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「茶色の小瓶」というと、「ああ、グレン・ミラーのあの曲ね」と連想する方が大半を占めるのだろうか。僕の通っていた小学校では、当時の公立校では珍しかったんじゃないかな、5年生の頃から教科担任制を一部、採り入れるようになり、書道、家庭科、そしてそうだ、音楽も、担任の先生ではない、別の先生に教えてもらうことになった。音楽の先生は大学を出たばかりの女性の先生で、これまでやったことのなかった発声練習に始まり、教科書には載っていないいろんな合唱曲やリコーダーの合奏曲を、それぞれの「クラスのイメージ」に
【対談】岩井克人x孫泰蔵経済敗戦の要因は「1周遅れの株主資本主義」にあり【対談】岩井克人x孫泰蔵経済敗戦の要因は「1周遅れの株主資本主義」にあり発売中の「ForbesJAPAN」2022年12月号の特集「人と社会を活かす会社100」では、東証プライム上場企業を対象に「ステークホルダー資本主義」「人的資本」「ダイバーシティ」「気候変動対策」「持続可能性」「働きがい」「非財務情報開示forbesjapan.com
米国:昨年12月の物価が前年同月比7%上昇。39年振り(米国労働省発表:1月12日)日本:昨年12月の企業物価指数が前年同月比8.5%上昇(日銀発表:1月14日)。11月は9.2%上昇で41年振りの水準(いずれも日経電子版より)ガソリン、マヨネーズ、小麦粉、電気、ガス・・・値上がりが実感されるようになってきた。世界的なインフレと共に、日本では円安も原因に加わっている。私の推定による原因。これまでは、コロナ禍対策の財政支出などでだぶついた資金が株式市場に代表される金融
中山可穂さんです。永く異国に暮らしていると、こういう事があるのでしょうか。室生犀星と揚げたてのコロッケ、どちらがお好みですか。笑。白い薔薇の淵まで(河出文庫)Amazon(アマゾン)349〜2,807円※一粒で二度美味しい企画昨年の本日の日めくりから昨年の今日も異国に永く暮らしている人の言葉でした。アメリカNYにおける孤独。ぞっとするほど一人だったという言葉が効いています。水村美苗さんです。※昨年昨日の岩井克人さんのパートナー。『謹製日めくり水村美苗さん1
なかなか味わい深い歌ですね。考えさせられることの多い豊かな歌ではないでしょうか。※一粒で二度美味しい企画昨年の本日の日めくりから米国大統領選挙で盛り上がっておりました。岩井克人さんでした。『謹製日めくり岩井克人さん11/3』ほんとうに。トランプバイスクルライダーバック赤Amazon(アマゾン)472〜1,104円ブラックトランプ防水黒いマジック手品54枚入りダ…ameblo.jp
本日は書籍紹介をいたします。今回はこちら、岩井克人『ヴェニスの商人の資本論』ちくま学芸文庫、1992年かつて一世を風靡したニューアカデミズムと呼ばれる思潮の一翼を担った、岩井克人さんの著名な論考集です。本書は著者が1981年から1984年にかけて発表した文章の内、専門的な学術論文の枠に収まらないものを集めたとのことで、全体は大きく四つのセクションに分かれ、第一部が「資本主義」、第二部が「貨幣と媒介」、第三部が当時筆者が発表した『不均衡動学』という本についての解説、そして第四部が他者の
成長を続けることが宿命の資本主義は限界に来ている。それはわかった。では、私たちは次に何をせねばならないのか。それを探して私の経済学への挑戦は続いている。日々、会社でおカネのことに悩まされながら・・・いま読んでいるこの書は経済学をわかりやすく解説している。さすが7刷まで重ねているだけのことはある。売れているのだろう。装丁を簡単にして価格を抑えてくれているという工夫も嬉しい。現代経済学の直観的方法【ビジネス書大賞特別賞知的アドベンチャー部門(2020)】世界の状況が刻
