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施術中、お腹がゴロゴロ音が出ることがあります。クライアントの方が女性であれば、それを恥ずかしいと感じる方もいらっしゃいますが、自律神経の不調などでお腹の調子が悪い方の場合、そのような音が出ることは施術する側にとって良い兆候と考えます。つまり、その音はお腹か動いているという証ですから、例えば便秘のような場合、そういうことがお通じのサインのことが多くなるわけです。ですから、現場でそういうことがあった場合、そこで前述のような説明をすることになりますが、次回お越しになった時
コロナの問題が落ち着いたということでしょうか、今年のGWは連休の過ごし方がこれまでと同じような感じだったようです。もっとも、円安の関係から海外旅行をされた方の場合、これまではとは異なった感じになったケースもあるようですが、普段の日常とは違った生活をされた方が多かった連休ではないかと思います。しかし、長かった休日も昨日(5月6日)で終わりました。その最中は楽しかったことでも、それが終わってしまえば疲れを感じる、というケースもよく耳にします。ブログを書いている時
誰しも健やかで自分がやりたいことをできる日常を送りたいと思っていらっしゃると思います。でも、現実には心身にいろいろなストレスがかかり、そのことで体調を壊し、やりたいことができなくなってしまう、というケースがあります。私たち癒し家は医者ではないので、感染症や怪我などには対応できませんが、腰痛や肩コリなど、日常でよく耳にする身体の不調もその方にとっては健やかという状態ではありません。こういうケースは医者が対応するジャンルではないけれど、実数としては大変多くなります。
腰は身体を支える重要な部位ですが、それだけにいろいろ負荷がかかりやすく、付属整体院を訪れる方のご相談件数としても多くなっています。今回のケースは何かをやってからというような思い当たることがない状態でのご相談でしたが、お話を伺うと日常生活の中での肉体的ストレスの結果と思われるような感じでした。仕事のことなども関係することなので、それを止めることはできません。となると、その環境の中でもストレスを軽減する方法を工夫するとか、今回のような積極的なメンテナンスを実践することが
授業の時にお話しすることですが、現場での体験・経験は技術職としての癒し家にとってプラス要素になります。そういう話は卒業生の方からよく耳にしますが、向上心を有する方の場合、そこからさらにレベルアップされることになります。現場では想像以上のケースに遭遇することがありますが、プロとしての立場では、いかなる場合も慌てず、冷静に対応することが要求されます。そこには心の問題がありますが、ご相談内容、あるいは現状に対して気持ちが引いてしまえば、対応できるケースでも難しくなる場合があり
施術後のクライアントの方にお話しすることがあり、その一つは日常生活で気を付けていただきたいことです。調子が良くなれば、それまでのことをすっかり忘れ、これまで以上に動くという方がいらっしゃいます。そういった元気を取り戻すために私たちも一生懸命対応させていただくわけですが、好転にも段階があります。その中には症状は収まっているけれど、しばらくは注意しながら動いてください、というケースがあります。そこを意識せず、無理することでまた症状が元に戻るというクライアントの方を見
実技の授業でよくお話しすることですが、その中に手の「感性」があります。このことはマニュアルで何とかなるというものではないため、なかなか上手く伝えにくい側面がありますが、習得できたら大変強力な武器になります。初学者の人の場合、どれくらいの力で何回やれば良いですか、という質問をされますが、回数はともかく圧加減を数字で聞かれても再現できないでしょうし、クライアントの身体の状態によって異なることです。ですから、行為としての技術は教えることができますが、「感性」を身に付けるとなる
