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シリーズ物の記事(私の愛想が尽きた日)を書いていると精神的にしんどくなってきたので、ちょっと脱線。以前の記事で、患者の家族も統合失調に関して、図書から知識を得ることを勧めたが、住んでいる地域や環境によっては難しい場合もあると思う。そこで、自分が実際に読んでみた本から、役に立ちそうなことや、解決のヒントになるようなことがあれば著作権に触れない範囲で紹介しつつ、自分の弟のケースと比較しながらこの病気について考えていきたいと思う。………………………………………今回、紹介するのは【松本ハウス(
現在のシステムでは、転院先の病院に事前に患者の家族が訪問して、病院の担当者と面会をする必要がある。病院との連絡役・調整役は私が担っていたが、さすがに、他府県に住む私がすべての転院先候補の病院を回るわけにもいかず、家族にも分担してもらうことになった。転院先として紹介してもらった病院数はさらに多いが、私の条件に合わない病院に関しては、電話口で断ることもあった。実際に病院面会まで行ったのは3件である。こうしたやりとりや作業を通じてなんとなくわかったのは、病院の危機意識が高くなっていると言う事だ
ただただ隣にいることしかできないと寄り添い闘病する日々唯一できることすら崩れかけそうになる患者さんはどんなに気丈でも心の安定を保つのは難しいのですそうわかっていても躁鬱が混合する状態に心が音を立てて壊れますどこで怒りをかい声を荒げられるか…地雷を踏まないようにいつも緊張していました辛くて逃げ出したいのは患者さんなのですどんなに辛くて
家族が亡くなった後はやらなくてはならないことが数多くあります私も夫が亡くなった後待ったなしでやることに追われ怒涛のような日々を過ごし数か月ある日もともと好きだった曲平原綾香さんのJupiterがテレビから流れてきましたひとりじゃない深い奥の胸で繋がってる私を呼んだならどこへでも行くわ意に反して涙が溢れに溢れて…夫が亡くなった後本当に本当にたくさんの人に支え
こんなことを言ってあげればよかったこう答えればよかったそんな思いが強く残る…病室で死期が近づく夫今日明日に亡くなっても不思議はない状況だと主治医の先生が仰れ周囲は気遣いから私にとにかく後悔のないようにどこまでやったところで前述の感情は残るのです後悔が薄まることはなく本人に正解を聞きたいと、この期に及んで思ってみても…大切な人を亡くし遺された人
闘病中、様々なことがありました患者さんが精神的に不安定になるのはよくあることというよりメンタルを正常にし続ける方が困難です病室で何かが癇に障り物凄い勢いで「帰れ!」と言われ意固地な私は実際に帰宅してしまい…夫は更に逆上言葉と気持ちが裏腹なこと多々あるタイプの夫でしたがいつまでも張り上げる怒鳴り声を病室で受け取り続けてはいられませんでした
悲しい時は泣いて泣いてまた泣いてそれでも泣いて涙が枯れるまで…穏やかさに心は満たされる自分自身を大切にそしてまた笑顔で寄り添いましょう
医療は日々進歩していますもちろん、がん研究も同様です治験がはじまりました保険診療に認められましたとか目にしたり耳にしたりすると今まで暗闇を彷徨っていた人に希望の光が見えてくるんだなあと明るい気持ちになりますそれと同時に亡夫のような希少癌はどこまでも置いてけぼりだなと感じるのが正直な気持ちです仕方ないですよね症例数が少ないんですから研究するには到底無理頭では分かって
夫が亡くなってから増えたことそれは空を見上げること雲一つない空が一番好きなことに気づいたり朝焼けの空がエネルギーに満ちていること朝日の途轍もない生命力柔らかく暖かく包み込む夕焼けに吸い込まれそうになったりちょっと変わった空だなあと思ったら彩雲やハロという現象があることを知ったり旅先では
困ったり悩んだりしていることがあったら一人で抱え込まずに周りの人に相談しましょうそうは言ってもそれがなかなか現実難しんですよね家族は自分がしっかりしなければと思うあまり感情を抑え込んだり自分自身のことを後回しにしがちです家族だけが休んだり楽しむ時間を持つことは後ろめたいことではありませんほんのわずかでも自分自身のために何かするような時間を持ちましょう心と身体を回復さ
明日の命が…というわけでななくても闘病生活を送っていることは家族も同じ患者さんにはやりたいことやろうよ好きなことやろうよと言えても家族はつい我慢していませんか?家族も好きなことしても良いじゃないですかそれは必ずしも患者さんと一緒に過ごさなくても自分自身が笑顔になる好きなこと思わず時間を忘れてしまうこと患者さんだって家族の無理している姿は見たくないんで