【経済】学を身につけても、【経営】には役に立たない。そんなことはわかりきっている。では、なぜこの歳になってから経済学を学んでいるかというと、金融機関の連中の言うことや、官僚と言われる連中の繰り出す「政策」と呼ばれるものの中身が分からないと、会社も社員も守ることができないからだ。こいつらにだまされるわけにはいかない。なので私は経済学上の「何とか理論」が正しいかどうかなどは、どうでも良い。資本主義から市民主義へ言語・法・貨幣の、社会と人間を貫く自己循環論法こそが、恐慌も生めば、自由を
ルワンダ中央銀行総裁日記(増補版)服部正也著(中公新書)ルワンダ中央銀行総裁日記増補版【毎日出版文化賞(1972年)】ルワンダの中央銀行総裁として、物理的条件の不利に屈せず、あくまで民情に即した経済改革を遂honto.jp書店に出かけて次に読む本を探すのだが、そうなると書店さんの並べ方に影響されることになる。ある書店の新書コーナーで私が手に取ったこの新書も平積みになっていたから、きっとその書店さんが「推し」ていたのだろう。タイトルは経済学の本のようである。奥付を見ると版を重
斎藤さんの「人新世の「資本論」」を読んで頭が混乱した私は、続けて松尾さんの「左翼の逆襲」を読み進めると同時に、かつて読んだ「経済学書」を読み直すことにした。それは2冊。何と、3冊の「経済学書」をほぼ同時に読み進めるという「暴挙」に出たのである。おかげで、まだまとまっていない。何とか少しずつ進めていくしかない。本日はその途中経過である。『経済学への挑戦第1節斎藤VS松尾』書店に行けば、売れている本が目立つところに置かれている。今年初め、新書売り場で私の目についたのは次の一冊だ
私小説―fromlefttoright(ちくま文庫)Amazon(アマゾン)235〜4,054円増補日本語が亡びるとき:英語の世紀の中で(ちくま文庫)Amazon(アマゾン)500〜3,650円本格小説(上)(新潮文庫)Amazon(アマゾン)6〜4,140円本格小説(下)(新潮文庫)Amazon(アマゾン)6〜3,532円続明暗(ちくま文庫)Amazon(アマゾン)400〜3,249円日本語で書くということAmazon(アマゾン)593〜
ほんとうに。トランプバイスクルライダーバック赤Amazon(アマゾン)472〜1,104円ブラックトランプ防水黒いマジック手品54枚入りダイヤモンドシリーズ【2020最新初売版】Amazon(アマゾン)989円
https://note.com/ouchikyoko/n/ne35997af69a5やめられない、止まらない|鶯千恭子|noteNHKのBSドキュメンタリー「欲望の資本主義」があります。2017年から続いているシリーズ番組で毎年欠かさず録画をして、子どもたちと観ています。特に、大学の経済学部で学ぶ息子とは毎回白熱した議論で盛り上がります。さて、そんな息子がオンライン授業となり、レポートを作成する日々の中、課題図書が出されました。それがこちらです。番組制作を手掛けたプロデューサーの方が書
今日は、自由と民主主義の国アメリカ合衆国の独立記念日です。水村美苗さんのこの小説は、異国に暮らす単身女性の孤独と怖さを描いています。ホールドアップや暴行未遂の怖さを経験しながらも、それよりも怖いのは孤独だと主人公に言わせています。1990年代のNYです。今のNYはどうなんでしょうね。今まさに、民主主義の蓋然性が真に試されている状況ですが、文学のレベルでは、高度資本主義社会における疑義が提出されたりもします。今のアメリカにおける個人が分断されることによる絶望的な孤独感。これ
2019年10月から12月までのGDPは7・1%も落ち込んだ。要因として暖冬とか災害、米中貿易戦争もあるが最も大きいのは消費増税10%によって個人消費は減退して、設備投資まで影響を受けている。そして、今回の武漢肺炎不況である。いま政治に求められるのは経済成長である。失われた20年で長期にわたるデフレやゼロ近辺の低成長は、雇用を破壊し、格差を拡大し、生活苦による自殺者を急増させた。財政赤字が増大したのもこの20年である。経済学者岩井克人氏の名言、インフレはすべて善ではないが、デフレはすべ
