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特権と不安──グローバル資本主義と韓国の中間階層Amazon(アマゾン)地政学という論法はある意味正しい。自然との向き合い方や周辺国の勢力図など、隣国とはある意味似通った環境に置かれている。従って、運不運の違いは在っても、経済成長の度合いもその過程も類似している。近くに位置するのだから、影響し合って当然なのだ。但し、我が国は周辺に海を抱えるために、若干の緩衝材としてその影響を緩和する傾向があるが、今や、ネット時代。地政学と超えた関係性も問われるのかもしれない。「特権と不安──
イエローハット創業者鍵山秀三郎先生のご本です。👇『大きな努力で小さな成果を』『大きな努力で小さな成果を』鍵山秀三郎|ご本まみれのひやしあめ大きな努力で小さな成果を平凡なことを非凡に努める「凡事徹底」の生き方【電子書籍】[鍵山秀三郎]価格:700円(2023/10/6時点)楽天で購入https://www.amazon.co.jp/%Eamechanhiyasi.com掃除道で有名な鍵山さんがオススメされていること。心の余裕、ゆとりをもつために楽
本日2回目の更新です。原田ひ香さんの『古本食堂』を読了しました。PickItem古本食堂(ハルキ文庫)[原田ひ香]楽天市場814円${EVENT_LABEL_01_TEXT}古本食堂【電子書籍】[原田ひ香]楽天市場814円${EVENT_LABEL_01_TEXT}この作品の舞台は東京の神田神保町。多くの書店、古書店が並ぶ神保町にある「鷹島古書店」の店主鷹島珊瑚さんと、その甥の娘である大学生の鷹島美希喜、二人の視点で進んで
世の中には、たくさんの数字を使いながら説明をする人がいる。確かに、数字を使うと、話は具体的になる。だが、数字で話されれば話の内容がわかりやすいかというと、必ずしもそうでもない。単に数字が羅列されても、その数字が持つ意味がわからなければ、話し手が結局何を言いたいのかも理解できなくなってしまう。書店に置かれたこの本のタイトルを見ながら、「『数学的』話し方・・・数字を使って効果的な話し方をすることだろうか?」と考えながら手に取ってみたが、実のところ、そうではなかった。確かに、数字
先週の評点:「国境と人類:文明誕生以来の難問」(〇):ジェイムズ・クロフォード、東郷えりか、「老後のお金に困りたくなければ今いる会社で「“半”個人事業主」になりなさい」(〇):木村勝、「現実化する宇宙戦:「宇宙小国」日本はどうする?!」(〇):樋口譲次。「国境・・」は厄介な問題だ。無くてもよいけど、無ければ四六時中、その明確化の為に紛争が絶えないだろう。競争が成長の源泉なら、争いは生物の宿命なのかもしれないのだが。「老後・・」は定年前後のサバイバル術の一つだろう。方法自体は目新しい
中村哲さんはなぜ銃撃されたのか、真実に迫る『中村哲さん殺害事件実行犯の「遺言」』書評中村哲さんはなぜ銃撃されたのか、真実に迫る2019年、アフガニスタンで人道支援に力を尽くしてきた医師の中村哲氏が現地で凶弾に倒れた。彼が率いるNPO(民間の非営利組織)は長年、干ばつに苦しむこの地に無数の井戸を掘り、川の水を引く灌漑(かんがい)事…toyokeizai.net
数式は登場せず、「問題解決志向」の統計学入門『統計学の極意』など書評4点数式は登場せず、「問題解決志向」の統計学入門[BookReview今週のラインナップ]・『統計学の極意』・『「まちライブラリー」の研究 「個」が主役になれる社会的資本づくり』・『円の実力 為替変動と日本企業の通貨戦略』・『科学がつきとめた 中年太りの…toyokeizai.net
