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氷姫エリカ&パトリック事件簿カミラ・レックバリ2003年集英社文庫2009年スウェーデンの海辺の閑静な街フォイエルバッカ。海辺の丘の上に建つ古い家の中のバスタブの中で凍った美女の全裸死体が発見される。死体発見の現場に居合わせた伝記作家のエリカ・ファルクはそれが少女時代の親友でもあったアレクサンドラ(アレクス)・ヴィークネルであることを確認する。そして彼女の両親から地元紙にアレクスの追悼記事を書くことを依頼され、幼い頃に急に引っ越ししてからまったく縁が途絶えていたアレクス
好きな推理作品はある?▼本日限定!ブログスタンプ時代小説も好きですが、推理小説も大好物です。アガサ・クリスティから北欧ミステリまで読みましたよ。特に『ガラスの鍵賞』を受賞した作品は読み応え十分です。もちろん日本の作家も好き。トリックが奇抜なものより、人間心理が深く描かれている作品が好きかも。例えば、今読んでいるこの作品。650ページの長編です。まだ100ページほどしか読んでいないので
明日、妹たちが我が家に来てランチをするので、あちこち掃除をしました。たまに誰かが来ると、家がきれいになります。(^-^;さて、寝付けないということはありませんが、夜お布団に入ってからの読書はこたえられない楽しみの一つです。昨日、一冊読み終わりました。大好きな北欧ミステリの一つ、特捜部Qシリーズの最新作です。『特捜部Qカールの罪状』ユッシ・エーズラ・オールスン
今年に入ってから、この約1か月はまぁまぁいい調子で読書の数はこなせてるかなという感じ…31日までにもう1冊くらいは読めるかもしれないけど、暫定13冊。このくらいの量を通年キープしたいんだけど、途中で段々とペースが落ちるんだよね。特に夏とか…暑くて読書どころじゃないって。あと、来月は日にちが少ないので、自然に減ると思うな(と、事前に予防線を張っておく)。今月は見る映画がなくて、映画館へほとんど行かなかったのも影響してるかもね…2月10日以降は、地元のシネプレックスでも見たい作品が上映あるので、
白夜の警官[ラグナル・ヨナソン]価格:847円(税込、送料無料)(2023/1/28時点)ブックオフの古本110円で入手…2019年3月発行、ラグナル・ヨナソンの「白夜の警官」を読了。このところ続けて読んでいた著者の“警官アリ・ソウル(ダークアイスランド)”シリーズの翻訳第3弾…実は本国の発刊順では1作目の「雪盲」の次に出ていた本当のシリーズ2作目らしい。翻訳第2弾の「極夜の警官」がなかなか入手できず、長らく積読だったのに…手元にずっとあった「雪盲」と「白夜の警官」を先に読んでも問題
極夜の警官[ラグナル・ヨナソン]価格:825円(税込、送料無料)(2023/1/26時点)ネットオフの古本139円(送料が2冊までメール便で150円)で入手…2018年7月発行、ラグナル・ヨナソンの「極夜の警官」を読了。ひとつ前に読んだ「雪盲」に続く、新人警官アリ=ソウルが活躍するシリーズものの北欧ミステリ、翻訳の第2弾。なんだけれども、本国と発刊順が異なっていて、本来はシリーズの5作目だった(翻訳ものシリーズあるあるですな)…“急に1作目の数年後の話”になってるので、おかしいなと思
雪盲SNOWBLIND[ラグナル・ヨナソン]価格:880円(税込、送料無料)(2023/1/24時点)ブックオフで入手した古本…370円の値札がついているが、確か30%OFFセールの時に買った記憶があるので、実際の出費は259円くらいだと思う。2017年5月発行、ラグナル・ヨナソンの「雪盲」を読了…田舎町に赴任した新人警官アリ=ソウルが活躍するシリーズものの北欧ミステリ第1作目。実は、ゲームクリエイターの小島秀夫監督が推薦(巻末解説も担当)していた翻訳第3弾の「白夜の警官」という
