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「パパ、これ、読む?」そう言って渡されたのが、これ。テンちゃんが、東大の文化祭で購入した合格体験記。その名も、『非進学校出身の東大生による、孤独に東大を目指す受験生のための合格体験記Ⅱ』これ表紙です。で、これが裏表紙。17名の非進学校出身の東大生による、合格体験記が94ページにわたり、書かれてありました。「で、テンちゃんはこれ、読んでどう思ったの?」
少し毛色のちがう記事です。日本は東京一極集中だと言われます。都内で暮らしていますが、仕事で地方に行くとラッシュというものを感じませんね。大阪から上京してきた同僚が、「大阪も朝のラッシュが激しかったけど、東京と比べると全然たいしたことない」と言っていました。まったく同感です。大企業の多くが本社を東京に置いています。ビジネス的にはそれがよいのでしょうが、残念なことに、大学も東京に集中しています。もちろん関西や地方にも大学は多くありますが、私学を中心に難関大学と言われるところは、やは
以前、妻の役割は、子どもたちの「生活リズムの管理」だと書きました。では、私は何をしていたのでしょう?仕事で帰りが遅かったり、遅い上に酔っ払っていたり・・・父親、家の中では、立場、弱いです・・・・。でも、ひとつだけやっていたのは新聞の切り抜きを読ませるということ。それがどういう効果なのか、検証はできませんが、たまに記事を話題にいろいろと話をすることもできました。妻が子育てに忙殺されている時、世の中との接点はどうしても限定的です。だからこそ、世の中のことを知ら
テスト結果を見ながら、「ああ、これ、わかってたのに・・・」とかつぶやこうものなら、、、、「言い訳するな〜!!」と私からきびしく叱られていたのは、我が家のおぼっちゃまです。弟と性格の異なるおねえちゃんは、そんな言い訳などしなかっただけに、なおさらオトコの子にはきびしくなります。わかっててもできなかったのなら、わかっていなかった、ということと同じです。もちろん、次に同じ問題が出たらできるかもしれませんが、結果がすべてだと教えることは勉強に限らず大事なこと
テストの結果は気になります。親であれば誰しもそうでしょう。出来がよければいいのですが、そうはうまく行きません。10番であればもっとよければと思いますし、二番であれば一番になれと思います。これがクラスで30番だったりすると、おいおい、こんなことで大丈夫かあ〜〜と不安になります。それは仕方ありません。しかし、その気持ちを言葉に出してはいけないと思います。本人は頑張ってやっているのかもしれません。頑張っているけど、頑張り方がまちがっているのかもしれません。頑張
クリスマスと誕生日にはプレゼントを用意していました。これは子どもたちが中学生の頃の写真です。まずは、おぼっちゃま(弟君)。テニスを始めた頃だったので、ラケットのバッグと、好きなハリー・ポッターグッズ、そして英語検定のテキスト。おねえちゃんの方は、洋服のほかに、これまた好きなハリー・ポッターグッズと原書。そして、バッグと、かわいいウサギ。どれもよろこんでくれました。選んでいるのは、ほぼ妻ですが!!!(事前リサーチ有り)本人たちの好きなもののほかに、必ず本とかお勉強に関する
おぼっちゃまが高校一年生の頃の話です。「どんな仕事につけばいいのかわからない」と悩んでいました。そりゃそうだよな。私が高一の頃なんて、なーんにも考えてなかった。というか、大学に行くべきかどうかすら、あやふやな感じだったし。地元の大学じゃ一人暮らしもできそうにないし、かといってご立派さんな大学に行けるような自信もないし、だけど都会はなんとなく怖そうだし、かといってこのまま田舎暮らしも絶対にイヤだし・・・みたいな感じでした。まあ何事も見えていないアホ高校生だったわ
毎年3月になるといろいろな週刊誌とかに難関大合格者のインタビューとかアンケートが掲載されます。「どこの塾に行っていたのか」とか「どんな参考書が役に立ったのか」とかいう類のものです。我が家もそれなりにたくさんのテキストや問題集がありました。しかし、「買ったけど使わなかった」というものはほとんどありません。どんなテキストや問題集がいいのか、素人の親にはよくわかりません。そこは専門家である学校や塾の先生にお任せです。ただし、それを使い切ることが大事です。噂に惑わされず
