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ヤッホ~!帆足由美です。今回のブログは、昨日観てまいりました歌舞伎座夜の部の感想です。三月大歌舞伎夜の部一、伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)夜の部はまず、世話物の人気作品の通し狂言。江戸時代に実際に起きた殺人事件を題材とした「伊勢音頭恋寝刃」。「青江下坂(あおえしもさか)」という名刀とその鑑定書である折紙を巡るサスペンスドラマです。江戸の庶民の憧れの観光地・伊勢の風物、夫婦岩に昇る朝日、
とても良い寺子屋だった。涙がとまらない。松王菊之助千代梅枝源蔵愛之助戸波新悟源蔵夫婦がとても良い。愛之助は、源蔵の菅秀才を守らねばならない背景を感じさせた。筆法伝授をみていなくても源蔵夫婦の献身が胸に迫る。愛之助が、道真の高弟であるおとなの源蔵を心理描写も含めて見事に演じた。新悟は、出しゃばらず、丁寧に、情のこもったよい戸波。若手という感じがしなくて愛之助ともしっくりあっている。菊之助の松王丸。思ったよりもおおきくみえた。銀鼠の雪持ち松の衣
天平のかおり天平のかおり『青丹よし』奉仏堂平城宮の昔に想いを馳せて鹿を思い出します青丹よし奈良の都は咲く花の薫ふがごとし今盛りなり薬師寺が良かったなぁ
芝翫/歌六/時蔵/梅枝/梅花/新悟/又五郎夜の部はこれのみ幕見しました。芝翫が権太を初役だったとはちょっと意外。いがみの権太は、私の場合は仁左さまで見慣れていますが、芝翫のやり方は東京式。骨太で威勢が良くて情が厚く、悪漢だけど何かスキッとしてカッコいいという作りです。これはこれでとてもいい👍芝翫は古典的な?💦外見なのもあり、見得も見栄え良く決まります。花道から出てきて実家の戸を開けかけたところで、中で妹お里(梅枝)と弥助(時蔵)がいちゃついてるのが見え、「こいつぁとんだところへ
ヤッホ~!帆足由美です。喉の調子は良くないものの、それ以外は元気そのもの。歌舞伎は相変わらずもりもりと楽しんでおります。先日楽しんできたのがこちら。『令和6年初春歌舞伎公演』@新国立中劇場毎年1月に東京・国立劇場で開催されてきたこの公演。国立劇場は建て替えで昨年10月末に閉場したため、今年は新国立劇場の中劇場で公演が行われているのです。上の写真は、もぎり前の特大ビジュアル。さて、私はこの劇場、初めてです。
1月19日(金曜)午後1時~4時50分新国立劇場・中劇場「梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれいしきり)~鶴ケ岡八幡社頭の場」梶原平三景時:菊之助「芦屋道満大内鏡(あしやどうまんおおうちかがみ)~葛葉」葛の葉/葛葉姫:梅枝「勢獅子門出初台(きおいししかどではつだい)」菊五郎、菊之助、&菊五郎のお孫さん二人と、梅枝のご長男と、彦三郎の息子さん新国立劇場で歌舞伎って不思議な感じでした。特に下記のポスターはいつもならバレエやオペラのポスターなのでね中劇場は横から入るドアなく
菊五郎劇団による恒例の1月歌舞伎公演、今までは復活狂言の通し上演というのが多かったけど、今年は古典と舞踊の3本立てというオーソドックスな構成。出番は少なくとも、創意工夫の面でアイディアを出すなどして復活狂言に取り組むには、菊五郎さんの体力的な問題があったのかなとか思ってしまいました。ただ、時蔵&梅枝親子のインタヴュー記事によると、今回の公演のテーマは「継承」だそうで(って、毎年テーマがあったのかい😅)、古典を次の世代に継承していくという気持ちを込めた公演なのかな。「梶原平三誉石切」菊之