勉強会での話です。受け役の人は股関節の問題ということでしたが、実際に可動域の狭さを感じ、現実のことという前提で施術をやっている状況でした。ある程度施術した段階で、その効果を確認しましたが、モデル役の人の感想と見た目の様子で思ったほどの効果が得られていないという判断でした。施術側の人も上のイラストのようなことを行なっている時、しっかり抵抗を感じていた、ということでした。施術の流れを客観的に見ている時、快整体術の基本である骨格調整前に、関係する部位を緩める、とい
技術系の仕事をする場合、その最中に壁にぶつかることもあります。しっかりその世界でやっていこうと思う場合、越えなければいけませんが、その時の条件によっていろいろな方法があります。それはどの世界でもあることだと思いますが、その一つが基本に帰る、ということがあります。その言葉はいろいろなシーンで聞きますが、中にはそのことを軽視し、既に知っていることだから新しいことを学んで壁を越えたいと考える人もいます。もちろん、その方法が有効な場合がありますが、例えば手の使い方の
付属整体院にお越しになる方の場合、その状態に心身が打ちひしがれて気力を失っておられるケースを見ることがあります。体調が悪いということですから、それは仕方ないこととして少しでもその状態が好転するよう対応させていただくというのが方針ですが、こういうところは施術する側と受ける側の共同作業の部分があるということをこれまでのブログで申し上げてきました。先日、クライアントの方とのお話の中で同様の話題になりましたのでそれを今日のテーマにしたわけですが、その方は前向きに考えられる方ですので、少
リラクゼーションサロンや整体院に行くと、施術担当者から「硬くなっていたのでたくさん押しました」と言われ、楽になったというよりは、施術を受ける前よりも体が痛くなったことはありませんか?受ける側の体が硬いからといって、施術する側が指に力を入れて押圧すると、受ける側も防御反応で体が緊張します。緊張すると、硬くなるので、圧がさらに浸透しなくなり、施術者もさらに力んで押し込もうとします。そうなると、硬い棒で体を押し込んでいるのと同じ状態になり、体調の好転ではなく、ただ痛いだけになってしま
心身の状態の好転を目的とする癒しの仕事の場合、施術内容や結果に対する信頼をどう得ることができるかが大切です。このことは講座の中でもお話ししますが、現実に付属整体院で経験した事実です。お越しになる方は自分の体調の好転を意図してお越しになるわけですが、初めてお目にかかる場合、たとえご紹介の方であっても施術前に信頼を得ることは難しく、結果の積み重ねで変化してきます。そういう状態になった場合、来院して顔を見るだけ、施術前にお話しするだけで当日ご相談したい不快感が消失している、という
授業でお話しすることの一つですが、現場では結果を出すことは重要です。このことはブログでも再三お話ししていますが、もう一つ大切なことがあり、それがタイトルに示してある「過程」です。良い結果に至ったには必ず理由があり、そのことを考えることでその再現が容易になり、結果的に上達することになります。ハウツーばかり求め、表面的なところだけを意識していても、所詮はメッキであり、やがて剝がれてしまいます。なぜ良い結果を得られたのかを考える習慣がつけば、逆に上手くいかない場合の理
阿蘇の鳴鳳堂に行っていた時のお話です。快整体術のセミナー及び、施術を行っている合間に弓道体験もさせていただきました。こちらには立派な弓道場もあります。こちらにて昨日の記事でも紹介した田中先生に指導していただきました。私自身、弓道自体は初めてでしたので、礼儀作法からはじまり、基本の所作から教えていただきました。初めてということで所作を覚えるのに、てこずり、また距離が延びず届かなかったり、逸れていってしまうケースも多々あり
原因は分からないけれど、こういった痛みがある、というご相談は現場でよく経験します。施術する立場としては原因と思われる話は重要なのですが、ご本人に思い当たるところがなければ他のことから情報収集を行ない、それをベースに結果を出して行く工夫が必要です。その場合、痛む部位やどういう動きの際に感じるか、といったことが大切な情報源になり、そこからどういった施術を行なうかを決めていくことになります。快整体術の場合、いきなり骨格調整を行なうのではなく、経絡調整から入ることが原則にな
