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将棋の学生名人戦で優勝者が将棋ソフトを対局中に使用してたことが分かり優勝取消しされたとのこと今時、不正をしたらよってたかって大学名や個人名が特定、拡散されることくらい簡単に分かるでしょうに。アマ棋界からは永久追放だろうな、知らんけど将棋は詰ましたかもしれないけど、もれなく自分の人生も詰みますって話今日のサブ口座。トレードは売り1銘柄:9119飯野海運昨日買ったもの買い2銘柄:2175エスエムエス2471エスプールエスエムエスは2,900円割れを見
「将棋観戦記者小暮克洋氏から、弁護の依頼を受けた」とのことで、大山滋郎弁護士が「三浦九段不正疑惑について、渡辺明竜王を弁護する」なる文章をホームページで公表した。一読して、呆れるとともに、趣旨の一貫しない文章に顔をしかめられた方も多いだろう。混乱をもたらすだけで、誰にとっても益のない文章だと思う。以下に、問題点を指摘しておく。まず、冒頭、「1.初めに」に、次の一文がある。「刑事弁護人」として、渡辺明竜王に言い分があるのなら、それを世間の人たちに理解してもらおうと決意
先日、渡辺竜王がブログを再開した。皆さんのご意見は届いていますし、1月の報告会等でも棋士から私に対して厳しい意見がありました。それらは真摯に受け止めます。この「受け止めます」というのが、ニュアンスは「受けて立ちます」と感じるのは筆者のみであろうか。開幕した棋王戦五番勝負をはじめとした対局に取り組みながら、新理事会や棋士と話をしていきたいと思っています。機会があれば将棋ファンの皆さまにもご説明をしたいと考えています。とのことで、対局にはしっかり取り組むと宣言しており、や
2月7日に公表された三浦九段のインタヴュー記事、また、同日の田丸九段のブログ記事からは、観戦記者の小暮克洋氏が今回の事件で重要な役割を果たしていることが推測される。橋本崇載八段の将棋バーを手伝ったこともある小暮氏の関与が浮かび上がってきて、これまで動機不明だった、橋本八段の「1億%クロ」というツイッター発言を、考え直すべきかもしれないと感じた次第である。橋本八段のツイッター発言については、その後の関連情報がなかったため、彼のキャラクターから考えても、たぶん酔っぱらった勢いもあって暴発し
*この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。料理も美味いが、やっぱり日本酒が最高だ。「お、じゃ次はどれにする?」「キタシン、俺も一杯頼むけど、どれが美味しいの?」「ううん、やっぱり十四代はよかったね。アナタベは日本酒も飲むようになったんだ。川中島幻舞なんかどう」「アックン、その十四代と川中島、三つずつ頼んでよ」「アナタベ、もうすぐタイトル戦なのにだいじょうぶかよ」「久しぶりの同期会なんだから。がんがん行っちゃえ。飲めなかったら、キタシンが飲む
今回の調査報告書の疑問の一つは、渡辺竜王は文春報道情報を事前に掴んでいた事情についての記述がないことだ。渡辺竜王は文春報道情報を事前に掴んでいた事情を供述しなかったのか。なぜ渡辺竜王は、三浦九段がソフト指しをしているという疑惑が2016年10月中旬に発売される週刊文春に掲載されるという情報を掴んだのか、と調査委員会は質問しなかったのか。昨年10月20日発売の「週刊文春」でも、それを理由に内部告発の覚悟を決めたと記述されていたが、今回の調査報告書概要版では次のように書かれてい
渡辺竜王の「渡辺明ブログ」が更新されなくなって久しい。少し残念だ。筆者は愛読者だったのだが。かつての記事を見ていただくと、なかなかいいセンスをしていると感じていただけると思う。ひとつ、転記させてもらおう。なお、記事中の「…」は引用者が原文を省略等していることを示す。……問題を振り返る1。20…-…-03予想通りすごいコメント数とアクセス数でした。アクセスIP数はいつもの1.5倍の9564ip。閲覧数はいつもの倍以上の30501でした。今日の朝刊はどこも大き