娘が高校一年生になった頃の話です。深夜に帰宅したら玄関の横の不燃ゴミの袋にこんなのが入ってました。娘が小1の頃から使ってた進研ゼミのコラショの目覚まし時計です。略して、めざコラ。どうやら壊れたからいよいよ捨てることになったようですが、なんか私にとっては、娘の思い出が詰まってて、捨てがたく、救出して、本棚に飾りました。常日頃、会社でも部下たちには「いらない書類はさっさと捨てろー!」とか「書類だらけのヤツに仕事ができるヤツはいないぞ−!」とか
我が家は姉弟それぞれに自分の部屋を与えていました。だから自分の部屋は自分で片付けるのがルール。とはいえ子どもは自分ではなかなか片付けられません。かといって、親が上げ膳据え膳で片付けてやっても自分でできるようにはなりません。我が家では、掃除好きの私が時々掃除機を家中にかけるのですが、休日であれば、子どもたちの部屋に「ガーッ」と入っていって、「掃除するぞー」「片付けろー」と言って片付けをさせていました。「床に物を置かない」「適度に整理整頓する」くらいをルー
我が家では、「勉強しろ」とは言わないかわりに「本、読んでる?」と言うのが基本になっていた時期があります。それだけが唯一の教育方針かも。勉強に影響するかどうかはわかりませんが、本を読まないような大人になっては、生きて行くのが大変だと思っていましたから。と言っても、「本、読んでる?」と言われているのは、約1名だけ。中学生の頃、お姉ちゃんは無類の本好きなので、ほったらかしで、弟の方は、ワンピースは読むけど、本は読まねえ・・・というヤツなので、「本も読まないようなヤツは、部活も塾もや
都内の子どもたちの多くが小さい頃から塾通いしています。ともすると、学校の勉強よりも塾の勉強を重視している子どもや家族もいるようです。すると、学校のテストより塾のテスト結果の方を気にしたりします。私に言わせれば、「どっちも大事」です。学校の勉強は簡単すぎる、テストもどうでもいい、という声もあると思います。学校、特に公立の小学校では、子どもたちの学力もバラバラ、授業もテストも幅広い学力に応じた内容にならざるをえませんし、学習指導要領というものがある以上、それに準拠した内容になる
我が家の子どもたちはゲームをしません。厳密に言えば、子どもたちが小学生の頃、友達が持っているからということで買ったことはありますが、小4で塾に行くようになってから、時間がなくなったこともあり、ほとんど使わなくなりました。しかし、遊び事を何もしないわけではなく、私は将棋したり、姉弟でオセロで戦ったりはしていましたが。そして、子どもたちはテレビをほとんど見ません。私が観るのは、ニュースとスポーツくらい。子どもたちと観ていたのは、お笑い番組と、アニメ「ワンピース」くらいです。
我が家では、自宅で勉強を始める時間だけは決めていました。と言っても、ガチガチに勉強させるようなことはなく、小学生の頃は、食事のあと家族でゲームをしたりしていました(テレビゲームとかではなく、トランプや将棋やオセロでしたが)。小学校の低学年の頃は、トランプの「大富豪(我が家では「ド貧民!」と呼んでましたが)」にハマってまして、私の帰宅が少し遅くなり、玄関を開けると「ドヒーン!!ドヒーン!!」と叫びながら二人で待っていたりしました(私はドヒン要員)。ちなみに我が家では「ドヒ
我が家は都内に家があり、大学生の娘も息子も自宅から通学しています。娘は四年生になり、早く家を出たいようですが、一人暮らしの費用まで負担するつもりはありません。娘もそれはよくわかっているようで、以前からバイトをし自己資金を貯めているようです。そういうことも社会経験ですから、好きにさせています。さて、進学にはお金がかかります。国立なら年間の学費は数十万円ですが、これが私立であれば100万円ではとても足りません。まして地方から上京し一人暮らしの場合、親の負担は毎月10万円以上にな
