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初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様293・・・・僕の旦那さま294「そう・・、拓が。じゃあ仕方ないわね」驚いた辛そうにしている翔ちゃんを置いて、拓を送るのにオレが行けって静音ちゃんはつまりそう言う事を言ってるんでしょ?「熱も無いのだから昼食を摂らせて様子は見ておきますから」「はい」二文字しか返事を思い付かなかっただから、はいと答えた拓が鳴り子さんの店に行く今まで知らなかっただけでそれは当たり前?そして完さんは?昨夜見てから帰ってい
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様271・・・・僕の旦那さま272スィートタイムが終わり、髪をボサボサにしたままで寝ぼけながら洗面所へ顔を洗って何とかマシにしなくっちゃまっすぐな廊下を走ってギリギリ右足でブレーキからのIN!!「うわっ!」こんな早くに誰も居ないと思っていたから、洗面所に入った瞬間大きなクッションのような感触にぶつかり顔を埋めたにゃんだよこれ、こんな所にマット置いたの誰?「やぁ、雅早いねおはよう」「・・・」この声、完さんだ
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様270・・・・僕の旦那さま271イタタタ・・頭の中で大きなワニがギザギザ鋭い歯で噛みながら太鼓を叩いているみたいだふたりが久しぶりに出会った時間に記憶がさかのぼってる、二日酔いで上手い具合に脳みそが逆回転したんだ思えば最初万年香は夜のスィーツで食費に入っていたでも中々それに気付かなくて、やっと理解した雅ちゃんはタクシーで隣街のドラッグストアへ買いに行き。そこで初めて鳴り子さんの名前を耳にしたまだガンガンしてるから思い出タ
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様269・・・・僕の旦那さま270「どうして君が道屋の蒲鉾を」えっ!自慢げに出したけどその理由を考えてなかった丸から聞いたって言うのは簡単だけどきっと丸はそんなつもりで教えてくれたんじゃない筈翔ちゃんと完さん二人が雅ちゃんを見て返事をまってる一生懸命考えるけど何も思い浮かばない仕方ないから頭の中に何個か言葉を思い浮かべてからシャッフルしてみるカラス宇宙変な人奇跡パンどれも全然関係なさそう!!でも頑張ら
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様268・・・・僕の旦那さま269オレのつま先から腰辺りまでサイズリクエストした文字はとても大きく堂々としていた「雅、君はどうしてこの字が良いのかな?」「どうして?雅ちゃん」同じタイプの親子が雅ちゃん文字に興味を示す、ここは少し自慢げに話しても良い?雅ちゃんは二人の間で立ち上がると完さんに書いてもらった和紙を持ち見せた「雨過天青」ふんふんって聞いてる風な二人ここでは先生っぽく言うので聞いていてね「うか
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様267・・・・僕の旦那さま268明に気を付けろの意味が分からなかった旦那様のお父さんはとても優しい、翔ちゃんにも雅ちゃんにもお酒をついでくれて全然気難しくもない感じでお喋りしてもらってる「そうかあの家を立替える前に住んでた家の隣にね」ふたりの馴れ初めを聞かれてなんだかお見合いの席みたい「今夜、鳴り子さんは来ないんですか?」となりで聞きながらふと雅ちゃんは気付いた一番最初オレがまだ丸とも誰とも仲良しじゃな
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様266・・・・僕の旦那さま267明に運転してもらいどこかへ移動しているいくら関係知ってる幼馴染だとしてもその後ろでちょっと「翔ちゃんやめてぇー」客席から迎えに来てもらい甘えようとする旦那様に服のせいか?それとも翔ちゃんの踊りが良過ぎて汗かいたって言ったのに言ったのが逆に刺激しちゃって嗅がせろって首筋に迫ってくる!!わざと音をたてて明に聞かせようとしてるのが分かるから、旦那様はすっごぃSだよ「ねぇ、旦
