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こんにちは。読んだ本について書きます。みんなどうして結婚してゆくのだろう姫野カオルコ著『結婚の謎』著書の姫野カオルコさんが抱く、結婚に対する疑問や意見がこれでもか、と満載されたエッセイ集。『結婚の謎』の章では、当たり前のように思われている『結婚』について、姫野さんが、謎であると提言されることで、その意義を考えさせられるオープニングとなっている。姫野カオルコさんの歯に衣着せない物言いと、ニュートラルな結婚感が魅力のエッセイ集ですが、『結婚の謎』の章を読むと、結婚とはとても不可解な契約
こんにちは。読んだ本について書きます。ひと呼んでミツコ姫野カオルコ著新世代の正義のヒロイン!?女子大生のミツコは、真面目だけれど、要領を得ず、実力を発揮できずに、薔薇十字女子大に通うことに。彼女は、かの有名な香水MITSOUKOと同じ名前を持ち、その、神秘的で官能的な香りにふさわしいイメージの女、だと、自身で思っている。そして彼女は、自身の周囲に蔓延る、ちょっとした悪事を自覚のない不思議な力で解決に導いてしまう。ミツコの描写も周囲の人々のそれも、凡人の理解の範疇を越えてくる、姫
原宏一さんの「星をつける女」は安定感抜群でした。姫野カオルコさん、近藤史恵さんの本はタイプは全く違うんですが、どちらも私には納得できないものでした。納得できないのは私の頭なので、作品はそれぞれ素晴らしいです。柴田よしきさんは安定感抜群。でも「」内の語りが多いのはちょっと閉口しました。喋る言葉がとても多いんです。ドラマや映画なら役者さん泣かせな感じの長いセリフ、という感じ。そこが特徴と言われたら「そうなのか」なのですが、読んでいて少し疲れました。さて、珍しいことに図書館から借りてる
ひやんと冷たい朝。部屋の温度計は20℃でした。朝イチは白湯。お腹に入ると身体が温まる気がします。…お休みなのでひさしぶりに図書館へ行きました。小川洋子さんの読んだことのない本があったのでいそいそと手に取ります。あとは「昭和の犬」でその淡々とした世界の虜になった姫野カオルコさんの本も。姫野さん、読むのは2作目になります。うまくフィットするといいなー。…ゆるく家事をしてから流行り病のあれこれですこし狂ってしまった大掃除のプランを立て直してノートにまとめました。
人はいちいち他人の内面なんか見ませんわ他人の内面なんかいちいち丁寧に見ていたら神経がいくらあっても足りないではありませんかレントゲンじゃあるまいし…・・・・・これは読書した小説のある一文ですが人は中身よ内面よと言いつつ知らない他人を知る瞬間はまず外見見た目を秒でイメージと判断してします…らしいことはよく聞く言葉だし実際そうらしい・・・・・笑顔だったり姿勢だったりオーラだったり(総評見た目?)*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*そんな美の形への哲学
8月読了は16冊でした。個人的な評価の星をつけていますが、なかなか良かった、十分満足というのは…バースデイ・ガールAmazon(アマゾン)976〜4,785円村上春樹の『バースデイ・ガール』イラストと文章が高め合っていて村上ワールドに浸ることができた。『歪んだ波紋』塩田武士歪んだ波紋(講談社文庫)Amazon(アマゾン)601円塩田作品は読んだことがなくて、本来ならば『罪の声』から読むべきなのかもしれないけれどなんと
この本、読もうと思って、ネットで買ってみました気長に読もう今日は、朝5時に起きて、3時間ほど運転して、帰りも3時間ほど運転して帰ってきた🚙💨眠い、寝よ