フランス革命の影響は未だ色濃く残り、暴力と奸計が常態化していた1795年のストックホルム。事件を捜索することで立ち直りつつあった戦場帰りの引っ立て屋カルデルと心を病んでいた学生エーミルでしたが、彼らの善意が招いた悲劇によって、前年に多くの命が失われます。彼らと、幸せを願いながら愛する子どもたちを手放したアンナ・スティーナは一瞬にして打ちのめされ、絶望の大きさに動くことすらできなくなっていました。一方その悲劇によって追い詰められた怪物は、自らの起死回生を賭けたおぞましい計画を立て、さらなる惨
オススメのシリーズ。ますます快調。シーズン2ではかなりサスペンス色が強く、ますます私好みになっている。アンドりはレイキャビクに異動になっている。そこへ双子の妹を巻き込んだ焼身自殺の事件が起こり、かつて所長として働いていた地へ調査のために出向する。シーズン1の面々が揃い、期待は最大限に盛り上がる。期待は裏切られなかった。次々に殺人事件が起こる。発電所で働く人々、発電所に反対する人々、汚染される水。物語は少しずつ深みへと嵌っていく。今回は、雪が消えたアイスランド。緑が深い。あたりまえのこ
こんばんは😊訪問頂きありがとうございます最近リミテッドシリーズのドラマに夢中になり読書の進みが停滞気味です今夜はゆっくり読書に時間をかけていこうと思います📖📕現在はこちらカーリン・フォッスムの「晴れた日の森に死す」※ノルウェーの森の奥で老女が殺害される。その現場ではエリケという精神病院に入院している青年が目撃された。彼が犯人と周りが決めつける中、偏見に左右されず冷静に証言を集めていくセイエル警部。しかし信じ難いことにエリケは銀行強盗の人質になっていた。。残り3分の1やはり面白く
特捜部Q―檻の中の女―(ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon(アマゾン)891円ユッシ・エーズラ・オールスン(吉田奈保子訳)『特捜部Q―檻の中の女―』(ハヤカワ・ミステリ文庫)を読みました。「今、北欧ミステリがアツい!」というキャッチコピーがミステリファンを騒がせていたのももう随分前な気がしますが、きっかけは間違いなくハリウッドで映画化もされたスウェーデンの作家スティーグ・ラーソンの「ミレニアム」シリーズの大ヒット。ドラゴン・タトゥーの女(字幕版)Amazon(
こんばんは遅い時間になってしまいましたこれから休む前に少し読書タイムです📖今読んでいる本は刑事マルティン・ベックシリーズ「ロセアンナ」。昨年このシリーズの4作目になる「笑う警官」を読んでファンになりこのシリーズを1から今年は読破する予定ですその第1作目がこの作品。読みやすく主人公のベック刑事の地味な捜査からの事件解決が面白く進んでいきます。北欧ミステリがお好きな方、オススメです
常夏のマレーシアにいるのになぜか極寒の国アイスランドの推理小説にハマってしまいましたリンカーン・ライムシリーズを読み終わったので何かシリーズもの、知らない国が舞台の作品がいいな~と思って推理小説の老舗「東京創元社」のHPで見つけました。紹介文は「世界のミステリ読者が最も注目する北欧の巨人」早川書房の「ミステリが読みたい!」では海外編第1位宝島社の「このミステリーがすごい!」でも海外編第4位ハズさない作品のようです。ふふふ北欧ミステリは、学生時代に警察小説の古典『笑う
ヘニング・マンケルの刑事ヴァランダー・シリーズ第7作『背後の足音(1997)』スウェーデンでは短い盛夏を祝い惜しむかのごとく〝夏至前夜(ミッドサマー・イブ)〟といったハレ日に、森林保護地区で仮装パーティーを開いていた若者が3人銃で殺害され、遺体は宴を再現したような奇妙な演出がなされていた。当初遺体が見つからず失踪人扱いになっていたが、不審に思ったヴァランダーの同僚が、なぜかヴァランダーに内密に捜査を開始し殺害されてしまう。なぜ内密に休暇を使ってまで調査していたのか、同僚の秘密を探る心重い日
「ようこそのお運びで。厚く御礼申し上げます。」緊急事態宣言が発令されて、しばらく。世の中、以前と変わらず。少なくとも自分には、そう見えてしまう。去年の4月ごろのような緊迫感は、まったくなし。あの空気感はどこいったんだろう。あれだけ、一部の業界を批判していた人はどこいったんだろう。人の心は移ろいやすいもの。・・・。さてさて。読書日記。読了。ラグナル・ヨンソン『極夜の警官~NIGHTBLIND~アリ=ソウル』(小学館文庫・Kind
