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『黄色い家』(川上未映子著)禍々しい憂鬱なおはなしなのに読まずにはいられない凄い小説でした。「親ガチャ」なんて言葉がありますが、、生まれ育った環境や経済的な苦境の中で必死に生きていく少女(少女たち)と同じような中で生きてきた大人との疑似家族のような共同生活をしながら少女たちはカード犯罪に手を染めていくのです。リアルな社会問題が描かれていますがどんな日常の中にも楽しみや可笑しみがあってホッとする場面もあるのですよ。でも、
年末から全く読むペースが遅くなった。なんかな、集中力が途切れ途切れでした笑眠れない夜は体を脱いで(中公文庫あ91-1)[彩瀬まる]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}いつもサラサラ読める作家さんなんやけども、どーも前半サラサラ読めなかった…なんでやろね。短編なんやけど、共通して同じスレッドを見つけてストーリーが進んでいく。最後はそんな展開?と感じてサラサラ読めました☺️すべて真夜中の恋人たち【電子書籍】[川上未映子]楽
深く、しっかり息をして川上未映子エッセイ集何気ない日常からの気づきなどを中心にHanakoに連載されていたものらしく女性に向けて語られている。産後ということもあり、等身大のもろもろは、はっ❕とさせるものだったり敢えて口にはしないモノコトだったり何気ないところから、深いメッセージに繋がるものもある。暗に示唆してる、してない。よりも、あゝ、そういうの分かる。そうそう。そう感じるんだーっ。とか、(まさに、本ならでは)そういうのイイ❕人の価値観を知りながら自分の引き
読んだ本黄色い家川上未映子読了日2024.3.52024年本屋大賞ノミネート作品📕内容はあるニュース記事を見つけた事で、20年前を思い出す花。15歳の頃に出会った黄美子と17歳で再会し、そこに蘭と桃子も加わり一緒に暮らすことになる。お金、違法な仕事…やがて花たちの共同生活が崩れはじめる…重い話で長かった…ノンフィクション作品ではないけどそう感じるほど描写が繊細で…考えさせられることはあったけど好みの作品…ではなかったかな川上未映子さんの本はこれが初めて他の作品も読んで
・朝、ジョギング。・やっぱ、VIO脱毛行くことにした。やるなら今のタイミングでしょ、と心の声が何度も囁くので従うことにした。まずカウンセリング。パンツ脱ぐの恥ずかしすぎで死ぬかと思った。とくにIとかOの部分をチェックされる時。失神するかと思った。でもしばらくすると感覚が麻痺して何とも思わなくなった。カウンセリングでアドヴァイスされたことは、私の場合Oはほぼ無毛なので必要なし。Iは薄いものが少々、Yは全体薄毛だけど普通の処置になるとのこと。標準プランよりもずいぶん安くすみそう。そういうわ
早稲田大学の大隈講堂で開催された「村上春樹さんと川上未映子さんの朗読会」とても素晴らしかったです。お二人の新作書き下ろし小説(未発表)をご本人に朗読してもらうなんて。あっという間に不思議な世界に心をもっていかれました。全編通して流れる村治佳織さんのギター生演奏も心地よく、俳優・小澤征悦(ゆきよし)さんの朗読はとてもドラマティックでした。最後はギフトとして『ノルウェーの森』の一説(手紙)の朗読で締めくくるあたりもグッときました。特別な時間を一緒に過ごした毎朝音読をご一
・ヴァイオリンのレッスン。主題部を繰り返し。構造をもっと考えようとアドヴァイスされる。ゆきの肌の感触を全身が記憶していて、何をやっても上の空になってしまう。やばい。今日も会いたい。今日もくっつきたい。そんなことばかり全身が感じてしまって体がばらばらになりそう。・午後、美容院。美容師さんにもうすぐ卒業だね。おめでとう、と言われる。大学滑り止め二つ受かりました、でも第一志望発表待ちです、とそんな話をした。もう何度この話題をしたことか。気を利かせてくれたのか、どこの大学?とかそういう野暮なことは
