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雨上がりの万葉の森は、美しい新緑が広がる森林公園です。標高152.4mの天香山の東側、橿原市南浦町308に位置し、その地理的な特徴から「天から落っこちた」とも称されます。この森林公園からは、天香具山への登山も楽しめる快適なコースがあります。自然と歴史が融合したこの場所は、訪れる人々に心地よい時間を提供しています。
4月15(月)、今年度最初の天の香具山を愛する会の清掃活動がありました。今年度最初ということで、今回は昼食を皆で頂きながら交流も行いました。集合時間はいつもより30分遅く、9時半に天香山神社に集合会長の挨拶の後、天の香具山の車道沿いのゴミ拾いと、天の香具山山頂までの登山道の整美の2班に分かれて清掃活動をしました。私はいつも通り車道の清掃へ。桜のシーズン後の影響なのか、お弁当や空き缶のポイ捨てなどが目立ちましたが、そんなに大量なゴミではありませんでした。相変わらず側溝へのポ
天ノ香具山南協議会で作成した今年のカレンダーを紹介します4月のカレンダーの写真はこちら3月末からの気温上昇で、あちこちの桜があっという間に咲きましたね写真は香久山校区面堂の昨年の夜桜。撮影場所は『サービス付高齢者住宅快適環境やよい』の傍の橋です。膳夫町面堂の方々が、半世紀ほど前に米川沿いに植栽した桜並木。この桜の一部が夜間ライトアップされるんです。3灯の光に照らされた桜、米川に鏡面となって映り込む姿がまた美しい町内の方々が桜並木に提灯もつけています。夜23時までライトア
3月末からの暖かさで、桜も一気に開花4月の入社式や入学式でも桜が彩を添えそうですねでは、母人71号をお届けします。なお、記事にある「天の香具山を愛する会」に関してですが、今年度1回目の活動の日にちが変更になりました。4/8(月)→4/15(月)となります。時間は9時からで、天香山神社に集合です。
「春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干すてふ天の香具山」「春過ぎて」天武系は、春に日本にやって来て日本で、政権の君となりました。倭建の妃、広野(皇后では無い、持統帝)天智系と王権の入れ替わりを意識してます。建天皇の長子、稚建(高市皇子)大君の歯の治療に毒を仕込み、藤原武智萬侶(武智麿)に殺害させます。尾張国の始まりは御春国と言います。御春とは、旧伊勢海が濃尾平野に入り込んで居た時代に、邇波彦(大彦命)が、扶餘王族の入国する船団(346年の春)を見た春から来てます。津
3月に入って暖かくなるかと思いきや…気温は急上昇から急降下4月並みの気温から2月並みの気温へと差が激しい月となっています。花々も戸惑っているのではないでしょうか。昨年は3月半ばごろに満開だった戒外町の啓翁桜。今年は暖冬ということで、3月初旬につぼみがピンクになってきました。あと少しで咲くかな…と思いましたが、その後気温は急降下。結局満開は春分の日の頃。戒外町の方から啓翁桜が満開だと聞いて、22日に訪れました。小振りの可愛らしい桜です枝は上へと伸びてかなり背
神武天皇が東を征めになったとき、椎根津彦[1]に蓑と笠をつけさせて老人のような姿をさせて、敵の中に侵入させ秘かに天香具山[2]の土地を取り返し、その土を使って八十平瓮[3]と八十厳瓮[4]をおつくりになり、天皇自ら物忌みをされた。天の神と地の神を祀ると敵はひれ伏して天下は安定した。敵の中に入り込んで隠れたので隠れ蓑という。ここから世間で言われている隠れ蓑隠れ笠と言われるものでだ。宝物だと言われているのでここに記しておく。鍵は扉を開けるものであるから、宝物という。これは役に立つからである。[