進行中の王将戦では、郷田真隆王将に挑戦中の久保利明九段が好調のようだが、以前の記事で、次のように書いた。恐らく、この時の余りに鮮やかな逆転負けが、久保九段の心中に疑いを生じさせたものだと思われる。その後、久保九段が周囲に「三浦九段に不正行為で負けた」と漏らしたか、吹聴したか、したのだろう。……つまり、久保九段の話が、発端になったとしか考えられない。いささか久保九段に冷淡な書きぶりになったかと思う。筆者は久保九段に関してほとんど知らないのだが、ただ、2006年12月5日
2016年12月26日、将棋連盟あてに第三者調査委員会から報告書が提出され、年が明けて1月16日に「調査報告書(概要版)」が将棋連盟のHPで公表された。いくつかある疑問のうち、一つは公表・非公表の問題だ。「調査報告書(概要版)」の目次の下に、次のような記載がある。別紙1:本件ヒアリング対象者一覧別紙2:受領資料、データ一覧別紙3-1:本件電子解析項目及び手法別紙3-2:将棋GUIアプリケーション、将棋ソフト、リモートデスクトップアプリケーション一覧別紙4:本件一致率等分析の条件
*この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。転送します-----OriginalMessage-----≫私は灰色に近いと思います。≫黒に近い灰色なのかもしれませんが≫今日聞いたばかりのことですから、≫ミウ君にも話を聞かないことには。≫常任理事会でよろしくお願いします。-----OriginalMessage-----≫≫お疲れさまでした。≫≫さっきの藪君の意見では≫≫灰色ということでしたが、≫≫アナタベ君、万田君の話や一致率を考
2.p.37の「(3)その他の事情」で、なぜ、常務会の見苦しい姿勢に通じる見解が盛り込まれたのか。1月16日に、第三者調査委員会の報告書が公表されたと知って、筆者は少し意外であった。将棋連盟は公表しないままで押し通すのではないかと見ていた。調査委の記者会見(12月26日)での但木委員長の質疑応答と、翌日の将棋連盟の記者会見の発言要旨を見比べて、将棋連盟が委員長のアドバイスを理解できていないらしいと受け止めていたからだ。読んでみて、更に、驚いたのが、p.37の「(3)その他
第三者調査委員会の調査結果については、まず、三浦九段にかけられた疑惑が根拠のないものであったということを明確に示してくれた点を評価したい。これだけ明確に発信しているのに、まだ疑っている輩もいるようなのだが、この点については、ほぼ満点の出来ではないだろうか。一方、もう一つの論点、処分の妥当性について調査委がやむを得ないものとしたことについては、ある意味、それこそ「やむを得なかった」ものとも考えられる。この調査結果に関して、そのことも含め、次のようなことが気になり疑問をもったのだが、以下、
以前に、次のように島朗九段について書かさせていただいた。ところで、私は、島九段に好感を抱いてきた。今現在も、好人物だと考えている。島朗九段は、将棋界だけでなく、各方面とも交流があり、今後の将棋連盟の運営を背負っていくことが期待される人物である。普及活動にも熱心で、私も(多面指しではあるが)二枚落ちで三度教えていただいたことがある。初代竜王という実績をお持ちになりながら、謙虚な姿勢で、人当たりもソフトだ。東日本大震災復興支援等にご尽力いただたことも言うに及ばず、立派な方だと尊敬している
谷川九段は応援したい棋士の一人ですが、あえて言わせてもらいますが、将棋連盟会長職の辞任は無責任な行為だと思います。何の解決にもつながっておらず、責任を果たしたことにはならないからです。今回の一件は、次のような経緯で事が進みました。①棋士の間で三浦九段に対する将棋ソフト使用疑惑が持ち上がり②渡辺竜王が疑惑を持たれた三浦九段と竜王位タイトル戦を行うことを拒んだうえで将棋連盟に調査を依頼し③将棋連盟が、疑惑が晴れない状態で竜王位タイトル戦を行うことを危惧して三浦九段を出場停止にした
