ブログ記事5,279件
作家の宗田理さんが4月8日に名古屋市内の病院で95歳で死去されました。宗田さんは昭和3(1928)年生まれ、戦争一色の少年時代を生きてこられた方です。学徒勤労動員として働き、特攻隊の訓練も受け、常に死を意識して生きてこられました。『早咲きの花~ぼくらは戦友』角川つばさ文庫2019年を読み終え、主人公の植松真次の姿は、同時代を同年齢で実際に生きた宗田さん自身の体験や思い、願いに重なって描かれていることが理解できました。父親の戦死、父の実家である愛知県三河地方への転居、そこでのガキ
失望と希望の破片860詩人、童話作家タダノマサヲ朝起きたら、ぎっくり腰になっていた!!。私は私の知らないうちに、真夜中に活動しているのか!!?。数年前、黒柳徹子がテレビで話している時、妙に活舌が悪く、トットちゃんもそろそろ引退か?とそう思った。数日してトットちゃんがテレビで話しているのを見た時に、違和感なく話している。その時に私は気が付いた。テレビ収録の時にトットちゃんは、入れ歯にポリデントを付け忘れていたのだと云う事を。
「保健室経由、かねやま本館。6」おとないちあき/松素めぐり定価:¥1500保健室経由、かねやま本館。6Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}#おとないちあき#おとない_ちあき#松素めぐり#松素_めぐり#本#日本文学/小説・物語1100☆☆☆☆『保健室経由、かねやま本館。6』は、松素めぐりさんの著作で、おとないちあきさんがイラストを担当していますこのシリーズは、第60回講談社児童文学新人賞を受賞した作品で、大正ロマンの温泉街で
今回はこういうお題でいきます。ベストとありますが、もちろん自分が、古今東西のすべての児童文学を読んでるなんてことはありませんので、きわめて個人的なものです。その点はご承知おきください。あと、どこまでが児童文学かというのは難しく、一般的に、よい児童文学というのは、大人が読んでも面白いですよね。ただ、ここでは、なるべく幼児の童話はのぞきたいと思います。そうですね、小学生から中学生ぐらいが対象となるような作品。ベスト1、『飛ぶ教室』エーリッヒ・ケストナードイツ自分はこの話、すごく好
いいわけはないのだが、高校3年間を通して「羅生門」しか読まなくていいのか…灘中学の国語科教師が懸念する"文学離れのマズさ"(プレジデントオンライン)-Yahoo!ニュース高校生が国語で「文学」を読む機会が減っている。灘中学校・灘高等学校で国語科教諭を務める井上志音さんは「国語のカリキュラムが文学を扱いづらいものになっている。文学といえば『羅生門』を高1で読むのが精一news.yahoo.co.jpただ、結果を考えると、ますます教育(内容)格差が広がっていくと思われ。
いどきえりさんの新刊ですリトアニア駐在の外交官だった杉原千畝は、ナチス・ドイツの迫害から逃れてきたユダヤ人たちに「命のビザ」を発行しました。千畝の子ども時代からのエピソードを、歴史的事実に基づいて丁寧に書かれていますまとめ上げるのは、きっと大変だったろうと思います。いどきさんの、ますますのご健筆をお祈りしています
猫たちが戯れる中、アリスは鏡を通り抜けてその向こうに広がる世界へと入っていく。そこに広がる世界には、もちろん鏡の外にあるものがあるが、外からは見えていなかったところには至る所現実にはなかった者どもが跋扈している。自然の風景の中の広大なチェス盤の上で白のポーンとしてアリスは歩む。その中でハンプティ・ダンプティに出会ったり(第6章)やライオンとユニコーンの闘いに遭遇したり(第7章)と奇妙奇天烈な冒険をしていきながら、アリスは8マス目で女王になることを目指していく。興味深いのは昏々と
図書館で最後に借りた本は?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう覚えていません大学の頃には、時々利用でも、基本、館内で読んでいたので借りる事は無かった多分、中学生くらいにまで遡らないと魔導書ではなく、いわゆる児童文学子供向け小説ばかりだった記憶が今、思えばわりと文学少年だったかもそんな私も今や立派なガンプラおじさんガンプラ界隈ではギャンシュトローム争奪戦が行われていた27日の土曜日珍しくピッタリの大きさの箱でプレ