「ようこそのお運びで。厚く御礼申し上げます。」寒波。寒いです。雪がちらついたり。読書日記。読了。ラグナル・ヨンソン『~BLACKOUT~アリ=ソウル』(小学館文庫・Kindle本)翻訳:吉田薫久しぶりのミステリ小説。北欧ミステリ、です。ずっとおすすめに挙がっていて、気にはなっていました。同じ作家さんの『雪盲』を読んでいたから。でも、Amazonのカスタマーレビューはわかれていて、そのほかの書評サイトも、あまり乗っておらず。こ
「ヘイター」ヤン・コマサ監督マチェイ・ムシャウォウオスキー主演2020年ポーランドSNSでの中傷戦術という闇の世界に足を踏み入れ、思わぬ成功をつかんだ若者。だがネット上にばらまいた悪意はやがて、実生活に黒い影を落とし始める。〜Netflixより論文盗用で退学になったトメク親戚のスポンサーに言い出せないわ久しぶり会ったそこの娘に惹かれるわ大学の寮も出なくてはで八方塞がり見栄を貼って部屋を借りるのにお金が必要と闇の会社に入りここで悪しき業務に才能⁈を発揮どんどんエ
《好きなサービスエリア教えて!》甲賀土山。トイレ休憩にちょうど良いの。大津もいいよね。ここはグリモリでも有名になった場所。そんなにしょっちゅう京都に行くこともなくなったので、高速もあんま使わんようになるかなぁ。特捜部Q―自撮りする女たち―(ハヤカワ・ミステリ)Amazon(アマゾン)1,703円読みました。福祉国家デンマーク。でも福祉を食い物にしてる奴らもいるわけで。刹那的行き当たりばったり自己顕示欲マンサイ女子
今日は暑くなりそうというのでなんと8時43分出発!ウォーキングしょっぱなの所で蛇にあう!草叢でもないのにねさすがの私も撮る余裕無し夫いなかったらそのまま帰ったかもなでも滞りなく一周す黄色い花満開になってきてこんなところにも飛んでいる♪そしてネトフリ廃人←夫またまた北欧ミステリをそしたらなんと!蛇が出てきて!!も〜今晩夢に出てきそうおまけのナインパッチ数枚ある柄は3枚連ねてこれなかなか面白い♪
ー敷き詰められた羽根の上に横たわる少女の裸の死体。口には白いユリの花が押し込まれ、周囲には蝋燭が五芒星の形に並べられていたー前作に続き、また「被害者をどのように配置するか?」に拘りを見せたミステリである。クリミナルマインド的プロファイル用語でいえばそれは「シグナチュア(署名)」であり、犯人はそうせずにはいられないのであるが、その署名の独特さがサスペンスの魅力の一つで、私のツボに入るのである。私はミステリはネタバレなしで読みたい派なので内容を詳しくは書かないけれど、本シリーズでミステリあるある
オスロの山中で見つかった六歳の少女の首吊り遺体。首には「ひとり旅をしています」のタグがかけられていた。オスロ警察シリーズは犯罪の型が個人的にツボにくるミステリだ。私の好きな米ドラマ「クリミナルマインド」には様々なサイコパスが登場するが、本書の犯人像もそれに負けない感じ。密室とかトリックに拘った本格ミステリではないけれど、頭の中で映像化しつつ読み進めるとサスペンスドラマとして楽しめるのでオススメ。オスロ警察殺人捜査課特別班アイム・トラベリング・アローンAmazon(アマゾン)
「ヴァルハラ殺人事件」はアイスランドで制作された8エピソードの警察テレビシリーズ2019年に放映され2020年Netflixでリリース連続殺人事件の捜査に協力するため、故郷アイスランドの土を踏んだ捜査官。犯人逮捕に執念を燃やす女刑事とともに、1枚の写真を手掛かりに犯人を追い始める。出演:ニーナ・ドッグ・フィリップスドッティル、ビョルン・トールス、ベルグル・エッビ原作・制作:ソルドゥル・パルソ〜Netflixより北欧ミステリ☆しかもアイスランド雪と氷の冷たく硬い映像と風景がな
