルトリップ当日イベントにご参加になれなかった方へFacebookグループ内でライブ配信したときの録画を公開していますで今からでも視聴していただけます。Facebookグループには無料で参加していただけますのでぜひこちらにお越しください^^>ルーヴルの魔女のバーチャルトリップ(FBグループ)※ご参加にはFacebookアカウントが必要ですアカウントは無料で取得できます7月31日の夜「オトナのルー
🔯【FBライブ配信予告】8月6日(木)21時〜Facebookライブ配信のお知らせです。西洋美術史の「セミナー」というほど本格的ではない...ちょっとしたトピックス(プチ・コンテンツ)をゆるやかにお届けします。⭐️今回のテーマは?8月になりましたので、テーマは獅子座にまつわるストーリー(ギリシア神話)にします✨所要時間:15分前後の予定ですFacebookグループ内でご視聴いた
本日31日(金)21時~オトナのルーヴルバーチャルトリップ想像力でルーヴル美術館に行って帰ってくるという、Zoomを活用したエンターテイメント系のイベントを行います。企画2度目となる今回は、広大なルーヴルの中でもリピーターさん向けの少し分かりにくいエリアをご案内しながらオトナの絵画を紹介しますね。絵画に特別強い関心をお持ちではない方にも、楽しんでいただける内容にしていますのでぜひご参加ください(^^)
オトナのルーヴルバーチャルトリップにご参加予定の皆さまへ7月31日(金)夜の「ルーヴルバーチャルトリップ(R-18)オトナの絵画編」にお申し込みいただいた皆さまこれからお申し込みいただく皆さまへ>>詳しいイベント案内はこちらルーヴルバーチャルトリップ2度目となる今回も、すでに130名以上の方にご参加表明をいただいています。過日(7/3)に行った、第一回目のルーヴルバーチャルトリップの後に皆さまからいただいた、ご意見ご感想などをふまえ前回とは異な
オトナのルーヴルバーチャルトリップ(R-18)〜オトナの絵画編〜こんにちはルーヴルの魔女です生きていると不安なことや思いどおりにいかないことが誰にでも起こるものです私たちは普段、やらなければいけないことや気をつけなければいけないことで1日の思考の大半を使っています無事に生きていくためにそれは必要なことだと思いますけれども、人間の想像力は危険を回避するためだけにあるわけではありません心を楽しませるために想像力を使うこともまた、生きるために必要では
絵画を見るうえで、これを知っていたら絵画の見方が劇的な向上が見込めるポイントを5つに絞りました。本日、西洋美術史セミナー(@Zoom)ですそのポイント5つをルーヴルに展示されている波動の強い作品を使ってお話しします。ポイントは5つですけれど絵画は5枚ではなくて大量に出します!!!🍎楽しそうと思ってくださった方へ本日26日(日)夜20時〜のセミナーですZoomで
※セミナー受講料ご入金確認までお済みの方には、Zoom接続先などのご案内を本日(24日)メールでお送りしましたご確認ください!!~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~▽26日(日)夜20時〜>>こちらからお申し込みいただけます※まだお申し込みいただけます~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~有名作品を見ても感動しない絵を見ても、覚えていない・・のような声をお聞き
表層的な意識では、すぐに忘れてしまったとしても、「観た経験」はしっかりと記憶の底に蓄積されていて何かのきっかけで、浮かび上がってくることがあります。「これ、知ってるかも?」とか「それって、あのことだ!!」のように今、目の前にやってきた新しい知識が過去の記憶と結びつけられたとき新鮮さとなつかしさが融合し、ほかに例えようのな
ヒトは、聞きたいことしか聞かないし、見たいものしか見ないものです。分かることや、知りたいこと以外の情報は、仮に、音声としては聞こえていたとしても・・映像として、目に映ってしたとしても・・知覚せずに、受け流してしまいます。逆に言えば、知りたいことなら、耳に入るし、見えてくるということ。絵画と接する段階は皆さんそれぞれ違うので、
6月15日は、ニコラ・プッサンの誕生日。NicolasPoussin(1594〜1665)17世紀をフランスを代表する画家のひとりです。もし生きていたら、426回目のバースデーです。人生の大半をローマで過ごしていますがルイ13世からお呼びがかかってパリに、一時期戻って活動していた時期があります。画家の代表作「アルカディアの牧人たち」はその頃にかかれました。別称(我、ア
美しい自然の風景を写実した風景画のように見えるかもしれません。そう考えても完全に間違いとまでは言い切れませんが、カテゴリ上、この作品は「キリスト教絵画」です。(1676年)作者は、クロード・ロラン。フランス古典主義の大家です。作品のテーマは、「エジプトへの逃避途上の休息」です。ヘロデ王の嬰児虐殺令から逃れるために聖家族(ヨセフ、マ
今日(6月8日)はジョン・エヴァレット・ミレイの誕生日。JohnEverettMillais(1829〜1896)19世紀半ば、イギリスの美術運動「ラファエル前派」の中心人物の一人。イングランド南部、ササンプトンで生まれました。もし生きていたら、191回目のバースデーです。今日の一枚は、シェイクスピアの歌劇「ハムレット」の一場面を描いた「オフィーリア」です。オフ
当面しばらくは、海外の美術館にもいけそうもありませんので、こんな話題を・・・ルーヴル美術館内の、メインの回廊となる「グランドギャラリー」には、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」以外の作品が複数展示されています。この作品、「聖母子と聖アンナ」(1508年頃制作)は、2012年〜の大規模修復によって、レオナルドが描いた当時の色彩が戻
ここをご覧になっている、エグゼクティブシリーズのメンバーへ「ゼウスとヒーローズジャーニー」実施が1週間後になりました。お申し込み済みの方には、ZOOM出欠の最終確認のメールをお送りしています。ご返信がない場合は、自動的に動画配信になります。5月23日付のメールをご確認ください!!!以上、限定メンバー向けのお知らせでした!
