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2023年5月19日、広島で「核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン」(「広島ビジョン」)が発表された。その中ではこう述べられている。我々の安全保障政策は、核兵器は、それが存在する限りにおいて、防衛目的のために役割を果たし、侵略を抑止し、並びに戦争及び威圧を防止すべきとの理解に基づいている。日本を含む7か国は広島の地であらためて「核抑止論」を主張した。核兵器があるから核戦争を抑止できるというのだが、核兵器が持つ抑止力とはそんなに有難いものだろうか。1970年代
広島平和記念資料館にて今年、国の内外から多くの人が広島の平和公園を訪れ、平和記念資料館は入館待ちの人が長い列をつくった。広島にこれだけ関心が集まったのは、ひとつにはロシアのウクライナ侵攻で核兵器使用の危機が強まったこと。そしてもう一つがG7広島サミットであることは異論のないところだろう。5月20日、G7の各国首脳はそろって平和記念資料館を訪れ、芳名録に記帳した。アメリカのバイデン大統領はこう書いている。この資料館で語られる物語が、平和な未来を築くことへの私たち全員の義務を思い出さ
本日(8月9日)で長崎での原子爆弾の投下から78年になります。改めて、長崎の原爆で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、長崎が最後の被爆地になるように核兵器の廃絶を実現することをお誓い申し上げます。今年は台風接近中ということで、平和祈念式典は規模を縮小して開催されました。また、岸田総理は参列しませんでした。そうした中での開催ではありましたが、長崎市の鈴木史朗市長は長崎平和宣言として「78年前に原子雲の下で人間に何が起こったのかという原点に立ち返り、今、核戦争が始まった
今日8月9日は長崎に原爆が投下された日です。お昼前には「平和祈念式典」が行われます。ちなみに広島は「平和“記念”式典」、長崎の方は「平和“祈念”式典」です。よく、「怒りの広島」、「祈りの長崎」という風に言われますね。長崎はキリシタンの風土があるからでしょう。今日の「平和祈念式典」には首相のキシダ文雄は参列しないそうです。台風6号が接近しているので、安全を考えて式典の規模を縮小して行うそうで、首相の参列は見送られたとのことですが、「広島平和記念式典」でのキシダのスピーチを聴くと、こんな奴が参列
今日8月6日は広島に原爆が投下された日です。今朝、行われた「平和記念式典」をテレビで観ていました。広島出身の首相・キシダ文雄のスピーチを聴きましたが、5月に行われた「広島サミット」、及びそこで発表された「広島ビジョン」の成功を強調しており、非常に鼻につきました。この「広島ビジョン」って、単に「アメリカの核」の下にいることを確認し、「核抑止」を正当化しているだけのものです。この男、何かと言うと、広島出身であることを強調して、「核廃絶」をライフワークと言いまくっていますが、1ミリも本気ではないこ
今年も招待されなかったロシア・ベラルーシですが...ロシアの国営メディアでは今日の原爆記念日に以下のような長めの記事を出しています。~*~*~*~*~*~*~*~*「東京、8月6日発。日本では広島への原爆投下78周年を迎え、犠牲者を追悼している。前日には、政府高官や各国大使が参加する追悼式典のリハーサルが平和公園で行われた。今年は、100以上の国や国際機関の代表を含む約7000人が参列する。昨年同様、ロシアとベラルーシの外交使節団は
G7広島サミットは終わり賛否両論が飛び交う失敗論核の抑止を正当化してしまった核は持っているべきであるという結論本当か要するに全世界の国がみーんな持てば戦争は起こらないて事日本も核爆弾核兵器を持てば良いのです今回の広島サミットを成功だと言う人達は日本も核兵器を装備すべきと思っているということだろうこれは結局は威嚇抑止しているとは綺麗ごと威嚇しているのである核保有国は無言の威嚇をしている発言していないだけ
