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こんにちは!神指札幌の市原です!今回は、中学生投手の投球動作を5ヵ月間のトレーニング前後で比較し、軸足の運動学および運動学的変化について検討している研究となります。対象は軟式野球部に所属する健常の男子中学生投手3名で、測定の流れとして、トレーニング開始前に動作解析を実施し、5か月間のトレーニング後再度動作解析を実施した。トレーニングはセルフトレーニングを基本とし、8種類の股関節・体幹のストレッチおよび7種類の筋力トレーニング(各種20回を3セット)、6種類の投球動作トレーニング(各種20
こんにちは!神指札幌の市原です。今回の研究は女子プロ野球選手における下肢の関節角度と球速に着目している。投球動作におけるステップ脚の機能は、軸脚によって得られた身体重心の移動を支えることである。しかし、女子野球選手の投球動作について下肢に着目した研究は見当たらない。本研究の目的は女子野球選手の投球動作におけるステップ脚の関節角度と球速の関係を明らかにすることとした。今回の研究では女子プロ野球選手のうち、疼痛によって全力投球できないものを除く13名を対象とし、投球動作を三次元動作
おはようございます坂本選手肘の経過順調ですプライオボールを投げる姿もお馴染みの光景伊鐵、、、、かどや身体のメンテナンスは健康部門・ACE鍼灸整骨院・BASE整骨院設備のメンテナンスは住宅設備部門どちらもお客様のニーズに合わせて対応して参りますので今後とも宜しくお願い致します。◾️BASE整骨院・(株)Touch–Up事務所〒406–0031山梨県笛吹市石和町市部132–3TEL0552876070/◾️ACE鍼灸整骨院〒406–0021山梨県笛吹市石
こんにちは。萩台です。今日は、ピッチャーにおける回が進むにつれて起こってくる身体的特徴についての研究論文について紹介します。今回の研究のポイントは、草野球レベルの選手、つまり日頃トレーニングを行っているとは言えないクラスを被験者にしていることだと考えています。対象は草野球レベル12名の選手で、プレイ頻度は週1~2回実施、トレーニングは日頃していない選手です。方法は、選手の動きをハイスピードカメラで①投球における最大外旋(MER)②ボールリリース(BR)における非投
お世話になっている小松市中体連野球競技部様主催の第3回目となるBC本気塾in小松塾が開催されました。第3回目は投球&送球指導、姿勢からピッチング動作までを実践しました。自分の身体を、思い通りに、自由に動かすことができるように、自然な身体の使い方を手に入れることを考慮して取り組んでおります。自然な身体の使い方が分かってくると、身体は安定していて、バランスが良くなり、偏りが少なく、体幹の深層部が主導で動き、投球動作にも繋がり、当然ながらケガや故障も少なくなります。人の身体の中にある自然な動き
高校生野球選手の投球動作改善下半身がうまく使えず球速が出ないという投手来店2回目でまるで別人のように変化指導ポイントは1点のみ軸脚を使って地面反力を並進運動への変換わかりやすいように表現すると軸脚で前方へ地面スレスレでジャンプこの選手の場合これだけです。投球メカニズムから原因となる動作を見つけ出し、どのような言葉で伝えると感覚的につかめるのか?選手によっては言葉も変えたり、擬音語も使ったりします。そしてそれを選手にアレンジもしてもらいます。すると「コレ!
