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僕にとって生きることは幻想だったけれど君にとって生きることは経済になってしまったからどのみち二人は別れるしかなかったんだどちらが裏切ったということでなく
白花つゆくさ白花つゆくさをきれいにつくってバレンタインのお菓子と一緒に送って下さったひと老いてもこういう愛のこもった贈りものは夢を豊にし心を開いてくれるものを書いているわたしのそばで語りかける白花つゆくさのやさしいことば愛の物語四行詩1その名も可憐な鈴虫草声はなけれど鈴虫のすがたそっくり咲く花の夏となりたり風軽し2一花一会と何枚か短冊色紙に書きながらあの旅かの旅思いつつ浮かびくる花恋しかり3人に会うより花
たとえ毎日じゃなくてもあなたのためだけに生きているそんな瞬間があったらって今日初めて思った
めくり続けていれば望んだカードはいつかは出るめくり続けることは簡単だけど出し続けることが難しいんだ
普段から素気ない相槌が鬱陶しいのに今夜は有識者と遭った話で口が滑らか年甲斐もなく燥ぐやつの横顔を見ながらこの政治家に学ぶものは何もないと悟った
いい人間になろうなんて努力しているわけでもないけどそんなふうに悪く言われるほど間違ってもなかったと思うよ
言葉はいらない心で語り心を伝えるそれでいいんだわかってもらえなくても
求めたのは癒しじゃなくて傷だったのかもしれない君を心に刻もうとしたんだその痛みだったんだね
あまり食が進まないときも食が不味いと感じたときも振りかければいつもの味覚やっぱり七味が手放せない
隙だらけの人はやっぱり寒い隙を見せない人はやっぱり暑い暑いのも寒いのも嫌いだけど隙が好きに変わることもある
分からなくなるのからまった洗濯物みたいに生活の一部に取り込まれて私は誰?幸せ?
いつも心の中にあなたが居ると途端に弱くなる私だからそろそろあなたを追い出そうかと思うの。それにあなたの心には、もう私は居ないでしょう?
四行で呟く百夜(第七十一夜)『茶殻』こんな出涸らしにも清々しい朝は来るようで吾はかつて新茶の香りを自慢したものですが杯数を重ね、白湯と変わらぬほどに衰えてもこうして、碗一杯の湯気を立てているのです四行で呟く百夜(第七十二夜)『棲家』ゴキブリは家具の隙間に彼らの棲家を得るカラスは人間社会の隙間にその棲家を得るゴキブリやカラスほども知恵のない人類はなんの隙間に棲家を得れば良いのでしょう☆*:;;☆*:;;;:
すべての人に必ず夜が来てすべての人に必ず朝が来たすべての人の上に雨は降ってすべての人の上に太陽は登った
少し力がついたからといって簡単に自惚れていた僕それを気付かせてくれたのはあなたの強さでした
まるで蜂蜜の小瓶の中で足掻いてるみたいな気持ち出口が見えなくて絶望的それでもあきらめられない
扉をあけたタイミング今じゃなきゃと思う君が側に居てくれたから扉をあける事ができたよ
君を思い出せる間はもう一度逢えそうな気がするよ今は行方もわからない君に出さない手紙を書いてみるよ
我慢がふいに決壊したダムの水みたいにアタシを呑み込んで思わず送信ボタンを押してしまった返事はまだ来ないけど・・・
あなたに伝えたいことたくさんあるのにいつも自分の心に向かって語りかけている
「にゃうぅん♡」と甘えた君のメールを見たコンビニ前の多分だけど野良猫も「にゃうぅん♡」ぼくは思わず笑ってしまった君と野良猫をシンクロさせ笑顔を想い浮かべる
答えはひとつしかないはずなのになぜだか答えがたくさん出てくる解き方を間違えているだけなのか解き方に血迷っているだけなのか
頭ごなしにダメ出しをすると部下はダメ出しの海に溺れるただ縄を投げるだけの上司は縄が短いことには気づかない
面を振らず起こさずに面を冒した学生時代に面白尽く膿んだ面皰を面映ゆすぎて潰したい
さっきまで僕に沢山のナイフを投げた赤い唇をやさしくふさいでアゲル
なめらかな流れ透き通る碧の中で優しい光に抱かれるすべてはここから始まったのに
寝ぼけた眼に何が見える?よぼけた体で何ができる?とぼけた口で何を言おうと為惚ける自分に気付かない
鏡を使って顔を見ているあなたは顔を整える鏡を使っても心は見えない周りがあなたの心を整えている
四行で呟く百夜(第十三夜)『蟻と螽斯』極寒の蟻は土に潜って春を待つ晩秋の螽斯は聴衆によって葬られ極寒の蟻の備えとなる晩秋の螽斯の尊さを世は知る由もない四行で呟く百夜(第十四夜)『北風と太陽』北風が雲を押し退けてくれたおかげで太陽がこんにちわと顔を出してくれた北風はにこりと笑って南に去っていった北風は明日には温かな南風になるのだろう帰省ラッシュを抑えるため報奨金やギガ付与なんとも柔軟な発想だ、
好きな食べ物は山盛りこの先の困難は山程でも山は何でもない超えちまえば絶景が