2月26日(月)天ノ香具山南協議会のメンバーで毎年恒例の『戒外川清掃活動』を実施しました川のゴミもかなり減ってはきているものの、バッテリーなどの大きなゴミもまだ捨てられています。バッテリーは重いので、引き上げるためにロープでくくっているところです。空き缶などは道具に引っ掛けて取ります。大きな木が…と思ったら、茄子でした。木質化していますね。茄子を引き上げると、小魚も一緒に上がってきました木が住処になっていたようです。川に戻しましたが、無事だったかなぁ?ゴミと一
先日、奈良・京都に行ってきましたので、その際に参拝した神社などをご紹介しようと思います!💁♂️まずは、天香山へ🏃♂️畝傍山・耳成山と並んで大和三山の一つに数えられ、古来より多くの和歌に詠まれてきました。春過ぎて夏来たるらし白妙の衣干したり天香具山持統天皇が詠まれたこちらの御製は、百人一首にも入っており有名な和歌ですよね✨天香山の登山口には、天香山神社が鎮座しています⛩御祭神は櫛真智命(くしまちのみこと)で、占いを司る神とされています。『古事記』天岩戸段において、布刀玉命(ふと
天ノ香具山南協議会で作成した今年のカレンダーを紹介します3月のカレンダーの写真はこちら今年は2月に4月並みの暖かさになった日もありましたが、明日は真冬並みの寒さになるとか…。寒暖差が激しすぎますね今回の寒波を乗り越えると、それ以降は暖かくなってきそうです。そろそろ土筆も顔を出し始める頃でしょうか。1週間前には、ふきのとうが顔を出しているのを見つけました梅は2月中旬ごろにあちこちで美しく咲いていましたが、そろそろ終わりかけですね。桜が待ち遠しいですね
ブログに大和三山についてあれやこれやとまとめている最中の数日前。信濃毎日新聞社の投稿欄の係の方から連絡が!「大和三山」載るって、ほほ、やったぁ!ブログアップはきのう、そして今日2月19日付での投稿が今朝。いいタイミング!かどうか、きのう拙ブログを読んだ方は…。せっかくの記念?と思っていただいて「昨日の今日、またかよ」とウンザリかもしれませんが。恐縮です。500字ほどでまとめて2週間前に投稿したものです。よろしかったら今一度お付き合いのほどを。▼遠くから眺めてもっとも山容が
今冬、大和三山の一つ、畝傍山の頂を目指した。といっても200㍍足らずの山なのだが、昨夏は猛暑で麓にてダウン、しかも「まむし注意」の看板に怖気づいてすごすごと退散引きあげてきた。今回は登らねば。かつて飛鳥の里の甘樫丘から、奈良盆地に浮かぶように並ぶ天香具山・耳成山・畝傍山の大和三山を眺めた頃、登ってみようなどとは思わなかったのだが…。▼左端・畝傍山、中央・耳成山、右端・天香具山「衣干したり天香具山」の全景。山というより丘、高さは152㍍ほど。一昨年春、香具山の麓へ行
上の画像は14年ほど前に伊豆で撮影したもの。我ながら良く撮れたと思っています。偶然ですけどね・・・・・・・😁ところで1月19日に歌会始が催されました。いつも気にしている訳では無いけれどたまたま愛子様の歌が目に留まりました。幾年(いくとせ)の難き時代を乗り越えて和歌のことばは我に響きぬさすが、愛子様は卒論のテーマが和歌とあってよく学んでらっしゃいます。(素人が偉そうな事を書いてスミマセン)いつもの独断と偏見ですが日本人にとって歌は「おまじない」だと
2月3日は季節を分ける節分。豆まきをしたり、関西では恵方巻を食べたりする習慣もありますね。恵方巻も今や全国レベルのようですが…。そして2月4日は立春。暦の上では春ですが、起きてみると積雪ーーーまさか積もっているとは思っていなかった外に出てみると、紅くなったヘビイチゴの葉の雪が、すでに溶け始めてます。これは出動せねば…と、遅まきながら香久山地域を巡ってみました膳夫町から東の方向。新池の近く、ここにはカルガモさん達がたくさん羽を休めているようで…。知らずに近付い
実際の高天原の存在する常世の地天香具山編実際には細螺シタダミが、名古屋市守山区志段味に表され天香具山は、天神崇拝に表されます。対して、御春•尾治•尾張•蔓木•葛城•春日山の別名に代表され、地神を祀っていました。細螺シタダミと呼ばれた土着豪族で、実質的な王、大国主の大人(大臣)の事を、暗に蔑んで居りますが、地震で隆起した段丘の場所を示した名前でも有ります。蔓木山側から上、中、下志段味と為ります。天香具山で捧げる鹿を放牧した場所だった様です。天香具山は、字の通り天の
