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ミステリの女王アガサ・クリスティーですが、私は一冊もまともに読んだことがありませんでした。この作品は、母から勧められて読みました。こんな作品も書く人だったのかと驚きました。クリスティーは、メアリ・ウェストマコット(MaryWestmacott)名義で発表した「ミステリでない」6作があるらしいのですが、これはそのうちの第3作とのことで、1944年の出版です。弁護士として成功した夫を持ち、子らにも恵まれ、人生に全て満足している女性が、中東への旅の途中で砂漠に足止めされたことをきっか
2021年2月のテーマ「名作!海外文学」第三回は、「日の名残り」カズオ・イシグロ著、土屋政雄訳、ハヤカワepi文庫2001年発行日の名残り:ノーベル賞記念版Amazon(アマゾン)3,600円日の名残り(ハヤカワepi文庫)[カズオ・イシグロ]楽天市場836円です。ノーベル文学賞を受賞した作家、カズオ・イシグロ氏の名作。1989年に、イギリスでその年に出版されたうちで最も優れた長編小説に贈られる"ブッカー賞"を受賞した作品です。アンソニー
1月22日(金)四条河原町実施しました。このような状況下にも関わらずお越しいただきましてありがとうございます。『春にして君を離れ』るにはもう少し先ですが、たびたび紹介されるアガサ・クリスティはいつもこの作品です。これは絶対読めということですね。そして、『青くて痛くて脆い』春に、武道館の舞台に立てた春。春は様々に例えられます。『あなたに贈る×(キス)』は罹患すると死に至るが、避けることは可能。でもその行動は愛の一部を確かめられません。この物語の結末もなかなかですが、再出版に春が
『葬儀を終えて』アガサ・クリスティーハヤカワ文庫クリスティーの小説はかなり読んでいたけれど、この『葬儀を終えて』は未読でした。謎解きの方法は、いたってオーソドックスで、ポアロと一緒に読者が謎を解いていく楽しみがあります。余計な描写がない分、とても素直に読み進められます。【内容(「BOOK」データベースより)】リチャードは殺されたんじゃなかったの―アバネシー家の当主リチャードの葬儀が終わり、その遺言公開の席上、末の妹のコーラが無邪気に口にした言葉。すべてはその一言がきっかけ
「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」初回映画「アメリ」みたいなかんじかなと思ってたのでけっこうヘビーで、30分でホッとくに富田靖子さんの母親が、いっぱいいっぱいな感じがリアルすぎ…とりあえずもう少し観ていこうかな。「その女、ジルバ」第3話あららに続き、すみれ&みかにもバーの魔法が✨極上の人情ファンタジー、ひとにも自分にも優しくなれそう。この季節は毎年なんか落ちこみがち。とくに今年は雪と氷だけじゃなく、コロナにも閉じこめられちゃってるしね。ふと読み返したくなったのが
明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。いつもと変わらないまったりとしたわが家のお正月。変わったことと言えば、30年ぶりにお年玉🧧をもらいました。ひゃっほーい嬉しいけれど、こういう臨時収入に慣れていないのでなんだか使い道が思いつきません。さて、今回はこの休みの為に購入した本のご紹介です。まずは左の陳舜臣『小説十八史略』1巻。Wikipediaによると、『十八史略』(じゅうはっしりゃく)というのは中国の子供向けの歴史読本で、三皇五帝の伝説時代から南宋まで
12月20日日曜日の声のブログです。今日は、青山一丁目にある草月ホールで行われた音楽座ミュージカルのミュージカル作品『SUNDAY』を鑑賞してきました。この作品は、アガサ・クリスティーの『春にして君を離れ』という小説をベースに制作されたミュージカルです。なによりキャリコンの観点からしても、とても興味深い作品となっています。主人公は、ジョーン・スカダモアという女性。母であり妻でありを完璧にこなしていると自負しています。娘の看病のために出かけたバクダットからの帰
リビングテーブルの上に妖しくて✨とても目を惹く表紙の本が…✨✨アガサ・クリスティー『終りなき夜に生まれつく』&『春にして君を離れ』そう言えば、先日海外ドラマ『ミス・マープル』を観てる側でなにコレ??『終りなき夜に生まれつく』って!!なんて素敵な言葉(タイトル)✨なのーー!!と、娘がひどく食いついてたっけ早速買ってきたのね…笑笑アガサ・クリスティーはもっぱらドラマ専門で本は随分昔に読んだきり。逆に主人は小説だけ。ドラマに興味ナシ娘は…両方イケる口そんな訳で