【スピン/spin第7号】表紙に光り輝く「スピン」は、美箔ワタナベさんの箔押し。写真だけでは伝えきれない、凹凸感、艶感、表紙の和紙のようなザラザラ感との対比はいつまでも見飽きない。触り飽きない。インパクトが強かったのは、中村文則さんの「彼の左手は蛇」蛇だけでも字面から禍々しさが伝わってくるのに、男の心の歪み方がまた悍ましかった。恩田陸さんの「そして金魚鉢の溢れ出す午後に、」では「しししりとり」なるしりとりが出てきた。しから始まり、しで終わる言葉を続けていく、しりとりらしいのだが、単純
高石鉄雄「自転車に乗る前に読む本生理学データで読み解く「身体と自転車の科学」」(ブルーバックス)☆☆☆+(3.5)2023年10月20日第1刷発行190ページ講談社ブルーバックスB-2244○高石鉄雄「自転車に乗る前に読む本生理学とデータで読み解く「身体と自転車の科学」」読みましたかこの本は自転車と運動についての関係を科学的に読み解き、自転車で体力作りをしましょうという啓蒙本のような本でもあります。自転車とを乗ることによってどのような体力がつくか
西加奈子作。映像化もされてるよう。ツマとムコの夫婦の日常物語。ツマは子供の頃、心臓の病気で入院していたことがあり、入院中にきいろいゾウに出会う。きいろいゾウはツマを世界中の旅に連れて行った。そこからツマは植物や動物、幽霊的なものの声が聞こえるようになる。満月になるとツマは言いたいことがたくさんたくさん溜まって心が風船みたいになって、それを吐き出す術が分からなくなってしまう。ムコさんとの出会いもそんな時。「欠けていってるから、月。大丈夫ですよ。」大丈夫という言葉が私は好きだ。大丈
事実と真実は違う。一気読みしそうになる気持ちを抑えてじっくり読みました。序盤から引き込まれていました。タリーズで集中して読みたいと思っていましたが思いの外BGMが大きくノイズキャンセリングのイヤホンを突き抜けてきました。本当はここで読了したかったのですが家に持ち帰りました。少女誘拐犯と、被害者である少女時を経て、二人は再会するのですが恋人からの妨害や、消えないデジタルタトゥーによって平穏は訪れません。しかし、事実と真実は違う。真実は二人の中にだけある。これだけ
ジャック・ラカンの入門書としてこれ以上のものは無いと思わせるわかり易さで、最初の入門書としてオススメです。アマゾンレビューも一様に評価が高いのも納得できます。ラカンは難解だ、という枕言葉が必ずついて回りますが、入門書で既に難解で完読できないものが多い中で本作はそれがなく、かと言って物足りなさは全く感じさせません。また読みやすい入門書、というだけで終わらず終盤にかけて大きな感動すら感じる名著です。私がもっと若く、10代でこの本を読んでいたら私の人生観は大きく変わっていただろうと思わ
書道家武田双雲さんのご本です👇『丁寧道』『丁寧道』武田双雲|ご本まみれのひやしあめ丁寧道ストレスから自由になれる最高メソッド(単行本)[武田双雲]価格:1,540円(税込、送料無料)(2023/11/26時点)楽天で購入https://www.amazon.co.jp/%Eamechanhiyasi.com※因みに「ゆっくり」は「丁寧」の定義には入りません(「速いか、遅いか」の話ではないのです)武田さんは理系出身なので物理のお話も出て
書紹しましょ。本日はこちら。死亡遊戯で飯を食う。5著)鵜飼有志先生イラスト)ねこめたる先生「このライトノベルがすごい2024新作」にて第1位の人気作品です。思えば今作は「第18回MF文庫Jライトノベル新人賞受賞」作なんですよね。5巻までに至るまで約1年しか経ってないんですよね。それでいて既に人気作の地位を確立しているので、凄まじいとしかいえません。第1巻発売当初は「賛否が分かれる作品」として少しばかり有名でしたが、もはやここまでくると「賛」の方が多いのではないでしょ
