ブログ記事118件
色付きの掛下に白無垢、小物も色とりどり。写真には写っていないのですが、ブーケはドライフラワーのものを。こちらのお衣装はthedressroomさん。最近の花嫁さんは、装いで表すことが出来る「自分らしさ」の幅が、ぐっと広くなったのかな、と思います。「お嫁さんの着付けはかくあるべし」、もこれからどんどん変わっていくのかもしれません。きもののイベント企画しています6/16・17半衿付け教室行いますくわ
フランスからの留学生さん。すらりと伸びた体にあざやかな振袖がよく映えます。ご身長が高かったので、お体にはちょっときものが短くて。。。でも、おはしょりもできるだけ、きれいに見えるようにとりました。わたしたちの仕事は、「どんな道具だったか・道具が足りていたか・いなかったか」「きものが体に合っていたか・いなかったか」とかそういう過程の部分では評価されることはまずありません。『出来上がりがきれいだったか』『着崩れずに過ごせたか』
4月後半戦、とてもお天気のいい日が続きます。すっかり終わってしまった桜に代わり初夏に向かう力強い緑のあざやかな季節になりました。ヒラリはこの時期が一年でいちばん好きな季節かもしれません。さて、いつでもきれいにしておきたい半衿、あったかくなって汗をかく時期は汚れが気になるもの。そんな時期に向けて、毎回「目から鱗!」「もっときものが着たくなる!」とご好評いただいている半衿付け教室のお知らせです。アイロンも、ほかの特殊な道具
先日、Twitterをながめていたらある方の「男性の袴の下に結ぶ帯結びは一文字が正しい」という主張から、いろんな方での意見交換に発展しておりました。わたしが男性に着付けさせていただく場合、特に婚礼の新郎の紋付き袴のしたの帯は「一文字」に結ばせていただくことがほとんどです。(一文字は、女性の半巾の文庫結びを小さくし羽根をたらさずに横一文字にした形です)一文字の羽根を袴の後ろ板の土台にし、安定性を出すためです。ですが、
ヒラリの着付けレッスンに通ってくださっていたKさま実は同じヘアサロンに通っていて、同じスタイリストさんに髪を切ってもらっていたのですがこの日はKさまとわたしが通っているヘアサロンで十三詣りのお支度をさせていただきました。お嬢さまのきものはこの日のために色柄も含め、一からお誂えされたものとのこと!こんなすてきなきものを作ってもらえたら、絶対きもの好きになりますね✨お母さまからは、この翌日に「昨日はありがとうございました
4月ものこり半分、平成もあと2週間となりました。この春もたくさん入学式卒業式と着付けのご用命をいただきました。お子さんの入学卒業で着付けのご用命をくださった方がまたお子さんのご入学ご卒業に合わせてご用命くださり久々にお会いできるような嬉しいことがこの春も何度もありました。数年経っても忘れずにいてくださってまた着付けを頼もうと思ってくださるのは本当にありがたいです。着付け教室に通ってくださった大学生さんがご卒業の日を迎
上の写真は、最近こつこつと着付け教室に通ってくださっていたFさん。実は彼女は視覚に障害があります。好奇心旺盛で明るい彼女は、着付やきものに興味があり、うちの教室を見つけてくださいました。「鏡がなくてもきものはきれいに着られる」理論上はそのはずなのですが、わたし自身も鏡の無いところできものを着るよりはあるところできものを着ることを好みますしきれいに着るためには、たとえば見て確認することよりもさわって確認するほうがよいことも
うかうかしていると、いつのまにか季節においていかれています。ブログの更新は、日を決めるなり、曜日を決めるなりした方がいいなと思いつつなんとなく後回しになり、あとで反省する日々です。。。さて、3月もはや半ばに差し掛かりすっかりお知らせが遅くなってしまったのですがきものと宝飾社http://status-marketing.com/より発刊の「ステータスマーケティング」3月号のインタビューにて着つけヒラリを取材いただきました。
ときどき、着付け教室に来られた方から「ひとりできもので出かけるのは勇気がいる」「きもの好きのお友達を増やしたい」とお声をいただくことがあり、ワークショップの開催が多いヒラリではめずらしく食事会を企画いたしました。去年も開催しましたが旧暦のお正月を言祝ぐ会(にしても少し遅いのですが)としてきもの好きのみなさんでランチ会をしたいと思います。今年はリッツカールトン京都にてコーディネートのことや、きもののお話をしながら楽しい時間を過ごしたいと
1月が終わりつつあります。今年の1月も成人式・初釜とたくさんのご用命をいただきました。ありがとうございました。ばたばたしつつも、無事に健やかにインフルエンザにもならずに2月を迎えられそうでほっとしております。ここ数日は少しゆっくりする時間をとっております。さて、着付け教室について現在は予約制のプライベートレッスンの形をとっております。お商売の形としては少し値段を下げて、多人数レッスンにする方が集客もしやすいのかもし
