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三橋貴明著長年、疑問に思っていたことをズバリと書いてくれていた。いい本に出合えた時は、とてもうれしい。今までの知識だと、お金は、金銀など貴金属の預かり証から始まったものだと認識していた。貴金属は、重くて持ち運びが不便だから、預かり証を売買するだけで、商売を成立させていた。と。あながち間違ってはいなかったようだが、明確ではなかった。お金とは、「債務と債権の記録」というのが結論だからだ。バランスシートで考えれば話が早い。手元にお金があるという事は、逆で誰かがお金を借りているとい
日本人が本当は知らないお金の話三橋貴明お金の正体が分かりました。その内容は、お金自体には価値がないし、価値があってはいけない、価値があると、極端な話、溶かされて金、銀として売られることが分かりました。中世ヨーロッパの銀貨や、江戸時代の小判がそれにあたるようです。また、現在の日本の問題、デフレスパイラルもよく理解でき、勉強になる本でした。日本人が本当は知らないお金の話(Knock‐the‐knowing)Amazon日本人が本当は知らないお金の話[三橋貴明]1,300円
新年明けましておめでとうございます。平成29年、今年が良い年でありますように。さて本年最初のブログは著三橋貴明氏「日本人が本当は知らないお金の話」を読んでの感想からスタート致します。この本は主にお金とは本質的に何なのか、日本のデフレ経済の正体とは何なのかについて書かれていました。お金とはあくまで債務と債権の記録でしかなく、需要を満たせるだけの供給能力がある社会では通貨に金や銀の貴金属的価値の裏付けは必要なく、それどころか誰でもお金を発行してもいいということです。例えばロボットが人間の