毎月1日10時から天香山神社で月次祭があります。氏子の方だけでなく、どなたでも参列できる祭典です。2月、如月の月次祭が1日の10時からありました。1日は時雨模様、しっとりとした空気の中での祭典となりました。宮司と合わせて参列者も唱和する大祓詞で、様々な穢れも清められたことでしょう。市外、県外からも多くの参列者が来られていました。月次祭にて、橿原神宮へ奉納する祭器のお披露目がありました。この祭器は天香山埴焼奉製会で焼成したものです『火入神事(天香山埴焼奉製会)』202
天ノ香具山南協議会で作成した今年のカレンダーを紹介します2月のカレンダーの写真はこちら今年は暖冬の影響か、あちこちで梅の花が咲いていますね。昨冬は寒かったので、梅の開花がかなり遅くて桜の開花と近かったのですが…。カレンダーの花、マンサクも早春に咲きますが、今年はまだリサーチしていません。もう咲いてるのかなぁ香久山地域では、万葉の森や戒外町で見ることができます。カレンダーのマンサクは昨年2月下旬に戒外町で撮りました。こちらは万葉の森のマンサク。
昨日は、令和6年能登半島地震から1ヶ月。被災地の復興に関してはまだまだ先が見えない部分が多いようです。少しでも早く元通りの生活に戻れる日が来ることを祈るばかりです。今月は今年最初の母人70号をお届けします。今年も母人をよろしくお願いいたします
2023年11月初旬、「天香山埴焼奉製会」が開催する「火入神事」がありましたこの神事は令和元年の御代替わりを祝して地元住民と宮司さんが立ち上げ、今年度で5回目を数えます。神武天皇は天香具山の土(埴)で焼き物を作り、八百万の神にお祀りをすればよいと夢で告げられ、それを実行して天下を平定したと日本書紀にあります。つまり天香具山の埴には特別な力があるのです。5月1日に行われた「埴採神事」で、『白埴採神事(天香山埴焼奉製会)』5月1日(月)「天香山埴焼奉製会」が開催する「埴採神
香久山地域では8つの集落でとんどがあります。1月14日に、7つのとんどが燃え上がりました18時点火の集落が4つ。南山、木之本、下八釣、沖ノ岡です。今年は南山のとんどを見に行ったので、他の集落に関してはやぐらを紹介します。木之本のやぐらはこちら。とんどの1週間前にやぐらを組み立てます。大和三山を見渡せる開放感いっぱいの場所です。やぐらの右奥は耳成山。これはやぐらを組み立てた日の午後に撮影したものです。木之本では、細い竹をたくさん使っています。18時点火とんどの様子
香久山地域では8つの集落でとんどがあります。1月14日に、7つのとんどが燃え上がりました18時点火の集落が4つ。南山、沖ノ岡、木之本、下八釣です。同時に4ヵ所も回れないので…今年は南山のとんどを見に行きました。南山のやぐらはこちら。どっしりと太くて径も大きいです。やぐらの左奥、低く見えますがこれが天香具山。南山は、天香具山から桜井市の山田に抜ける道の辺りに広がる集落です。沖ノ岡も南山町なのですが、沖ノ岡は香久山体育館周辺の集落になります。南山のやぐらは、見晴らしのい
香久山地域では8つの集落でとんどがあります。1月14日に、7つのとんどが燃え上がりました17時半点火の戒外のやぐらはこちら。戒外は本来は前日13日の17時半点火の予定でした。しかし、13日はかなりの強風(橿原市の田中町では火事も発生)。このため翌日の14日に延期されたのです。戒外は天香具山の東方向にあり、その昔は香久山の文珠さんこと興善寺が有名だったそうです。やぐらは毎年遊休農地に組まれます。戒外の着くと、西の空の三日月がきれいに見えました。点火時間が近付く