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様265・・・・僕の旦那さま266今日のとりは社だから翔ちゃんが一番になってそれで挨拶まわりで先に出るってその分早くヒバリから帰れるけど、その後にお父さんと会う考えれば何をしている人なんだろうヒバリの特別席で今夜のショーを待つお客さんを見ていた何度か見せてもらっているけど雅ちゃんは旦那様のショーはワクワクしつつも同時にあまりに綺麗すぎて自信を失っちゃう「雅ちゃ~ん」ん?背中から声をかけられそのトーンから
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様264・・・・僕の旦那さま265「そうだね携帯がここにあると置けなかった」そうです、そこにあると藤さん手作りの雑炊が置けなくてだから雅ちゃんは手を伸ばしていましたしかし、そのタイミングが重要なのです扉が開く前だったのか、もしくは開いてからのお手付きだったのか?もしくは雑炊の匂いがして手を伸ばしたのか?えーっと、全く雑炊など気にしていませんでしたつまり雅ちゃんは元々から眠れないのはこいつのせい、なんて事で手
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様263・・・・僕の旦那さま264あまり寝れなかった旦那様の声を聞きながら眠ったから何もしなかったけど、でも深く眠りそうになるのにまたあの声が聞こえて何度も何度も雅ちゃんには秘密だってそう聞こえてあの電話の向こう側に居たのは鳴り子さん拓のお母さんで翔ちゃんの次のお母さん朝起きて朝食を食べる前に何だか頭痛「大丈夫?雅ちゃん」ん・・・、大丈夫って、その大丈夫じゃない元を作った人が聞いてくる大丈夫じゃない
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様262・・・・僕の旦那さま263明日は翔ちゃんのお父さんと会うお皿を洗って拓と自分ボーリング遊びをして翔ちゃんが明と話すからって先にお風呂に入ったカポーンと広いお風呂旦那様と二人のお風呂なら広いのも楽しいけどひとりでこのお風呂は寂しい「お父さんかぁ~・・どんな人なんだろ」翔ちゃんが静音ちゃんの孫だから、そのお父さんはやっぱ息子だよね?めちゃ怖い人?それとも翔ちゃんに似て優しい?でも翔ちゃんだってオレが他
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様261・・・・僕の旦那さま262もくもく今夜の夕飯は焼き魚だカレイの醤油みりん焼きだ以前ニャオンに行ってスミさんが簡単焼き魚の素を売ってた「雅ちゃんこれ食べてみなさいよ」「魚好きだけどぉ・・難しいでしょ?」外で食べる焼き魚定食とかサバの煮込みとかはめちゃ美味しいでも一匹買って今から解剖しますなんて雅ちゃんにはまだ無理ですたいそれをスミさんに言ったら買った所でさばいてもらいなさいって「ニャオンでも
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様260・・・・僕の旦那さま261「翔ちゃん!」パンケーキを食べてだいぶと年上の人たちに挨拶をしてこちらから行くのに何故かみんな静音ちゃんに頭が上がらなくその分、雅ちゃんがぱくぱくぱく茶菓子を出され、かなりお腹がいっぱいだだけど最後の最後に本日2回目ご褒美タイムだ!「どうしたの!?」思わず自分がどんな格好をしてるのかも忘れ翔ちゃんの腕の中に飛び込むでも翔ちゃんも変な格好だタンクトップなのに顔と首筋襟足
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様259・・・・僕の旦那さま260拓の参観日楽しかったな小さな子、しかも翔ちゃんの弟そんなの可愛くない訳がないでしょあぁこんな着物じゃなくてデニムとシャツなら少し遊具で遊んで帰れたのに何だかんだと美羽ちゃんも良い子で結局拓を好きな子ならやっぱ良い子なんだって、もうオレって拓に弱いなぁだって可愛いんだもんね~「さっきからその顔はなんですか、もう少ししっかりとさせなさい」「だって・・」「だってなんです?
