ブログ記事1,441件
昨日まで行ってた職場が通勤(電車2路線)に時間がかかって帰りなんて、は?ってくらい電車が来なくてこれは読書タイムでは!と読み始めました。雪の日も帰るのに時間はかかったけど、普通の平日の夜も同じくらいかかると判明…そんなこんなでなんとなく本棚に入れたままにしてたのにしましたよ。吉田修一ウォーターゲームシリーズものの3作目(3部作)で教育を受けた産業スパイの話しなんですよ。どれもスピード感があってどんどん読めるけど登場人物がまぁ記憶に無いま、いつものことだけど。それにして
「パレード」ーー吉田修一都内の2LDKマンションに暮らす男女4人の若者達。「上辺だけの付き合い?私にはそれくらいが丁度いい」。それぞれが不安や焦燥感を抱えながらも、"本当の自分"を装うことで優しく怠惰に続く共同生活。そこに男娼をするサトルが加わり、徐々に小さなな波紋が広がり始め----第15回山本周五郎賞受賞作
ちょうど1月31日が水曜日だったので、この日に借りた本たちの話になります。タイトルに引き寄せられて借りたんだけどもちろん初めての作家さん。風穴って、地形的には洞窟の内外で生じる気温差や気圧差によりの風の流れが生じ、洞口(洞窟の開口部、出入り口)を通じて体感的に大気循環がある洞窟の一形態である(byWiki)、、、で、懐かしい北アルプスにお邪魔していた折のブログ前穂高岳にも風穴があったのでした。しかしの「カザアナ」では、架空の異能人(石読みさん、空読みさん、虫読みさん、鳥読みさ
…バブル最後の売り手市場に乗り遅れ、バイトとパチンコで食いつなぐこの男。名を横道世之介という。いわゆる人生のダメな時期にあるのだが、なぜか彼の周りには笑顔が絶えない。鮨職人を目指す女友達、大学時代からの親友、美しきヤンママとその息子。そんな人々の思いが交錯する27年後。オリンピックに沸く東京で、小さな奇跡が生まれる。読後、何となく希望が沸く物語。横道世之介…大学は留年してるし、卒業してもバイト生活。自分の子どもだったらと思うと心配でならない。でも、世之介の人生が不幸か?と
吉田修一さんの作品ということで購入。買う前に何度か本屋で平積みされているのを見て手にとってたんだけど、タイトルと表紙からしてどろっとした感じなのは伝わってきて、うーん。と思って見逃してた作品。先月ブックカフェ的なところに行く予定があり、いっこ前に読んだ『花束は毒』を読み終えそうなタイミングで、次の本買っとこ、じゃあいつか読もうと思ってた湖の女たち買っちゃえ!と思って買いました❗️パッケージと表紙だけだったら正直買おうと思わなかったと思うけど、作者が吉田修一さんのだったのでずっと気に
田舎暮らしにあこがれる人も多いと思いますが、自分がよく知らない場所に移住すると、地域の風習とか文化とか、一般常識が独自だったりとかで、なかなか馴染めないことがあったりします。いわゆる「村社会」といったものです。雑誌などを見ると、田舎へ移住して新たな暮らしを満喫している人々の記事が載っていますが、実際には馴染めずに短期間で引っ越しした例も多くあります。安易に田舎=のどかな暮らしという想像をせずに、よくその土地のことを調べたり、実際に足を運んで住人とコミュニケーションして、自分が十分に納
1980年代後半、時はバブル真っただ中。大学進学のため長崎からひとり上京した横道世之介、18歳。自動車教習所に通い、アルバイトに精を出す、いわゆる普通の大学生だが、愛すべき押しの弱さと、隠された芯の強さで、さまざまな出会いと笑いを引き寄せる。友だちの結婚に出産、学園祭でのサンバ行進、お嬢様との恋愛、そして、カメラとの出会い・・・。そんな世之介と、周囲にいる人たちの20年後がクロスオーバーして、静かな感動が広がる長編小説。長崎から上京したての大学生で、ちょっとピントが外れ気味の