あっという間に3月に入りました!3月と言えば卒業シーズン、別れの季節でもありますね。母の勤める高校は昨日が卒業式でした。卒業生の皆さん、おめでとうございます!慣れ親しんだ環境を離れることになり、寂しさや不安を感じている方も多いかと思いますが、新たなステージに向けて出発進行!皆さんの人生が一層豊かなものになることを願っています!母↓本日は同僚の教員たちと泊まりで打ち上げだそうです。さて、、ここから2月読了本を。2月読了本|8冊2月の五つ星★★★★★『MYFIVESTARREADS
村上春樹氏×川上未映子氏の朗読会に行ってきた!ナマの村上春樹に会ってきた~~~!!新刊はだいたい読んでる、というくらいのファンではあるので、きょうに向けて体調整えてきた!早稲田大学の大隈講堂は満席。司会はおらず、川上さんが進行役。まずは川上さんが短編集「春のこわいもの」から「青かける青」を朗読。川上さん、声がとてもやわらかくてかわいくて、朗読お上手。いきなり引き込まれる。春のこわいものAmazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_0
まままさか、この目でご本人を見られるとはっ。今日はこちらに行ってきました。『村上春樹×川上未映子春のみみずく朗読会』そうです、ほぼ全作品を読んでいる村上春樹大先生様の朗読会です。場所は早稲田大学、大隈記念講堂。着いた着いた!大隈記念講堂の2階席で拝聴しました。(村上春樹ライブラリーはまた今度ゆっくりと。)すらりと妖艶な川上未映子さんと交互に朗読されておふたりのお声に耳を澄ませ熱視線を送り続けた約2時間半。村上春樹さんご本人の声で名文句「あるいは」が聞けて、思わず
久しぶり?の読書記録。『推し、燃ゆ』は三女に貸す予定なので、早く記録しなきゃ…と3冊まとめて記録します。あくまでも自分用なので、「なに言ってんだか…」な内容ですがご容赦ください。宇佐見りん『推し、燃ゆ』(2023年7月、河出文庫)概要(巻末)「推しが燃えた。ファンを殴ったらしい」。高校生のあかりは、アイドル上野真幸(マサキ)を解釈することに心血を注ぎ、学校も家族もバイトもうまくいかない毎日をなんとか生きている。そんなある日、推しが炎上しー。第164回芥川賞受賞のベストセラー
黄色い家ByMiekoKawakami\\2024年本屋大賞ノミネート作品//ワシントン州シアトルの図書館から取り寄せました芥川賞作家である川上未映子さんが初めて挑んだ1990年代が舞台のクライム・サスペンス。兎に角、余韻が凄まじい。読了後は呆然としてしまい暫く立てなかったほどです。読めば読むほど重苦しくなっていく物語ですが、どこか映画を観ているようなリアリティ感溢れる描写に読む手が止まらなかった大作。かなり読み応えがあります。人はなぜ、金に狂い、罪を犯すのか。怖いのはお金ではなく
ビアトリクス.ポター作、絵川上未映子訳早川書房先日、クラブハウスの「ゆるく絵本を語る部屋」の肉の回で話題にあがったこの絵本。↓クラブハウスは現在、アプリさえダウンロードすれば、アカウントがとれるので、気軽に聞いてみてくださいね。第70回📚【絵本をゆるく語る部屋】With岡田逹信,ukyohanand2otherswww.clubhouse.com福音館版と読み比べてみました。前半に出版社さんから、イラストの印刷技術の
「深く、しっかり息をして」BreatheSlow,BreatheDeep川上未映子著(マガジンハウス、2023年7月発行)今朝は寒いなと起きてみたら、外はうっすら雪が積もっているではないですか。午前中は買い物に行く予定が、外出するのが嫌になり、朝食後、朝寝までしてしまいまいした。洗濯・掃除も、明日と明後日にしよう、かといってガッツリ本を読む気にもならず。図書館から川上未映子さんのエッセイを借りていたので、こちらを少しづつ読む。表紙も温く、ほっこりとして、今日の