香久山地域では8つの集落でとんどがあります。1月14日に、7つのとんどが燃え上がりましたまず、17時点火の東池尻の様子から。東池尻は天香具山の北東方向にあり、御厨子観音のある集落です。集会所のそばに広い空き地があり、そこにやぐらが組まれます。そして、今年はコロナも落ち着いてきたということで、振る舞い善哉が復活みなさん、集会所のそばでワイワイと善哉とお酒を楽しまれてましたよ炭火焼きのお餅、美味しそうですね~。こちらが東池尻のやぐら。太い竹がたくさん使われていま
元日からすでに5日経過…遅くなりましたが…あけましておめでとうございます今年もどうぞよろしくお願い申し上げます元日夕方のテレビの映像には驚くばかりでした。能登半島地震で被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。さて、天ノ香具山南協議会で今年のカレンダーも作成しましたよ1月のカレンダーの写真はこちらこの辺りでは、藁で作ったこのようなものを『ススキ』と呼びます。こちらのススキは足がついていますね。明日香村で多く見られるススキですが、一昨年の秋から昨年の早春
天ノ香具山南協議会の事業の1つに香久山地域のカレンダー作成事業があります。2021年のカレンダー作成以降継続しており、2023年のカレンダーも作っています。12月のカレンダーは南山町の畑から撮った夕照です。畝傍山は見る場所によって山容が随分と異なりますね3年間作ってきた香久山地域のカレンダーですが、来年のカレンダーも継続して作成しています。またどこかで目にして頂く機会があるかもしれません
いよいよ2023年も最後の月となりました。師走の空はどんより…12月中旬の頃の季候ということで、時折ぱらつく雨もとても冷たい1日でしたね。さて、今月は今年最後の母人69号を発行する月となりました。今号は、今秋に復活した多くの行事の写真を主に掲載しました次回は来年の2月に発行します。今年も母人を読んで下さり、ありがとうございました!!
西側、ピーク過ぎた7時31分。天香久山から日が昇りました西側は今年は花が少ないなぁ。東側へ移動しました。綺麗〜薄紅の秋桜が〜畝傍山〜南側〜天香具山。最高〜畝傍山。蓮はもう枯れちゃってますよねぇ。。。北側はキバナコスモスが咲いてます畝傍山〜耳成山〜天香具山。耳成山。『令和5.7.15.藤原宮跡(奈良県橿原市醍醐町)』7時31分到着。蓮🪷、咲いてるけど、少ないなぁ。おっおおっお〜〜綺麗畝傍山と。🛵と。蓮🪷は、ピンクが好きかな。時期が早かったんかなぁ。花、少ないなぁ。畝傍
おはようございます徳島の記事が飛び飛びになってしまってスミマセン本日は、昨日行って来ました近鉄ハイキングについて書きます〜。まずは阪神三宮駅から出発。『日本一』のポスターがズラリといつも阪神が勝った翌日に出される横断幕?は、今現在は優勝モードになっています改札前で絶賛発売中だったキーホルダー(800円)を勝ってしまいました38年ぶりの日本一の良い記念になります(阪神ファンじゃないのにおかしいなぁ)やって来たの
天ノ香具山南協議会の事業の1つに香久山地域のカレンダー作成事業があります。2021年のカレンダー作成以降継続しており、2023年のカレンダーも作っています。11月のカレンダーはススキです。ススキといっても、植物のススキではなく、稲わらを保存のために積み上げたものです。昔はこの辺りの田んぼは、稲刈りが終わったらススキが並んでいたそうです。今では機械化が進み稲わらは収穫時にコンバインで粉砕されることが多く、貴重な風景となっています。
「熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな」高校時代、古典の先生が天井を見つめながら、酔ったようにこの額田王の歌をあれこれ詳しく解説していたことにひどく惹かれ、この歌をよく覚えている。後年、井上靖の小説『額田王』でも、意気上がる日本軍の出陣する場面の描写でこの歌が登場、そのことが記憶に残る。万葉集の歌に特に興味があるわけでないのだが、そんな過去の記憶が「熟田津」の地とは伊予・松山で、そこに石碑が立っていると知った。「これは行かねば!」