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今日の読書は姫野カオルコさんの″ツ、イ、ラ、ク″1人の少女の恋の話を中心に周りの友人との関係や恋愛模様が描かれています読み始めた時の印象が途中ガラッと変わります隼子のような特別きれいなわけでもかわいいわけでもないけど魅力的でモテている子っていましたよね子どもの頃はその魅力に気付かないんですが大学生の終わりくらいからその子の魅力に気付き出すそんな子子どもの頃は気付いてないんじゃなくて嫉妬して気付かないようにしていたんでしょうね好きになった瞬間が分からなかったのです
俺に常識がないだけだろうか。ビスチェを知らなかった。姫野カオルコの小説を読んでいて、この言葉に出くわした。文章の流れから言って女性の下着の類であることは想像がついたが具体的に全然イメージできなかった。フランス語だそうだ。もともとはブラジャー型の丈の長い下着をさす。いまではビスチェシャツとかという使われ方もするようである。ラストジェネレーション(鷺町一平)-カクヨム全世界的に人類に子供が産まれなくなって37年、ついに妊娠女性が!kakuyomu.jpデトックス出る日(鷺町一平
また本を一冊。。電車を降り過ごしそうなほどスマホを触る時間が激減するほど・・没頭読んでいるうちに・・「彼女は何も悪くない」という感情を抱いたこれから読む方には「ネタバレ」になるので、これ以上は控えるけどかつてモテの条件として「3高」という言葉があったっけ。。・背が高い・収入が多い・高学歴今なら「ハイスペ」っていうのかな・・大卒が主流になった今なら・偏差値の高さそんなのも含まれるのだろうか。。でもそんなモンで、決して人の価値など決まらな
姫野カオルコさんによる、実話を元にした物語です。まずタイトルが秀逸。エリート大学生がその万能感からか、普通の女子大生の尊厳を決定的に損なう行動に出てしまう。なぜなら、”彼女は頭が悪いから”。これほど失礼な話はないのだけど、これほど端的に彼らの心情を説明する言葉もない気がします。物語が事件よりずっと遡ったところから始まるのは、大学時代のある夜に事件が起きたのは、たまたまではなく、それまで培われた価値観、育った環境、周りの接し方、全ての積み上げの結果だったということなのでしょう。思春期の
青春とは姫野カオルコ著2020年11月初版2度目ましての作者、姫野カオルコさん初めましては「彼女は頭が悪いから」(2019年10月上旬に読了)この「彼女は頭が悪いから」は、実際にあった事件を元に姫野さんが創られた小説ではあったのですが、とてもリアルで、とても創作された「物語」とは思えず。。。もはや、これがあの事件の真実なのではないかと思うほど。(心理描写がもう、抜群にヤバい)読み進めるのは苦しいのだけれど、先が気になって仕方ない。読了したのは
こちらも、初めての作家さん彼女はミツコ私立薔薇十字女子大英文科在籍中名高い香水と同じ名前を持つ女その盲腸の手術跡がうずく時不埒なやつらに公衆道徳の鉄拳が下る強力倫理観と超人的能力をあわせ持つスーパー学生ミツコは今日も行くスーパー過ぎて、ついていくのが。。。でも、面白いか細く育って、中折れしたひまわりさんそれでも・・・こちらは、緑の中からお花が少なくなってきた、わが家ですがところどころに・・・きょうも、皆さまとともに
シンデレラがあの意地悪な継母と二人の姉と価値観が同じであるという考えはわかった結局両者とも人の褌で相撲を取る人のお金と地位などに頼って生きることを最終的に望んでいて両者性格は違えども目的は同じという事でしょうねでもリアルシンデレラの方はよくわからなかった人を意識することなくただ黙々と自分のやるべきことをやる人をうらやまず欲がなく他人の喜びを自分のことのように捉えて恨むことなく目立たつ事をぜずに地道に生きるなぜそうなった
