ブログ記事6件
【人類の文明が衰退し、人類に反旗を翻した「マシン」たちが繁栄する遠い未来の地球。古い物語を収集し語り伝えているところから「語り部」のあだ名で呼ばれている「僕」は、少女の姿をした戦闘用アンドロイドに敗れ、負傷して捕らえられる。マシンの手による治療を受けながらも、マシン側のプロパガンダを受け入れることを拒む「僕」に対し、アンドロイドの少女「アイビス」は、「僕」が望まぬ限り歴史的事実の話はしない、これから語るのはすべてフィクションだと誓った上で、幾つかの物語を話し始めた。(Wikipediaより)】
本日は、最近読んでおもしろかった書物です。・山本弘「神は沈黙せず」(上下全2巻角川文庫,2006単行本は2003)著者は1956年京都出身。ゲームデザイナーからSF作家に転身した、物理科学の造詣が深く、アニメ/特撮大好きで、SNS界での発信も活発な、古い言葉で言うと<電脳系>の泰斗です。また、本職より有名になってしまったのは“トンデモ本を批判的に楽しむ”<と学会>での活動で、1992年の発足から2014年まで会長を務められました。2
皆さんこんばんは。風邪で2日ダウンしたので、今日はフルパワーで仕込みしました(汗)。週末に宴会予約も頂いているのでボチボチ頑張ります。さて養成中にワクワクしながら読んだ一冊を紹介。「UFOはもう来ない」山本弘と学会出身の山本さん。UFOや幽霊や超能力を否定する側の人ですが、その知識を持った上で書くSFは本と面白い!今作は表紙からライトノベル風を想像したけど、物語こそそんな感じだけど、大人でも充分楽しめました!月の裏側に基地を持ち、地球人の動向
今回は書籍の紹介です。『神は沈黙せず山本弘』【幼い頃に理不尽な災害で両親を失って以来、家族で信仰していた神に不信感を抱くようになった和久優歌。やがてフリーライターとして活動を始めた彼女はUFOカルトへ潜入取材中、空からボルトの雨が降るという超常現象に遭遇する。しかしこれは、「神」の意図をめぐる世界的混乱の序章に過ぎなかったー。UFO、ボルターガイスト、超能力など超常現象の持つ意味を大胆に検証、圧倒的情報量を誇る一大エンタテインメント。(「BOOK」データベースより)】2003
皆さんこんばんは。お休みの夜が更けて行きます。久々に今日は誰とも話さなかった!いい一日でした。恒例の夜中の本紹介。「マアジナル」田口ランディ大好きなランディ作品。決して物語が面白いタイプの人ではないけど、世界観が大好きなんです。今回は久々の大長編です。(日本人が「信じる」ということと、イスラム人が「信じる」ということとは、「信じる」ということにおいて、もう既に違うんだ。彼らからみれば、日本人は何も信じていない)文中にこんな一文があ
山本弘の「神は沈黙せず」です。フリーライターの優歌は、幼い頃に豪雨による土砂崩れで両親を亡くしたことにより、神の存在を否定するようになっていた。しかし、仕事で超常現象体験者の取材やカルト教団にについて調査するうちに、優歌の周りで超常現象としか思えない出来事が起こり始める。優歌は、神の存在について考え始めるが、それと同時に、「もし神がいるのなら、何故この世界の悪の存在を許すのか?」という疑問を懐く。優歌は、自分の周りで起こっていることについて、彼女の兄でAI研究者の良輔に相談する。良輔は
神は沈黙せず〈上〉(角川文庫)/山本弘神は沈黙せず〈下〉(角川文庫)/山本弘¥700¥620Amazon.co.jpAmazon.co.jp「神」がテーマの壮大なサイエンスフィクションです。「神」のイメージは人それぞれでしょうが、信仰の対象、全知全能の絶対者、宇宙の創造主など、いずれにしても人知を超えた存在であることには間違いありません。その「神」に対して、膨大な量の資料と知識を駆使して構築される1つの仮説。「神は実在するの