こんにちは!!PitchDesignKagawaの六車です⚾️今回は体幹部の三次元的動作と球速との関係性についての研究を紹介します!!対象は大学野球投手6名で全力投球を三次元的解析し、体幹部のキネマティクスと球速について相関分析を行った。結果として、個人間ではボールリリース時のグラブ側の側屈角度、角速度に加えて踏み出し足着地時の投球腕側の捻転角度が球速と非常に強い相関関係を示した。ただ、被験者それぞれにおいては体幹部のキネマティクスと球速の関係性は異なり投手それぞれ
こんにちは!!PitchDesignKagawaの六車です⚾️今回は投球における肩の開きについて文献の内容を抜粋して解説していきます☝️今回の文献では「コントロール」を改善するためのいわゆるコツを抽象的に表現しており文献データ的な要素はなく、かなり感覚的な内容になっています。私自身は研究におけるデータも現場における感覚もどちらも大事であると考えています🤔今回は肩の開きについてです!!肩の開きはステップ足が地面に着地したタイミングでのグローブ側の肩の開きを指しますが、
こんにちは!!PitchDesignKagawaの六車です⚾️今回はコントロールが不安定な投手がコントロール改善するためのコツを掴んだ内容についての文献の紹介になります!!皆さん野球をしていて球速は速いのにコントロールが悪くて試合では使えない経験やそんな投手を見た事ありませんか??私の身近にもかなりそういった投手が多いです。実際にコントロールが悪くなる原因というのは多種多様であり、これさえ直せばコントロールが良くなるといった決定的なものはありません。ただ、その中でも私
こんにちは!!PitchDesignKagawaの六車です⚾️今回は個人的に面白い研究データがあったので紹介したいと思います☝️テーマは投球側の肘関節屈曲制限が投球動作に与える効果についてです‼️自分自身が投球をする際にこの肘関節屈曲がかなりキーポイントになっていて屈曲角度が過度になると肘痛が出たり、球速が低下したりしていたので、このデータを見て納得🤔対象と方法は、中学生野球選手1名で3ヶ月間の間、投球側の肘関節屈曲を制限するサポーター(スローマックス)を着用して投球練習
こんにちは、六車です⚾️今回は投球動作におけるステップ側膝関節の動きが肘外反トルクに与える影響についての研究データをご紹介いたします!!野球肘のリスクファクターは多岐にわたり量的因子(投球数、投球強度)と身体機能や投球動作の質的因子が複合的に関与している。今回は投球動作と肘関節負荷の関連を検討した内容となっています⚾️対象は、中学野球選手の投手27名。方法は、各投手の投球動作をハイスピードカメラで撮影。その際にmotusBASEBALLという機器を用いて肘外反ストレス、球速など
小川です今回は非常に興味深いデータをシェアします高校生投手を対象にしたデータです!リリースポジションが一定している投手と一定していない投手の投球動作の関節の使い方の違いについて比較検したデータです面白い視点ですよねフィジカル面での比較ではなくフォームとしてリリース前に何が起きてるのか??をみていますここのサロンでは結論のみをシェアします!結果⚫︎リリースが一定の投手はステップ動作時にステップ足の股関節の屈曲角度が大きい⚫︎リリースが一定の投手は軸足股関節がステップ動作時屈曲
高校生野球選手の投球動作改善投球時にボールがすっぽ抜けることが時々あるという訴え原因はボールの握り方と指の使い方であることがほとんどです。そんな基本的なことができていないの?と思われるかもしれませんが・・・それこそが盲点指導者ができていて当たり前と思っているところは見逃しがちで確認が必要なんです。この投手も握りが浅くリリース時に指が伸びていました。そこでツールを使ってボールに強い回転をかけるように指示そうすれば手はグーの形になるんです。この感覚を掴むよう
こんにちは、六車です⚾️今回は肘伸展運動が投球動作における肘外反ストレスに影響し、野球肘の要因になる可能性を検討したデータの紹介です!!対象は非野球肘群16名、野球肘群14名であった。方法は対象者の最大肘伸展筋力と最終伸展域(-10°)での肘伸展筋力を求め算出した。また、最大筋力が出現する角度(ピーク角度)を求めた。結果として、最終伸展域での肘伸展筋力は野球肘群で有意に低下していた。また野球肘群は、肘屈曲位では肘伸展筋力を発揮できるが、肘伸展位では発揮できなかった。これらの事から肘最終