「欲望の資本主義2020」ご視聴ありがとうございました。経済の問題を考えつつ欲望をキーワードとすることでフレームを広げ、人々の心、社会のあり方まで再考しようという試み。再放送は5日(日)14時からです。ご意見、ご感想はこちらへ。よろしければ。https://t.co/yHOWF3twZr#欲望の資本主義—丸山俊一(@shunzzzz1)January3,2020引き続きTVネタなのだが,昨晩のNHKBS1スペシャル「欲望の資本主義2020」はなかなか面白かった。だが,ちょ
【クレモナ】モダンタンゴ・ラボラトリコンミスで、サックスフォーン担当みーこのブログへようこそ!みーこのブログへお越しいいただきありがとうございます。まずは、こちらをポチッと2か所、お願いいたしますにほんブログ村みーこをみーつけて毎日、読書ばかりしているみーこですが、先日読んだのはこちらです。岩井克人著:『ヴェニスの商人の資本論』ごぞんじ、シェークスピアの作品を通して、独立心高いヴェニス商人とそのとりまき、特に異教徒であるユダヤ人との関わ
『池田クレモナ・モダンタンゴ音楽工房(ラボラトリ)』コンミスで、サックスフォーン担当みーこのブログへようこそ!本日も、みーこのブログにお越しくださりありがとうございます。本日は、読書についての記事を【日経ビジネス】からご紹介します。わたくし、みーこの唯一の趣味は読書です。一年間に200冊を目標にしていましたが、量より質だということにようやく気が付いた22歳で~すまずは、こちらをポチッと2か所、お願いいたしますにほんブログ村みーこをみーつけて
3月6日、読了。<ブックレビュー>資本主義から市民主義へ(ちくま学芸文庫)1,188円Amazon
こんばんは。ラボ主です。今日はラボの管理人高校生くんが準備から活躍していたであろう旭川ワカモン議会の日(リンクは管理人くんのブログ今日のエントリへ飛びます)。現場には行けなかったので、いろいろ想像しかできないけれど、こういうイベントに参加し運営しようとする若者がこのまちにはたくさんいる。「まちのこと」を「じぶんごと」と考える子たちがたくさんいるのだ。素晴らしい。そんな彼のブログ、今後も注目です(こちらは彼のブログトップに飛びます)さて、日曜日なので、本を。
資生堂魚谷社長は日本コカ・コーラの社長・会長等を経て現職に就いています。その間大手通信会社の特別顧問として、将来に自信を失っていた通信会社のマーケティング改革を行いました。私もその通信会社にいて、わずかながら直接魚谷さんの謦咳に接したことがありました。流石と思わせる発想や柔軟性が社員のやる気を奮起させました。そのまま社長になってくれたらなあという気持ちがありましたが、単にコンサルティングのみで終わってしまい残念でした。その後全く畑違いの資生堂に魚谷さんは社長として迎えられたのを知って
■日本語が亡びるとき~英語の世紀の中で著者:水村美苗ここ最近、漫画のレビューばかりを書いてきた。実はこの本に出会ったのも漫画「重版出来!」を読んだのがきっかけである。ドラマにもなったので、知っている人も多いと思う。(私はドラマまでは見ていないが、漫画はとても面白い!)何巻だったかまでは覚えていないが、校正絡みのエピソードで日本語について考えるような話に因んで、作者が単行本の巻末で参考書籍として紹介していたと思う。著者の水村美苗氏の伴侶は、経済学者の岩井克人氏。
「大隅氏らに文化勲章、文化功労者に杉良太郎氏ら」(読売新聞)「本学岩井克人客員教授が2016年度文化功労者に選出されました」(国際基督教大学)経済学者の岩井克人さんが文化功労者に選ばれたとのニュースを聞いて,たまげるとともに「なるほどな」とも思った。岩井さんについては,このブログでも何度か批判させてもらいましたけど,こういう人が学問的な権威になってしまうところに,私は今の日本の危うさが表れているのではないかと思うわけです。詳しい批判は繰り返しませんが,彼の貨幣論は全くの誤りというか,貨幣を