その神田さんは5,000Mにもエントリーしていて、あまりの走力の差に5,000Mも棄権したかったがせっかく競技場まで来たのだから、とうことで仕方なくウォーミングアップを済ませてスタート地点へ向かった。すると、確かあれが神田さんだよな…という人がバックストレッチ側の観客席の最前列にジャージ姿で居て、5,000Mを走ると思われる人と低いフェンス越しに雑談をしているのが見えた。その雑談相手がスタート地点へやって来て、他の出走者へ「神田さんは棄権」と話している。恐らく1,500Mを走ってこの大会のレベル