こちらも、初めての作家さん初恋温泉熱海蓬莱初恋の女性と結婚した男がむしゃらに働いて成功するが夫婦で温泉に出かける前日妻から離婚を切り出させる幸せにするために頑張ってきたのになぜ・・・白雪温泉青森青荷温泉ためらいの湯京都祇園畑中風来温泉那須二期倶楽部純情温泉黒川南城苑親に内緒で初めて外泊する高校生カップル温泉を訪れる五組の心情を細やかにすくいあげる日常を離れた場所で気づく本当の気持ち切
お久し振りですそれなりに元気に本を読んだり懐かしい友に手紙書いたりいい時間過ごしてました吉田修一著永遠と横道世之介上・下巻昨年ブローガーさんが取り上げておられたお薦めの秀作地元の図書館に予約したのが秋人気本のようで3ケ月近くかかって順番が回って来たのは昨年の年末でした年賀状を書いている時期と重なり少しづつ少しづつ読み進めました『横道世之介』はシリーズ物で今回が完結編とのことでした9月にブローガーさんが紹介された『横道世之介』は1作目で
初めましてNaocoです夫の海外赴任に同行し2019年4月から2年間をシンガポール2021年3月から2年間をタイで過ごし2023年3月に台湾へ行きつきました11歳息子&7歳娘のママです海外生活&育児を通して感じたこと・学んだことを発信していきたいと考えています私がブログを始めた理由はこちらから最近出会えて良かったと感じている小説がありますそれは吉田修一さんが書いた「路」https://www.amazon.co.jp/路-文春文庫
横道世之介続横道世之介永遠と横道世之介上永遠と横道世之介下吉田修一著吉田修一は、好きじゃなかったけど、図書館に入れるに際して、どんな感じかな?と、思って読んで見始めたたら、やめられなくなってしまいました。80年代だから、世界観に没入したのかな?そうそう、あるある、と、思う事の連続でそんなに、ドラマチックな展開じゃないはずなのに‥一気読みでした。あげく、シリーズを、一気に読みました。次は、そんなに、だろと、侮ってたら、またまた、一気読み。まいった、是
山田悠介、山本文緒、柚木麻子、横山秀夫、吉田修一、米澤穂信山田悠介★★★★キリン★★★サブスクの子山本文緒★★★自転しながら公転する柚木麻子★★★ついでにジェントルメン★★★★★ナイルパーチの女子会★★★らんたん★★★早稲女、女、男★★★私にふさわしいホテル横山秀夫★★★★ノースライト吉田修一★★★パレード★★★湖の女たち米澤穂信★★黒牢城
年末に車を買い替えた以外はいつも通りの年末年始でした12月に読んだのは三部作のラスト、永遠と横道世之介横道世之介はなにげない普段の1日のような人今年映画が公開される湖の女たちと同じ人が書いたと思うとすごい振り幅と才能ですね京王デパートのツリーが温かみがあって可愛かった写真OKスポットでした室内で育てているねじり松が1年近く大丈夫なので小さなねじり松をお正月に追加同じようで同じでないゆっくりした変化を楽しみに鉢はトリコロール🇫🇷に並べました今年のガレットデロワはジョアンのみ
吉田修一の横道世之介シリーズの完結編「永遠と横道世之介(上下)」を読みました。2009年に「横道世之介」、続編の「おかえり横道世之介」が2019年に書かれ、その間に高良健吾&吉高由里子で映画化もされ、みんなに愛され続けて来た世之介シリーズも、とうとうお終いです。もう世之介に会う事はないのです。もう読む前から寂しさいっぱいでした。主人公横道世之介の大学時代を描いたのが「横道世之介」。続編「お帰り横道世之介」では、東京の下町で、ひょんな事からカメラマンになっている世之介の日常が描かれ、そし
