ブログ記事1,190件
vol.120自分への投資と葛藤がん宣告から丸6年。最初からステージ4で転移しまくりで、なすすべの無い俺は、医者の宣告通り、「何もしなければ、半年ももたないです」の言葉を信じ切って、でも心の中で(どーせ、何かしてもせいぜい1年。もって2年以内にはこの世ともおさらばだな)と、高をくくって早6年。。。6年も経っちまった。。。嬉しいのは嬉しいのだが、その言葉のせいで無駄に人生を過ごしてきた感もイナメナイ。もし、最初から5年ぐらいは生きますよーって言われたら、俺の人生設計
vol.119がん宣告から丸6年がん宣告から丸6年が経った。7年生進級だ。当時、咳が止まらず、胸も痛くなって、近隣の病院に診てもらった所、すぐがんセンターに行ってと言われ。色々と検査し、6年前の今日、「肺腺がんステージ4です」の宣告を受けた。そして分子標的薬の開始。現在までに、•クリゾチニブ(ザーコリ)約1年↓•アレクチニブ(アレセンサ)約3年7ヶ月ガンマナイフ治療のちに右半身麻痺出現↓•ロルラチニブ(ローブレナ)現在約1年3ヶ月途中、東洋医学に挑戦
この前、ネットのニュースサイトで面白い記事が出ていました。アニメーション映画「魔女の宅急便」で登場した、「このパイ、嫌いなのよね」と言った意地悪そうな女の子のこと。あの子は本当に意地悪なのか、という考察記事でした。あの女の子、実はおばあちゃん(キキの知り合いの老婦人)の前ではきっと親切な良い孫だったに違いない。おばあちゃんに気をつかって、嫌いなニシンのパイでも喜んで食べていたのだろう。だから、まったく外部の宅配業者である他人のキキには、つい本音を漏らしたのではないか。要約
アカデミー作品賞をとり、評判が良かったので、観に行きたいと思っていたが、上映時間が3時間というのがネックで観に行けていなかった。おじいちゃんには、3時間はキツイものがある。じかし、花見を兼ねて観てきた。映画評論なので、内容にはふれないがまぁ、いい映画であった。人を殺す側も殺される側も不幸だと思うが、どちらかと言うと、殺される側の方が幸せなのかも知れない。また、権力・金・武力では、
vol.117心境の変化なのかがん宣告から、もう少しで丸6年が経つ。この間、普段では考えもしなかった事や、思ってもみない事の連続だった。この経験を活かして坊さんにでもなれれば、人生捨てたもんじゃなかったかもしれないが、俺はちょっと違った。。いや、だいぶ違った。。。なんと、この期に及んでキレやすくなってきた。すぐカチーーーンとくるようになってきたのだ。40過ぎの小太りでヒゲヅラで金髪のヤカラ風なおっさんが、思春期かと思われるぐらいキレやすくなってるのだ。。つい先日も高速道
簡単に言うとぽっちゃりした女の子が、スターを目指す話。主な登場人物芸能界を目指す女子高校生(ニッキー・ブロンスキー)反対する母親(ジョン・トラボルタ)ダンスが世界を変えるぽっちゃりした女の子が芸能界に憧れて、歌と踊りのテレビ番組のオーディションを受ける。どんな困難でも、歌と踊りの上手さで乗り越えていく主人公!歌と踊りが終わると、主人公に味方する人たちが増えているという……「ありのままの姿見せるのよ」みたいに、主人公の心の内を歌うだけのミュージカルだったら、他の誰も聞いてないから
漫然と見る。漫然と読む。漫然と過ごす。それが常態化した毎日に、感性を磨きたいと思って本書を手に取った。本の帯に、「他人の好みは気にするな勝手に見やがれ!」とある。それにしては「映画とはこうでなくてはならぬ」「これが正しい見方だ」という「べき論」に満ちていた。蓮實重彥さんといえば、映画評論の権威である。しかしわたしは映画を見まくっていたにも関わらず、彼の批評を読めたためしがなく、もっぱら映画の宣伝に引用された高尚な?言葉でのみ認識してきたにすぎません。この本はさすがに新書らしく