深夜の寄宿舎を徘徊し、出会った者のたましいを奪うという巨大な青い猫の噂。とかの短編集。姫野カオルコ氏は関西出身であるため、登場人物が、こてこての関西弁ということが多く、親しみ深いし読み易いでんがな。ところで今日はピアノレッスンの日。呑気に青猫のトルソを弾いている場合やないがな。今教えて頂いている先生は、自分が入院中に外泊届けを出して、とある演奏会に弾きに行った時が初対面で、それ以降ずっと習っている。先生は11月に県内某ホールで演奏するらしい。先生といっしょにしてはいけないが、今年はステージで弾
『哲学の先生と人生の話をしよう』本当は國分先生(結構イケオジです)の他の本を借りたかったけど無かったのでこちらを。いろんな人からの質問に國分先生が答える形の本。これ、日本語を読み解く勉強になる、というか質問者の短い質問文から、國分先生がその人となりまで推察して答えていっていてなかなか興味深い内容でした。『大切な人を亡くしたあなたに知っておいてほしい5つのこと』こういう本にはどういう事が書かれているのだろう?と興味を持って手に取りました。大切な人だったり
7月の読書記録7月は貪るように本を読んだ月でした。本代で破産する!!と思いながら一方で、本を読むことによって救われているなとも感じます。たゆたうように流されるまま、踏ん張りが効かずに動き出せずにいる今の私には本を読んでる時間だけが意味のある時間だと感じることがあります。唯一ではありませんが、本から知識を取り入れることは私の大事な時間の1つです。「センスは知識からはじまる」水野学まずこの本の汚さよね💦こんなに汚くした人にはもう本を弁償してもらうべきだと思
【Q18139】洗礼名はパウロ・デ・サンタフェ。薩摩で殺人を犯し東南アジアに逃亡中、マラッカでフランシスコ・ザビエルに会い洗礼を受け、1549年にザビエルに従い帰国し布教を助けた、日本人初のキリスト教徒とされる人物は誰?【アンジロー(ヤジロウ)】【Q18140】直木賞作家の姫野カオルコ、大相撲の三杉里、阪神タイガースの植田海、サッカーの井原正巳などの出身地である、2004年に水口(みなくち)町・信楽町など5町が合併し誕生した滋賀県南部の市で、南に隣接する三重県伊賀市と共に忍者の里として知られ
彼女は頭が悪いから著者姫野カオルコ彼女は頭が悪いから(文春文庫)Amazon(アマゾン)950円何かで知って、読んでみようと思ってて、図書館で借りてきた本。分厚くて、先日の旅行には持って行くのは断念した本w読み終わって、ずーーーん、、、と、気持ちが重たくなった。悲しい。悔しい。虚しい。モヤモヤ。東大インカレサークルの男子学生たちが現実に過去に起こした事件をもとに、書かれた小説、らいし。フィクション。だからこそ、自分じゃない人の人生を覗くようなことが
昨日読み終えた小説彼女は頭が悪いから/姫野カオルコ/文春文庫2016年に起きた「東大強制わいせつ事件」をテーマとしたフィクション小説ですフィクションとは言え読者も実際の事件を追うことになり読みながら正直気分が重くなります…それでも読み終えた時は読んで良かったと心から思いました差別意識は…誰の心にも潜んでいるのではないでしょうか「学歴」や「育ち」で差別する登場人物たちの意識ほど極端ではなくても自分より若いとか年をとっているとか仕事ができるできないとか
『私はさ、日本のために優秀な遺伝子を遺さないといけないと思うんだよね。だからこどもは3人以上産もうと思ってる。』今なんて言った??ゆうしゅうな遺伝子?『私みたいな人間はさ、たくさんこどもを産まないと日本の損失になると思うんだ。だから、たくさん産めるように、会社も応援してくれないといけないと思わない?』脚色なしに、こんなことを真顔で私に告げた同期(女)がいました。実話です。彼女は、私が未だかつて出会ったことのないエリート意識と選民思想の持ち主でした。(現在も彼女を超える人は見たことがない)