本好きの娘に比べ、息子はまったく本を読みませんでした。さてさて、困ったぞ。どうしようか。おねえちゃんがとんでもない本好きだということは、息子もよくわかっていまして、本を読んだ方が成績も上がるんだろうなあ、という実感は持っていたようです。しかし、それでも読書は苦痛のようで、いくらオヤジが「読め!!」と吠えても、コトはそううまくは行きません。そこで中学校に入った頃に始めたのが、「読書ノート」というものです。たくさん読まなくてもいいから、読んだら簡単に感想を書い
私はロクに勉強を教えることもできなかったのですが、妻は、子どもたちが中学生くらいまでは、わからないところがあると教えていたりしました。だけど、親の役割は別のところにあります。勉強は、学校や塾の先生の方がプロですから、親がシャシャリ出てもあまり効果はありません(我が家の場合)。妻を見ていて「よくやっているなあ」と思うのは、子どもたちの生活のリズムの管理でした。朝ごはんを作って、ちゃんと食べさせる。→コレ、とても大事。夕飯をちゃんと食べさせる。→コレもとても大事。
14才の頃、世界の広さを感じつつ、田舎の狭い息苦しさの中でもがいていた。自信もなく、展望もなく、なにより能力がなかった。本当の自分はこんなものじゃないと自問自答しながら、日々を鬱々と過していた。14才というものは誰しもそんなものなんじゃないでしょうか。さて、本日は学習ネタではございません。長男が中2の時、担任と、保護者面談がありました。仕事で忙しい私に代わり、妻が学校に。今回の面談では、事前に生徒に対し、「家庭や学校における悩みがあれば書いてください」というアンケート
ブログタイトルに「放任主義」と書いていますが、父親としてはまさに放任状態でした。仕事が忙しくて、子どもたちの勉強にかまっているような余裕もなかったのです。いや・・・本当は、勉強を教えるほどの学力がないだけです。一応、国立大学は卒業しています。現在のセンター試験にあたる共通一次試験では八割くらいの得点率でした。少なくともアホ〜ではございません。しかし、残念なことに、学力のピークは高校三年生の受験期でした。合格した瞬間にすべてを忘れてしまったような
「息子が東大に合格しました」などと言うと、「頭いいね〜」とか「天才だね〜」とか言われるわけですが、親の目で客観的に見て、いたってフツーの男の子です。男以上ら男らしい(服装はカワイイものが好き)おねえちゃんと比べると、幼い頃はいつもグズグズ言ってて、よく叱り付けていました。身体もあまり強くなく、鼻炎と闘いながら受験を乗り切った有様です。だから、小さい頃からスポーツをさせようと思い、スイミングやサッカーをさせ、結局スイミングを選び、ようやく人並みの体力を得
東大を選ぶ理由の二つ目は、「学部選択の自由」です。ご存知と思いますが、東大は学類別の入試です。三年生になる時、学部を選ぶことができます。すべてが自由に選べるわけではありませんが、その自由度は他の大学とは比べものになりません。実は、私も学生の頃、学部を変わろうかと考えたことがあります。経済学部に入学したんですが、教師になろうかと考えたことがありまして、真面目に教育学部への転部を検討したのですが、そのハードルは非常に高いものでした。ありがちなことでしょうが、大学受験の時
子どもたちが小さい時から徹底的な英才教育で「絶対に東大合格だ!!」とか、言ったことは一度もありません。冗談で、「東京に住んでるんだから、大学は東大だよな?」とかは言ってました。その都度、息子は「無理無理〜」とか言ってましたが。別に東大でなくてもいいんです。東大、変人が多いとも言われます。「使えない東大生」、私も会社で見てきましたし。しかし、東大のメリットはいろいろあります。あくまでも私見ですが、どう考えていたのか、ご紹介したいと思います。理由
私が受験生だった頃、もう30年以上の昔のことですが、深夜までラジオを聴きながら勉強をしていました。当時、体力がなかった私は、夕刻帰宅すると、仮眠をに時間ほどとって、夕食、入浴のあと、深夜まで勉強をしていました。その時の「勉強の友」としてラジオを聴いていたわけですが、これはダメです。。。。今思えば。←時、すでに遅しラジオを聴きながらお勉強、うーむ、まるで聖徳太子のようなマルチぶり。しかし、それは集中していないということでもあります。我が家の子どもたちは、