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様258・・・・僕の旦那さま259中に入れば小さいと思っていた拓はその部屋にいた子供達と同じ背丈イスしかない部屋で先生の話を聞いて保護者が入る頃には子供たちもソワソワ、雅ちゃんを見つけた拓が大きく手を振ってくれただからオレもおーぃって振り替えせば先生と静音ちゃんに拓と雅ちゃんは同時に怒られた大きな声で発音してオレもしらないような英語を読んでるすごぃなぁ拓かしこいやっぱ翔ちゃんの血が流れてるんだもう拓がいちいちこっちを向
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様257・・・・僕の旦那さま258興奮しなきゃ大丈夫だ前に女の子の格好をした時翔ちゃんが不安でしょ?なんてバレないよう吸収剤の入った特別素材ぽっこりなるけど大丈夫みたい興奮したらぽっこりが大きくなるけど翔ちゃんも側に居ないし近くに居るのは静音ちゃんぐらい「お待たせしました」パンツは見られたくないので藤さんに襦袢の着方ぐらいは覚えたいって自分で着替えその上から薄い緑色に桜が舞う布に袖を通した薄くお化粧もされ
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様256・・・・僕の旦那さま257静音ちゃんのおつかいに今日は着いて行く勤務時間の明は無口に襟足からの金髪も見えない機能的なのかとても良い角度に頭が入るようになってる「別にあなたが居なくても良かったのよ、拓が言うから」お出かけの用事には途中に意味があって、それは拓に関係する事先日オレが明に連れ去られた時にも拓はそこに預けられた。今日はその場所で簡単に言えば参観日みたいなモン朝から大きな紙に宇宙文字みたいなのと笑った顔
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様255・・・・僕の旦那さま256「どうしたの?大きな声を出して」翔ちゃんに降ろされた拓が足を痛がる明の側へ「どしたの?」「聞くな」どう見ても足を庇う動きに小さな子供でも気付いているなのにまだ痺れているみたいで翔ちゃんが側に行き、その痛い方の足を拓に触らせた「ってぇええええ!!バカ!触るな。翔、マジでお前の嫁は鬼だ」叫んだ声に反応した拓がオレと同じように足を蹴って逃げて行った翔ちゃんはクスクスと笑い
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様254・・・・僕の旦那さま255ソレデドウイウツモリナンデス?それでど、ドウイウツ森なんです?翔ちゃんの隣で正座自分もしばらくここでお世話になりますそう静音ちゃんに翔ちゃんが話した返事がトウイウツ森って聞こえた雅ちゃん一体何かって感じだけど明からも感じたけどこの件については翔ちゃんは思い出したくないううん、言葉にするとしても少しずつそうじゃないとかさぶたを治りつつあるのを無理に剥がしたくないその治す力がオレ
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様253・・・・僕の旦那さま254お腹が違う意味で満腹だだって翔ちゃんが我慢出来ないんだもん終わった後にすぐにお風呂へ行きシャワーで洗われたけどそれも良いって言ったのに明日可哀想だからって「はい整腸剤、飲んでおいて」「うん・・」これで少しは何もしないよマシでしょってオレは薬を飲みながら翔ちゃんを見上げる「ん?どうしたの?」言わないけどぉ出して良いって言ったけどそんなに慎重になるなら全部出さなきゃ
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様252・・・・僕の旦那さま253「はい」「あー・・ん」うーやっぱ良いなぁ旦那様とここに居て、こうしてラブラブなのってめちゃくちゃ幸せだよぉ自分はあまり食べられないからってオレにあーんってしては食べさせてくれてる時々顔を覗きこまれてその度に鼻先とか、頬とか耳に唇が触れる悪戯「はい」また、あーんとくちを開けながらモグモグするすると今度はまぶたにキス「嬉しいけど食べる度にされたら食べれないよ」「
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様251・・・・僕の旦那さま252新人の稽古をするのは今年で最後だからしっかりと見ておきたかったんだよ帰りのタクシーでオレに教えてくれた来年になれば社との二代柱になり自分が今までして来た事を今度は後継者の育成として社にもさせていくそれが社長の玄ちゃんの意向らしい今夜はマンションに連れて帰るそう翔ちゃんが静音ちゃんへ電話をしてくれて久しぶりに水入らずで過ごす何も作らなくて良いよってたまにはオレをずっと抱きしめたまま