今日2024年4月3日は、宿輪ゼミの20周年の節目を迎え、宿輪純一博士と共に記念撮影を行いました。この節目は、私たちの心に永遠に刻まれる特別な瞬間です。宿輪ゼミは、経済・金融・経営・映画評論などの分野で社会貢献を目指し、知識と情報を分かりやすく伝えることで知られています。創設以来、400回を超える講義を通じて、1万2千人以上の人々に影響を与えてきました。今後も、最新の課題に対する深い洞察を提供し続けることで、皆様の学びと成長に貢献していくことでしょう。#宿輪ゼミ#2
vol.116片麻痺者の挑戦と失敗がん宣告からもうすぐ6年。右半身麻痺になって2年と少し。色々と諦めなきゃいけない事があった。もちろん、がん宣告時には人生そのものを諦めなきゃいけなかったが、右半身麻痺になった時は、趣味の釣りやバイク、車、旅、ゴルフ、ランニング、遊泳、キャッチボール、大酒をかっくらって千鳥足すらも諦めてた。諦めっぱなしの日々を送る。。その中でも何とかやってみたのが車の運転。左手一本でハンドルと、左足でアクセルブレーキを操作する。最近は日常の買い物で
vol.115呑み食いの楽しみ約1ヶ月半の格闘。謎の胸の痛み・背中の痛み・息苦しさ・違和感の原因が分かった気がする。血液検査でも、レントゲンでも分からなかった苦しみ。原因は。。。おそらく。。。。。たぶん。。。。。いや、絶対。。。逆流性食道炎。約半年前、胆嚢(たんのう)摘出手術をし、それまで我慢した牛・豚・卵を解禁してからと言うもの。それはそれは反動が凄まじく、かっ食らい。。おまけに酒も日々日々浴びるほど呑み。。。とうとう最近は、焼肉キングや、牛角にハマり、呑
簡単に言うと理想主義者の政治家が、現実主義者と手を組む話。主な登場人物高潔な政治家(ソル・ギョング)人心操作の天才(イ・ソンギュン)史実に基づくフィクション大統領の独裁が続いていた時代の韓国。7年で4回も落選している、野党の政治家がいた。勝つためには手段を選ばない男が、彼の選挙参謀になったら、見事に議員への当選を果たした!その政治家は、大統領からも恐れられる存在に……軍師が薬剤師って、政治の素人なのがいいね!しかも北朝鮮の出身って、ハンディキャップも設定されてる……ユニー
簡単に言うとシングルマザーが、田舎に引っ越す話。主な登場人物若いシングルマザー(宮崎あおい)わんぱくな姉(黒木華)繊細な弟(西井幸人)ストーリー夫を事故で失い、二人の子どもを一人で育てることになった、若い女性。東京を離れて、山奥の村の空き家に引っ越した。世話好きな村人たちに助けられて、農業で自給自足の生活を送れるようになる。幼い子どもたちは、豊かな自然の中で、スクスクと育っていくのだった。あのう、これだけでも立派な映画になりませんか?キャラクター新しい物語は、今までにな
簡単に言うと奥さんに逃げられたことを、受け入れていく男の話。主な登場人物二児の父親(ロマン・デュリス)家族を捨てた母親(ルーシー・ドゥベイ)邦題が嘘残された子どもたちを、どうするかよりも、どうして妻に逃げられたのかを考える父親。子どもたちは、母親がいなくなって、ショックじゃないのか?父親も、子どもたちのケアが最優先だろ?子どもの世話をしてるシーンがないんだよ!フランスの映画大人の男女が出会うと、キスばっかりしてる……フランスに行きたいな!その先までしてるし……これが、
簡単に言うと人間とAIが恋をする話。主な登場人物一人暮らしの男性(ホアキン・フェニックス)女性に設定されたAI(スカーレット・ヨハンソン)11年前のSF映画音声入力でコンピュータを操作できる時代に、心温まる手紙を代筆する仕事をしている男性。人口知能型オペレーティングシステムが発売されて、若い女性の声と人格に設定して、使ってみる。以前から、たまに会話がチグハグになってしまうポルノ音声サービスなどを使っていた主人公だけど、今度のは性能が段違いで、人間としか思えない。まだここまでの性
パントマイム・落語のパフォーマンスも披露くださいました!ぜひご覧ください!!