夜の部は古典。注目すべきは鎌倉三代記の時姫、梅枝。春調娘七種の左近。三社祭の巳之助。これから古典をしっかりやってくれそうな役者。この3人はもう、歌舞伎の世界から出なくて良い。テレビ出演は十分に選んで欲しい。ドラマ位でいい。テレビ出演って…何か、芸が汚れるような気がする。大切に古典を繋げて欲しい役者。鎌倉三代記、始めて居眠りしないで観れた。梅枝ってお祖父さんに似ているのかな?お母さんの持っているブロマイドに似ている。左近はまだ17歳?!落ち着き有るし、秘めた熱も感
花の顔見世夜の部拝見!*注意*お名前に敬称をつけていません。仁左衛門の「松浦の太鼓」が観たくて参りました~松浦候が、もう~ナニコレかわいいそして松浦の御家の行く末がしんぱ~い(*´艸`)しんしんと降る雪、更け行く夜に開かれる句会、まさに風流。松浦候は句会をお楽しみのご様子。こういう隠居生活を送ってみたいわぁ~(●´ω`●)松浦候は、ご機嫌でも、プンプンしていても可愛らしい。そして香り立つ品格。その口からはかれた煙草の煙すら、品がある気がしてくる。御当主としては、ち
歌舞伎座は公演の方向性を変えたのでしょうか。古典をやらなくなりつつある。11月、12月、1月……もうね、古典作品が少なすぎる😔古典であっても見取りが多くなり、通しで打たなくなったのもすごく残念だけど、やらないよりはましと思ってしまうレベル。私は新作歌舞伎とか、ゲームやアニメや漫画などを元にした作品とかには全く興味ないのです。この点に関して「考え方が時代遅れ」と思われても構わないし「はい、そうです」と応えるしかない🙇♀️今後もこういう作品の上演が増えるとしたら歌舞伎座へはだんだん行かなくな
国立劇場が閉場したので、来年の歌舞伎公演は新国立劇場。菊之助の石切梅枝の葛の葉新国立劇場お目見えの祝いの一幕勢獅子梅枝が石切の梢葛の葉の二役時蔵は保名と勢獅子ではたぶん芸者梅枝に大役が振られていく葛の葉は時蔵でも良いと思うが。一方菊之助は、岳父吉右衛門の当り役の梶原平三。音羽屋の当たり役もみたいのだが。これから、新国立劇場中劇場に移って上演されるが、舞台の形状、花道はどうなるなど、課題の多い門出。どう使うのか興味深い。新国立劇場の中劇場は、トイレ
ヤッホ~!帆足由美です。今月いっぱいで閉場する国立劇場で、昨日は歌舞伎を観てきました。初代国立劇場さよなら公演『妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)』第二部先月九月に上演された通し狂言『妹背山婦女庭訓』第一部に続く続編です。大化の改新前後の実在の人物に架空の人物を絡めながら、藤原鎌足による蘇我入鹿討伐の物語を軸に、大義のために犠牲となる若い女性や、その周囲の人々の姿を描いています。大和国に
菊之助/梅枝/米吉/芝翫/歌六/彦三郎/萬太郎/時蔵/権十郎この作品のラスボスは蘇我入鹿。彼は宮廷から帝と大臣の藤原鎌足を追い出して帝位を簒奪。鎌足の娘である采女の局は身を隠します。先月の第一部の主筋は、恋人同士が入鹿の横暴によって命を落とすというもので、死んだ青年の父である大判事清澄は帝の家来。今月の第二部は、鎌足の息子である淡海(梅枝求女/もとめという仮の名で潜伏中)と、彼に恋したお三輪(菊之助)と橘姫(米吉)の物語で、橘姫は入鹿(歌六)の妹です。一部と二部は別個の主筋で展
『妹背山婦女庭訓』(いもせやまおんなていきん)↓あらすじはコチラ『千穐楽@歌舞伎座』されど歌舞伎な日々『妹背山婦女庭訓』(いもせやまおんなていきん)「三笠山御殿」という段です。酒屋の娘お三輪(時蔵)が恋をした男(松也)がある日突然失踪。必死に…ameblo.jp悲劇の娘、お三輪を演じるのは今回菊之助。もうすごいわー、菊之助。ていつも同じコトしか私言ってないけど、でもすごい。好きで好きでもうどうしようもなく好きになってしまったこのキモチ・・・その「恋はハリケーン」