蒲庭旅情詩人、童話作家タダノマサヲ無くなっちまった小さな入り江にあった十メートル程の塊の離れ岩もく無くなっちまった小さい頃によテトラを伝って波を避けながらテトラを伝って離れ岩の天辺に登ってイシモチを釣ったっけ釣り上げると「グゥッグゥッ」って鳴いて銀色の流線形をした綺麗な魚さ冬に死んだ母さんの骨をよ蒲庭のよ小さな入り江に流したんだ遠くに流れるように靴と靴下を脱いでズボンを膝までたくし上げてズボ
こんにちは、アオです。GW真っ最中ですね。先日職場関係のちょっと大々的な集まりがありました。コロナ禍以来、久しぶりの雰囲気です。楽しいひとときを過ごすことができました。『小さい魔女』作オトフリート·プロイスラー訳大塚勇三出版(学研)Gakken127歳の小さい魔女は、年に1度の魔女のお祭りで踊らせてもらうため、「いい魔女」になることを約束させられます。「いい魔女」ってどんなこと?相棒のカラス、アブラクサスと共に小さい魔女の修行が始まりました。さてさて、本当に「いい魔
1945年5月25日米軍の空襲で東京の中野一帯は空襲で焼け野原となり宝泉寺も全焼したかろうじて避難させた本尊を除き残ったのは焼け跡から見つかった消し炭のような黒い一本の牙だけだった中国に出征していた住職は復員後変わり果てた牙を見て落胆して生前も死後も見世物になり空襲で燃え何時までも見世物になるのは可哀想と人目から遠ざけた江戸時代に日本に渡り日本に渡り人気者になった一頭の象の中野区宝泉寺に納められた牙は空襲で焼け非公開となったがその欠片の一部600m離れた高知にある所有してたのは昭和の
はやら小林✾君の待つ空✾どどーん!風の珠三郎だよーʕ•̀ω•́ʔ✧ʕ•̀ω•́ʔ✧はやら小林ユリオさんが演じる風の珠三郎!『君の待つ空』当作品は『芽亜里保美酢』を原作とし,乾布摩擦運動を批判したアイロニー的な「人々に乾布摩擦をするなと訴えた保育士」正田夏海さんの生涯をテーマにした対象年齢80歳までの任侠児童文学活動写真です.はやら小林ユリオさん演じる風の珠三郎は乾布摩擦指導を行おうとする大人の前に,宮澤賢治ばりの格好で登場し,柔らかいお豆腐を売りつける商人です.柔らかいお豆腐
2019年、イタリアのクリスマスで興行収入1位(1500万ユーロ)を記録アカデミー賞衣装とメイクアップ部門でノミネートあの有名なピノキオを、イタリア映画らしい味深い映像で実写化した作品になります。驚くべきはその世界観がCGではなく、特殊メイクで作られていること。ピノッキオができるまで『ほんとうのピノッキオ』メイキング映像2021年11月5日公開カルロ・コロディが執筆したイタリアの児童文学「ピノッキオの冒険」を実写映画化したダークファンタジー。父親であるジェペットじいさ
失望と希望の破片859詩人、童話作家タダノマサヲ生活に必要性の無い情報ばかり記憶する、私の脳はどうなっているのか!!?。前田武彦の、本質を突いた毒舌が好きだった。違法薬物で捕まった、体操のお兄さんの顔を始めてみた時に、こいつは何かを摂取していると思っていた。長渕剛の顔を始めてみた時、こいつは何かいけない薬物を使用しているに違いないと確信していた。私は自分の脳内で、楽しくなる物質を作ることが出来るので、違法
退廃的な生活を送る若者たちの姿上述した通り、作中に登場する若者たちはとにかく「荒れた」生活を送っています。この作品が執筆されたのは、高度経済成長期のすぐ後のこと。ちょうど人々の生活水準が上がりはじめた頃なのに…とも思いますが、経済の豊かさと若者の心の健康は決してイコールではないということを暗に示しているのかもしれませんね。何にしても、平成生まれでゆとり世代真っ只中ののんきな環境で育ってきた私にとってはなかなか衝撃的な部分もありました。それでもなんだかんだで最後までひきつけられてしま