谷川先生には、お疲れさまでした、とお伝えしたい。筆者は、昔からの谷川先生のファンだ。「1年間、名人位を預からせていただきます」、羽生先生との数々の名勝負、阪神大震災後の七冠阻止の勝利など、谷川先生の実績等に昭和からの将棋ファンなら強い印象を受け、応援してきたのではなかろうか。今回の騒動については、まことにお気の毒というしかない。谷川会長の対応を非難・批判する声が多く、大きいようだが、筆者は、今となっては同情する。確かにこの間の連盟常務会の対応、特に昨年12月27日の記
ソフト不正使用疑惑の濡れ衣を科せられたプロ棋士の三浦九段が会見を開き、無念な心の内を語りました。このことに対して、日本将棋連盟は、谷川九段以下三名の理事の減給処分を発表しましたが、そのようなことでは済まされないほど影響が大きいです。三浦九段自体、とてつもない損害を被りました。プロ将棋における最高峰のタイトル戦である竜王戦の挑戦権を得ていたのに、出場停止処分を受けてビックチャンスを棒に振りました。さらに、濡れ衣を晴らすために第三者にパソコンやスマホを提供し、三ヵ月もの間、実戦から遠ざか
大崎善生さんが書いた団鬼六氏の伝記『赦す人』に、少しだけだが、三浦弘之八段(当時)が登場する。単行本のp.367~370だ。平成22(2010)年5月、三浦八段は羽生名人(当時)に挑戦していた。第68期名人戦だ。当時、団鬼六氏は78歳。腎不全のために人工透析を行っていた上に、食道癌が見つかっていた。手術を拒否し、放射線治療を選んだそうだ。5月6、7日に千葉県野田市で行われた第3局の観戦に、団鬼六氏が行く。大崎善生さんの文章を借りよう。観戦というよりも奨
日本弁護士連合会の「企業等不祥事における第三者委員会ガイドライン」では、説明責任についての指針(調査報告書の開示に関する指針)の②で、企業等は、第三者委員会の設置にあたり、調査スコープ、開示先となるステークホルダーの範囲、調査結果を開示する時期を開示すること。としている。が、今回の日本将棋連盟の第三者調査委員会では、残念なことに、「出場停止処分の妥当性、三浦九段の対局中の行動について、調査を要請しました」と調査スコープ(調査対象範囲)が示されているだけで、調査結果開示時期などが示さ
*この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。「はい、阿久間です。お疲れさまです」「アナタベです。先ほど、終わったんだけど、ほぼ予定どおり」「よかった。じゃ、明日、常任理事会ですか。お忙しいですね」「うん、まあ午後からだから。俺の出席は会議の冒頭で採決してくれるっていうから、最初は応接室で控えていることになった。予想どおりだよ」「そうですね。ミウ九段の不正行為は、皆さん納得しましたか」「ああ、ミウを黒認定するってところまでは行かなかったよ。疑わしい
三浦弘行九段に、対局中、スマホで将棋ソフトを不正利用していた疑いがかけられた際に、多くの報道では「棋士からの疑惑追及の声は一向に収まらず」(「週刊新潮」2016年10月27日号)というような表現がされて、あたかも多くの棋士から三浦九段が疑われていたような印象を受けたが、これは全くの間違いではなかったか。三浦九段に将棋ソフト使用疑惑をかけたのは一人だけであり、それに乗った一人がいただけ、ではないのか。まず、いつの対局で三浦九段に疑いがかけられたというのだろう。そもそも、三
*この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。将棋と棋士が侮辱され、将棋界が破壊されようとしている。アナタベは将棋と棋士を、将棋界を、体を張ってでも守るつもりだ。序列一位の覇王位というタイトル保持者である自分の責務だと思う。ミウは明らかに不正を行っている。対局中にスマホを使って、将棋ソフトで指し手を調べているのだ。人間同士の真剣勝負の途中に席を外し、不正を行って勝負に勝つなんてことを許すわけにはいかない。他にもいるかもしれないが、まず、ミウ
