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強迫性障害ってご存知ですか?根拠も何もない強迫観念に振り回されて、おかしいと分かっていながらも奇妙な行動をしてしまう心の病気です。物心ついた頃から私は死が怖くて仕方ない子供で、これをしないと誰かが死んでしまうかもしれない、それをすると誰かが死んでしまうかもしれないという奇妙な強迫観念に逆らえず、本来ならやらなくてよい奇妙な行動をしていました。結婚して心が落ち着いたためかほとんど消えていたこの症状が、夫が亡くなってしばらくすると戻って来てしまいました。それほど重症ではなく側から見て気づくほど
私は欠点が山盛りの人間です。欠点はさらけ出した方がよさそうなので、時々告白します。例えば…気が利かないそして気を利かせるのがイヤというのも、例えば女性がサラダを取り分けることは、基本とても合理的じゃないと思っていて、自分で自分の好きなものを好きな分だけ取りたいし、そうするべきだと思っている。でも食事や飲み会の席で誰かがサラダなどを取り分けてくれると、周囲に自分が気が利かない人間に見られていると思えて恥ずかしくなる。自分の合理主義に自信を持って堂々と「サラダを取り分けない自分」でいられ
夫が亡くなったのが良かったのではない。夫が亡くなったけど、それでも良いことはある。例えば今また独身なので、恋愛をもう一度楽しむことが出来る。例えば子供を生まなかったので、産後太りはしていない。すごく美人でもいつも不機嫌な人もいれば、平均的かもしれないけどいつもニコニコ楽しそうな人もいる。大金持ちだけどいつも怒鳴ってる人がいる一方で、お金はないけど日々幸せを噛み締めながら生きている人もいる。幸せは状況ではなく心が決める、そうです。グリーフ・カウンセリングをしています。https:/
一旦泣いてから外に出る泣きたい気持ちは抑えないで噴き出させてから出掛けていって周りに自分の気を紛らすという仕事をさせる世界は自分の気を紛らすために存在するんじゃないかと思ってもいい石が落ちてたり苔が生えてたり花が咲いてたり蟻が歩いてたり変な看板が立ってたり電線に鳥がとまってたりポストが赤かったり自分は何もしないでもふと何か考えるそんな風にしてるうちに強烈な寂しさが和らいだのが分かる何かを信じて、外に出てみましょう
新聞、とってますか?テレビとネットでニュースは見れるのだけど、うちは事情があって新聞をとっているのです。そして実はイヤだなぁと思っていたことが、新聞の契約を継続することを説得しに来る方が、洗濯洗剤をたくさんくれること。私は環境に良いものを使うように気を付けているので使わないタイプの洗剤なのだけど、家族がそのまま受け取ってしまう。この「新聞屋さん」がたくさんの家庭に配る洗剤がエコなモノだったら、エコ洗剤を使う家庭が増えていいのにな、といつも思っていた。そして先日、たまたま家に居たときに洗剤を持
「もう大丈夫かなと思えるまでの期間」私の場合は多分、鬱もあって1年半から2年くらいだったと思います。今だから言えることだとは思うけれど、この期間はもっと短くすればよかったなと、しみじみ思う。心から悲しむ時間は、本当に必要。感謝したいことを感謝して、謝りたいことを謝って、少しずつ心を整理して落ち着かせていく。これをすっ飛ばすと、いつか心が壊れるんじゃないかと、やったことはないけども確信している。だけど、その期間は可能であれば、短ければ短いほどいいと思う。私は独りでこじらせ、鬱々と下を向いて
空がどんより暗かったり、しとしと雨が降っていたりすると、気分が落ち込むことがあるかも知れません。外は暗いなぁ…なんか滅入るよ…と家に引きこもりがちなところを敢えて、外に出る。何かしら用事を作って出る。歯磨き粉なくなりそう、とかトイレットペーパー切れそう、とかペコちゃんの服装変わったか見よう、とか、新しい傘を試しざししよう、とかなんでも。家の中から見ていると暗くて陰気に見える天気も、えいやっと外に出て自分がその中に入ってしまえば自分の世界になるから、自分の心次第。忙しくしたり、楽しくなること