今夜も懐かしアニメの主題歌をメンテナンスしました。アニメ「樫の木モック」の主題歌で「樫の木モック」。歌は小野木久美子さん(現・かおりくみこさん)。過去記事はこちら。(リンク貼ってます)→「アニメ、CMソング、ドラマ・映画主題歌(その275)」放送は1972年(昭和47年)1月4日から同年12月26日まで。タツノコプロ制作のテレビアニメでカルロ・コッローディの児童文学「ピノッキオの冒険」をアレンジした作品ですね。フジテレビ系列局で全52話が放送されていました。放送はフジテレビ系
先日、クーちゃんが、読書会をした話を聞きかじっていると、『朔と新』(いとうみく作講談社)の話題の中で「伴走者」という言葉が耳に入ってきた。この作品は未読であるため読んでいないものについては語れないということで、意識が他に向いていた中で言葉だけが飛び込んできた感じだ。私にとって文学とはまさに。と思った一刻だった。「伴走者」、「者」とはあるが者でも物でもなく、理念、論理、哲学等、無形をとり常に私のそばにあるもの。決して先を行かず、決定せず、助言せず、私に干渉する
こんにちは❗❗ご覧頂きありがとうございます。いいね👍励みになります。久しぶりにいとうみくさん読みました📚夜空にひらくアルバイト先で暴力事件を起こし、家庭裁判所に送致されたのち試験観察処分となった、鳴海円人。幼い頃母が家を出て行って、祖母と二人暮らしだった円人は、祖母と折り合いが悪く、できるだけ早く自立したいと思いアルバイトに明け暮れていたが、そのなかで起きた暴力事件だった。補導委託先に選ばれたのは、山梨県で煙火店(花火の製造所)を営む、深見静一の家だった。深見と深見の母
放出詩人、童話作家タダノマサヲしがみつく君がしがみつく僕が何処かへ行ってしまわないように君が僕にしがみつく抱き寄せる君を抱き寄せる君が何処かへ行ってしまわないように僕が君を抱き寄せる絡みつく君の腕が絡みつく君の腕が僕の背中に絡みつく僕は君の肩甲骨をそっといだく絡みつく君の脚が僕に絡みつく君の脚が僕の胴に絡みつく、引き寄せる逃げる事の出来ない僕は観念をした僕は君の宇宙に僕を放出する
今日は、本来ある、午後の仕事が相手都合でキャンセルでお休み、久々の金曜日休みです。月曜日も休日なので、土日と合わせて、4連休です。明日は、開放教室のバドミントン・コーチを10:30までで切り上げて、11:00からのマーサさんの詩の教室、新年度初です。月曜日は、母親の施設へ訪問なので、純粋に4日間フルに創作活動で使えるわけじゃないけど、貴重な連休です。5月から始まる岡英里奈さんの小説教室の、初回提出作品30枚以内を、〆切の5/3までに書き上げないといけません。その勝負を、この4日間
おはようございます。迷宮ヶ丘0丁目を、読みました。びんづめの町、石井睦美さんの作品です。主人公は、西暦2500年に生きています。そして、年をとらなくなって、300年が経っています。感情をあまり、感じなくなり、そして、昔を忘れていく。科学者たちが、永遠の命を作ったのですが、主人公は、なんか、イラつきます。なんか、読んでいて、年を取るって、大切だし、死ぬということも、本当は大切なことなんじゃないかと思いました。生きている時間は有限。だから、今を生きようと、子供に教えている、良い作品だと思
先日、↓のブログで自分の内の「ある」にフォーカスするということをこの三年間のテーマにすると書きました。そのきっかけは、自分自身の魂と繋がる、自分自身の魂について知るということを意識した時に、自分の幼少時代のことを色々振り返りまして。幼稚園の年長の頃から小学校の高学年というか5年生の頃までの間の私は、若草物語を中心に、小公女とか赤毛のアンとか足長おじさんというような、いわゆる欧米の児童文学、特に少女小説というジャンルに夢中になっていました。特に、ルイザ・メイ・オルコットの若草物語と昔気質の