ひとつ前の当ブログに書いたように、キシダ文雄が成果をアピールした「広島ビジョン」は何一つ「核廃絶」に向けた具体的な議論のないままの提言でした。サーロー節子さんはじめ、多くの被爆者の方々が落胆し、失望感をあらわにしておられます。核保有国(特にアメリカ)に「お手」をする飼い犬のようなキシダ文雄は、「広島出身」とか「核廃絶が生涯のテーマ」と言いながら、被爆者の方々の思いを踏みにじり、裏切ったのです。当ブログ1月6日に書きましたが、広島県広島市出身の月丘夢路さんは、『ひろしま』(1953関川秀雄監
このところの当ブログで、「首相公邸」で悪ふざけ忘年会をしたドラ息子・翔太郎と「自称・厳重注意」だけで、更迭しなかったミスター・えこひいき、キシダ文雄について書いています。太宰治は「子どもより親が大事と思いたい」(『桜桃』)と書いたけれど、キシダ文雄は「国民よりも自分の息子の方が大事」なわけです。さらに付け加えれば、キシダ文雄は「被爆者の思いよりもアメリカの方が大事」な男です。もうお分かりですね。先日、大騒ぎのうちに行われたサミットで、発表された「広島ビジョン」のことです。キシダ文雄は「核軍
ウクライナ大統領ゼレンスキーがロシアに対する総反抗の狼煙を挙げた直後の、2023年5月19~21日、第49回先進国首脳会議、G7が広島で開催された。この先進国とは米、英、仏、独、伊、日、加とEUである。その国々は、かつての植民地侵略国であり、戦後は米国の数々の侵略戦争を容認してきた国々である。もちろんかつて侵略されたロシア、中国は参加していない。また、招待されたグローバルサウスと呼ばれる国々の内オーストラリア以外の国々——インド、ブラジル、インドネシア、韓国、ベトナム、アフリカ諸国代表の
AIに、24日のブログ「広島サミット、核兵器削減条約スタートせず」を入力して、「このブログを批判してください」と頼んでみました。そしたら、こんな回答がありました。『この文章は、広島で開催されたG7サミットについて批判的な内容を含んでいます。以下は、この文章の批判点です。広島でサミットを開催する理由は、被爆地に各国首脳が訪れることで核軍縮をスタートさせることと、政権の延命を謀ることだと主張しています。しかし、この主張は証拠に基づいておらず、根拠が不十分です。首脳宣言の中で核
広島でサミットを開催する理由は二つあると思いました。一つは被爆地に各国首脳が訪れることで、核軍縮をスタートさせることです。もう一つは岸田首相のお膝元で盛大な政治ショーを開き、政権の延命を謀ることです。さて結果はどうだったでしょうか。首脳宣言の中で核兵器に関する項目を簡単にまとめると「核軍縮と核不拡散は大事だね」といったところです。「大事ですよ!」といくら叫んでも、具体作がなければ絵に描いた餅です。それでは、核問題をすくい上げた広島ビジョンはどうでしょう。「ロシアによるいかなる核
“核なき世界へ”岸田総理は成果強調、逆行の声も(5/22)★岸田総理のスピーチ「『夢想』と『理想』は違います。『理想』には手が届くのです。世界80億の民が全員、広島の市民となった時、この地球上から核兵器はなくなるでしょう」ただ、文書では核兵器が「防衛目的のために役割を果たし、侵略を抑止する」とも指摘していて、「核廃絶と逆行する」との声も上がります。(引用終了)岸田首相のスピーチ「世界80億の民が全員、広島の市民となった時・・・」の原稿を書いたのは官僚なのでしょうか
莫迦でも分かること!G7の首脳たちも予想はしていただろうけれど、意味のないことキシダが主導する形でやるんだから、ほんっと莫迦ですね!と言いたいよ。前記事👇に書いた通りだよ!『広島ビジョン』と、お騒がせのG7は世界に有効な何かをもたらしたか!緊張を高めただけの他に何か?こんなんで、だんだん日本の立場は危うくなっていくんだよね。アメリカのポチから少しでも脱却していくように自民党は命がけで頑張ってもらいたいよ。戦争終わっていったい何年経っているんだよ!もう、78年だよ!
