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きもののカタログ撮影のための袴着付けでした。袴の紐をちょっとかわいらしくしてほしいとのご希望でアレンジしたりもしてみました。いつも着付けのお仕事のときはたいてい白い襟付きのシャツに黒いパンツをはいています。先日レッスンに来てくださった方がどうして長い袖のシャツを着ているのかその理由に気付いてくださってとても嬉しかったのですがわかる方、いらっしゃいますでしょうか?どの着付けの先生もいろんな思いをもって現場に
祇園祭の神事はまだもう少し続きますが後祭が終わって、わたしの中ではひと段落着いたような心もちです。例年、祇園祭の宵山の時期には烏丸六角の藤工房さんにて売り出しのお手伝い、後祭巡行の朝には、山鉾町の方の裃の着付けをさせていただきそれが終わるとほっとします。今年は、観覧席のチケットをいただき途中からになってしまいましたが巡行をゆっくりと見せていただきました。↑浄妙山。ちょうどいただいたお席が観覧中日陰に
梅雨明け直前に、振り絞るようにして降ってあまりの切り替わりに目がまわる思いの、暑い暑い夏がやってきました。どんなに暑くても、夏のきもの姿は周りにいる方に涼感を与えてくれるもの。この夏はわたしもフォーマルな場面できものを着る機会が何度かありそうです。どちらかといえば暑がりですが涼しげに見えるふるまいを心がけたいと思います。さて、上の写真はご結婚式へ参列のための着付けです。成人式にお召しになった振袖の、小物を少
先日、祇園甲部にあるフォーエバー現代美術館にてとある書籍の撮影に参加させていただきました。その分野の大家ばかりの中、わたしが一番の若輩ではありましたが実力のある方ほどおだやかで気配り細やかというのは真実でおかげさまで萎縮することなく、刺激的で充実した時間を過ごさせていただきました。奇しくも、その日はたまたまアトリエで着付け教室を始めて3周年の日で、自分にとっての記念日に、お仕事の神様から思わぬプレゼントをいただいた気
あっという間に今年も半分終わってしまいました。もう少しすすめておくはずだった課題もいくつか持ち越し2018年下半期に突入です。写真は今朝たまたま立ち寄った護王神社の茅の輪。夏越の祓は、本当は6月30日に行うもののようですが昨日くぐりそこなったわたしにはありがたや、です。いくつか夏のお知らせです。祇園祭の後祭宵山7/21-7/23は今年も例年通り、烏丸六角「仕立ての店藤工房」さんにて売り出しのお手伝いをしていますので着付
こんにちは、着つけヒラリです。先日のブログでも、「梅雨入りしたら祇園祭はもうすぐそこ」と書かせていただきましたがゆかたのレッスンをご希望の方が増えています。以前うちに来てくれていたHちゃんからのご紹介でゆかたレッスンに来てくださったIさま。きものやゆかたを自分で着るのは初めて、とのことでしたが順調にマスターして帰られました。ありがとうございました!去年自分でゆかたを着てみたうえで、その時にうまくいかなかったことや
さて、先月は京都を離れての着付けのお仕事がいくつかあったのですがそのうちのひとつがプロ野球応援ゆかたの撮影でした!去年の夏も、パ・リーグ球団のレプリカユニフォーム生地でできた応援ゆかたの撮影をさせていただいたのですが(そのときの詳細はこちら)今回は阪神タイガース!白地のこちらはタイガーステーマカラーの矢絣柄。弓矢で優勝を射止めるメッセージが込められているとのこと。こちらの黒地はタイガースの縦縞に甲子園の蔦を配置したデザインとの
こんにちは、着つけヒラリです。梅雨の合間の青空の気持ちよさに思わず笑顔になってしまいます。6月の雨、7月梅雨が明けたら一気に焦げそうな暑さがやってきてきものを着ることもためらいがちですがそんな季節には、きものを着ることが楽しくなる小物をご自分で作ってみませんか?水引でつくる帯留のワークショップのご紹介です。今回は水引工房和工房包結さんより講師の方をお招きして古くから続く伝統文化である水引や結びのことを
こんにちは、着つけヒラリです。よくよく振り返れば、5月は1回しかブログを書いておらず今月もほとんど書けていなかったのですが先月は京都を離れて着付けのお仕事をさせていただいたりもしていました。うちの一度はファッションショーのための着付け。↑の写真はショーの最中に、遠くから離れて撮ったので画像が荒くて恐縮です。。。この日の着付けは7人を担当させていただきました。とても時間のタイトな中で手早く着せることもわたしに望まれ
写真は昨年の祇園祭の間に撮ったもの。さて、梅雨入りするともうすぐに祇園祭がやってくる、とそんな気分になりますが祇園祭についてのお知らせです。今年も祇園祭の後祭の期間は烏丸六角・仕立てのお店藤工房さんにて売り出しのお手伝いに参ります。そのため、後祭宵山の期間(7/21-7/23)はレッスン・昼間から夕方にかけて、出張での着付けをお受けすることが出来ません。日中は藤工房さん店舗内での着付けが可能ですのでにぎわう