途中で図書館に寄って姫野カオルコさんの本を借りて来ようと思い立った調べてみたら何冊かあるようだ係りの人に聞いて見た「これはA公民館にありますねこれはB公民館ですね」ほとんどで払っているここにある本ありますか?「昭和の犬」と「彼女は頭が悪いから」は読みました言うと「あ、『近所の犬』ありますよ」他にありませんか?(昭和の犬は直木賞を受賞しているから読んだん訳で犬の本が読みたいわけじゃない昭和の犬が面白かったからと言って他の犬の本
昭和の生活が描かれた小説。全部で大きく8章くらいに分かれています。章の最後に気になる話が出てきます。今振り返ると、みたいなものが。ブログネタ:退屈な本、最後まで読む?途中で止める?参加中最初は退屈かもしれないと思っていたのですが、その景色が鮮明に浮かぶことが素敵だと思いました。昭和の暮らしが、どういう暮らしだったのか。昭和を多く生きていた作者、姫野カオルコさんが本当に見てきた景色なのかもしれない。それはテレビがカラーになる頃のテレビ番組「カートゥーン」とか、二段ベッド
こんにちは、江戸すずめです。ワクチン接種後の副反応のため今日はのんびり静養中です…なので、以前から気になっていたこの本を読みました。姫野カオルコ『彼女は頭が悪いから』文春文庫『彼女は頭が悪いから』姫野カオルコ|文庫刊行時から話題沸騰、東大で一番読まれた本!東大生集団猥褻事件で世間から非難されたのは被害者の美咲だった……。現代社会で誰もが抱える格差の病理に迫る社会派小説の新境地!books.bunshun.jp★★★★☆2016年に実際に起きた東大生5人による強制わいせつ事
先月は本も読まなければ、映画も見なかった。とりあえず、少しだけだけどメモメモ_φ(..๑)【映画】『わたしを離さないで』原作は大分前に読んだけど、読了後にようこんな胸糞悪い本を読めたなぁ、と思ったのを改めて思い出した。登場人物が淡々と運命を受け入れてるから、非現実的な設定も現実的にみえる。そして、こういう過程があればこう生きるでしょう?という<一場面>を上手に切り抜いた作品である分、救いがない。ただ非現実的とは言ったけれど、これまで人類はアライラムやらハンセン病者の隔離やらT4作戦
この本も職場のボスが貸してくれました!ボスが持ってきてくれる本はまったく私が選ぶ範疇の本ではないのですが今の私の中の何かにご縁があり、私の視野を広げてくれるものではないかとありがたく借りておりますただ、この本は最初から不穏な空気が漂い早く手放したい!無理かもと思うほど、苦しく・・・・・・でも最後まで見届けなければ!投げ出すわけにはいかない!と、昨夜遅くまで読み、早々にボスにお返ししました!怖すぎます!こんなことがあっていいの?常識って何?頭がいいって何?
姫のカオルコさんの「彼女は頭が悪いから」を読んだ5人の東大生からわいせつなことをされた一人の女性被害者なのに悪く言われた若い女性確か私もどうして女性が一人でいたのだろうと思った記憶がある中身を知らないと被害者に対して普通は一人で行かないでしょうと思ってしまう女性だからと言って女性に味方はしないのだなぜだかこれは小説なのだが読んだ後は被害者を悪く言う気は起らない東大の学生がこんなんだったら世も末だ!東大に行く
私の事かしら?と手に取った小説。(笑)面白かったです。おおまかな内容は…東大生5人が起こした強制わいせつ事件、世間で叩かれたのは被害者の女子大生だった。加害者の5人と被害者の女子大生の育ってきた背景などを描いた長編小説。↑これだけ夫に話したら「その内容で長編になるんだ?何が書いてあるの?」と聞くけど、彼は決して読みません。その後の私の説明を聞いて「その説明だけでいいや」と。。。。(^▽^;)この小説は、自分の中にある見て見ぬふりをしてるものを掘