#読書記録大好きな吉田修一さんのエッセイ「素晴らしき世界〜もう一度旅へ」猫の金ちゃんと銀ちゃんとののほほんとした日常は、小説作品の重厚さと打って変わって、親近感すら覚える。年齢は重ねても、乾杯の挨拶が上手にできなかったり、素顔をさらすエッセイで、またさらにファンになったのでした。やっぱり吉田さんの文章が好き。
なんか読み終わってどよ~んとしたのを憶えている。映画で妻夫木とか深津絵里とか演技は最高だったけど、確か婆ちゃんで樹木希林も出てて良かった。でも、原作の小説の方がずっと、重くのしかかったのを憶えている。そう、何が悪かったの?ってなるのよ。勿論、傷害や殺人や売春はやっちゃいけないけれど、この人たちはどうすれば良かったの、どう生きれば良かったの?たった一度の過ちもダメなのか?って考えさせられる作品だったわ
おはようございます今日は、早く目が覚めたので年末に録画した悪人の映画を見てます悪人【Blu-ray】[妻夫木聡]楽天市場悪人スタンダード・エディション[妻夫木聡]楽天市場【中古】【全巻セット】悪人文庫小説上下巻セット吉田修一朝日新聞社朝日文庫【送料無料】230829-18-4楽天市場
小説の【太陽は動かない】にて、鷹野一彦が言ったセリフです。『じゃあ、お前は何を信じて生きてんだよ。死にたきゃ死ねよ』辛辣な言葉ですが、その通りなんですよね。死にたきゃ死ねばいい、、、と。このセリフは、鷹野が部下である田岡に言ったセリフです。このセリフが言われる少し前に、田岡は、死ぬ一歩手前で鷹野に助けられていました。鷹野と田岡はいわゆるスパイで、危険な仕事もやれと命令されます。胸に時限爆弾を埋め込まれており、裏切ったり、用済みとなったら即殺されます。要するに
文藝春秋2022年1月第1刷発行281頁大学院生の岡田一心は、伝説の映画女優「和楽京子」こと、鈴さんの家に通って荷物整理のアルバイトをするようになりました鈴さんは一心と同じ長崎出身で、かつてはハリウッドでも活躍していた銀幕のスターでした切ない恋に溺れていた一心は、今は静かに暮らしている鈴さんとの交流によって大切なものに気づくのでした虚実を織り交ぜて戦後映画史をたどりながら鈴さんの来し方が語られます鈴さんがどんどん人気女優になっていく華やかな世界とは裏腹な長崎の原爆
午後、ふらっと本屋に出かけ、三冊ほど買ってきました。きっかけは昨日観た「博士ちゃん」という番組。葛飾北斎にのめりこんでいる中2男子が披露した北斎に関する広範な知識の中で、北斎の絵画を海外に売りさばいた林忠正という画商の名前が出た時、芦田愛菜ちゃんが、「たまたま最近読んだ原田マハさんの『たゆたえども沈まず』という本に登場したので知っていました」と発言。読書好きの彼女が、面白かった、という本なら読んでみるかな、と思って買いに行ったのでした。それ以外にも、
映画【太陽は動かない】(原作:吉田修一著)に出てくる、鷹野一彦という男のセリフです。⠀⠀┏一日、一日を生きろ!明日のことなんか考えなくていい。今を生きるんだ!┛┈┈鷹野一彦#藤原竜也映画『#太陽は動かない』絶賛公開中🎬感想は☞#太陽は動かない観たXユーザーの『太陽は動かない』公式(@taiyowaugokanai)さんx.com「一日、一日を生きろ!明日のことなんか考えなくていい。今を生きるんだ!」かっこよくないですか?