今回の騒動、いわば「将棋連盟不当処分疑惑事件」に関して知りたいことの一つに、竜王戦七番勝負の挑戦者を三浦九段から丸山九段に変更することについて、将棋連盟は、いつ主催紙・読売新聞の了解を得たのか、ということがある。これまでの、連盟からのわずかな情報と、週刊誌や新聞等での記事を合わせて、まず時系列で考えてみる。10月7日(金)渡辺竜王が島朗常務理事に電話(文春記事による)10月10日(月・体育の日)「極秘会合」10月11日(火)常務会が三浦九段に聞き取り調査10月12日(
平成28年10月3日、順位戦で渡辺竜王と三浦九段が対戦した。角換わりの局面となり、29手目、先手三浦九段が4五桂と桂を跳ね出した。桂馬の高飛び、歩の餌食。ヘボが指せば、そう言われるような桂跳ねだ。しかし、この桂跳ね以後、圧倒的な攻めが続き、三浦九段の会心譜となった。毎日新聞の観戦記(10月19日)は、「渡辺ショック」というタイトルで次のように書いている。渡辺は▲4五桂に少なからずショックを受けた様子だった。「桂得だからと思っていたが……。▲4五桂が成立すると、
*この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。里安九段に志茂九段・理事から電話があったのは、日曜日の夜だった。明日、自宅に来てくれないかという。若いころ、藪君、森中君といっしょに毎週、志茂先生のマンションに行って研究会をしていたものだが、もう何十年ぶりになるだろう。里安の胸には懐かしい思いが過ぎったが、志茂先生の声がなにやら暗い。「それが、里安君、あまり愉快な話じゃないんだ」金曜日、アナタベ覇王から志茂先生に電話があったという。アナタベ君は、ミウ
*この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。アナタベは、はらわたが煮えくり返る思いだった。そもそも、対局が終わった時点で、不愉快の頂点に達していた。ミウに三連敗だと?しかも、今日は完敗だ。ミウの研究にはまってしまっていたことに気付いたときには、もう終盤に入って、勝負形にもならなかった。角換わりで4五桂というのは、見過ごしていた。迂闊だったということだ。ミウごときに負けてしまうなんて。今年になってミウごときに三連敗かよ!ミウは、二年前
三浦九段は、ニコ生で何度か観ていて、その人柄に好感を持ったものだ。何とも言えない人柄だ。決して能弁ではなく、笑いを振りまくタイプでもない。もちろん、いわゆる「優等生」でもない。味わい深い人柄、とでもいうべきか。この度の騒動、まことに気の毒に思う。三浦九段の人柄がよくわかるものの一つに、『棋士の魂~将棋インタビュー傑作選』(宝島社文庫)に掲載されているインタビュー記事がある。三浦六段(当時)を野田香里さんがインタビューしている。インタビューの時期は1998年
日本将棋連盟の第三者調査委員会が開催された。いわば、「日本将棋連盟不当処分疑惑第三者調査委員会」だ。そもそも、今回の将棋連盟の処分はどういうものかというと、確たる証拠がないまま、不正行為の疑いがあるとしつつ、三浦弘行九段に対して出場停止の処分を行い、三浦九段の竜王戦(優勝賞金4320万円、敗者賞金1590万円)への出場の機会等を奪ったもので、当初、三浦九段が将棋ソフトを使って不正行為をしたのではないかという疑いが大きく報道されたこともあり、関係者及び将棋ファン周知のとおり、ネット上では
プロ将棋棋士の将棋ソフトの不正使用問題について、日本将棋連盟が本格的な調査チームを立ち上げました。このことについては、年内の公式戦への出場停止処分を受けた三浦九段が不当処分の撤回を訴えています。私は、これら一連の対応に対して、釈然としないものを感じてしまいます。まずは、日本将棋連盟が本格的な調査チームを立ち上げたことについてですが、そのような対応を取るということは、将棋ソフトの実力がプロ棋士実力よりも上であるということを日本将棋連盟自身が認めているようなものではないのかということで