以前に書店で立ち読みしたときなんだか嫌な世界の話だなとためらってしまい買えなかったでも本屋大賞ノミネートならそういうことなら大丈夫なのかもとアマゾンのお試しで読み始めたところかなりの量を読み進むことになり購入した要するにこちらが夢中になるのに少しページ数が必要な展開だった私は幸いにして「花」の類の苦労はせずに生きてこられたけれどもちゃらんぽらんなお母さんにもめげずたくましく育った「花」がどうしてだかまたしてもちゃらんぽらんな同居人の中で孤軍奮闘してイ
おはようございます。夜中から凄い風なんですけど🌪️今も時より凄いっすね。おかげで完全に寝不足だな💤さて2月読了本6冊目それはこちら『黄色い家/川上未映子』こちらも本屋大賞ノミネート作品。なんとも言えない読了感。冒頭の話での人物像とそこから過去に遡って繰り出す話しでの人物像が自分の中でちょっと噛み合ってなくて最後までその違和感が拭えなかったな。なら、冒頭の話はないほうがスッキリするかもしれない。あのくだりのおかげでなんだかしっくりこなかった。内容としてはと
久しぶりの夫婦ふたり暮らしも11ヶ月目になりました去年9月からは新しい仕事をはじめWパートタイマーになりましたおはようございます、ことはです図書館で予約とお取り寄せができると知って以来、気になった本を予約したりお取り寄せしていたら現在、本が渋滞を起こしています現在借りていて読んでいる本たちがこちらじゃむパンの日Amazon(アマゾン)辛口サイショーの人生案内DXAmazon(アマゾン)乙女の密告Amazon(アマゾン)ときどき旅に出
本屋大賞のノミネート作品が発表された。汝、星の如くの続編である、星を編むはすでに読んであったけど、それ以外は何一つ手に取ってなかったので、中でも1番気になっていた「黄色い家/川上未映子」を読み始めた。主人公の花がど世代・ど真ん中過ぎて心の中の蓋してあった昔の気持ちとか、思い出とかがワサ〜〜〜!!!っと出てきちゃって感情が大変です。クラスにいたな、そういう子…って思い出して、当時、抱いてた大人への疑問とか、世紀末の空気感とか、今は、もう令和なのに!彼女たちはどうしてるんだろう…と、漠然と思い
れもん( ̄▽ ̄)2020年春、惣菜店に勤める花はニュース記事に黄美子の名前を見つける60歳になった彼女は、若い女性の監禁傷害の罪にとわれていた長らく忘却していた20年前の記憶黄美子と、少女たち2人と疑似家族のように暮らした日々。まっとうに稼ぐすべを持たない花たちは、必死に働くがその金は無情にも奪われ、よりリスキーな〈シノギ〉に手を出す。歪んだ共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解へ向かい…人はなぜ、金に狂い、罪を犯すのかって事ででは早速川上さんあるお笑い芸人が
私のブログにようこそ!!なんと去年に読んだ本です!!でも忘備録につけてるのでまあいいや●三島由紀夫「天人五衰」「豊穣の海」の第四部完結編。8か月ぐらい掛けて読みました清顕、勇、月光姫と転生し二十歳に夭折する三人その三人の伴走人の本多は年を取り老残を隠せない本多は慶子を伴い清水港で転生の印となるみっつの黒子をもつ透を養子にし教育を始め。この教育がいかに平凡な青年になるかで皮肉でした輪廻転生に取り憑かれた本多は透の鋭利な悪意に曝らされる事にまります。あなたは月光
われわれの暮らしはつづいていく。不安は尽きず、絶望が押し寄せるなかでも、淡々とつづいていく。それでも、なにかの加減でその暮らしがそっくり失われる可能性が、いつでも、あること。ー今日という日が、なんら当たり前に存在するものではないこと。ーそんなことに思いを馳せ、人生は試されているんだと、生の日々を噛み締めながら綴った15年間分の日常の風景。雑誌『Hanako』の連載「リボンにお願い」から抜粋したエッセイたち。生きているといろんなことがある。だからこそ、そんなときこそこのタイトルを思い出して
2月に入って図書館に行くと入り口正面の特集コーナーがチョコレート一色だった。チョコレート菓子のレシピ本チョコについての解説本の他小説や絵本などチョコレートを題材にした本は驚くほどたくさんあった。その中で様々な分野の著名人がチョコについて書いたものを集めた本を借りて帰った。パラパラと見た時に中島らもとあるのが見えたから。わたしにとって中島らもさんはなぜか父の面影を感じる人だった。文系で自堕落