国立劇場さよなら公演妹背山婦女庭訓山の段は大好きな演目大判事松緑久我之助萬太郎定高時蔵雛鳥梅枝山の段のまえに小松原と花渡しがつくから久我之助と雛鳥の出会いや、入鹿を巡る状況がきちんと説明されている。とても小さな座組。確かに、出演者は少ない。橘太郎の腰元小菊にはびっくり。達者な人だから危なげない。新悟の采女の局も及第。花渡しの段坂東亀蔵の入鹿ニンではない。どちらかというと久我之助だろうに。頑張って位取りしていると思うが、ちょっと良い人
顔見世大歌舞伎の演目がでた。昼はマハーバーラタ戦記の再演。初演ではキラキラのインド風が、歌舞伎でも違和感なく馴染んでいた。今回も、初見の人は楽しめるだろう。夜は松浦の太鼓松浦公仁左衛門宝井其角歌六大高源吾松緑お縫米吉今考えられるベストメンバーかも。鎌倉三代記久しぶりの上演。時姫に梅枝。大抜擢。三姫の雪姫を9月に米吉、児太郎が演じるから、今回の時姫も当然か。顔見世季花姿繪舞踊三題。尾上右近と巳之助の三社祭が楽しみ。全体に若返っていること、ひし
こちらも、初めての作家さん親子三代で菓子を商う「南星屋」は売り切れご免の繁盛店武家の身分を捨て、職人となった治兵衛を主に出戻り娘のお永と一粒種の看板娘お君が切り盛りするこの店には他人に言えぬ秘密があった愛嬌があふれ揺るぎない人の心の温かさを描いた読み味絶品の時代小説吉川英治文学新人賞受賞作7話から「カスドース」「若みどり」「まるまるの毬」「大鶉」「梅枝」「松の風」「南天月」庭の花からきょうから、日曜日まで雨予報そのうえ30℃慣れ
いつもご覧頂き有難うございます。本日もお暑うございます。暑さしのぎに、どうぞお立ち寄り下さいませ。開廊時間11:00~18:00日曜・祝日休廊展示会期中は休まず営業致します。お待ち申し上げております。赤坂游ギャラリー公式ホームページ(akasakayugallery.com)OpeningHours11:00~18:00ClosedonSundaysandpublicholidaysWewillbeopenwithoutab
ところで、夕霧の中将と雲居の雁の姫君の件は、未だに進展していなかったのよ。内大臣は、明石の姫君の入内の支度の話などを聞くと、淋しい気持ちになるのよ。もう。。雲居の雁の姫君も20歳。。普通ならとっくに高貴な殿方に嫁いでいてもおかしくないお年頃なのに、所在無く塞ぎ込んでいるのが親としては複雑な気持ちなのよ。ところが、あのお相手の夕霧の中将はの態度が平然としているので、今さらこちらから弱気に進んで申し出るのも内大臣としては世間体が悪い話になるのよ。こんな事なら、あちらが熱心に望んでいた時に
「梅枝」(うめがえ)は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。第32帖。巻名は宴の席で弁少将(内大臣の次男、後の紅梅大納言)が歌った催馬楽に因む。・・・以上ウイキペディアより。光源氏39歳春の話。ーーーーーーーーーーーーーーーーーー東宮の元服が2月に予定されて居て、その日が近づいてくるわ。明石の姫君もまた、同じく裳着(成人式)が近づいていて、源氏はその支度に並々ならぬ心遣いをするのよ。東宮の元服の後に引き続いて姫君の入内の予定なのよ。源氏は、姫君の入内の為に、念入りに薫物の調合を
今日まで色々難問があり昨日やっと一つが解決ホットしたのとお礼にといつもの神社まで散歩今回この投稿2つ目になるが私はこの神社の梅が好きで見に行っている沢山あるわけではないが白と赤の梅枝垂れの白や赤少しづつだれて咲くが心が温かくなるもうすぐ枝垂れの赤も咲きそうに膨らんでいる春を感じる瞬間かもしれない色んな節目にはここへ来る事は私にとっての心のパワースポットだからだと思っている