【説明】凶悪な少女連続殺人犯が護送中に脱走した。市警のベテラン、グレーンス警部は懸命にその行方を追う。一方テレビでその報道を見た作家フレドリックは凄まじい衝撃を受けていた。見覚えがある。この男は今日、愛娘の通う保育園にいた。彼は祈るように我が子のもとへ急ぐが…。悲劇は繰り返されてしまうのか?著者デビュー作にして北欧ミステリ最高の「ガラスの鍵」賞を受賞。世界累計500万部を超える人気シリーズ第1作。【読後感】凄まじいストーリー最後に父親は勘違いされて刑務所に入ったその日に殺され
『熊と踊れ』(下)アンデシュ・ルースルンド&ステファン・トゥンベリ〈訳〉ヘレンハメル美穂・羽根由(上)を読み終えたところで、一息入れるつもりだった。だけど、やはり先が気になる。えい、読んでしまえ。ま、こうなるんじゃないかと思わないでもなかったけどね。ここで裏表紙の記述緻密かつ大胆な犯行で警察を翻弄し、次々と銀行を襲撃していくレオたち。その暴力の扱い方は少年時代に父から学んだものだった。かつて彼らに何がおこったのか。そして今、父は何を思うのか――過去と現在から語られる“家
∂特捜部Qユッシ・エーズラ・オールスン特捜部Q-檻の中の女(ハヤカワ・ミステリ文庫)[ユッシ・エーズラ・オールスン]1,100円楽天∂デンマークの作家ユッシ・エーズラ・オールスンの「特捜部Qシリーズ」が面白い。その第1作『特捜部Q―檻の中の女―』(2007年)(2011年邦訳刊行)を読む。いや~驚いた!大好きだったR・D・ウィングフィールドの「フロスト・シリーズ」とは趣が異なるが、本作は魅力あふれる刑事もの。wこの物語の奇抜な構成や登場人
∂氷姫カミラ・レックバリ氷姫エリカ&パトリック事件簿(集英社文庫)[カミラ・レックバリ]1,001円楽天∂海辺の古い屋敷で凍った美しい女性の全裸死体が見つかり、小さな町を震撼させた。被害者が子供時代の親友でもあった作家のエリカは、幼馴染の刑事パトリックと共に捜査に加わることになる。20年以上疎遠だった親友の半生を辿っていくと、恐るべき素顔が見えてきた。作者のカミラ・レックバリは今、静かにブームになってきているスウェーデン・ミステリの若手女流作家の一人です
【説明】凶暴な父によって崩壊した家庭で育ったレオ、フェリックス、ヴィンセント三人兄弟。独立した彼らは、軍の倉庫からひそかに大量の銃器を入手する。その目的とは史上例のない銀行強盗計画を決行することだったー。連続する容赦無い襲撃。市警のブロンクス警部は、事件解決に執念を燃やすが…。はたして勝つのは兄弟か、警察か。スウェーデンを震撼させた実際の事件をモデルにした迫真の傑作。最高熱度の北欧ミステリ。緻密かつ大胆な犯行で警察を翻弄し、次々と銀行を襲撃していくレオたち。その暴力の扱い方は少年時代に父から
クロワッサン12/10NO.1010フィットネスでレッスンの合間に少しずつ読んでいたんだけど半分は肌荒れ対策とかよくある感じだが第2特集この冬読みたい、心を満たす本対談の深緑野分さん×瀧井朝世さんて昨日感想の方写真もあってひゃーこんなひとなんや!となんかイメージした雰囲気と違ってた^^「王とサーカス」これ読んだなというのや「黄金列車」これは早速図書館に予約する絵本やおススメ本北欧ミステリなども興味深いブックホテルや泊まれる小さな図書館〜って佐賀やわ!今
「ようこそのお運びで。厚く御礼申し上げます。」だんだんと寒くなる日が多くなりました。そして、もう夕方5時くらいには、暮れている…。あっという間ですね、時が経つのは。さてさて、読書の秋。最近は、ミステリ小説にはまっています。ほんの少しだけ。読書のスピードが遅々として進まないので、読書量が増えないのが、惜しいですが。読みたい本がたくさんあるのに。読書日記。読了。アンデシュルースルンド、ベリエヘルストレム(著)ヘレンハルメ美穂
【説明】干上がった湖の底で発見された白骨。頭蓋骨には穴が空き、壊れたソ連製の盗聴器が体に結びつけられている。エーレンデュル捜査官たちは、丹念な捜査の末、ひとつの失踪事件に行き当たった。三十年前、一人の農業機械のセールスマンが、婚約者を残し消息を絶っていたのだ。男は偽名を使っており、アイスランドに彼の記録は一切なかった。男は何者で、なぜ消されたのか?過去にさかのぼる捜査が浮かび上がらせたのは、時代に翻弄された人々の哀しい真実だった。北欧ミステリの巨人渾身の大作。【読後感】3★★★エーレ