簡単に言うともう中年になっている甥っ子の道ならぬ恋を、伯父さんだったら、どうするだろうかって話。主な登場人物妻を亡くしている小説家(吉岡秀隆)ヨーロッパから帰国した初恋の女性(後藤久美子)サスペンス映画のタイトルが出て、妻を亡くしている現在の満男が、初恋の人の泉のことを思い出す。寅さんが登場する名場面を映像で思い出した後、同じシーンを音だけで思い出すとか、芸が細かい。作者の意図が謎で、緊張感があった……『男はつらいよ』の続きが、心理サスペンス?お約束の踏襲『男はつらいよ』シ
簡単に言うと白人男性が黒人男性ピアニストの運転手になって、人種差別が色濃く残る地域を周る話。主な登場人物用心棒をしていた白人男性(ヴィゴ・モーテンセン)博士号を持つ黒人男性(マハーシャラ・アリ)問題のない失業者勤めていたナイトクラブが改装中で、一時的に職を失った白人男性。ケンカと大食いと博打が得意という、昔ながらの男らしさを持っている。人種差別や女性差別をしそうに見えて、本当は……人助けをする、ヒーロータイプの主人公なんだよね。実話だから描けるキャラ様々な学問の博士号を持っ
簡単に言うと出生届も出されていない少年が、貧困の中を逞しく生きていく話。主な登場人物正確な年齢もわからない少年(ゼイン・アル・ラフィーア)貧しいのに子どもを作り続ける両親謎少年が人を刺した罪で捕まり、その裁判のシーンから映画が始まる。回想で、それまでの経緯が描かれるって構成。いったい誰を刺したのかってのが謎だったんだけど、まったく気にならなかった。いい子なんだけど、こんな荒んだ暮らしをしていたら、いつ事件に巻き込まれても不思議じゃないじゃん?街の不良とケンカでもしたのか、くら
簡単に言うと独学で体を鍛えていたら、本物の軍人よりも強くなって、後の秦の始皇帝の友達になったって話。主な登場人物天下の大将軍を目指す奴隷(山崎賢人)王様の影武者になった親友(吉沢亮)反乱を起こされて逃亡中の王様(吉沢亮)時代劇でも主人公は素人戦災孤児で奴隷の身分になった男の子たちが、来る日も来る日も木刀で剣術の自主練。こんな奴隷がいたら、主人は怖いだろ!スポーツ漫画は、その競技の経験のない読者でもわかるように、初心者を主人公にするよね?戦争も、スポーツと同じような
簡単に言うと女王と女官たちが、三角関係になる話。主な登場人物大英帝国の女王(オリヴィア・コールマン)幼なじみの公爵夫人(レイチェル・ワイズ)落ちぶれた貴族の娘(エマ・ストーン)逆転はあるけど映画の冒頭。アン女王と公爵夫人、どっちがどっちなのかわからなかった。タメ口だし、アン女王とも陛下とも呼ばないし……立場が、逆転してる。この作品をコメディって紹介してるサイトがあるけど、たくさんの逆転が描かれてるからコメディに分類されるのかな?女性が男性よりも強くなるって逆転も、ギリ
簡単に言うと男性から都合の良い女にされている若い女性が、何も不満を感じていなかったって話。主な登場人物都合の良い女(岸井ゆきの)何も良いところがない男(成田凌)サバサバした大人の女(江口のりこ)観ていて飽きない大事件が起こるわけでもないし、ケンカもないし、泣き喚いたりしないし。それでも飽きずに、画面に集中してしまう映画。男の子から、人をバカにしたような雑な扱いを受けても、女の子が反発しないんだもん!それも我慢してるんじゃなくて、喜んでるように見える……大きな矛盾を含
ハケンアニメ!やっと観ました。吉岡里穂がいい味出してます。地味メガネがホントに似合いますね~斎藤瞳は地方自治体の職員として働いていたが、その昔、天才クリエイターである王子千晴によって作られたアニメに感動し、いつか王子に勝る作品を作りたいとの思いが忘れられずアニメスタジオに転職。以来7年。目下念願の初監督作品であるTVアニメシリーズ「サウンドバック奏の石」の製作に没頭する日々だが、職人気質のメンバー達や売上至上主義の広報担当との軋轢が絶えない。そんな中、王子の新作「運命戦線リデルライ
簡単に言うと泥棒の青年がランプの魔人の力を借りて、プリンセスに求婚する話。主な登場人物王女に恋をした泥棒(メナ・マスード)ランプの魔人(ウィル・スミス)王位を狙う大臣(マーワン・ケンザリ)映像で描いてみるプリンセスは国の法律で、他国の王子としか結婚できないってことで、アラジンは魔法で王子にしてもらう。魔法で生まれた大勢の、お供たちとパレードをしながら入城するシーン。映画ならではの迫力があって、王子らしく思えてくる。顔はアラジンのままなのに、プリンセスまでが彼を王子だと