アガサクリスティー「春にして君を離れ」読み終わりました。アガサクリスティーがメアリウエストマコット名義で出していた小説。お芝居の稽古も毎日あるので、支障のない程度に毎日息抜きで読んでおりましたがとっても面白い本でした。アガサクリスティーがメアリウエストマコットと名乗った理由はこの小説が恋愛小説だからと言われています。実際にメアリウエストマコット名義で6冊恋愛小説を出しています。でも、この「春にして君を離れ」は単なる恋愛小説ではないんです。読んだ人にしかわからない心の闇が描かれ
9月22日火曜日です。昨日、音楽座ミュージカルの「SUNDAY」を町田市の芹が谷スタジオで見てきたので、今日はその話をします。音楽座ミュージカルはオリジナルミュージカルを上演している日本の劇団です。ご縁がありまして、7年前から応援させて頂いております。今回の「サンデー」という作品はアガサ・クリスティーの「春にして君を離れ」が原作になっております。このミュージカル、ジョーン・スカダモアという女性が主人公です。ジョーンの娘バーバラをバクダットにお見舞いに行った帰り
ー休憩タイムに小説はいかが?ーJaneは旅行者だった砂漠の中のレストハウスで乗り継ぎの列車の到着を幾日も待ち続けていた同伴者はなくたったひとりで陸路→バグダッドからロンドンに帰る途中だったJaneは日頃主婦たる務めを完璧にこなしていたし家族もその点満足しているはずだだがKateはこう言ったMam,Ninaはこの家を出たほうがいいのよ。彼女はそのほうが生き生きと生きていける、と。そういうKateもまだ若いのに結婚して家を
今朝、ベッドから起き上がる時は何ともなかったのですが居間で仰向けになって緑内障の目薬をさし終わり勢いよく起き上ろうとしたら同じくらい勢い良く仰向けに倒れました。めまいです。久しぶりの。夫が早い時間に出掛けたのでレースのカーテンを洗おうと背伸びしたらまたぐらッとして慌てました。何だか不安定なので午前中は安静にしている事にして。8月12日に書いた「読破できるか」の記事のアガサ・クリスティー著「春にして君を離れ」ですが昨夜読み終わりま
こんにちは。フィギュアではなく、読書話です。アガサ・クリスティーはかなり好きで、ドラマ化や映画化されたのも見てるし(ポワロはデビット・スーシェが最高!)、小説も全部ではないけど結構読んでます。彼女は今年でデビュー100周年、生誕130周年!その中から、少し異色のこちらの作品。(解説は栗本薫先生!)『春にして君を離れ』アガサ・クリスティー春にして君を離れ-ハヤカワ・オンラインwww.hayakawa-online.co.jp748円商品を見るポワロでもマープルでもないので後回しだった
『ガキのためいき沖田×華』友人が貸してくれた漫画です。アスペルガー症候群、学習障害を持つ作者の自伝的漫画。この作者はこんな風に感じるんだ、こんな風に見えてるんだ、と勉強になります。『春にして君を離れアガサクリスティー』アガサクリスティー作品は読んだことがありませんでした。そして初めて読んだこの作品は推理小説ではないと言う。。。でも、うまく言えないけど、どんどん読み進んで、ラストもなるほど、こうきたか、と思いました。なかなか考えさせられる内容でした。
『春にして君を離れ』アガサ・クリスティー最近お気に入りさせてもらってるブロガーさんが読んでた本。気になり、書評を調べたらかなり評判もよかったので読んでみた内容(「BOOK」データベースより)優しい夫、よき子供に恵まれ、女は理想の家庭を築き上げたことに満ち足りていた。が、娘の病気見舞いを終えてバグダッドからイギリスへ帰る途中で出会った友人との会話から、それまでの親子関係、夫婦の愛情に疑問を抱きはじめる…女の愛の迷いを冷たく見据え、繊細かつ流麗に描いたロマンチック・サスペンス。翻訳本を読
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。2020年代。新しい年代に入ります。個人的には「47歳」を迎えます。46歳は"40台半ば"のイメージですが、47は、50の大台がズシっと近付いた感がします。そして今年の注目は何といっても自国開催の五輪、色々と特別な年になりそうです。***さて、昨年の話になりますが、4月のロンドンマラソンのエントリーが確定しました。2018年のボストンマラソンに続き、2度目の海外レースです。加え
人の体には「ホメオスタシス」(恒常性)が備わっています。体温・血圧・脈拍などの体内環境を常に一定に保とうとする機能です。例えば、体温が上がりそうになると汗が出て体を冷やします。逆に、体温が下がりそうになると毛穴を閉じて熱が逃げないようにします。「いつもの状態」に戻るために体が勝手に調節するのですね。ホメオスタシスは、心にも備わっています。いつもハッピーな人は何か悲しいことがあっても心が「いつもの状態」を維持しようとするためまた自然と幸せがや