ちょうど50回目の抗がん剤治療を終えた時主治医の先生から治療を少しお休みしましょうと言われてからどんなに辛く苦しくても足を止めてしまったら…という恐怖から現状に向き合えずにいたいえ向き合おうとしていなかったのかもしれませんそこで、私たちは治療をお休みすることに決めましたでもそれは、諦めではなく方向性を変更するという決断でしたそして、治療中の闘病とは異なる闘病の日々を送ることになりまし
希少癌を告知された時点で標準的な治療はなく手探りで治療するしかありませんでしたほんの僅かな一筋の光を求めて漆黒の闇の中歩き続けました一筋の光が手に入ることはおろか一瞬でも目にすることなく進んでいると思っていたのは単なる錯覚にすぎず私たちは同じ場所でただただひたすら足踏みをしていたのかもしれません「治療を少しお休みしましょう」主治医から言われてそう思わざるを得ませんでした
「少し治療お休みしませんか」無機質な部屋で主治医の先生の第一声言葉に詰まる私たちに「少し休んでからまた再開したらいいですよ」50回を数えた抗がん剤治療で健康な細胞が悲鳴を上げていたようですこのまま抗がん剤治療を続けても続けなくても…良くも悪くも現状維持だったということは治療をストップすればそれは進行するということ先生の言う少し休んでから…は
月に一度だった抗がん剤治療がいつからか2週間に一度になった告知の段階で希少癌のステージ4末期がんと言われた夫の闘病生活標準治療もなく終わりのない手探りの治療数値に思わしい変化は見られずお薬を少しずつ変えながら良くも悪くも現状維持時としてその現状維持も限界があるものですちょうど50回目の抗がん剤治療を終えた時主治医に呼ばれたのです窓のない白
先日、病院の定期的な面談があった(私が第一連絡者なんで)内容は病状報告と、今後のリハビリスケジュール。本題に入る時、私は『ちょっと宜しいでしょうか?』と発言を行った。(発言内容は1/18のブログ参照)病院側は『言っていただけてありがたい』(私が発言にたいして)と発言。逆を言えば一般的な家族は『病院の言われるま』なのだろう。私みたいに『口喧(やかま)しい』人間は過去いなかったのだろう。そりやぁ、そうだ。私達、素人は解らないのだから…。ただ面談時主治医がいなかったのは不本意だ。『忙しい』のはわかる
今でも亡夫の闘病中のことふと思い出すことがあります自分なりに気持ちの切り替えをしていたんだなとがん治療の一つに抗がん剤治療があります往々にして副作用が伴う治療です亡夫も副作用に立ち向かった一人でした私はいつも落ち着くまで苦しむ夫の手をただただ握り続けていました他にできることもありませんでしたから夫は落ち着くとしばらく眠りにつくのがいつものパターン最初の頃
ここ数年でやめたこと、減らしたこと母に頼まれたことを全てするということ例えば、病院まで送って、とかこれ買ってきて、まあ家族であれば気軽に頼みごとってするとは思うんだけど、私は今まで自分のことより人のことを優先して、無理してでもやってあげていた。(特に母)病院まで送るのとかも、タクシーもったいないし、それなら私が、買い物も、行くのキツイだろうし、私が。とか。なにかしらがんばってしまっていた。でも、なんのきっかけだったか、断ることは自分のために大切だな、と気付いて。そもそも子ども生まれ
ご訪問ありがとうございます。看護師として、また、患者の家族としての思いを皆さんと共有できたらと思っているかんちゃんです。先日、我が家の「甘えるの化身🐼」をお風呂に入れるため実家へ🌼🌼🌼給湯温度がいつもより高い…🐱(私)『お母さん、何度にする〜?』🐼(母)『お母さん熱いのダメ!38度〜!』🐱『それは寒いわ!いつもの40度にするよ🫥』✢聞かずにやれば良かった(笑)シャワー中🐼『温かい風出して〜寒い〜😀』🐱『温度は下げてそっちは付けるんかい😂』✢バリアフリー工事で付けてもら
少し冷たい言い方になりますが支える家族がやりたいこと好きなこと我慢して苦しい想いをしたところで患者さんの治療にメリットはありませんそう思いませんか私が患者の立場だったら自分がどんなに辛く苦しい日々でも家族の苦しんでいる顔を見る方が何倍も辛い罪悪感にさえ苛まれます私が病気になったばかりに…それよりいつも通りの日常いつも通りの笑顔でいる家族
看護業務中は賃金発生中。重々理解しているんだけど時々やってらんねぇ💢怒りの感情が沸々💣️今日だってそう・・・ょ。でも今日。一緒だった医師が言ったわ自分以外の人間すべてが「くせが強い」って思ってる自分だけがまともな人間だーーーーーぁ。って思ってる。えっ?先生だけがまとも?やーーーーーぁだぁ先生だって充分「くせ強め」ですけどぉそこまで豪語できる先生の発言になんでだろ?やけにスッキリした気分ょ。近頃。思うわっ医療業界崩壊の要因は