いわゆる「名画」と呼ばれるものは、感動するから「名画」なのではありません。個人の感覚は、人それぞれ違うので、誰もが同じ作品に感動できるわけではないのです。さらに言えば同じ人でも、状況によって同じ作品に心が動くとは限りません。そもそも、見たら必ず感動できる作品なんて存在しないのです。だから、例えば、世界的名画といわれる「モナリザ」を見て、何も感じなかったとしても、特に不思議はなく、むしろ当然。名画といわれる作
西洋美術史は、自分のペースを優先できるオンラインにとても適したジャンルです。絵画や歴史に関する知識と、その解釈や絵を見たときに受け取る感覚などを扱います。「絵画の見方、知りたいな...」と思っていたあなたには今こそ、とてもオススメです💌▽まずはメルマガ登録からhttp://www.merci-paris.net/kaigaju
おおよそ150年前くらいまでの絵画作品は、私たちが絵を描くのと同じような感覚では描かれていません。(好きなものを描く、自己表現として描くなど)完全に異なるパラダイムが存在していることがわかると西洋の絵を見る体験はとてもエキサイティングなモノに変わります。「きれいだな」「上手だな」「これ、知ってる絵だな」のような、漠然とした感想
バロックの開祖・カラヴァッジオの作品です。迫り来る臨場感と、現実的な描写が特徴です。宗教的主題であっても実際に、自分の目場面を見ているかのよう!「聖母の死」カラヴァジオ1605年初期キリスト教美術から、前〜初期ルネサンスくらいの画家たち......つまり、バロックより古い時代の画家たちによる、非現実的な表現とは、明らかな違いがあります。
今日はラファエロ・サンティの誕生日。1483年4月6日イタリア・ウルビーノ生まれ盛期ルネサンスを代表する巨匠のひとりです。RaphaelSanti(1483-1520)「美しき女庭師(聖母子と幼き洗礼者ヨハネ)」ルーヴル美術館もし、生きていると仮定したならば・・今年は、537回めのバースデーです。ラファエロは、お誕生日と亡くなった日が一緒なので6日は、ご命日でもありま
門出の季節とタイミングを合わせるように華やかに空を彩りやがて、盛大な舞いを見せて出発する人たちをお祝いしてくれる花。その時出発の時期ではない人たちにもかつての初々しかった頃の自分を思い出させてくれる花。今年のサクラは例年とは少し違って誰もが今生き方を見直すシーズンを迎えたことを知らせている・・・かも
西洋の絵画についてはじめての学んでみたい...と思っているあなたへ♡カルチャーセンターの講座は一回の講義は90分。月に一回行います。ボリューム的に大きすぎず内容も、あまり込み入った部分ではなくベーシックで、汎用性の高いことを扱いますのではじめての方にオススメです。大手企業が運営するという安心感もあると思います。初回は、お試し一
サクレクール寺院のテラスから見たモンマルトル(パリ)の風景人は、聞きたいことしか聞かないし見たいものしか見ないものです。音声としては聞こえていて映像としては目に映っていたとしても分かることや知りたいこと以外の情報は知覚せずに受け流してしまいます。逆に言えば知りたいことや必要なことなら耳に入るし見えてくるということ。知っていることが多ければ多いほどアンテ
西洋美術史セミナーのレジュメを作っているとき(どんなテーマであろうとも)共通して感じることがあります。それは、永遠に続くものは、ひとつとしてないということ。「〜〜主義」「〜〜イスム」は、終わりと始まりが常にセットです。自ら終わろうとしないものは、強制的に、終わりを迎えます。「強制終了」というからには外部的な力の働きによるものと考えるのが普通でしょうが、存在そのものが潜在的に持っていた要因による崩壊ということもあります
★よみうりカルチャーセンターよりこちらのページに本部からの方針が掲載されています>>[新型コロナウイルス関連]休講期間を延長します<3月19日まで>私が持っている定期講座(恵比寿、川口センター)も休講の期間に該当しています。受講してくださっている方はご注意ください!!**************4月期の講座の受付は休講期間も行なっていますはじめての受講をご検討中の方