とうとう京都も梅雨入りしてしまいました。個人的には5月のさわやかな気候が恋しいですが梅雨が来れば、祇園祭ももうすぐそこ。そんな6月の京都、東山区にある浄土宗のお寺・金剛寺さんでゆかたの帯結びのワークショップを行うこととなりました!金剛寺さんでは、地域の交流の場として毎週第3水曜日の早朝に「おてらカフェ」を開催していらっしゃいます。コーヒーの名店・カフェデコラソンさんによるコーヒーの淹れ方教室や、住職による説法など大人のリラックスし
こんにちは、着つけヒラリです。前回のブログ更新から、はや1か月が経過していました。なんということでしょう。。。ずいぶんさぼってしまいました。さて、気を取り直してワークショップのお知らせです。毎回ご好評いただいている半衿付け教室ですが、着付に伺った先で「再度開催してほしい」のお声をとても多くいただくのでまたまた6月にも開催いたします。いつでもきれいにしておきたい半衿、簡単につけられてしまうので、つい外した
こんばんは、着つけヒラリです。お写真撮らせていただくのをすっかり忘れていましたが入学式シーズン始まっております。代わりに、アトリエのお花の写真を。椿と白花万作。さて、春になると例年着付けレッスンの受講希望の方が増えるのですが今年は他装のレッスンもたくさん通ってくださっていて遠くは奈良からも。。。レッスン中、ヒラリではあまり「〇〇センチ上げる」とか「〇〇センチ見せる」という表現はあまり使いません。この「〇
こんばんは。着つけヒラリです。気が付けば3月も最終日でした。卒業式は終わっていますが、すてきな写真をいただいたので、もう少しご紹介したいと思います。今年の3月は、過去にないくらいに忙しくさせていただきました。新しく着付けのご依頼をくださった方、以前ご利用くださり、また再び三度ご用命くださった方みなさま本当にありがとうございました。ご用命くださる方が増え、忙しくなるにつれご依頼くださってもお受けできないことや、お時間に関
おはようございます。着つけヒラリです。卒業式・卒園式の着付けが続いています。ここのところ、お天気が不安定でお出かけになる方のお足元が心配です💦帯の一巻きめと二巻きめの色が全然ちがうというデザインなのであえておなかの部分は上下にずらして一巻きめのライムグリーンを見せてみました。へアセットもご要望だったのでヒラリがシニヨンに結わせていただきました。ありがとうございました✨きもののイベント企画していますイベントをいち早く知りたい方はFBページにいいね!お願いします
こんばんは、着つけヒラリです。卒業式の時期の着付けでもいつもは付き添いのお母さまの着付けをさせていただくことが多いように思うのですが今週は、四条堀川のヘアサロンMAULOAさんでたくさん女の子たちの袴の着付けをさせていただきました。MAULOAさんでは、お支度の後にお店の近くのちょっと雰囲気のいい場所で出来上がりの姿を撮影してもらえたりするそうです!アンティークきもので、自分らしいコーデを考えられたとのこと。
先日、ご親せきの結婚式に参列なさるとのことで着付けのご依頼をくださったMさま。とっても美人なので、お顔を隠すのがもったいないですが。。。さて、タイトルの通り、この黒留袖ご本人様のものではないそうで、身丈も裄もとっても短かったのです!いくつかの工夫をして、裄の短さがなんとか気にならなくなるような着付をさせていただきました。ひとつは、半衿を耳の真下くらいからたっぷり出したこと。首から少しでも遠い位置に衿を持ってくること
写真はアトリエのお花です。桃と白椿。普段は小さいお花を飾ることが多いのですが大きく活ける練習です。。。難しい。。。さて、着付けの時短のコツシリーズです。(前回はこちら。前々回はこちら。)「やり直さない」、「迷わない」とご紹介しましたが使用するアイテムを少なくすることも一つのコツです。きもの+半巾帯のコーデだったとしてここに帯締めをプラスするのと、しないのとでは、帯締めを結ぶ時間がそのまま仕上がりまでにかかる時
少しずつ、卒業式のための着付けのご用命が増えています。↑は、お母さまがFBページをご覧になっていてお申し込みくださったYさま。アンティークのおきものと帯、それに濃色の袴ですてきな大正ロマン風コーデ。ご用命ありがとうございました。さて、以前書いた「着付けの時間短縮のためには。」という記事が公式ハッシュタグランキングにランクインさせていただいた様子。おかげさまで、ありがとうございます。せっかくご注目いただけたので、もう少し時短のコ
こんにちは、着つけヒラリです。先日の「旧暦のお正月を言祝ぐ会」にてわたしが着ていた羽織の写真です。色無地・袋帯に合わせていました。色無地と黒の絵羽織の組み合わせは最近あまりお見掛けしませんが、昭和のお母さんがお子さんの入学・卒業式の付き添いのときの定番の装いだったそうです。わたしの絵羽織も、母のお嫁入り道具のなかから受け取ってきたものです。各地で卒業式が行われていますがきもので付き添われるお母さま方