昨日14日、京都市では成人の日の式典が行われました。新成人のみなさま、誠におめでとうございます。例年雨や雪とお天気の悪いことの多い成人の日ですが今年はあたたかく晴れ渡りいつになくお天気のよい一日となりました。成人の日を迎えるにあたりおこさまが健やかに育たれたことへの喜びや晴れ着を着てその日を迎えることへの想いあれこれご準備にお忙しくされたであろうことなど考えるとこちらも胸がいっぱいになります。今年お伺いした
卒業式・入学式の着付けのお問い合わせが増える時期になりました。ヒラリでは、着付け中などお電話に出られないことがあるためなるべくメールでのお問い合わせをお願いしております。メールでのお問い合わせの場合は着つけヒラリサイトの中の「お問い合わせフォーム」をご利用いただきますと予約が可能か、お伺いが何時になるかなどを判断するための必要な情報がもれなくおたずねできるようになっていますのでとても便利です。お電話番号の欄に携帯番号をご
一月も、1週間が過ぎ仕事始めを迎えられた方も多いのではないかと思います。5日ごろから新年のご挨拶や初釜、ほかにも鼓の打ち初めなど、お稽古始などおきものをお召しになる機会が増えてくるようで以前レッスンに来てくださった方が年始のご挨拶の言葉とともにお仕事はじめなどにきものを着たこと、うまくできたことなどを添えてメールやお葉書をくださったりヒラリも、着付で忙しい合間にも嬉しいことの多いお正月を過ごさせていただきました。年賀状やメ
謹んで初春のお慶びを申し上げます。旧年中はさまざまなかたのお力添えをうけて新しいことを身につけ、古きことをあらためる、よき一年を過ごさせていただきましたことお礼申し上げます。本年も何卒相変わりませずお願い申し上げます。みなさまがおだやかにお健やかにお過ごしになる1年となりますようお祈り申し上げます。きもののイベント企画していますイベントをいち早く知りたい方はFBページにいいね!お願
前回のブログを書いたのがいつだったのか考えるのさえお恥ずかしいと思うほどお久しぶりです。あっという間に年の瀬です。こんばんは、着つけヒラリです。11月の末には、「あじき路地で椿屋と語る」にてお話をさせていただきました。(1枚めの写真は椿屋さんのページよりお借りしましたきもので伺うつもりでしたが、着付けのお仕事が混み合い着替える時間がまったくなく、スーツでの参加となりました)お越しくださったみなさま、ありがとうございました!自分に
*本文とは関係なく、最近の着付けの写真を掲載しています。果たして、友人とともにいくつかのアンティークきもの屋さんをめぐった結果無事にすてきだと思えるきものに出会えはじめてのわたしのきものを手に入れました。当時、きものの格や決まりなど何もわからずただ色や生地の感じに惹かれて選んでしまったきものは振袖でもなく、まったく普段着の気軽なきものですが「正絹なの?そんな値段で売ってるの?どこで買えるの?」とあれこれ驚く祖母に着せて
*本文とは無関係に、最近の着付けの写真を掲載しています。さて、もろもろの事情で「成人式の振袖はなし」、という方針がかたまりましたがその報告を受けて、がっかりしたのが祖母でした。わたしは祖母のきもの姿を見た記憶はありませんが若いころはときどききもので過ごすこともあったらしく祖母はきものが好きだったようでわたしの晴れ着姿をとても楽しみにしてくれていたようでした。そんなふうに肩を落とす祖母を見ていると一度は諦めた振袖を着たい
着付けをしていて、「ご実家も呉服関係のお仕事なのですか?」と訊ねられることはしばしばありますがヒラリの家族は誰もきものを着ません。両親のきものとは関係のない仕事をしておりきもののきの字もない家庭で生まれ育ちました。こどものころは絵を描くことや、物語を読むのが好きで女の子らしくきれいなものも大好きでしたが和のものよりも、マリー・アントワネットのような、パニエで大きく膨らんだドレスに憧れた少女時代を過ごしました。成
こんばんは、着つけヒラリです。↑先日お伺いした着付けの写真です。近しい方たちとのお茶会とのことで、お茶会の着付けはお太鼓が定番ですがまだ成人式前のお嬢さまなので、お太鼓の変わり結びでほんのすこし華やかに。秋になって、新しくレッスンに来てくださる方が増えました。はじめてレッスンに来てくださった方によく聞かれるのが「梨沙さんはどうして着付けを始めたのですか?」ということ。意外と多くの方が興味をもってくださっているようなのでブ
こんにちは、着つけヒラリです。写真は、今月半ばにご依頼いただいた京都橘大学の裏千家茶道部のメンバーの中のおひとり。裏千家茶道部のみなさんとはかれこれ4~5年のおつきあいになるでしょうか。もちろんその間に卒業したり、新しく入部の方もいたりとメンバーは入れ替わってゆくものの着付け教室や、秋の学外茶会の際の着付けやご縁が続いていくことはとても嬉しく、ありがたいことです。まだ若い彼女たちが、茶道をきっかけにきものに触れるこの機会を