Z世代の早期離職は上司力で激減できる!Amazon(アマゾン)一昨日4/9公開のニュースとして、日本の人事部さんが僕の新刊『Z世代の早期離職は上司力で激減できる!』を書評紹介してくれました。林社長、感謝、感謝です^^。一人でも多くZ世代の若手部下の育成に向き合っている上司の皆さんに届き、人材育成の働きがいを感じて元気になってもらうことを祈念します。【書籍紹介】Z世代の早期離職は上司力で激減できる!|『日本の人事部』研修事業と出版事業を営む株式会社Fe
『ヘレネー』『ポイニッサイ‐フェニキアの女たち‐』『オレステース』の3作品で構成される『エウリーピデースIVギリシア悲劇全集(8)』次々に酷いことが畳みかけるように起こり続ける悲劇と機械仕掛けの神が現れて丸く収まってしまう悲劇???が味わえる1冊エウリーピデースIVギリシア悲劇全集(8)ギリシア悲劇全集全13巻+別巻月報揃岩波書店K0562内容やレビュー『ヘレネー』『ポイニッサイ‐フェニキアの女たち‐』『オレステース』の3作品で構成されています。3作ともトロイア
民主主義を疑ってみる――自分で考えるための政治思想講義(ちくま新書)Amazon(アマゾン)「民主主義を疑ってみる――自分で考えるための政治思想講義(ちくま新書1777)」:梅澤佑介氏を引き続いて読んでいる。https://note.com/saekiworld/n/ndeb0cee8d131
以前読んだ「変わる家族変わる食卓」という本『『変わる家族変わる食卓』岩村暢子』2003年に出版された本です。私はこの本を知っています。当時人生ボロボロと思っていて新婚だったのですが自身もなくどうしようと迷っていた時に漢方を勉強しよう…ameblo.jp気が向いたのでさらに検索をかけてみました。そうしたら最新の書籍がヒットしたので以前読んだ本から20年後の内容となる内容だな?と思い手にした本です。20年も経てば当時子供だった人たちは
最近のお知らせ引き続き。三菱グループの社内向けWebサイトマンスリーみつびしで連載を担当しています書評、こちらが隔月から毎月連載に昇格しました👏というわけでこれまでより少しシーズン性も盛り込んで楽しいセレクションにしていきたいと思います。引き続きご贔屓にどうぞよろしくお願いいたします。4月のテーマは「新しいことを学びたいとき」におすすめの本です。学びの季節を、本で後押し!新しいことを学びたいときにピッタリの3冊|マンスリーみつびし|三菱グループサイト新し
【以下ニュースソース引用】【毎日書評】仕事がうまくいかない、仕事がつらいとき…スッと心が軽くなる「シンプルな考え方」4/9(火)8:11配信【毎日書評】仕事がうまくいかない、仕事がつらいとき…スッと心が軽くなる「シンプルな考え方」どんなときにも、余裕を持っているように見える人がいるものです。トラブルが発生しても慌てず、商談がうまくいかなくても落ち込まず、時間に追われてもイラつかず、常に落ち着いていて、最後には結果を出してくるというような──。『人にも自分にも振り回
わたしを通り抜けたひとたち……って恋愛遍歴の暴露じゃなく本のことです本の作家や登場人物たちのこと学生時代「名作です。お読みなさい」と文科省やら教育機関などから推薦されてきたあまたの文学作品読まずに素通りしたものもあれば(そのほうが断然多い)読んではみたがほとんど覚えちゃいないもの名作は学生時代のわたしにとって推薦図書の位置づけで品行方正なお子様に教育しようと目論んだ大人のたくらみの手段に用いられる道具みたいなもの面白くもおかしくもな
大切なのは、生まれつきの才能より継続的な努力。こちらの記事からの抜粋です。“ハック中毒”が時間のムダになる理由話題沸騰5刷!【日経新聞掲載&有力紙書評続々】注目著者、初の著書!創業9年目で売上300億円にしたアンカー・ジャパンCEOの猿渡歩が初めて語る“大逆転の新手法”。誰でも、何歳からでも、後発でも圧倒的速さで成長できるシンプルな習慣を初公開。27歳入社→33歳アンカーグループ最年少役員→34歳アンカー・ジャパンCEOになった著者が、参入したほぼ全…diamond.jp頭がよくても
