ブログ記事12件
皆さんお久しぶりです。今年は以前に比べ投稿するのも憚られるような気がして、あまり頻繁には投稿を行っていませんでした。ましてやこのようなまとまった量の文章は(内容は乏しいですが)久しぶりです。著名な方々、高名な方々だけでなく多くの方が、むきになり、怒りや非難を口にし、それに反発や同調しているSNS上で目に入ってくるので、自分のような投稿をすることに気が引けてしまっていたのです。悪いことばかりに目を向け、感情的になり、否定的になっているときこそ、周りの様々なことに感謝の念を忘れがちで
今回、血液クレンジングを否定する記事がネットに出回りました。代替療法の話になると、必ず出てくる「ニセ医学」という言葉。今回、血液クレンジングに関する批判の記事でも、この言葉が繰り返されていました。私はその言葉自体より、その言葉の含意することに目を向ける必要があると思うのです。「ニセ医学」と切り捨て、「現代医学」の正当性にだけ固執するなら、新たな治療の可能性に目を向けようとする意識から遠のいてしまいます。「だってどう考えてもニセ医学なんだし、本当の医学とは言えないのだから、検
おはようございます。今朝久しぶりに、ソローの本を開いていたら以前に印をつけていたこんな箇所が目に入りました。"質素、質素な生活こそ必要だ!一日に三度の食事を取るのをやめて、必要な時に一食だけ取る。百皿の代わりに五皿の料理にする。他の事もこれに応じで減らしたらよい"(森の生活ーウォールデンー)”すべての知恵は朝に目覚める”と、ソローがヴェーダの経典からの文言を引用していますが、朝に本を手に取ると当たり前の生活の中に見落としていた知恵に気づかされます。普段の内科診療をしていると
皆さん、こんにちは。医療法人順齢會南砂町おだやかクリニック院長の、いのひろです。テレビやネット、SNSでは、食、栄養についての情報が氾濫しています。食は、健康維持の基盤、病気の予防のために大切なのは言うまでもありません。添加物、糖質、遺伝子組み換えといったことも懸念されるのも事実。そういった健康情報に翻弄されている人も多いのではないでしょうか?薬では健康になれるわけではないし、病気そのものを治す働きはありません。だから、日々の診療でも食事について患者さんに強調しています。
南砂町おだやかクリニック院長のいのひろです。先週の日曜日、ホリスティックビューティー協会が主催、ホリスティック育児マスター講座で、「予防接種」、「こどもの病気と食事」についてお話をさせていただきました。ちょっと話がずれます。普段診療していると、最近は症状などから自己診断をして来院される方もいます。実際、その診断が正しいこともあります。これだけネットなどで情報が得られるわけですから、専門家と一般の方の知識の差は縮まったといえるでしょう。いえ、少なくとも医学的な知識、生化
南砂町おだやかクリニック院長の、いのひろです。最近、「教養主義」とか「教養」ということを耳にしたり、目にしたりすることがあります。決して人文系の話をしようとしているわけではありません💦いくらビジネス書をたくさん読んでも、医学情報、医学関係の書籍を読んでも「知識」は得られるかもしれませんが、「教養」は得られないでしょう。私がかかわる医療において、患者さんと向き合えば向き合うほど「知識」よりも「教養」がなければ対応できないと感じることが年々増してきました。では、「教養」
皆さんこんにちは。南砂町おだやかクリニック院長の、いのひろです。最近のニュース、事件を見ていても、初めから悪者捜し、原因探しばかりでなんだかうんざりします。常々思うのですが、問題の原因を点で捉えようとすると本質的なことを見落としてしまうように感じます。言い古された言葉ですが物事はバランスで相反する面が寄り添っています。その相反する二つを受け入れない考え方は、バランスが欠けていますし片手落ちです。自分の周りに悪いものは少ない方が良いですが、良いものだけで周りを満たそうとすることに
みなさんこんにちは。南砂町おだやかクリニック院長の、いのひろです。当会の西澤理事長が、6/24(日)フジテレビ系列19:00~21:54放送の「ドクタージャッジ」に20人のドクターの一人として出演します。巷にはさまざまな健康法が溢れています。そういう健康法に、参加するドクターがジャッジします。一般的には正しいと思われていても、実はあまり意味がないこともあります。理屈、理論に捉われず、目の前の一人ひとりの患者さんにとってどうか?を考えると・・・自ずと答えは出てきます。
南砂町おだやかクリニック院長のいのひろです。例年ゴールデンウィークを挟んで、咳が止まらないという方の受診が多くなります。これまでの経過、アレルギーの既往症(子供の頃から含めて、アトピー、花粉症/アレルギー性鼻炎、喘息、食物アレルギー等の有無)などから、アレルギーが背景にある気管支炎の方が大半です。(医学的には咳喘息やアトピー性咳そう、etcがありますが、臨床的な区別はあまり関係ありません)私が診療しているのは通常のクリニックですから、処方する場合はできるだけ最低限のお薬とします。人によって
南砂町おだやかクリニック院長のいのひろです。おだやかクリニックグループでは睡眠時無呼吸症候群の診療に西澤理事長を中心に取り組んでいます。無呼吸症候群自体が生活習慣病の誘因となり、またその逆もありえます。装置を使い、昼間の眠気、頭痛を改善しつつ根底にある問題を解決することをお勧めしています✨
みなさんこんにちは。ホリスティッククリニック横浜、院長のいのひろです。最近アレルギーで受診をされる方がお子さんから大人の方まで増えました。花粉症はもちろん、アトピーなど慢性のアレルギーのご相談も多いです。言うまでもありませんが、抗アレルギー薬、ステロイド剤(飲み薬、塗り薬)ではアレルギー症状を抑えることができても治すことは難しいです。治るというのは、薬を使わないでも良い状態になることです。薬で抑える治療に不信感、不安から私たちのクリニックに来院される方もいます。でも、
みなさんこんにちは。ホリスティッククリニック横浜、院長のいのひろです。これからますます医科と歯科の連携が大切になってきます。お越しになる方によくこんなことをお伝えします。「私たちの周りにはいろんな化学物質や有害物質があります。その中で口を通して腸に入ってくるものが、私たち人間にとって一番物理的に量が多いです。だから食べ物飲み物に気を付けましょう」私は医療で、食べ物が入ってくる「腸内環境」を整えることの重要性を治療の際に提案しています。同時に、食べ物の入り口である「口腔内