よく『困難を乗り越えると強くなれる、優しくなれる』と聞いた。当時の私は、夫を亡くしたことで何も『良いこと』なんて生まれるわけがない、生まれてはいけない、と頑なに思っていました。でもよくよく落ち着いて考えてみればそれは、『夫を亡くしてしまったけれども、そこから私は人の悲しみが理解できるようになった、支えになりたいと思える人間になった』ということなんだと分かるようになった。例えば以前なら殺人事件のニュースを見たとしたら、『あ~、気の毒になぁ』という程度だったかもしれない。でも今なら被害者のことは
グリーフケアを受けていた時に、よく聞いたり読んだりした内容に、「悲しみは終わらないけど、その悲しみとともに生きていけるようになる」というものがありました。私はそれを目や耳にする度に、絶望的な気持ちになりました。この悲しみは消えないのか、終わらないのか。こんなにも辛いものを抱えて生きていかなければならないのか…でも今、分かりました。それは大分認識が間違っていたことが。悲しみ苦しんだことで得たものや学んだもの、成長した部分、改めた部分、立ち直ったという自信、そういうものを全て手にして強くなって
私の親戚に、二人の年配の女性がいます。かなりご年配で、痴呆がかなり進みました。ただ、二人の『ボケ方』は、かなり違います。一人は、色々なことを忘れたり、理解できなかったりするけれども、周囲に対して穏やかに接しています。ボケてしまう前よりも和やかに思えるくらいです。そう、幼い子供に返ったような状態で、周囲も子供をあやすように世話をしています。もう一人は、以前はきびきびとした女性でしたが、大声を張り上げて怒鳴ったり、何度もドアを力一杯閉め続けたり、とても攻撃的になってしまいました。この二人の
私の身近にいるある人が、5年くらい前にとても親しい方と死別をして、自身も同じ時期にガンを患い、独り暮らしをしていました。ガンは治療で治りましたが、死別悲嘆と病後の不安の影響は無理もなく、鬱と不眠が続いていました。時間が経つにつれて少しずつ良くはなっていましたが、やはり浮き沈みがあり、見ているのがツラかったのです。そこで私はあれこれ考え、ある日ペットショップで3ヶ月の子犬を購入し、彼の家へ連れていきました。そして彼はあまりいい顔をしないのにも関わらず、子犬を置いてきてしまいました。彼には犬の
さいとうひとりさん、てご存じ?顔はあんまり見たことないのだけど、本を読んだりYouTubeでお話を聞いたりしてます。ひとりさんがね、ありがとう、とか、幸せ、とか、楽しい、嬉しい、なんかの『天国言葉』を言うようにしていると全てがよくなるよ、ということを教えてくれて。私は特に『ありがとう』を、思い出す度に言うようにしています。やっぱり心の中は自分が考えたり言う言葉に、自分が思うよりもずっと強く影響をうけるらしく、心が優しくて穏やかで幸せな方を求めるようになります。そして意地悪とか憎みとか怒り
とにかく朝起きたら、してもしなくても、「今日はなんかいいことある気がする」と言ってみよう。思うだけじゃなくて口に出すと、本当にいいことがある気が俄然してくる。自分を大切にする一歩は、希望を与えることだと思う。小さな希望を感じることで心が明るく開いていって、ウキウキしたりワクワクしたり、心の栄養がもらえる。最初はウソでもいいから、毎朝言ってみてね!グリーフ・カウンセリングをしています。https://bhrcounseling3.wixsite.com/counseling
よく言われることですが、無いものを見て嘆くより有るものを見て感謝しようそうですね、愛する夫は行ってしまいました。もうここにはいません。でも私には何が有る?両親がいてくれる兄妹がいてくれる友だちがいてくれる住む家が有る寝るベッドが有る食べる物が有る仕事が有る健康な身体が有る夢が有る欲も有る野望も有るあなたは?たとえ今は何もないように思えたとしても、必ず誰にでも、『希望』が有ります。これさえ有れば、無敵です。グリーフ・カウンセリングをしています。https:
お世話になっていたカウンセラーさんに、遺族の集まりへの参加を勧められて、1度だけ参加したことがありました。その日の参加者は20名くらいいたと思います。会の最初に全員が簡単に自己紹介をしますが、私はまだ死別直後で、言葉に詰まり夫のことは話せず、自己紹介をパスさせて頂きました。その後にフリートークのような時間があり、交通事故で息子さんを亡くされたという女性が話しかけてくれたのですが、私が夫を亡くしたと話すととても親身に聞いてくれましたが、夫が外国人であったことを聞いた途端に態度が変わり、「あら、
よく考えました。もし逆だったらと。もし私が夫を残して先に死んでしまったら。天国から夫の様子を見ていたら。悲しまないで欲しい。泣くのを見るのは辛い。独りぼっちにならないで。笑って欲しい。立ち直って欲しい。1秒でも早く幸せになって。彼は私を応援してくれてるんだろなー。優し過ぎるほど、優しい人だったからなー。もうそろそろ、次の人生に生まれ変わったのかなー。とっくの昔からこの世で大忙しかもしれないなー。ふふ、そうだといいな。彼の人生を楽しんでいて欲しいなー。幸せだといいなー。
死別悲嘆・グリーフ専門訪問カウンセリング悲しいココロ見える化舎”アドラー流グリーフケア”日本グリーフ専門士協会認定グリーフ専門士の千葉カオリです。私はグリーフカウンセリングのサービス提供の他に”石材店の店番”として週に二回ほど働いています。石材店にアクセスするお客様の大半は大切な家族を亡くしたばかりの状態なので私の雇い主の社長は「もしグリーフカウンセラーが接客をしたら…うまくいくのでは?!」と、私にお声をかけ下さいました。勤務するようになり足掛け4年目。とても
死別悲嘆・グリーフ専門訪問カウンセリング悲しいココロ見える化舎”アドラー流グリーフケア”日本グリーフ専門士協会認定グリーフ専門士の千葉カオリです。今回も良く耳にする事について書きます。命の終わりが近い方の看病をしているときその姿を見ているだけで辛くてでも泣くわけにはいかないので必死に微笑みをつくっているところに目の前にいる”命の終わり近い”方から耐えがたい苦しみからふと出た言葉が胸を突き刺しす。やっとの思いでそこに立っている自分はその言葉で崩れ
こんにちは心を包み愛をはぐくむハート・ハグズのあみこと菅朱弥です。先月の後半に募集をいたしましたグリーフ専門士BASIC講座ですが開講が決定しました。この講座はZOOMを使ったオンライン講座となっています。開催は月に3時間半の講座が4回で構成されています。内容はグリーフケアの心構えグリーフのしくみ支援者としての養成の学びもありますがよりよい支援者として心のバランスや自分の状態を知る学びもあります。日程は2月7日・14日・21日・28日全水曜日時間は13:00
死別悲嘆・グリーフ専門訪問カウンセリング悲しいココロ見える化舎”アドラー流グリーフケア”日本グリーフ専門士協会認定グリーフ専門士の千葉カオリです。大切な方を看取った直後の方々が臨終の瞬間を見届けられなかったことを悔やんでいらっしゃるというケースは案外、多いものです。あなただけではないのですどうか責めないでくださいね…というメッセージのつもりで今日は書かせて頂きます。それは…こういう感じのお話しです。***********死の直前の大事な人をずっと一生懸命
こんにちは。グリーフを伝えるにあたって、まとめていたところもう一つのブログに書いた過去の記事を発見しました。https://ameblo.jp/okane-to-kokoro/entry-12153600145.htmlこちらにも載せておきます。生きていく上で必ずある喪失による悲嘆それが心と体に影響を与えていく場合がある。それをケアするのが、グリーフケアです。過去の記事みなさんは「グリーフ」という言葉をご存知ですか?喪失に対する悲しみや嘆きの事です。その人が大切に