こんばんは。脇田雄太です。今日はお知らせです。ご報告が遅くなりましたが、先日、私が昔からお世話になっている不動産投資ポータルサイトの健美家(けんびや)さんで、私の最新刊<最新カラー版>“5万円”以下の「ボロ戸建て」で、今すぐはじめる不動産投資!の書評を書いていただきました!【書評】借金というリスクを負わずとも高いリターンを実現可能!「“5万円”以下の「ボロ戸建て」で、今すぐはじめる不動産投資!」-不動産投資の不動産投資本書評記事/2024年3月31日
「手足を伸ばせ、どうせぶつからない。それより、その知事困った気持ちを解放してやれ」われが浴槽の端の方で小さくなっていると、見えるはずがないのにそう言った、しょう様。不思議な人。あのお祖父ちゃんに対しての口調とわれへの言葉は全く違って……あわれんでる?われ、あわれまれてるのか。しかたがないよね、しゃべれないし、物の事も何も知らないし、まだ言ってないけど(言葉に発することは出来ないけど)文字も知らないし。あわれまれても……「憐れむんだったら眼の見えない俺も一緒だろ。お前は言葉、それ
経営コンサルタント・投資家などをされてきた本田健さんのご本です。👇『40代にとって大切な17のこと』『40代にとって大切な17のこと』本田健|ご本まみれのひやしあめ40代にとって大切な17のこと[本田健]価格:1,540円(税込、送料無料)(2023/11/21時点)楽天で購入https://www.amazon.co.jp/40%E4%BB%A3%E3%8amechanhiyasi.com40代はとくに、やらなければいけないことに追いかけ回されて
久しぶりの投稿になります。訳あって、しばらくお休みしていましたがまた今日から毎日投稿続けていこうと思います!程よく休みつつ🌷では早速本題へ移ります!この記事の構成はこちら。⒈湊かなえ著『花の鎖』は面白いのか?⒉『花の鎖』の魅力とは?⒊こんな人におすすめ!!⒋あらすじ⒌感想⒈湊かなえ著『花の鎖』は面白いのか?いきなり結論ですが『花の鎖』は面白いです!イヤミスの女王と呼ばれる湊かなえさんの作品は、作品のイヤミス度によって「白湊」「黒湊」と分けられるのですが、『花
大学生活マンガのぐらんぶる(22)無人島で、SEXに興味津々なドスケベ陰キャ女子たちとハーレムライフ【FANZA特装版】まとめ買い1,700作品以上から10本選んで9,500円!ブランド合同セット個々人が情報を発信、交換でき、ツ-ウエイのコミュニケーションが広がる。プログ、SNS、ウィキペディアYOUTUBE、Amazonの書評など
疫学とあるので日経新聞の書評を読んだら、あれ?と思う内容。誰が書いたんだ?と思うと東大の英文学の教授殿。北里柴三郎が代表的な疫学者とは恐れ入った。感染症の大家では有っても疫学者と述べては(疫学にも北里柴三郎にも)失礼だろう。どうもこの本は帝国主義批判のためのツールとして疫学の紹介本なのか?と思いますが。
【ビブリア古書堂の事件手帖Ⅳ】今回は扉子栞子智恵子、3人3世代それぞれの17歳の物語。鎌倉文庫という貸本屋と、夏目漱石の名著から3人が17歳の時の物語がひとつに繋がっていく。このシリーズを読み続けてきた人からすると結構豪華な一冊かも。特に、智恵子や栞子は基本的に成人での物語だったので、過去編は新鮮であった。3人は、鋭い観察眼をしているところや本に対する好奇心とかは非常に似ているのだが(当たり前?)、同じ歳ということで比較できるのも楽しかった。どうやらそれぞれちょっとずつ違った個性があるよう
4月7日日曜日〜その6P68には、宮脇俊三氏の推理短編集『殺意の風景』の書評を、新潮社『波』用に書いた理由が述べられている。(写真)地下資料室の宮脇俊三棚に、単行本・文庫未収録「殺意の風景」が掲載された、H20年5月号の小説新潮『特集宮脇俊三と旅する』が有ります。久々に広げました。