こんにちは、六車です⚾️今回は球速に影響する軸足のストライド(ステップ幅)と下半身の伸展パワーについてのデータです!!対象は投手経験のある高校野球選手9名。方法は身体各部位に反射マーカーを貼付した状態で投球を行わせ、ハイスピードカメラで投球動画を撮影、投球動作を6項目に分けて球速との関係性を評価した。結果としては、球速に影響する要素としてストライド身長比のみが抽出された。さらにストライド身長比に影響する股関節可動域及び最大角速度を算出した結果、軸足の股関節最大伸展角速度がストライド身長
投げ方指導には昔から苦労してきましたとにかくひじの使い方の指導が難しい一度残念な癖がつくと修正は非常に難しいのです早い年齢で覚えれば「一生もの」美しさ大評判…“肘下がらない”投げ方指導術|ファーストピッチ―野球育成解決サイト―-Page2愛知・守山ボーイズの投球・送球ドリル…「肘が下がる」は改善必須チームの強さだけではなく、投げ方の美しさも学-Page2first-pitch.jp↑少年野球指導の紹介記事↑です
こんにちは、六車です⚾️今回のデータは投球数と投球動作におけるキネティクスとの関係についてです!!対象は大学野球選手3名。方法は3名ともに135球投球していきその経過の中で関節角速度や関節力および関節トルクパワーなどを算出した。結果として、投球数の増加にともない踏み込み足の股関節伸展の仕事の減少や投球腕の肩関節内旋の仕事が減少する傾向にあったとの事。また、投球数の増加にともない投球腕の肩関節水平内転の絶対仕事が増加する傾向がみられたとの事でした!!つまり投球数が増えるにつれて踏み込み
こんにちは、六車です!今回は球速と筋力および筋量との関係についてです。本研究は大学野球投手25名が対象。測定項目は球速、各関節トルク、除脂肪体重および筋量(全身の筋量、利き腕上腕、大腿)としている。結果として、球速と正の相関が認められた中で特に興味深いのが除脂肪体重及び全身の筋量、利き腕上腕、大腿といったものでした。投手は下半身が大事とよく言いますが利き腕の上腕の筋量も球速と関係することが示唆され投手のトレーニングに上半身のメニューを取り入れる事の有効性が考えられると思います💪引用論
こんにちは、六車です!今回は投球動作における軸足股関節の動きといわゆる身体の開きを調査した論文についてです⚾️結果としては、軸足股関節屈曲角度が乏しく屈曲角度の保持が出来ない場合に骨盤回旋が早く生じ身体の開きを早めてしまう傾向にあるという事でした!!投球指導をする際や選手が練習に取り組む際には軸足の股関節屈曲(ヒップヒンジ)の動きを意識させることが非常に重要になりそうです☝️引用論文https://www.rinspo.jp/journal/2010/files/25-3/333-33
こんにちは、六車です!今回はトップレベルで活躍する投手の投球動作の特徴について述べられている論文の内容を紹介します。投球動作において下半身は軸足とステップ足に分けられており、軸足は並進運動という身体を捕手方向に移動させ、骨盤を回旋させる役割があり、ステップ足は並進運動で得られるエネルギーを受け止めて回転運動に効率よく変換するという役割があるとされています。今回の内容ではステップ足の膝関節の固定や伸び、股関節の固定と内転が骨盤の回転速度や球速に関与していることを示唆しています。引用論文
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新規の大学野球投手のフォーム修正怪我もあり球速が戻らないということでご来店投球フォームをチェックすると肩・腰・腕の回旋動作リズムがズレていました。一番の原因は左腕の使い方そして力発揮の感覚も動作メカニズムを知ってもらってから動作修正を行いました。機器で球速や回転軸や回転効率を計測しても何をどうしたら改善できるのかを理解していないと計測の意味がありません。しっかりメカニズムを理解した上で動作感覚に向き合いながら方向性を見つけなければなりません。原因となる動
野球肘野球での繰り返しの投球動作により肘関節に生じるスポーツ障害の総称。10〜16歳に多い。症状は投球時、投球後の肘の疼痛、局所の圧痛、可動域制限、ロッキング(関節内遊離体の嵌頓)などが主に上げられます。野球肘は内側型、外側型、後方型に分けられます。肘への負担動作、発生機序は内側、外側型は踏み込んだ足が接地(コッキング後期)してから、ボールが手から離れる(加速期)までの間↓この動作時に肘関節は外反し、内側(尺側)では牽引力が外側(橈側)では