死別悲嘆・グリーフ専門訪問カウンセリング悲しいココロ見える化舎”アドラー流グリーフケア”日本グリーフ専門士協会認定グリーフ専門士の千葉カオリです。記念日反応という言葉は耳にしたことはありますか?大切な方を亡くした後残された人が故人との思い出の深い時期になると精神的に落ち込んだり、不安定になったり体調を壊したり様々起きる反応のことを言います。一般的に最もそれが起こるタイミングは”命日の時期”です。(特に初めての命日が大きな反応が出やすい)
死別悲嘆・グリーフ専門訪問カウンセリング悲しいココロ見える化舎”アドラー流グリーフケア”日本グリーフ専門士協会認定グリーフ専門士の千葉カオリです。*******あけましておめでとうございます!新年早々わたくしは見える化された”感情”に夢中です。プルチック感情の輪https://swingroot.com/plutchik-emotion仕事の下準備中にこのようなものを見つけ、通常はよくわかりにくいヒトの感情がこのデザイン上にはとても整然と美しく単純明
死別悲嘆・グリーフ専門訪問カウンセリング悲しいココロ見える化舎”アドラー流グリーフケア”日本グリーフ専門士協会認定グリーフ専門士の千葉カオリです。目に入るもの、すれ違う人全てが楽しそうにウキウキしている(…ように感じる)クリスマスシーズンが終わりました。もともとクリスマスに特に強い思い入れはなく無条件に浮かれる人たちを見る程に自分のコロロが冷めていく天邪鬼な感覚を感じながら例年どおり今年も過ごしておりました。しかし頭の中ではそんな日にも”死別悲嘆から始ま
死別悲嘆・グリーフ専門訪問カウンセリング悲しいココロ見える化舎”アドラー流グリーフケア”日本グリーフ専門士協会認定グリーフ専門士の千葉カオリです。*********世の中の大多数に感じる私の疑問「ポジティブ」「前向き」「元気出して」「明るく!」の探求には常に貪欲なのに自らの身に「苦しみ」「哀しみ」「ストレス」「元気が出ない」「暗いこと」については探求せず回避しようとするのはなぜか?陰陽バランスが大事とか物事には光と影、裏と表、
死別悲嘆・グリーフ専門訪問カウンセリング悲しいココロ見える化舎”アドラー流グリーフケア”日本グリーフ専門士協会認定グリーフ専門士の千葉カオリです。*********「そりゃ、親が亡くなったときくらい優しくしますよ…」当時の勤務先の同僚がそう、私に声をかけてきました。彼はいつもクールで常に非の打ち所がなく完璧に仕事をこなす人で私の仕事上の至らぬ点もよくも悪くも常に冷静に指摘をしてくれる人で数年に渡り仕事を共にしましたが感情的な
死別悲嘆・グリーフ専門訪問カウンセリング悲しいココロ見える化舎”アドラー流グリーフケア”日本グリーフ専門士協会認定グリーフ専門士の千葉カオリです。*****死別悲嘆”グリーフ”からの回復は何を目指すか?何を以て回復したと判断するか?グリーフケアの専門家の各者の中でそれぞれ異なった見解を出しています。*悲しいのは消えないのだけれど泣かずに話せる。*自分の身の回りのことができ表面的な暮らしが滞りなくできている。*哀しみの感情を
死別悲嘆・グリーフ専門訪問カウンセリング悲しいココロ見える化舎”アドラー流グリーフケア”日本グリーフ専門士協会認定グリーフ専門士の千葉カオリです。*****先日、地元横浜で”お仕事終わりにカウンセリングを受けたい”というご依頼を受けthe観光地横浜!という感じの景色に囲まれた場所でお話しを伺いました。暗くて分かりにくいですが日本大通り↓行き帰りにこういう場所を歩くのも気分転換にとてもいいですね。悲しみに浸る時間はそれがあまりに長すぎ
死別悲嘆・グリーフ専門訪問カウンセリング悲しいココロ見える化舎”アドラー流グリーフケア”日本グリーフ専門士協会認定グリーフ専門士の千葉カオリです。*****今日は既存カウンセリングサービスに立ちはだかる3つの壁1:心理的壁2:時間的壁3:経済的壁そのうち2つ目の”時間的壁”について今日はお話しします。:::::::::::::::::::::::::2:時間的壁:::::::::::::::::::::::::現在、