ブログ記事738件
日本は世界一の対外純資産を持っています。国債は円建てであり、大部分を日銀が買い上げ残りのほぼ全てを民間金融機関が所有しています。外国からの借金ではありません。つまり政府の赤字は国内の政府以外、つまり民間の黒字です。「国の借金」だの何だのと言って政府の赤字を減らすことは民間の黒字を減らすことを意味します。それだけでなく消費増税や社会保障削減など国民の首を絞めるやり方で赤字を削減しているので、政府の緊縮財政は国家も国民も全て殺すという政策なのです。
国民の間で分断を図り、一方を陥れることで人気を集め、また他の誰かを貶める対立煽りは悪い政治の常套手段です。対立煽りに乗せられると、ある時は叩く側にいられて良い気分かもしれませんが、いずれ確実に叩かれる側に回ります。何故なら権力者は自らの利益のために国民を搾取しており、それをもっともらしく主張するために対立煽りを用いているからです。陥れる対象は全国民であり、それも一度ではなく何度でもやります。国というのは人々の共同体です。一種のコミュニティなのです。共同体のメンバ
私は「坂の上の雲」が好きで、小説を揃えましたしドラマも見ました。当時はちょうど戦争の様子に興味があったので、戦争を題材にした映画やガダルカナル戦の様子を記した本や特攻兵器とその部隊に所属していた人のコメントを紹介する本などを見ていました。坂の上の雲もそれがきっかけでした。明治期の近代国家が成立していく過程や秋山好古・真之兄弟を中心とする一家相伝、正岡子規や広瀬武夫との友情など、気づけば戦争よりも人間関係や心理描写に夢中になっていました。坂の上の雲は日清戦争と日露
学校の生徒会では予算管理が行われます。私の場合は生徒総会という全生徒参加の株主総会みたいな場があり、部活動やイベント活動の予算や支出や決算が報告されました。私はそこで初めてバランスシートというものを知りました。どのみち限られた予算から支出しなければいけないなら最終的に黒字かどうかだけ把握すれば良いのではと考えたこともありますが、バランスシートで収入と支出を併記してみると・誰かの収入は誰かの支出・誰かの収入増は誰かの支出増・誰かの純資産増は誰かの純負債増という考えて
男性と女性正規と非正規社会には様々な格差があります。しかし、「格差の是正」を叫ぶだけでは政治家やグローバリストの思う壺です。より劣悪な環境に等しく切り下げられるだけです。本来の目的は格差を無くすのではなく待遇を改善することです。「格差是正」ではなく具体的により良い環境を追求する必要があります。そしてそれは格差是正に留まりません。これまで切り下げられてきた分を取り戻し、男女も正規非正規も関係なく人々のための社会を取り戻す上でも必要不可欠なのです。
人も地方自治体も政府の緊縮によって困窮する一方です。お金が無いと当然お金が欲しくなりますし、少しでも安さを追求するようになります。すると非正規労働や原発廃棄物処分場、放射性汚染土の公共事業への再利用や、遺伝子組み換えや電力自由化といったビジネスが跋扈し、人々の生活が不安定で危険なものになります。または中国が行なっているように困窮する地方に対して積極的な投資によって支援することで、地方はその国に対する依存を深めてしまいます。つまり外国に経済的に支配されるリスクが高まるの
よく「アメリカンドリーム」と言いますが、最近は「ジャパニーズドリーム」という言葉も目にします。一獲千金、成功して一気に楽になることを意味するのだと思います。ですが実態は全くドリームではありません。新自由主義で政治家や大企業など権力者が癒着し、人々の生活をビジネスの餌にして人々を困窮させた挙句、その貧困を自己責任に押しつけて過当競争に追いやっているのです。一定の大きさのパイ生地のうち、権力者が癒着によって取り分を増やし、人々がしわ寄せを食って椅子取りゲームを強いられて
経済のことがよく分からないという人は、まず需要と供給から考えてみると分かりやすいでしょう。需要は購買力を表し、供給は生産能力を表します。供給能力が需要に対して不足していれば、幾らお金があったとしても現物がそもそも足りないのでお金の意味がありません。少ないモノに対してお金が集中し、物価が上昇します。逆に需要が少なく供給が過剰な場合、幾らお店に商品が並んで見た目が賑やかでも肝心のお金が無いので買うことができません。売る側にとってもモノが売れないので値下げせざるを得ません
一人一人の政治的権力は極めて小さいです。一人一票ですし、SNSがあるとはいえ個人の発言にそこまで影響力はありません。政治を動かすには組織化して集団となる必要があります。政党がその典型例です。他にも組合や経団連など、特に与党を支援する人達は強大な組織を築き、政治経済などありとあらゆる分野でその組織力を活かして利益を占有しています。一有権者が一有権者のままではこうした組織力に負けてしまい、いつまで経っても搾取され続けます。待っているのは貧困そして死です。集団となって地域
小泉政権の時代に「痛みに耐える」という言葉が流行りました。政府の支出は削られ、国民の負担は増え、貧困化が進む一方です。今となっては更に露骨に緊縮が進み、政府は台風でも大雨でもコロナでも金を渋りに渋ります。一方で消費増税に保険料増加など、国民から金を巻き上げる事にかけては余念がありません。緊縮とセットで電気や水道の民営化、種子法や種苗法や産業競争力強化法といった種子の品質保証を国内外の民間に明け渡す法律、病院や保健所の削減や独立法人化、非正規労働やフリーランスや外国
緊縮は国債を「国の借金」として家計簿感覚で国家経済を考え、支出を極限まで切り詰めようとする考え方です。また、新自由主義は国の役割を小さくして何もかも民営化、人モノ金の移動を自由にしてビジネスに全てを委ねるという考え方です。緊縮と新自由主義はセットで行われます。緊縮財政で政府が支出を減らし税や保険の国民負担を増やすと当然ながら人々は困窮します。困窮した人々は何よりも安さと目先の収入に目がくらみ、安い商品を優先して選び、とりあえず収入が得られれば良いと仕事を選んでいられな
〓冒頭PR〓A.G.W.ロングインタビュー画面(全4頁)Amazon(←お蔭さまで、取り扱い再開)&Cloudフォローヨロシクお願い致します♪〓冒頭PRおわり〓今月の某、“元”「音楽専門月刊誌」の今月の表紙に幾つかの目ぼしいのであろう海外バンド名の表記が連なり、その中に某、いちアイドルプロジェクトの名も“刻名”…連なってしまってました。予てよりチョイチョイぼや入れてますので今更ですが。分煙の徹底は切に願います。