「広島平和記念資料館」の原型である「広島平和記念館」開館したのは1955年。原爆投下から10年後のことだ。当時は、広島に住むほとんどの方が、原爆投下の体験を持ち、その記憶も生々しかったに違いない。そこにオバマアメリカ大統領がやってきたのは2016年。開館から61年目のことだった。本当に長い長い道のりだった。その7年後、そこにG7の首脳がやってきた。その中には、アメリカはもちろん、フランスやイギリスといった核保有国の首脳も含まれ、こうした人々があの展示を見たという事実は、
『G7首脳広島ビジョン』自分らのみが正義と言わんばかり!自分らは核を廃絶する気もなく、また核の傘の下にいるのに、外に向かって核軍縮を訴える莫迦らしさ!核兵器禁止条約も締結しないでおいて・・・【要旨】核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン朝日新聞デジタル2023.5.200:09https://www.asahi.com/articles/ASR5M7VRQR5MUTFK027.html上よりそのまま転載。(要旨をさらに簡単にしたニュース動画(1分半)👇もあります)htt
G7広島サミットはきょうが最終日。ウクライナのゼレンスキー大統領が来日したことで全ての話題がそちらに持っていかれた感がありますが、一つ気になることがあります。それは首脳宣言とは別に19日にまとめられた、核軍縮に焦点を当てた声明「広島ビジョン」のことです。外務省ホームページに原文と仮の訳が掲載されています。「核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン」|外務省(mofa.go.jp)長い内容ですが、目立つのはウクライナ情勢を受け、ロシアによる核の威嚇を非難していること。
https://news.yahoo.co.jp/articles/caa6550005914051f07615d33733f28215c8e438共産党の志位和夫委員長は20日、G7広島サミットで発表された核軍縮に関する共同文書「広島ビジョン」に「真っ向から裏切る内容になった。許しがたいことは、核抑止論が公然と宣言されたことだ」「首脳らは原爆資料館で一体何を見たのか。被爆地から核兵器に固執する宣言を出したことは許しがたい」と述べ、日本政府に対し核兵器禁止条約への参加を求めた。
昨日、広島サミットに関して政府が発表した「核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン」を読んでみると、呆れ果てるような文章が多く見受けられるので読者の人たちも読んでいただきたい。https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100506500.pdfまず、最初に言いたいのは、核兵器を作りそれを広島で使用したのはG7加盟国でも主たる参加国の米国である。しかも、「原爆投下には謝罪しない」とバイデン大統領が公表していて、議長国で、広島選出の岸田首相もそれを呑んでいる事だ。
岸田総理が核軍縮に焦点当てた「広島ビジョン」発出を表明G7初の独立首脳文書【全文仮訳記載】5/19(金)22:21配信❷我々は、イランに対し、更なる遅滞なく、核不拡散に関する法的義務及び政治的コミットメントを果たすよう求める。イランの核計画に関する国際的な懸念を解消するためには、外交的解決が引き続き最善の方法である。この文脈において、包括的共同作業計画(JCPOA)は、引き続き、有益な参考である。我々は、イランに対し、迅速かつ具体的な行動により、保障措置に関する義務及び表明された
広島ビジョンは、中国の透明性を欠いた核戦力増強に懸念を示した
G7首脳は、核軍縮に関する共同文書「広島ビジョン」を発出する
◎核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン(2023年5月19日於:広島)歴史的な転換期の中、我々G7首脳は、1945年の原子爆弾投下の結果として広島及び長崎の人々が経験したかつてない壊滅と極めて甚大な非人間的な苦難を長崎と共に想起させる広島に集った。粛然として来し方を振り返るこの時において、我々は、核軍縮に特に焦点を当てたこの初のG7首脳文書において、全ての者にとっての安全が損なわれない形での核兵器のない世界の実現に向けた我々のコミットメントを再確認する。我々は、77年間に及ぶ核兵器の