◆◆◆くじょうみやび日録第二期◆◆◆ここ一年くらいで続いた現象。昔ハマった作家さんを今読んでみると、感じ方が全然違う!!!まぁ至極当たり前のことなのでしょうが。だから人生面白い、って実感しているので改めて。あ、ここでいう「昔」は概ね20代、せいぜい30代前半くらいね。(自分は定年を心待ちにしているアラフィフ女。目標は60歳のゆるファイヤー!!笑)◆辛口美容論「齋藤薫」さん最初に気づいたのは、地曳いく子さんのR50~R55美容論を読んだとき。ふ
姫野カオルコさんの食に関するエッセイ集です”女はケーキがすきなのか”たしかに「女の人はケーキが好きと思い込んでいる人」は多いと思いますでも女子でもお菓子類がニガテという方まわりにいます著者はケーキなどの甘いものが好きではないとの事男子でも甘いものが好きな人いますので、個人の好みの問題ですねでもお返しとか、食事のデザートでケーキとかありますね。苦手な人はつらいでしょう”酒飲みと、飲まない人は味の好みが根本的にちがう”で
いよいよ日中暑くなってきたが、早朝はまだかなり涼しい。夜明けも早く早朝歩きには最適な時期だ。早起きして彦根から近江鉄道で八日市市へ。近江鉄道は初めてだ。1日フリー券(900円)を購入。太郎坊駅を降りるといきなり鳥居がありすぐ参道となる。別世界の始まりだ。急な石段が続く信仰の山である。ポッカリとした太郎坊山(赤神山350m)巨大な割れ目のある岩瓦屋(かわらや)禅寺からの下り八日市市立図書館旅行、山歩きのついでに地元の図書館に寄ることがある。そこにしかない資料が
こんにちは。読んだ本について書きます。ほんとに「いい」と思ってる?姫野カオルコ著心から「いい」と言いたい。みんなが「いい」と言うものをけなしてはならない、という風潮を「けなしてはならじ」のブランドと称し、それらをバッサリと斬っていく、姫野式のエッセイ集。姫野カオルコさんのエッセイを初めて読んだのですが、歯に衣着せぬ物言いと、その核心をついた指摘には、驚かされました。そして、自分の中にも、けなしてはならじのブランドに流されていた一面がある一方で、姫野さんのように、それはどうかと思う一
図書館で借りた本。姫野さんを読むのは、3冊目。「リアルシンデレラ」「彼女は頭が悪いから」そしてこの「昭和の犬」「リアルシンデレラ」もそうですが、なんとなく読みにくいのです。なんだかなぁ?と思いながら、読み進んで、ところが読み終わると、すごく感動してる!「リアルシンデレラ」もそうでした。今日、この「昭和の犬」を、ダラダラと読んできて、単調で別に何の盛り上がりもないのに突然、最後の何ページかで、深く深く感じ、そして最後の、なんでもない10行で泣いてしまった!この主人公の
図書館へ。雨が降っているので、すぐ前の堤防の道を歩いて😉と言っても、この突き当たりを降りたらすぐ。ちょうど散歩には、良い距離なのですが、でも、季節限定ですね。真冬も真夏も無理です💦夜は、梅田の夜景が綺麗です。図書館では、またまたの吉田修一さん。白石一文さん。一度ハマると次々と、探してしまうので🤣そして、姫野カオルコさんの、「彼女は頭が悪いから」は、再読です。3年前くらいに図書館で予約して読んで、非常にショックだった覚えがあります。今日も、帰ってすぐから読み始め、読
東大の男子学生5人が、他大学の女子大生に強制猥褻行為をして逮捕された事件を基に書かれた小説。事件に至るまでのそれぞれの生い立ちから描かれている。東大生たちの、手の、手首の、腕の、肩の、首の皮膚の毛穴、頭髪の毛穴、全身の毛穴から自信が噴出している。自分が優れているという自信は、まっすぐでのびやかだ。東大ブランドは最強だ。誰もが参加できる「勉強」でトップなのだ。容姿などとは違い、そこには本人の努力の成果もある。みんなが大嫌いな勉強を頑張ったのである。誰はばかることなく自慢できるブランドだ