10月17日(木)三宮実施しました遅い時間からにもかかわらず、またお仕事お疲れのところ、お越しいただきましてありがとうございました。当日昼に実施決定となりましたが、残念ながらお仕事事情で人数減となりました。当日にならないと参加できるかどうかわからない方、そうだ今日行ってみようとふと思った方、思ったときがメッセージの送りどきです。二回目以降の方は「今日行きたい」のひとことで大丈夫です。はじめましての方も、9割の方はそれで大丈夫ですのでぜひです。いざというときのために参加方法を先にご確
アガサクリスティです殺人もなければ謎解きもないでも強烈なミステリー心理ミステリーです食べ物飲み物を用意して静かなる山の中で一人の世界主人公はアラフィフ女性今まで紡いできたご主人や子供や友人との関係について身に詰まされる自分を俯瞰!!ひどく心が苦しいですがこの本に出逢えて良かった!欲を言えばもっと早くに出逢いたかったー
アガサ・クリスティ「春にして君を離れ」NHKで放送していたBBCドラマ、アガサ・クリスティ「無実はさいなむ」がとても面白かったので、クリスティに興味を持ち、読んでみました。私の母を彷彿とさせる主人公。母の話はこちらから→互いに個々の領域を侵害してはいけない。たとえ、夫婦親子であってもね。
Rくんとお別れしてから約1か月。自分の決断に後悔はないのだけど、どうして私は、男性のことを内面で好きになれないのかな(つまり、私にとって男性は見た目が99%)、この先も稚拙な恋愛を繰り返していくのかな、と悶々としていた。たぶん、自分自身が浅い人間だからだ。このままじゃ、パートナーどころか、友人関係だって危うい・・と危機感を覚えた私は、ここ最近、本を2冊読んだ。一冊目は、アガサクリスティの「春にして君を離れ」、二冊目は、三浦瑠璃さんの「孤独の意味も、女であることの味わいも」。感想
玲です鴻上尚史さんのエッセー集「恋愛王」かなり昔の本です私にとっては20代の頃からのバイブルとなっている本です何かあると人に貸している本でもあります「君はひとりぽっちだ。これからもおそらく。」これはアガサ・クリスティーが別のメアリ・ウェストマコットという名で出版されている『春にして君を離れ』の中の一文です50歳になった今自分がHSPだとわかった今この主人公が「ある精神疾患」であったのだと深く理解します「それでも
お前がみんな何とかしろってのは親だけだったねで、彼らはワタシの選択に文句をつけてそうじゃない、こうだろだからお前は親の言うこと聞かないとだめなんじゃないかってコントロールすることを目的にしてただからねぇ思考回路がそれ以外に回らなくなっていてなんでも何とかしないと罰せられる見捨てられるって刷り込んだな。失敗したら帰るところねぇからなそれもねえ多分誰かからテレビからか受け売りでこんなこと言えるオレかっけー!とか思ってたんだろうけどそもそも何
アガサ・クリスティーの推理小説ではない本。面白かった。子育てをする女性ならばどこか共通する部分があるのではないかという意味で。これは子育て一段落した教育熱心で家族思いの強い、と思われる50代母親が主人公で、家族やお友達やご近所さんが登場するお話です。ブロガーさんがこの本を記事にしており、主人公の年齢が近いことから興味がわいて早速読んでみました。途中感情が荒ぶる場面もありますが、全体的には穏やかな、しかし、なんだかとっても複雑な気持ちになる小説でした。読み手によって、抱く感情はかなり
【春にして君を離れ】殺人もなにも起きないのに重く、怖かった。過去を思い出し、真実(妄想)を推理して導き出すあたりはミステリーと呼べるかも。それぞれの登場人物に、少しずつ、共感と反感があって、人間社会・家族・友人の中で生きていく教訓がギュッと詰まっていた。【検察側の証人】戯曲版で。慣れてなかったけど、凄く読みやすいし、むちゃくちゃ面白かった!!しかしなんちゅー結末や!笑
こんにちは。アトリエlittlewillowスピリチュアルイラストレーターしいたけです🍄この記事で書いた通り注文した本が昨日届きました。そして昨日から今日早朝にかけて一気読み。読了後に三貴さんのこのブログ鴻上さんのあの人生相談は反響が大きくあちこちでシェアされまくったようで答えで紹介されてたこの本もメルカリでは出品後即売れてたみたい。アガサ・クリスティの本は一時期ほぼ全て持っていたので(多分別名義のものも)この「春にして君を離れ」も一回は読んだはずなんですが
春にして君を離れ(ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)734円Amazonアガサ・クリスティーには、”メアリ・ウェストマコット”という別名義で執筆した小説が6作あり、本作「春にして君を離れ」もその中の一作です。これらの作品は、犯罪や犯人探しなどの要素がほとんどないため、当時の英国、米国では、クリスティ名義で発表すると読者がミステリ小説と勘違いするという配慮がなされたようです。(日本では最初からクリスティ名義)優しい夫、よき子供に恵まれ、女は理想の家庭を築き上げたことに満ち足りてい