京都の外に出かけることが多かった9月も終わりそれどころかいつの間にか10月の終わりも見えてきました。アトリエのお花もすっかり秋の色です。秋が深まってくると、だんだんほおに触れる風も冷たくなってきてきものがちょうどよい季節になってきます。そのせいかレッスンのお問い合わせもぐんと増えております。紅葉やお茶会など、きものが似合う催しも増えますものね。着つけヒラリの着付けレッスンでは大まかなカリキュラムはあるもののできるだ
こんにちは、着つけヒラリです。普段は着付けや着付け教室をしているヒラリですがこの秋は、人前でお話する機会をいただいております。さまざまな執筆や、京都特集ナビゲーターとしてときどきTV出演もしているライターの椿屋こと、山田涼子さんの企画にスピーカーとして登場させていただくことになりました。『椿屋と語る』は様々な分野の京都で活躍する人と「お仕事について、プライベートについて赤裸々に語るトークイベント」とのこと。ちょっ
こんにちは、着つけヒラリです。9月は私的な旅行もありましたが、お仕事でも出張しておりました。こちらは名古屋外国語大学。国際教養学科・ガバナンス原論のなかで外部講師を務めさせていただきました。「ガバナンス」というのは一般的には「統治」と訳されるようで着付けやきものを通して、所作や自己表現など「自分をどうガバナンスするのか」ということやグローバルな舞台での活躍を目指す学生さんたちに自分たちの文化に対し理解を深め
9/10-9/12と3日間実はお休みをいただいておりました。九州をぐるりとまわり温泉に入り、おいしいものを食べしっかり新しい空気を吸い込んでまいりました。いつもは9月は比較的のんびり仕事をすることが多いのですが今年の9月は思わぬお話やお仕事をたくさんいただきいつもよりあわただしい9月となりました。リフレッシュできたおかげで、この秋もがんばれそうです。宿泊先の温泉ゆかたがかわいくてご満悦でいるところ。福岡から別府、高千穂
婚礼前撮りのロケ付き添いで京都生活15年目にしてはじめて東福寺さんへ参りました。東福寺さんは秋の紅葉が有名ですが緑の季節もとても美しいお寺でした。行きは雨がしとしと降っていたのですが到着後はすっかり上がり帰りのタクシーの運転手さんもとてもいい方でおふたりの日頃の行いがいいんだなあ、としみじみ。どうぞ末永くお幸せに。きもののイベント企画していますイベントをいち早く知りたい方はFBページに
7月、8月とお祝いのお席にお招きいただく機会が続きフォーマルなきものを着る機会の多い夏です。鏡越しの自撮りをさらに反転しています。この方がご覧くださる方には自然に見えますでしょうか?色無地はいただいたものなのでどちらのものかは判然としませんが、普通の絽目でなく立涌状にゆらいでいるのがさりげなく変わっていてお気に入りです。いただいたのちに、縫い紋を入れました。帯は帯屋河合康幸さんのもの。ぱっと見では菊の柄に見えま
さて、すっかり日にちが空いてしまいましたが水引の帯留ワークショップにご参加くださったみなさまありがとうございました!当日は和工房包結さんより講師の方をお招きして水引の歴史やもともとの成り立ちについてお話を伺い、そのあとに実際に水引を結んでいただきました。水引は元々献上品にかけられた装飾です。大切なおくりものがお相手の方の手元へ届くまで清浄にたもちまもりたいという贈り手の願いがこめられています。水引の結びの美しさ
先日、大好きなお姉さんとお姉さん一押しのベトナムフレンチ「XUAN」さんへ行ってまいりました。食レポは苦手なのですが久々のごはんブログなところでおいしかったのだとお察しいただければ幸いです。北白川の隠れ家的なこちらのお店はお食事のスペースだけでなく、マダムが厳選したとびきりかわいいベトナム雑貨もご覧いただくことが出来ます。くわしいことはこちら、お店のWEBでどうぞhttp://w
立秋が過ぎたとは信じられないほど太陽の勢いはまだまだ盛んです。写真は「職場のパーティへ」とのことで着付けさせていただいた夏紬と麻の帯。あっさりとした色づかいが夏の太陽の下でも目に涼を与えてくれます。レッスンに来てくださっていたこともある、↑のお写真の方ご自分でももちろんきれいに着られるのですが今回は着付けに奮闘して汗をかくよりも、とご依頼くださいました。ご感想をお送りくださったので、ぜひご紹介させてください。
久本雅美さんの還暦を記念して「MachamiStyle」が8/24に出版されます。(画像はmusic.jpさんからお借りしました)京都で撮影された写真が数ページあるのですがその際に着付を担当させていただきました。久本雅美さんを中心に、オフショット。ヘアメイクのあいだも気配り細やかでずっと楽しい久本さん。とても魅力的な方で撮影を機に、今まで以上に大好きになりました。ファッショニスタとしての面もコメ