簡単に言うと元コギャルの主婦が、昔の仲間たちと再会する話。主な登場人物元コギャルの主婦(篠原涼子)余命1ヶ月の起業家(板谷由夏)世の中の多くの人は部外者1990年代の日本の一部の若者たちの文化。コギャルなんて、週刊少年ジャンプの漫画の登場人物でしか知らなかったなあ……でも、複数の作品に登場してたから、世の中では話題になってたんだろうなあ……漫画の中でも、清純派の王道ヒロインたちと真逆のキャラクターとして、物語を盛り上げていたような気がする。ジャンプを読むような男の子に
ジョン・ウィック:コンセクエンスJOHNWICK:CHAPUTER4(R15+)〔勝手に評価=★★★★=お疲れさま~!〕2023年/アメリカ映画/169分/監督:チャド・スタエルスキ/製作:ベイジル・イヴァニク、エリカ・リー、チャド・スタエルスキ/キャラクター創造:デレク・コルスタッド/脚本:シェイ・ハッテン、マイケル・フィンチ/撮影:ダン・ローストセン/出演:キアヌ・リーヴス、ドニー・イェン、ビル・スカルスガルド、ローレンス・フィッシュバーン、真田広之、シャミア・
簡単に言うと誘拐されて閉じ込められて育った青年が、映画監督を目指す話。主な登場人物自分しか知らない物語がある青年(カイル・ムーニー)映画作りに反対する実父(マット・ウォルシュ)服役中の育ての父親(マーク・ハミル)昔のオタク昔のオタクは、こんな風に差別されてたなあ……もう立派な大人の年齢なのに、クマの着ぐるみのヒーローが活躍して、人間として最低限度の教訓を視聴者に教えるような、子ども向けのコンテンツに熱中し続けてる主人公。小説や映画と、漫画やアニメやゲームの対象年齢の差が
vol.112体の不調と不安と人生観2週間前ぐらいから続いてる体の不調。何が原因かも分からないし、どうしたらいいのかも分からん。なんか胸が苦しい感じ。。。背中かな。。。違和感。。とりあえず当分、汗をかく様な運動は控える事にした。はぁぁぁぁ。。。こんなの、、こうやって生きていくの、、つらいよな。。。何回繰り返して、毎度こんな思い。。。常に不安と闘っている。。。なんか、もう辞めたくなる。。がん宣告からもうすぐ6年。最初のうちは、楽しく遊んで、晴れ晴れと散ろ
簡単に言うと天才高校生が、試験のカンニングをビジネスにする話。主な登場人物お金に困っている天才少女(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)お金持ちの家に育った少女(イッサヤー・ホースワン)真面目な奨学生(シャノン・サンティナトルンクル)場所のアイデアが凄すぎる言われてみれば試験会場って、サスペンスを盛り上げる要素が、たくさんあるよね?外に出られないし、外部からの情報が遮断されてるし、時間制限があるし、動いちゃいけないし、しゃべっちゃいけないし、静かだし……そこで秘密
簡単に言うと目には見えない恐怖の存在が、襲ってくる話。主な登場人物オカルトライターをしている男性(岡田准一)霊能力者の女性(松たか子)相談をしてきた男性(妻夫木聡)みんな主要登場人物結婚式の二次会で、一生懸命に盛り上げようとしている新郎を、冷笑する友人たち……血みどろが始まる前から怖いわ!裏の顔や意外な一面を持ってる人物が、とても多い作品。一面しか見せないのは、お笑い芸人の伊集院光さんが演じる、スーパーの店長くらいかな?それも悪い面しかなくて、良い面がないという事情
簡単に言うと交通事故で両親を失った女の子が、祖母の旅館の若おかみになる話。主な登場人物幽霊が見えるようになった女の子(小林星蘭)祖母の幼なじみだった少年(松田颯水)子どもがしないことをさせる人間は他人に、いろいろなレッテルを貼るよね?男はみんなこうだ、女はみんなこうだ、大阪出身の人はみんなこうなんだって。そこで、男の主人公に男らしくないことをさせたり、女の主人公に女らしくないことをさせたり、大阪人に大阪人らしくないことをさせたりして、物語が生まれる。ステレオタイプから、