こんばんは、着つけヒラリです。いよいよ3月になってしまいました。着付は繁忙期に入りますが、それにそなえて先日栄養をつけて参りました。ブログと、FBで少しだけ小さく告知させていただいた「旧暦のお正月を言祝ぐ会」としてレッスンに来てくださっているみなさまと食事会を開催しました。着付を習っても、なかなか一人できもので出かけるのには勇気がいる、という方も多いもの。また、お嫁入りのときやいただきもので紋付の色無地やフォーマ
こんにちは、着つけヒラリです。昨日一昨日と、とてもあたたかでしたが今日は少しひんやりしています。さて、今年も着付け技能検定の受検申請受付が始まりました。受検予定の方はひとまず6月の学科試験ですがすでに秋から冬にかけての実技試験のほうが気になっていらっしゃるのではないかと思います。ヒラリでは着付け技能検定の実技に向けてのプライベートレッスンもお受けしています。前年で納得いく結果が残せなかった方も今年新たに挑戦の
こんばんは、着つけヒラリです。写真は着付け教室にも来てくれていたMさま。ご自分でも着られるけれど、ここぞのときにご依頼くださいます。帯もきものもご家族からのものとのこと。さて、着付け教室に来られた方がおっしゃる着付けの悩みで「時間がかかりすぎる」というのもよく伺います。そんなかたに共通しているのは着付で納得のいかないことがあるときに「やり直しすぎる」ということ。そうです、時短のためにはやり直してはいけません。たとえば裾合
着つけヒラリです。またまた他装レッスンのbeforeafter。左がafter、右がbeforeです。おもしろいのは、どちらも同じ手順で結ばれた帯結びだということ。羽根の方向性や、ひだがきちんと見えるように整えてあげるだけでこんなにも別物にみえるのですね。他装のブラッシュアップレッスンも随時受け付けております。今年はレッスンに来てくださっている方が着付け技能士検定の受検を検討していらっしゃりヒラリでも、しっかり検定に向け
こんにちは、着つけヒラリです。2月はあまりきものでのお出掛けに向いた行事が少ないのか今月に入ってから少しゆっくり過ごさせていただいております。この週末は市内では京都マラソンがあるようで道路は混雑を極めそうですが中心地から離れたエリアで、きものでのお出かけに向いた催しを見つけましたので少しご紹介。「雪の庭茶会」岩倉にある顕本法華宗・本山妙満寺は、歌舞伎の「京鹿子娘道成寺」に出てくる安珍清姫の鐘をおまもりする名刹ですが
こんばんは、着つけヒラリです。うかうかしているうちに1月ももう終わりです。1枚目の写真は先週末の雪の京都御所。雪は好きですが、バイクで出かけられないのは少し困ります。さて、今月はなんといっても初釜での着付けのご用命が多い1か月でした。お茶会の方の着付けをするときにいつも考えることがあります。きものの裾の丈の長さにも「きれいな丈と云ったらこれくらい」というのがあると思うのですがよいバランスはその人、その状況によって
成人の日に、新成人のお嬢さまに振袖の着付けをするため直前にレッスンを受けに来てくださった方からご報告とお礼のメールをいただきました。着つけもうまくいったようで、新成人のお嬢さま・お母さまからも喜んでもらえたと記されておりとても嬉しく拝読しました。メールの本文は、「着付け教室の受講を迷っている方にぜひ読んでもらいたいです」とのことでしたので着つけヒラリのサイト内でご覧いただけるようにしてあります。こちら。わたしたちはた
こんにちは、着つけヒラリです。京都も雪の積もる朝となりました。ヒラリのアトリエからほど近い京都御所も雪化粧で散歩にでも行けば朝はとてもきれいだったことでしょうけれど本日は他装のレッスンをしておりました。レンタルきもの屋さんでお仕事として着付けをしており一通りのことはできるけれどよりブラッシュアップしたい、とのことでまずは1レッスンお申し込みくださいました。向かって左はbefore、右がafter。「なんだかすっき
お正月準備に始まり、年始はあちらこちらへご挨拶と、1月は年が明けても何かとあわただしいものですが、2月になると、おうちのことお仕事のこともほっと一息できる時期かと思います。そんな旧暦のお正月の時期、きもので新年のお祝いをしませんか?ワークショップの開催が多いヒラリではめずらしい、食事会のお誘いです。高台寺から祇園へと場所を移された、料亭の「祇園土井」さんできものでおいしいものをいただきたいと思います。きもの好きのみなさんで集まっ
こんばんは、着つけヒラリです。写真は元日にフォーシーズンズホテルにて。芸妓さんにお点前をしていただきました。タイトルに見合った画像はなかったのですが、何もなしはさみしいので。さて、FBをながめておりましたら新年会へ出かける知人が「きものを着せてもらったが帯がゆるんできて途方に暮れている」と書き込んでいたのが目についたので対処法をお伝えしました。対処法というほどえらそうなものではないのですがタオルハンカチ