今回のお話は、当事者ではない我々が語るべきことではないかもしれません。私は特にBLコミックに偏見があるわけでもなく、逆に普段は興味もないです。ですが、今回は社会問題として、社会に一定数いるLGBTの問題を避けて通れないだろうなという未来の仮定噺です。「絶対思い込みじゃない!心は男だ!」と確信のある方には、関係ない余計なお世話なので、読まないでください。あすか(右)「ふーん。じゃ、その女子は少女漫画のボーイズラブコミックの美少年にばかり夢中になって、自分も心は男子だと思って、頼りになる気遣い
『彼女は頭が悪いから』姫野カオルコ(著)文春文庫のイラストブックレビューです。横浜市の北、青葉区で生まれ育った美咲は、公立高校を出て水谷女子大へ。一方、都心に生まれ、国立附属高校から東大に入ったつばさ。二人はあるイベントで知り合い恋に落ちた、はずだったのだが。「東大」という看板を背負った若者たちの階級意識|のここちらは東大生五人による強制わいせつ事件をテーマに描かれた物語よ。ぬこ東大生が加害者?被害者はどんな人物なんだ?のこ郊外の女子大の学生よ。彼女は
かーなーり、久しぶりに図書館に行って本を借りました。というか、小説読むのも久しぶりかも。ずっと読みたいと思ってた本。でもちょっとお高くて断念し、図書館で借りようと思ってもいつも借りられてて、我慢してたのですが、この度巡り会えました。とある実際の事件をモチーフにした小説なのですが、実際の事件とは全然関係なく、文章の巧みさにぐんぐん引き込まれてしまいました。2人の男女が出逢う前から物語は始まり、出逢ったときは、やっと逢えたね!って嬉しくなるのですが、結末を知っているので、なんとも切ない気持
何と言いますか、爽やかでない恋愛小説です。いわゆる”イヤミス”のような感じもします。語弊のある言い方ですが”女性の(女子の)イヤなところ”がうまく描かれています。この物語を読むと、もう小学生のころから、女性にはかなわないなあと思ってしまいます。読後感のよくないお話でしたが、一気読みでした。私の評価:☆☆☆(5つが満点です)
小雨時々降る中、お連れ様とウオーキング普段歩かない地域へgo寺社には定番なのかクスノキの大木がご近所寺社に存在する神社を出て川沿いの静かな遊歩道を歩く午後からはおこもり読書タイム背徳と純粋という相反する言葉の並んだ物語を読む内容許されぬ恋。背徳の純粋。誰もが目を背け、嫉妬し、傷ついた―。胸に潜む遠い日の痛み。苦みに癒される6つの物語。ある地方都市の中学校に起きたそれぞれの男女の「出来事」思春期の男女の関係を姫野カオルコらしくない清々しい内容で始まり、最後は「らしい」ド
【郊外生まれで公立育ちの女子大生・美咲と、都心生まれで国立大附属から東大に入ったつばさ。育った環境も考え方も異なる二人が出会い、恋に落ちた結果・・・東大生5人による強制わいせつ事件となり、被害者の美咲が勘違い女として世間から誹謗中傷される。現代社会に潜む病理を浮き彫りにした傑作。第32回柴田錬三郎賞受賞。(文庫本カバーあらすじより)】姫野カオルコさんの作品を読むのは初めてです。本作は2016年に起こった東大生5人による強制わいせつ事件を元にした小説です。東大、週刊文春など一部実名が使われ
これまた読後感の重苦しい…しかし、姫野カオルコさんこそが取り組むテーマだと思いました。過度に感情的にならず、被害者加害者を取り巻く環境を丁寧に描いてます。とはいえ、娘に母として正視できない描写もあり、数ページ読み飛ばしました。ごめんなさい🙏
今日も訪問ありがとうございます。今日も過ごしやすい気候ですが、何を着たら良いか一番迷う季節ですね。でも、この夏に近づく春の陽気が一番好きです。秋生まれなのに・・・今読み進めている『彼女は頭が悪いから』実際に起きた事件をモチーフに描かれています。読んでいくうちに、モヤモヤ、ザワザワします事件当時のことは覚えていないけれど、今もネット上にはたくさん記事があがっているので、ネットで調べつつ、読んでいます。彼女は本当に頭