阿蘇の鳴鳳堂に行っていた時のお話です。快整体術のセミナー及び、施術を行っている合間に少し観光もさせていただきました。その中では大観峰や国造神社にも行ってきました。時系列としては、逆になりますが、後に訪れていた国造神社のことから書いていきます。国造神社は阿蘇神社と並ぶパワースポットで阿蘇神社の主祭神である健磐龍命と国造神社の主祭神である速瓶玉命が親子関係にあり、ともに阿蘇の開拓の大事業をなされたとされています。こちらにはかなり大きな大木がありました。こちらは手野の杉と呼
今日の話は授業の場でも施術の現場でもお話しすることですが、好転の様子についてになります。上のイラストは円グラフですが、黄色のゾーンは30%の表示になっています。仮にこれをクライアントの方が感じている好転の様子とします。来院時、あるいは数回通った時点で最初の時の具合の悪さをあえて数字にした時のこととしてお話しするわけですが、その数字をどう考えるかという意識でその時点での気持ちや今後の好転の様子に違いが出てくると考えています。つまり、30%好転しているほうに意識
これより阿蘇の鳴鳳堂から東京に戻ります。下は今朝の阿蘇駅の写真です。今回は整体のことが多くなりましたが、充実した期間を過ごすことができました。紹介していないこともいくつかありますが、追って別の記事で紹介させていただきます。お知らせですが、中山先生の新刊が好評発売中です。アマゾン・楽天・紀伊国屋書店でも販売しておりますので、ご興味ある方はご購入いただけましたら幸いです。電子書籍でも購入可能になりました
継続して通院しているクライアントの方の場合、少しずつ問題が解消され、普通の人と同じような生活を送っていらっしゃるケースがあります。来院当初、具体的な身体の問題についてご相談されていたにもかかわらず、いつの間にかそういうことが話題に上らなくなった時、何かの話の流れで「そう言えば・・・」といった感じで来院当初の頃のことを思い出し、普通の生活に戻っていることに気付かれるわけです。付属整体院の場合、何気ない動きの様子を観察する習慣がついていますが、そういう目で見る時、私たちもその変
阿蘇の鳴鳳堂という施設で快整体術の施術を本日もさせていただきました。受けていただいた皆様の評価も良く、黄砂の影響で咳が止まらなかった人が、施術中は全く咳が出なかった人もいました。また、武術の稽古において、受け身をとった際に鎖骨下部の痛みが出てしまった人におきましては、その痛みが消失するということもありました。他には、相談としてはニ大主訴である肩こりや腰痛などの症例などもありました。快整体術の意識である心地よい中で身体を好転させていくということを本日も実践させていただきました。
今、手技療法の世界は玉石混交です。街を歩けば、至る所で関係する店舗を見かけますが、クライアントの方からすればどこが違うのだろう、という気持ちでそれをご覧になってらっしゃるケースが多いと思います。施術する側にしても問題があり、明確な意図がなく手を動かしていれば仕事になっているというレベルで施術している人の存在を話として耳にしています。しかし、本気で自身の身体を何とかしたいと考えている方の場合、どこが良いのか、どんな先生が良いのか、というところで情報を集め、その上で実際
授業の時にお話しすることですが、再勉強の方のためのテーマです。その時点でやっていらっしゃる技術、あるいは教わったという中に「ほぐし」という言葉を耳にすることがあります。そこで実際にやっていただく際に気付くことですが、「ほぐし」という意識で行なわれる中には結構強い力になっており、そうなる理由として身体が固いから、ということがあります。そういう時、身体をほぐそうとするとどうしても力が入ってしまう、というわけです。しかし、そういう施術を行なうと、クライアントの方の身体