皆さんこんばんは、四月二週目の週末は、撃沈でした(泣)覚悟はしてた事だけど、まだまだコロナ前には全然戻らないね。本当の我慢のしどころがこれからという事です。さてたっぷりあった時間で読んだ本。「彼女は頭が悪いから」姫野カオルコ2016年実際に起こった東京大学大学院生5人による集団強制わいせつ事件をベースにした作品。話題になっていたので読みたかった一冊。さてどうでしょうか?主人公は被害者と加害者の二人。被害者となるのは普通の中流家庭で
先日、地元のことが知りたくて買ったこの本の影響を受けて今日は古代のロマン?に心を馳せてみました。どこの土地でも古代の屋敷跡とか田んぼの後とか農機具とかが発見されていますけど、うちから比較的遠くないところにそれがあることをこの本で知りました。私の買ったのは中古なので旧のバージョンです。最新版はこちらのようです。新版12歳から学ぶ滋賀県の歴史Amazon(アマゾン)1,650〜4,785円Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る道路わきにこ
著:姫野カオルコ2018年7月20日第1刷発行2019年4月25日第9刷発行株式会社文藝春秋ドーンセンター情報ライブラリーより貸出読了しました。2016年に実際にあった強制わいせつ事件をモデルにした小説です。加害者の1人が自民党議員の親戚であったこと、東大生、東大の院生が起こした事件という事で注目を浴びました。頻発した大学生の集団暴行東大生集団わいせつ事件に見るエリート意識と思い上がり-wezzy|ウェジー今年は大学生らによる集団暴行事件や騒動が
こんにちは。読んだ本について書きます。彼女は頭が悪いから姫野カオルコ著罪深き罪東京大学の男子学生5人が、逮捕された。罪名は、強制わいせつ罪。五人で一人の女子大生を輪姦した、そのように伝わった。この事件を受けて、TwitterなどのSNSでは、被害者の女子大生への多くの批判が投稿された。事件は、数年をかけて起こったのであった。驚きのタイトルと、衝撃的なオープニングで、読むものを引き付ける本作品を、多くの東大生がどのような気持ちで読んでいるのか、気になるところです。この作品を
小説を読むことから遠ざかるというのは恋愛をすることから遠ざかるというのに似ている気がする。面倒なのだ。期待を裏切られたり、心に重りを乗せられたり、感情を揺さぶられることが。もちろんそういうジャンルを自分で選んできたからだろう。だってそうじゃないと面白くないもん。知りたての私はそんなことを言ったかもしれない。でも長編は重すぎた。短すぎても味気なかった。とりあえずいろんな人の中編で様子を見てお気に入りを探す時期もあった。初体験が鮮烈に感じられる
湖東地方の町や村はまだまだ年末年始に積もりに積もった雪に包み込まれている。昨夜、彦根まで車を走らせてみた。彦根駅の東口で写真を撮った。↓この正月、湖東は冷蔵庫の中にいるように寒い。この雪、ホントにいつになったら解けてくれるのだろうか?両側に除雪された雪で道路の幅が随分と狭くなっている。明日から仕事始まりだというのに、あの道幅では明日から混雑が予想される。………………年末に地元の図書館で大量の本を借りてきた。長編小説を読みつつも、浮気
今日の読書は姫野カオルコさんの″すっぴんは事件か?″昨日のツ、イ、ラ、クを見つけた時に姫野さんの書く文章が面白いと言われていたのを見たのでエッセイも借りてみましたエッセイなので小説と全然違いますがこちらも面白かったです作家さんって文章はもちろんですが考えていることが面白い真面目なことも遊びのことも全力で真剣に考えている印象です