こんばんは〜今日は朝から雨降り〜なのでムーランもカッパカッパ〜しゃーないね!濡れてまうもん!でも今日はムーランと一緒に一日中のんびり職場で仕事なので散歩の後は職場でちゃんとお洋服着せてあげましたよ〜ほら!ムーラン💦もー!またそんな格好で!もー(●˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾むにゃむにゃ。。。まだ寝るち。。。😪だめ!!ほら!服着て〜今日のお洋服は以前メルカリで送ってきた服だよ!んしょんしょ💦ほらできた!(`・∀・´)どーだ!うんうん!可愛い😍よく似合
「この物語はフィクションです。実際の人物や団体等とは関係ありません。」と最後に書いてありましたが、とてもリアルで実在の人物や出来事など、昭和40、50年代のエピソードや流行ったものがふんだんに盛り込まれていたので、エッセイだとばかり思って読んでいました。自伝的小説?なのでしょうね。昭和30年代生まれの人にとって、高校時代の青春を懐古できるいくつもの場面から、ノスタルジーな気持ちを共有できる小説です。主人公は、昭和33年生まれで昭和30年、平成30年と30年ずつ生きてきた乾明子(めいこ)。
青春とは他人に厳しく、自分に甘い。(13p)青春とはすべて、かっこ悪いの上塗りである。かっこいいことに狂おしく憧れながらも。(13p)青春を過ぎるとは、ずっといると思っていた人が、いなくなったことを知らされることである。(246p)『青春とは、』姫野カオルコ2020年11月文藝春秋発行ブログテーマ一覧はこちらですclickしていただけると励みになります*☽:゚おすすめ*☽:゚Amazon(アマゾン)BoYataノートパソコンスタンドPCスタンドタブレッ
姫野カオルコ文藝春秋2020年11月青春とは、(文春e-book)Amazon(アマゾン)1,500円コロナ禍のさなか、家でひきこもっていた女性が見つけた名簿と一冊の本。地方の高校に通っていた記憶が、映画を見ているかのように浮かびあがる。『ラブアタック!』、『パンチDEデート』、「クミコ、君をのせるのだから。」、ミッシェル・ポルナレフ、スタイリスティックス、『ミュージック・ライフ』、『FMレコパル』、旺文社のラジオ講座…そして、夜の公衆電話からかけた電話。「今からすれば」。見
子供若者と年寄りの最たる差は、平凡への感謝だろうと思う。いつものように学校や職場に向かい、いつものようにその日が終わる。壁ドンもなく、嫉妬の歯噛みもなく、ただ平凡に日が暮れる。それを「やーん、ありえなーい(有り難い)」と年寄りはつくづく感じるのである。(8-9p)『青春とは、』姫野カオルコ2020年11月発行文藝春秋発行ブログテーマ一覧はこちらですclickしていただけると励みになります*☽:゚おすすめ*☽:゚Amazon(アマゾン)BoYataノートパソコンスタンド
実際の事件をもとに書かれたフィクション小説「彼女は頭が悪いから」を読んだ。モデルとなった事件は、2016年に東大生複数人が1人の女性に強制わいせつ行為をした事件。加害者が東大生、東大院生であることで世間の注目を集めた。本のタイトルは、この事件の裁判で加害者が実際に発言したものから引用され、学歴社会の闇に一石投じるきっかけとなる衝撃的な作品だと思う。今回は、これを読んで思ったことをつらつらと書いていきます。”胸をさわるなどの行為”と聞いてどんな想像をしますか?この事件
姫野カオルコの「青春とは、」には幾人か印象的な高校教師が登場しているが、中でも超がつく地味さゆえに逆にとにかく目立っているのが主人公が高2の時の学級担任の化学の先生だ。声がまったく聞こえない。小さな身体から小さな小さな声でなおかつ(もちろんコロナ禍でもないのに毎日四六時中)マスクをしている。存在感が恐ろしくない‼️なのに前任校で教え子の高3女子と恋愛して結婚したとの伝説の持ち主。……………私がいた彦根東高校にもとにかく存在感が希薄でありながら逆に