今日、東京では天候に恵まれ、気温もだいぶ高めが予想されていました。その予想のとおり、夏日といわれる25℃以上となった地点が多くあったようです。朝夕の気温が過ごしやすくなってきたので、「春眠暁を覚えず」(しゅんみんあかつきをおぼえず)の言葉のように寝過ごしてしまいそうですね、と言いたかったのですが、春を通り越して夏の話題にしないといけないかもしれませんね。東洋医学(陰陽五行説)では、春は五臓でいう「肝」との関係性が深いと言われています。日々の仕事のし過ぎや生活習慣の不摂生
先日お越しになったクライアントの方ですが、仕事の関係で全身がガチガチに固く、姿勢や動き方が気になりました。初診の方でしたので最初にいろいろお尋ねしましたが、問題個所は全身に及びます。最初におっしゃったのは膝の問題でしたが、打撲とか捻ったというような明確に思い当たることは無いそうですが、前述した印象からすると主訴の部分は納得です。でも、前述のように実はという感じで話を伺うとあちこちに主訴に関係すると思われる問題個所があり、こういうケースこそ、全身調整を基本とし、クライアン
手技療法ではクライアントの方の身体に適切な圧をかけ、体調の改善を図りますが、その加減は要注意で、その時の感覚が曖昧であったリ、強ければ良いといった意識で行なえば逆効果になることがあります。しかし、触れた時、固さを感じた場合、強い刺激でなければ効果が無いと思うのか、ついそういう施術をしてしまうという話を付属整体院にお越しになる方から伺うことがあります。そのことで不快な思いをした方の場合、そこから離れてしまうことになりますが、快整体術の講座にはそういう経験をされたプロの方が再受講さ
先日お越しになったクライアントの方ですが、膝の調子が悪いとおっしゃいます。具合が悪いと言ってもいろいろなパターンがありますが、膝の力が抜けたり、歩いている下肢が痛い、ということです。快整体術の場合、具体的に症状として現れている個所のみにアプローチするのではなく、身体の関連を念頭に施術内容を組み立て、対応します。下肢の問題は骨盤との関係も考量しなければなりませんが、この方の場合、もともと腰椎や骨盤の問題が認められます。ですから、そういった関連個所の調整の後、症状と
付属整体院の場合、予約制になっています。でも当日、予約変更のご相談や、突然の施術希望のご連絡をいただくことがあります。こういうところは臨機応変に対応させていただくことになりますが、それは枠が空いている場合のみになります。急患の方の場合、大変申し訳ないのですが、予約優先の原則を崩した場合、予約していただく意味が薄れますし、ましてや施術者の指名が絡んでいる場合、対応できないことが増えてきます。整体院としては円滑な運営をしていく責務がありますし、予約をされている方の場合、
授業でよくお話しするテーマですが、その一つに施術時間があります。整体院では時間制を採っていらっしゃるところが多いのですが、クライアントの方の要望には、時間のことよりも結果を求めるケースがあります。その場合、期待する結果が出れば時間は関係ないということになり、そのことで信頼も高まります。もっとも、そこにはいろいろ条件がありますので、そこに合致していなければ思いだけでは無理、ということも現実です。しかし、そういった理想形を思い描き、精進することは可能ですし、大切
先日お越しになったクライアントの方ですが、手足の指先が冷たく感じていました。そういう中でも施術後は多少変化するのですが、この日はその変化が顕著に感じられ、それは施術中からでした。もともと血行が悪く、冬は決まってしもやけになり、初夏くらいまでその状態が継続する、ということでした。でもこの冬、しもやけにはならなかった、ということでした。今年、暖冬ということでしたが、寒い日もしっかりあり、しもやけになる時は一気になるということでしたから、寒い日は心配だったそうです。
先日お越しになったクライアントの方ですが、ご相談の中に外反母趾がありました。加えて腰の問題もありましたが、両者には関係がありますので、だからこそ全身調整が必要になるわけです。現時点で普通の状態に整復できているわけではありませんが、その方の悩みが痛みでした。形状が正常ではないので当然の症状ですが、痛みさえ取れれば日常生活で困らないということをおっしゃっていました。整体術は魔法ではありませんで1回で結果が出ることは少ないのですが、この方も例に漏れず、何度か通院し