ちょうど3カ月前の9月28日(木)、今年18冊目の『太陽は動かない』(吉田修一。幻冬舎文庫)読了文庫本で522ページ。前読了小説『事件』(2023.12.12記)につづいて分厚くて重たい本だった^^;右の表紙画像は、2021年の映画化に伴う宣伝用カバー。油田開発利権争いの渦中で起きた射殺事件。ある秘密組織のエージェント鷹野一彦は、部下の田岡とその背景を探っていた。目的は機密情報を入手し高値で売り飛ばすこと。商売敵のデイビッドと謎の美女AYAKOが暗躍し、ウイグル過激派による爆破計画
ブロガーさんのどなたかが紹介していて、他の方も良かった、というので読んでみたそれぞれ数百ページで上下二巻やっと、読み終わった上巻、下巻とも延長してもらい読了に1か月半かかった(図書館で借りてます)変わった文体の小説だった古風な、丁寧な、上品な、第三者が語っているような語り口それが魅力的でひきつけられる語り部は誰なんだろう?最初の舞台は長崎極道の息子がたぐいまれな美少年(喜久雄)父親を亡くした後、歌舞伎役者に弟子入りするライバルとなるその歌舞伎役者の御曹司(俊介)との物語
『さかなのこ』でたっきー映画の妄想が広がったので、沖田修一監督が他にどんな作品を作っているのか調べてみたらこんな作品がありました。横道世之介2013年2月公開の映画。キャスト横道世之介役高良健吾与謝野祥子役吉高由里子など。・・・・・・・・・・・・・この作品を知らなかったので予告編を見てみたら、なんだか世之介とたっきーが重なってしまって・・・・。原作の小説が2009年に刊行されているんですが、なんと吉田修一さんの作品なんですよね。
★★★☆☆吉田修一さんらしい、後味を引き摺るミステリー。短編5篇から構成。どの作品も個性溢れる仕立て...ラストに、意図してぼやかし、読み手に想像を膨らませる手法は、好みの分かれるところ。個人的にはあまり好まないけれど、こうした作風に触れることで新たな一面が開かれることも。冒頭作品、『青田Y字路』(あおたのわいじろ)怪し気なY字路一人の少女が忽然と姿を消した。地元消防団、警察、大人たちの懸命の捜索にも見つからない。そして、疑いの目を向けられる一人の男。田舎特有の古
11月末時点でまだ夏休みを消化しきれていない自分の都合ではままならない会議が容赦なくスケジュールを埋めていくんだものそんな状況ですが隙をみて半ば強引に休暇を入れ五島列島行きを決めました吉田修一さんの「悪人」を読んで、また、妻夫木さんと深津さんの同映画も見て訪れたいと願っていたところ、ようやく実現しました昨年は連続テレビ小説「舞いあがれ!」の舞台になりましたね最近だとばらかもん?悪人Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}悪人新装版(
永遠と横道世之介このところ忙しく本を読めなかったやっと読み終わりました少し経過したらまた、読もう映画は見たいとは思わない永遠と横道世之介上[吉田修一]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}永遠と横道世之介下[吉田修一]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}おかえり横道世之介(中公文庫よ43-5)[吉田修一]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}
毎週日曜日更新の書評コラム「千波留の本棚」第500回は吉田修一さんの『路(ルウ)』をご紹介しました。PickItem路(文春文庫)[吉田修一]楽天市場792円${EVENT_LABEL_01_TEXT}路【電子書籍】[吉田修一]楽天市場734円${EVENT_LABEL_01_TEXT}台湾新幹線をめぐる台湾と日本の人々の物語。改めて、台湾と日本の縁の深さを感じる小説でした。
毎日新聞出版2023年5月発行上巻347頁下巻382頁横道世之介38歳吉祥寺とは呼べない場所に立つ下宿「ドーミー吉祥寺の南」でオーナー・あけみと事実婚状態で暮らしていますカメラマンとして独り立ちしたものの、まだ名前が売れるまでには至っていませんが、仕事が切れることはなく、下宿人たちやあけみ、仕事上の先輩、後輩らと毎日を彼らしく『リラックス』して過ごしているようです間に挟まれるのが前2作の話で、突然と過去に引き戻され、また現在(2007年~2008年)に戻り、の繰り