令和四年十二月喜多流自主公演『梅枝』三月に『籠太鼓』をお勤めになった長島茂氏の舞台。立派なお姿の「楽」は見栄えがするけれども何時も曲に対する理解の浅さを思い知らされる。物語は『富士太鼓』の後日譚で、住吉の楽人と天王寺の楽人の争いに端を発している。共に世阿弥の作で五流にある曲。『謡曲ゆかりの古蹟大成』によれば、大坂・住吉大社の境外摂社「浅澤社」は本曲のシテを祀るとの伝説があるらしい。『大江山』前の月に大江山へ出かけて来たばかりなので、後場の
第32帖・梅枝は光源氏39歳の春の出来事が書かれています。「梅枝」の名は宴の席で弁少将の歌に因む題。※Top写真は風俗博物館の展示物で、第22帖・玉鬘から第33帖・藤裏葉は、光源氏の館(六条院&二条院)にいるヒロイン達が大いに関係しているので統一させています。※この項目は、関連事項などの記事をアップしたらリンクアップデートします。源氏物語を現代語訳された与謝野晶子さんは、次のような和歌を載せています。「天地に春新しく来たりけり光源氏のみむすめのため」<あらすじ>東宮(朱雀帝
テキストを入力国立劇場さよなら公演。今年も菊五郎、時蔵、松緑中心でやっぱりアンサンブルの良さはこのメンバーならでは遠山金四郎菊五郎尾花屋小三郎菊之助おわか梅枝生田角太夫松緑角太夫女房時蔵おえん尾上右近佐島天学彦三郎尾花屋丁稚、役者丑之助役者眞秀役者亀三郎役者小川大晴尾花屋番頭片岡亀蔵八州廻り他萬太郎羅漢尊者左團次河原崎座座元権十郎
上村以和於氏による。ここ一年ぐらいなんとなく気忙しく、ゆっくり新聞も読んでいなかった。年があけて少し余裕。恒例の国立劇場菊五郎劇団による遠山桜天保日記庶民の娯楽である歌舞伎を守った遠山金四郎が今回の主人公。息のあったメンバーで黙阿弥劇をみせてくれたということ。国立劇場さよなら公演にふさわしく各々が自分の実力を発揮しているようだ。ここには書かれていないが、私の楽しみの一つは、芝居の中で披露される時事ネタ。今年は、何をとりあげているのだろう。大谷翔平?村神さま?キー
今日も梅畑のお手伝い。私はこれで梅枝を切る役。チラホラきてますね。
襲名狂言らしい豪華で華やかな舞台。助六團十郎揚巻七之助白玉梅枝白酒売勘九郎意休松緑通人猿之助福山かつぎ巳之助かんぺら左團次朝顔猿弥並びの傾城新悟児太郎廣松鶴松笑三郎満江玉三郎河東節ご連中ソーシャルディスタンスのためか、少なめ。御簾ごしにも隣との距離取っているのがわかる。助六の鉢巻は魚がしが送るみたいな約束事どうなっているのかなあ。
________たくさんい有難うございました。↑尾張・尾呂茶碗尚、画像を撮る間もない事でしたが[優品]色絵梅枝紋(鶴首)花瓶がお買い上げとなる。____有難うございました。
今日は源氏物語講座でした。梅枝の巻でしたので、源氏が娘の明石の姫君の入内の準備に勤しみ、ゆかりの皆さまに香を作っていただく場面がありました。そこで、ご参加くださっているお香の先生にいただいた練香を焚いてみたりもいたしましたのですが、写真を撮り忘れました。残っているのはお菓子の写真のみ今日はこちらのプリンも召し上がっていただきました。みなさまありがとうございました。
菊之助/吉弥/萬太郎/吉太朗/菊市郎/権十郎/橘太郎/米吉/梅枝/又五郎「椎の木」三段目は、先に観た二段目(Aプロ)同様、私の場合は仁左さまの知盛&権太がデフォルトになっているんだけど😅菊之助の権太は鯔背な感さえある江戸前。パパ菊五郎をきちんと踏襲している感じで、その意味でたいへん良かったです。博打打ちで強請りタカリもする小悪党としての泥臭さは薄味で、すっきりとした色男味強し。そして頭もよく働きそうです。これは菊之助の持ち味でもありますよね。で、荷物に入れておいた20両が無くなっ