2024年本屋大賞ノミネート作品2024年本屋大賞ノミネート10作品発表になりましたね〜ドキドキワクワクしながら待ってました前もって、いろんな方の予想を参考に図書館で予約していましたが発表を見てさらに追加で予約しました全て読み終わるのはいつになるのやら……というほど順番が先のものもありますが10冊全ては私のお財布では……ですが気に入ったものは購入しますノミネート作品黄色い家(川上未映子)君が手にするはずだった黄金について(小川哲)水車小屋のネネ(津村記久子)ス
1月の読書は5冊「お正月」休みがあったり「プチ旅行」したり「帰省」したり楽しいこといっぱいだった1月ほんとにあっという間だったわ〜😊1📕無人島ロワイヤル✏️秋吉理香子🍀双葉社「無人島に3つ持っていくとしたら、何を持っていく?」(私の答えは…「行かない!家がいい!」←インドア派)バーで盛り上がってたら、ホントに無人島へ行けちゃった9人。しかし…楽しむどころか、そこから始まるバトルロワイヤル…。展開早っ!結末が気になり一気に読み。2📕怖い患者✏️久坂部羊🍀集英社
今となっては、純文学は音色、言葉の選ぶ方、大衆文学、いささか古い言い方ですね、メロディはストーリーテリングか。勿論融合している贅沢な作品もある。谷崎潤一郎の作品の溢れている語彙からの豊かな小説世界があり、江戸川乱歩の饒舌で、驚異の世界がある。ジェフリー・アーチャー辺りは、ストーリーテリングの妙でしょうが、アメリカ文学ではジョン・アップダイクが美文と見なされるようで、アップダイクがホラー小説を書いたようと評されたのがスティーブン・キング。ジョン・アップダイクと渡辺一夫を足せば大江健三郎か。荒
川上作品は芥川賞作「乳と卵」、そして海外でも評価の高かった「ヘブン」を読んで以来なので10年以上ぶり。前者はほぼほぼ理解できず、後者も表面的なストーリーは追えるけれど理解したとは到底言えなく、この作家は僕にとっても難敵だった。それでも、いつかまた読んでみたいという思いがあり、書店の話題書コーナーで見かけて思い切って手にしてしみた。スナック勤めの母親と二人暮らしで、居場所のない高校とバイト先のファミレス以外に社会との接点がなかった伊藤花は17歳の夏、家出同然で母の友人だった黄美子と暮らし始め
川上未映子、村田沙耶香ほか「ラヴレターズ」(2016年)という作品。小説や物語ではない内容で、作家や俳優、映画監督など著名人総勢26名による「恋文集」。その26名の言葉を贈る相手とは、人間である場合だけではなく、例えば小説家の小池真理子氏は死んだ愛猫への言葉であったり、村田沙耶香氏に至っては、何と自分の勤めていたコンビニ店に対しての言葉だったりする。我々の愛する「相手」とは、必ずしも人間のみとは限らない。確かに自分の身の周りを再考してみると、人の好みというのは、何事においても対象
久しぶりの夫婦ふたり暮らしも10ヶ月目に突入去年9月からは新しい仕事をはじめWパートタイマーになりましたおはようございます、ことはです3日前、大学を卒業後正社員として働いていたときの職場の先輩から、年賀状が届きました子供たちの年齢も近くお互いの退職後も会ったりしていたのですが最近は年賀状だけのやりとりになっていました年賀状には「去年からいろいろありすぎて今やっと書けるようになりました」とありました家族に何かトラブルでもあったのかな?「また会えたらゆっくり話した
まともに生きていく資格架空の散財系雑誌スペンド!からペドロ編集長【非公式】(↑編集長は存在をご存知です)地方組図書部の部長のhirakaygomaです。久しぶりに読んだフィクション黄色い家(単行本)[川上未映子]楽天市場2,090円${EVENT_LABEL_01_TEXT}黄色い家【電子書籍】[川上未映子]楽天市場2,090円${EVENT_LABEL_01_TEXT}フィクションといっても、社会に潜む闇を露にする作家の作品を読むこと