「馬券相性最悪」は、私にとってこのレースの枕詞になっている。その理由はわかっているつもりだ。馬券を決める際に、どうしても好き嫌いだったり、変なこだわりを優先させすぎているからだ。例えば、今年の出走予定馬を例にすると、シャフリヤールはPOG指名馬でダービー馬にもなった。そんな彼に対しては「ダービー馬には強くあり続けて欲しい」と願うし、3歳馬ダノンベルーガには「何しろダービーで本命にしたほどの馬だから」とG1の借りはG1でとばかりに大きな期待を寄せてしまう。ならば、そんなこだわり捨ててしまえばいいと