どこの家庭もそうでしょうが、子どもたちにはすくすくと育ってもらいたいものです。単にお勉強ができるだけでなく、身体が元気でなければ親としては心配です。我が家は長女と長男、歳は2歳違いです。娘は小さい時から病気もせず、ほんとに手のかからない子どもでした。一方、息子は病気がちで、特に幼い頃は、よく夜間の救急に連れていったものです。一般的に言われていますが、男の子の方が弱い感じがします。一人目が手がかからなかった分、なおさら「大変だなあ」と思ったものです。子どもたち
息子が中一の頃、テスト結果が続々と返って来ているようで、「うまくいった」と言ってる科目もあれば、「ぜんぜんダメだった・・・・」と落ち込んでる科目もありました。ま、いいじゃないか、中学生になって初めての実力テストなんだし。一喜一憂してもしかたない。こういう時、我が家の合言葉は、できなかったところが得点源。点数が低ければ低いほど、のびしろもあるわけで、受験前ならともかく、まだまだ先は長いし。ジマンじゃありませんが、私は子どもたちに「勉強しろ」とは言いません。記憶にある限
我が家の子どもたち(長女とふたつ下の長男)は、幼い頃から大人たちの中にいました。私の学生時代の友人たちの家族と、季節ごとにオートキャンプに行っていました。参加するのは、数家族20名くらい。子どもたちと同世代か少し上の、お姉ちゃんやお兄ちゃん、そしてその父親、母親。幼稚園や近所の家族ともちがう世界で、しかも非日常のアウトドア生活は、子どもたちにとっては楽しかったようです。(子どもたち、外遊びとか、狭いテントとか、そこで一泊とか、キャンプファイヤーとかそういうのが好きですから
タイトルのような躾はロクにしていない我が家ですが、「他人が嫌がることはしない」です。子どもは正直ですから、好きなものは好き、嫌いなものは嫌い。だけど、それが他人にとって迷惑なことであれば、はっきり、「それはダメ」と言うのが親の務めだと思います。このことは、子どもたちは小さい時から言われ続け、理解してくれていたと思います。何をやっても滅多に叱らない私ですが、自分勝手で友達を困らせるようなことや、ましてや弱い者イジメみたいなことでもしようものなら、「ア
タイトルはカタいが、中身はちがいます。息子が小6の頃。一緒に夕食を食べてたら、ちょうどテレビで「憲法9条の改正」に関する話題が出ました。息子「おとーさん、憲法9条って、改正しちゃダメだよね」私「そうだな。武力だけで解決しないことはあるから、安易に変えないほうがいいと思うよ。だけど、変えた方がいいという人もいるけどね」息子「憲法改正って、国会議員全員の参加がないと、ダメなんだよね」私「・・・・全員てことはないだろ」息子「全員が出席しないとダメだって、先生が言ってたよ」私
我が家の子供達の教育方針は何かと言いますと、あえで言えば勉強しなさいと言わないこと。(これは先日書きました)実際には、過去何度か「言ってしまっている」のですが、あるいは、妻は試験前とかにはハッパかけたりしていましたが、それでもたぶん世の中一般の家庭よりははるかに少ないと思います。私が「勉強しなさい」と最後に言ったのは何年前のことか記憶にございません。なかなか忍耐は必要ですけどね。中学生や高校生ともなると自我も芽生え、一年一年どころか一ヶ月一ヶ月で変化が見られ、それは会
私事ですが、大学受験は失敗しました。第一志望の大学を受験するには一次試験の得点が足りず、第二志望の大学を受験しました。ところが、この大学生活がとてもとても楽しくて、勢い余って、余分に大学生活を送ることになりました(留年ってヤツですね)。どうやら妻も第一志望には受からず、第二志望の大学だったようです。実は、うちの子どもたちも、中学受験はしたものの、いずれも第二志望です。娘は、都内の女子校を受験したのですが、不合格で、第二志望の国立の中高一貫校(厳密に言えば、一貫校では