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様250・・・・僕の旦那さま251「痛っ・・たぁ、もう少し容赦しろよ」ビックリしたぁそれに凄く心配だってだって型を決め返した雅ちゃんを、ゆっくり外し背中からそっと抱き上げて驚くように見上げている明に立てと一言そこからが雅ちゃんには見た事もないような世界。翔ちゃんが多分プロレス技を知るだろう明の腹に一発入れて、多分明も翔ちゃんにそんな事をされるなんて思わないから隙を見せたんだと思う「さっき何しょうとした?」急激な
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様249・・・・僕の旦那さま250唇にすれすれ触れそうで触れない距離で扉が魚雷のような音をさせ、大破に近い衝撃で開いた「何してんだ」社が翔を見た瞬間に声が出せなくなり、その場で動く事も出来ずフリーズしている「何ってぇ~隠し子騒動真っ只中で寂しげな奥さんを誘惑してるんですけどぉ。これがマッサージしてるように見えます?」おー怖い・・でも良いねぇ、そんな人間らしい表情も作れるじゃん雅はタイミング良く、まだ眠っているそ
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様248・・・・僕の旦那さま249結構重い見かけ以上にしっかりしているそれに身体が思った以上に柔らかくこれは巨大な蒲ぼこと言うか、イルカを抱きしめてるそんな感触がした「明さんやっぱり止めましょう」ヤルの意味がもう一つ曖昧だがオレの考えてる意味とこの社が思うそれとではその表彰を見ればどうやら違う気がした「止めるにしても、こんな状態で抱えてる訳にはいかねぇだろ」オレが胴体を抱え社が膝を持ち上げてる面白半
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様247・・・・僕の旦那さま248あの日も今夜と同じように暗闇の中、爆音ともう感じなくなる眩しげに反射する照明その中に社を連れていき音に身をまかせた「あの、どうすれば?」ヒバリの七不思議柱とする人間は夜の街だというのに由緒正しい人間を連れてくる静音さんでさえ今はあぁだけど昔は許しなどせず交渉に来た弦社長を追い返していたっけ「オレは明ね、別に好きに踊れば良いんじゃね?」そのうち翔も・・いや今夜は接待かそれも
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様246・・・・僕の旦那さま247ぐぉー、ぐぉー・・・ここからの会話は雅ちゃんは爆睡中なので無意識の世界つまり知りませんなので勝手に二人が話しているんだと思います「ふふ寝ちゃった、社ちゃんどうする?」そう言えば少し前だがそれも多分ここだったと思う爆音鳴り響くフロアで偶然に社とここで踊った翔の舞台初日には静音さんは必ず席を取るだからこれからの勉学の為にと玄社長が翔の後釜と考える社を同行させた帰りはタクシーで帰る
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様245・・・・僕の旦那さま246「アキラ、可愛い子。連れてるじゃん」明はどうやらアキラと呼ばれる場所で雅ちゃんは今までに無いような世界に連れて来られていますここはうるさい音楽と暗いのはネトカフェと変わらないけどなんだか時々妙に眩しく目の奥が痛くなる「何か飲むか?雅」何かって何だ?ちょっと考え、まずは落ち着きたく熱いコーヒーを頼んだ「バーカ、こんな場所にホットコーヒーなんかあるかよ」見るからに怪しい場所
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様244・・・・僕の旦那さま245盆栽ぼんさい、さいぼん、いぼんさ、さぼいん自分でも何を考えているのか刃が太めの盆栽鋏を持ちながら考えてる頭の中を整理中<お父さんも拓が好きだよQ.この文章を雅ちゃんの都合の良い文章へと書き換えよえ・・っとねぇ難題だなぁそうだなぁA.お父さんじゃないけど拓も好きだよ、でも雅ちゃんの方が大好きだよよしっ、これなら話が通るきっとそう言ってたんだ翔ちゃんはそんな風に拓と遊んでい
初めての旦那さま→僕の旦那様1.おさらい→僕の旦那様243・・・・僕の旦那さま244次の週末に大きな花束を持ち翔ちゃんが実家に戻って来た「あの雅ちゃんこれ」そんな花、ここには似合わないでしょ百合とか菊とかコスモスとか・・・かすみ草とか最初はゴージャスだったのに静音ちゃんの事を考えていると素朴で可愛い花なイメージに変わる「要らない。それに今は雅ちゃんここの家の子だからね」そうだよ、いくら雅ちゃんの事を静音ちゃんに理解して欲しくてもさ。ちゃんと説明しないほど不安