患者さんは常に不安を感じたり気持ちが不安定になったり落ち込んだりして時に暴言も吐くことも仕方がないことだなと分かっちゃいるけど支える家族も人間です…いつもいつも寛大でいるなんて出来ないんですここまで、言う?と暴言を浴び続けているとさすがに感情が抑えきれずに反論してしまい言い争いが勃発!どんどん落ち込んで支えることへのエネルギー値が下がり
日々の疲れや不安を感じながら1人で無理して立ち上がろうとしていませんか?患者さんを優しく支えるためには心のエネルギーが必要です気づかないうちに自分の力では立ち上がれない状態になっているかも…安心して話ができる周りの人に話してみましょう必ずしも相談するでなくても他愛もない話をするのだって良いんです心が少しずつ本来の力を取り戻してくるはずです
私に『自分を大切にする』を気づかせてくれた大切な人🌱『大阪の父』が旅立ちました🕊️✢緩和ケア病棟の部長私のお母さんが1度だけ命を手放しそうになった時🦒『ギリギリまでこっち(大阪)に居てあなたはあなたの生活を守りなさい』と言ってくれた大阪の父🌱小さい頃から自分の首に『私しかいない』をぐるぐる巻にしてきた私にとってそれは、目からウロコの言葉でした🫢✨✨✨長く話を聴く訳ではないんだけど何だったら🦒『それはええから』と遮られるし🤣なのに、本質をサクッと捉えて、こっちが『伝わ
MP→モンスターペーシェントMPF→家族の中に口うるさい人が居る患者これどこの病院だと思います??こんな事するわけないとは思いませんよね??そんなもんです医師も看護師も。好き嫌いはありますよそりゃー'`,、('∀`)'`,、白衣着てたって中身は生身の人間ですからね風俗でバイトしてる方も多いですよ(笑)神様じゃないですし白衣の天使じゃないです人間ですよ。嫌いな患者も居れば嫌いな患者の家族も居ますよそりゃー院内回覧で回されますからねこのカルテ🤣🤣どこの病院だと思います???
2024年新年の挨拶を言うのをためらってしまうようなニュースが続く日々ですね。発災直後からニュースにかじりつきこれ以上被害が大きくならないようにと大切な仲間と連絡を取り合い、安全がわかってからは一緒に祈っていました🕊️🕊️🕊️🕊️🕊️🕊️←きっと思い思いの方法で。緩和ケア病棟で働いていた約7年。たくさんの患者さんとの出会いが、私に『明けましておめでとう』の意味を実感させてくれました。看護師としての年越し勤務は特別な『ご褒美』みたいなものになり夜勤者の特権〜😍❣と、心か
『丸くなるな、☆星になれ。』昨日の実家での大掃除で少々腰を痛めてしまったイエローです。今朝、新聞を読んでいると某企業の広告キャッチコピーが目に飛び込んできた。丸くなるな、星…ameblo.jp調子に乗って母にも広告誌面とヤツの経過写真をラインしたらパタッと反応がなくなった。数時間後「まだ心臓がどきどきしてる。考えないようにしてたのに」と綴られた。診察日当日はもちろん気を遣っていたが日が経つにつれその思いやりは薄れてきてつ
闘病に寄り添うという言葉には、家族の愛と支えが凝縮されています。病気との闘いは孤独なものであり、その中で家族が一緒になってサポートすることは患者さんの心に大きな力を与えます。病気であっても家族が一緒にいることで、患者さんの心は癒され、力を取り戻すことができるのです。闘病に寄り添う家族は、患者さんに希望と勇気を与える存在です。患者さんの心に力を与え、闘病を乗り越える支えとなるために上手に息抜きをし自分の好きなことを
想像してみてください。深い森の中で一人静かに泣きながら自分と向き合っている姿泣き言が言えず重たい感情を内に秘めたまま…心がズシリと重くのしかかって身体も心も悲鳴を上げる寸前悩みを吐き出すことで心の負荷が軽減します悩みを吐き出すという言葉からは、まるで胃の中に溜まったものを一気に吐き出すようなイメージが湧きます。その瞬間、体内から解放される感覚は驚くほど爽快です。まる
大切な人との別れは、誰にとっても辛いものです長い時間を共有し、愛情を育んできた人との別れは心に深い傷を残し抜け出せない悲しみに包まれることもありますよく時間が解決してくれると耳にしますよね時間と一言で言ってもその長短は人それぞれです時にいつまでも悲しみに打ちひしがれ涙する自分をマイナスに捉える方がいらっしゃいます自分と同じ境遇でもしっかりと歩を進めている人もいるのに私は‥‥