長男とカフェで読書した日。長男は興味のあることなら集中力がすごいので(それ以外は…)1時間ぐらい黙々と読んでいました。私の読書記録昨年から「くもんのすいせん図書」Fレベルを読み進め中です。全然進まない今年こそ50冊読み切りたい…。「ハッピーバースデー」青木和雄ハッピーバースデー[青木和雄]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}自分を愛してくれない母親の心無い言葉に傷つけられて声を失ったあすかが、祖父母の愛とたくさんの自然の中で回復し、様々な問題に立ち向かい
こんにちは。迷宮ヶ丘0丁目を、読みました。橋をわたって、ばんひろこさんの作品です。主人公は、中古物件に引っ越してきた、学生。そして、その前に住んでいた家族の子供が、行方不明になっていたらしい。主人公は、だんだん、その謎に気づいていきます。これも、ラストは、ちょっと怖いなあと思いました。この迷宮ヶ丘シリーズ、9丁目まで、見かけたので、そこまで、読んでみようかなと思いました。ちょっと軽めの読書に、ちょうどいいです。近所に、小学校があるのですが、近くに図書館があり、そこで、借り
こんにちは。図書館で、児童文学を、借りました。迷宮ヶ丘0丁目という、本を読んでいます。奇妙な掲示板、加藤純子さんの、作品です。七菜は、中学二年生なのですが、付き合ってる、男の子と、うまくいきません。パソコンで、恋の掲示板というサイトに入り、そこから、不思議な体験をします。いやあ、なんか、子供の頃、こういう世界、大好きでした。世にも奇妙な物語にも、似た世界ですね。でも、児童文学って、こういうんだ?と、思いました。ラストは、怖いです。でも、面白かったです。ありがとうござい
にしむらゆうじです。よろしくお願いします。普段は絵を描いて暮らしています。週末はおもに植物に水をやっているか、ミナミヌマエビとヤモリに餌をやっています。よく本を読んでいます。最近はホラー小説を読むことが多いです。児童文学も読みます。チポリーノの冒険というたまねぎ小僧の物語がおもしろかったです。以上です。はい。ゆうじエッセイ通常回です。
失望と希望の破片858詩人、童話作家タダノマサヲ電車を降りようとして、前に立っている乗客に知らせるべく、座席から腰を浮かせる仕草をしても、どけて呉れないのは何故だ、すみませんと言ってもどけて呉れないのは何故なのだ!!?。敬愛する彫刻家、詩人の「高村光太郎」先生は、オーギュスト・ロダンの考える人を見て、その完成度に衝撃を受け詩、彫刻と数々の作品を世に送り出した、売れない詩人「タダノマサヲ」は、オーギュスト・ロダンの接吻を見て、一編の詩を書い
4月初旬、まだ桜が咲いている頃に宝塚月組公演観劇の記事を書いていたらなぜか消えてしまってそのまま時間が過ぎてしまっていた。一度消えると書く気が萎えてしまっていました。今回の月組の演目は『EternalVoice消え残る想い』『GrandeTAKARAZUKA110!』トップお二人の退団公演です。『EternalVoice消え残る想い』はヴィクトリア女王統治下のイギリス。考古学に傾倒しているユリウスは、古美術商を営む叔父に頼まれ
こんにちは。ドラえもん3巻を、読んでいます。多分、人によっては、子供っぽいなあと、思う方もいるかもしれませんが、児童文学とか、大人が書いてます。ずっと、大人向けの小説を書かなきゃと思ってましたが、やっぱりドラえもんと、名探偵コナンを、読んでると、児童文学を、書きたいなあと思うようになりました。もしくは、高校生とかでも、読める文学とか。そういえば、初めて講談社に、小説を送った時は、児童文学部から、返事をもらったし。大人の体験が、少ない分、子供に夢を与えたいです。精神年齢
以前も触れたことがあるのですが、樋口鳳香は、水墨画家ですが、ものを書くことが好きで文筆でいくつかの賞をいただいたことがあります。主な受賞歴として公開しているので、画廊でお会いする方々は周知のことと思っていたら個展【樋口鳳香・墨美神®︎展】の折にそのことをお話して、かなり驚かれていたコレクターさんもいたので改めて記しておこうと思い、過去の表彰式の集合写真をまとめてみました。独りで絵を描く日々を送っている私には、憧れの作家さんにお会いできたり、授賞式で行ったことのない土地に招