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邦楽器作品の創作と邦楽器演奏界の更なる振興をライフワークの柱に据えている私です。このところ、自作邦楽器作品の紹介を続けています。###DISTRACTIONⅦforShamisenandSeventeen-stringKoto###ディストラクション第7番~三味線と十七絃箏の為に~(2002)西潟昭子(TAフォト&サウンドオフィス)委嘱作品演奏時間:約10分初演:2002年3月東京/abc会館<西潟昭子リサイタル2002>演奏:三味線=西
先日少しお知らせいたしましたリサイタルの詳細です。この度、5月4日(土祝)に今藤政智三味線リサイタルを開催させていただきます。「糸に思う」と題して、私が普段演奏している古典長唄や、長唄が基に作られた現代邦楽、そしてクラシック音楽という様々なジャンルを三味線で演奏いたします。プログラムは私の思い入れのある5曲を選びました。1曲目は長唄の名曲「鷺娘」です。私は音大1年の夏に今藤政太郎先生(現人間国宝)に出会いこの世界に入りました。たった3本の糸で繊細な響きやダイナミックな音を表現する政
邦楽器作品の創作と邦楽器演奏界の更なる振興をライフワークの柱に据えている私です。先月から自作品の邦楽器関連曲の紹介を作曲順に続けています。今日は、以前の記事で紹介した「音楽づくり」ビデオ教材とリンクして誕生した作品の紹介になります。先日の記事で紹介した「七変化」の基本構造を活用して、そのビデオ教材で重要な素材として提示されている邦楽の伝統的な音型“さらし”を敷延した合奏曲を作曲したという訳です。まず、ビデオ教材をあらためてご紹介しておきましょう。「和楽器だ!音楽づくりだ!~イメ
私自身の軌跡を振り返りながら、自作邦楽器作品の紹介を続けています。####音・音~二群の邦楽合奏の為の二章####SOUNDSOUND~TwoMovementsforTwoGroupsofJapaneseTraditionalInstruments~(1998)日本音楽集団委嘱作品演奏時間:約15分楽器編成:2笛(篠笛と能管の持ち替え)2尺八(一尺八寸)2三味線2打楽(Ⅰ
洗足学園音楽大学公式HPの現代邦楽研究所サイトの情報が更新されました。2024年度=第30期研究生募集中です。情報詳細は下記にリンクした当該サイトをご覧ください。大学と連携しながら一体となって邦楽器を学べる場、現代邦楽研究所です。総合コースや多彩なワンテーマ講座を準備して、皆様の参加をお待ちしております。現代邦楽研究所|附属研究所|洗足学園音楽大学洗足学園音楽大学は音楽を愛する心を育て、豊かな人間性を養うことを目的とし、音楽全般を幅広く学ぶとともに、それぞれの専門分野を深く掘り
このところ、私の邦楽器作品の紹介を続けています。1993年の東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会で初演され、同年のリスボン・グルベンキアンで欧州初演、更に1994年の東京フィル欧州演奏旅行にプログラミングされる等、<フォノスフェール第1番~尺八と管弦楽の為に>で大きな話題と大成功を得ることができて以来、私の手掛ける作品の半数近くが、邦楽器を含むものにシフトしていきました。その先駆けとなった作品の一つが、この<七変化>です。<美しの都~尺八とオルガンの為の幻想曲>(1991)と
邦楽器作品の作曲と邦楽器演奏の新たな芸術の振興をライフワークの柱に据えている私です。このところ、自作邦楽器作品を作曲年順に振り返っています。今日の作品<美しの都Ⅲ>は、このブログで何度も紹介してきた山口賢治氏のCD「尺八の現在」に収録されている作品です。楽譜は、私の作品集「現代の日本音楽第19集ー松尾祐孝」(春秋社刊)に掲載されています。上にリンクしてあるYouTubeは、最近の演奏の記録動画です。拙作<フォノスフェール第1番>(1993年)の世界初演、更にはグルベンキアン管
こんにちはもうすぐ春ですねぃ☘️今夜は紀尾井ホールで現代邦楽作曲家連盟の作品演奏会です略して「ゲンポウレン」中華のメニュー❓のような響き、なんだか美味しそうな組織団体ですYouTubeチャンネル「現代邦楽作曲家連盟GenPouRen」で過去の演奏が鑑賞できますヨ今日の演奏者も過去のヒトになるのね〜年明けに沢井比河流先生と麗さんにお会いしたんですヨ深海さとみ先生の作品「浪よ」狼でなく、ナミどんなんだろーとても楽しみですナマをいただきに、まいりますかわゆす紀尾
邦楽器作品の創作と邦楽器演奏界の更なる振興をライフワークの柱に据えている私です。このところ、自作邦楽器作品の紹介を続けています。今日ご紹介する作品は、一昨年末に洗足学園音楽大学〖冬の音楽祭邦楽コンサート〗で初演された最近作、<新譜音悦多Ⅲ〜架空の民謡による音風景集>です。2018年12月2日(日)に洗足学園音楽大学・冬の音楽祭〖FUYUON!2018〗の一環として開催された【冬の音楽祭邦楽コンサート】の最後のステージで私自身の指揮によって初演されたばかりです
2018年8月31日〜9月2日に、洗足学園音楽大学を会場として【全国邦楽合奏フェスティバルin川崎】を現代邦楽研究所&同大学現代邦楽コースの全面協力で開催することができてから、既に4年余りが経ちました。この作品は、そのフェスティバルの最終演目でも上演された、<新譜音悦多Ⅱ〜合奏七段今様>です。【全国邦楽合奏フェスティバルin川崎】の最終日に開催される〖全国邦楽合奏コンサート〗の最後のステージで私自身の指揮によって再演されました。さて、この作品は、洗足学園音楽大学の現代
邦楽器作品の作曲と邦楽器演奏の新たな芸術の振興をライフワークの柱に据えている私です。このところ、自作邦楽器作品を作曲年順に振り返っています。今日の作品<美しの都Ⅲ>は、このブログで何度も紹介してきた山口賢治氏のCD「尺八の現在」に収録されている作品です。楽譜は、私の作品集「現代の日本音楽第19集ー松尾祐孝」(春秋社刊)に掲載されています。拙作<フォノスフェール第1番>(1993年)の世界初演、更にはグルベンキアン管弦楽団での欧州初演、そして、東京フィル欧州楽旅等で協創を重ね
私の勤務先でもある洗足学園音楽大学の附属研究所=現代邦楽研究所が、同所研究生や大学・現代邦楽コース学生や大学院和楽器専攻生のみならず、広く社会への貢献として、所有する記録動画コンテンツの公開を進めています。既に100以上の動画コンテンツのアップを完了しています。現代邦楽研究所HP:https://www.senzoku.ac.jp/music/laboratory/traditional/現代邦楽研究所は、日本の伝統音楽の分野で様々な活動を、1995年より25年間以上に渡り続
明けましておめでとうございます。今年も、日本の文化の素晴らしさを世界に発信していきたいと、心に期している私です。本年も本ブログをよろしくお願い申し上げます。新年の寄せて、邦楽器の調べをお楽しみください。一昨年=2021年の11月13日(土)〜14日(日)にオンライン開催された【SG0F2021】(洗足学園オンラインフェスティバル)の中で、14日(日)に配信された<現代邦楽コース&大学院和楽器専攻2021チーム>の動画が、アーカイブ配信されています。皆様、お時間の許す