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僕は言葉の海に潜り奥底を泳ぐ君は暖かな海の上でプカプカと浮かぶその海はそれぞれの海は決して繋がってはいないのだけれど間に島を砂浜を作ってそこで落ち合おう約束しよう別の海に生きたっていいからそばに寄れる場所をつくろう泳ぐ時は一人でも休む時は必ず二人になれるように島には旗を掲げておこう遠い海からでも君を感じるように
その手はその目はその口はその髪は安心だろうかこの手はこの目はこの口はこの髪は安心だろうか誰かの安心だろうかそうだったら良いのにねそうだったらいくらでもあげるのにね
せめて、僕の有限の優しさを、君に。
無限の優しさを誰か与えてくれはしまいかこの気持ちを慮って(おもんばかって)私(わたくし)の全てを包む無限の優しさを誰か与えてくれはしまいか時間も金も手間も暇も心すら無限につぎ込んで私の側で無限に優しくいてはくれまいかこの世界は厳しすぎるこの世界は寂しすぎる愛も恋も無限には与えられず私も与えることはできない一握りの優しさにありつくのにどれだけの苦労が必要だろう無限の優しさを誰か与えてくれはしまいか無限の優しさという果てなき欲求を捨てて明日を生きるには我々
美味くなるもんばっか入れてこねくり回してやれ!愛夢野望一等賞スキとキス甘ったるくなるもんばっか入れてこねくり回してやれ!星月乙女両想いラブとブラよく混ぜてやったら焼き上げろ熱くなるまで絶好調ビートは最高潮出したら冷めちまったってそりゃないぜって言うとでも?冷めてきたとこで完成ささあもっと色々焼こうぜ出来たもん全部袋につめろ指突っ込んで食うためさ振り回しながら俺たちのミックス・ファッジ甘ったるいスウィート・スウィーツ
文脈ヒント関連反復そうわかることイメージクイズ駄洒落オマージュ比喩そのものそうつけること(それが優しさのルール)だってこれは僕のためじゃナイ僕とは関係のナイ詩君に捧ぐ詩ばかり
大丈夫だよ大丈夫だよ希望の光が射し込んでくる大丈夫だよ大丈夫だよ暖かい風が包んでくれる大丈夫だよ大丈夫だよ透明な水が洗い流すよ大丈夫だよ大丈夫だよ青は必ず帰ってくるんだ
今また奇跡が起きる君の姿を見て僕が笑いかけ手を振って駆け寄って抱きしめる今また奇跡を起こす君の笑顔を見て僕が笑いかけ手を握って愛の言葉をかけるそれは時々難しくてやっぱり奇跡だと思うそれは時々できなくなってやっぱり奇跡だと知る
息を吸うより止めていたほうが楽で止め続けられはしないのだけれど吸いたくなくて吐いて吐いて空っぽになってそこで止めて一瞬だけ楽になって小さな死を感じる嫌々ながらまた吸った空気が僕を蘇らせるまで安らぎを感じる吸って吐いて止めて吸って吐いて止めてそれはただの何も知らぬ人間の遊び浅はかな遊興それでもこの浅い呼吸はささやかな抵抗となり痛みの世界から僕を救い出す
どこだったかいつだったかなぜだったかわからぬまま帰りたいと思うぼんやりとした記憶やあいまいな時間にただただなんとなく帰りたいと思う私は今が嫌いなのか私は今から逃げたいのだろうか安寧(あんねい)はなぜ前にではなく後ろにあると感じるのだろう私はいつも帰りたがっていて帰れたとしてその私もまた帰りたがっているに違いないそれでも私はいつだって帰りたいのだ
遠くにくると匂いが変わる温度もすれ違う人も変わってわずかないらだちを隠し切れずに仏頂面で歩く僕を遠くの人だと受け入れない町がそこにある縮まらない距離を感じながらそれでも僕は遠くへやってくる君が居る場所だから遠くを僕は歩く
奥底の自分が言う己が一番己が何よりも大事己以外の何者も役に立たないならば必要ない奥底の自分が這い出る辛い時苦しい時具合の悪い時己が一番他の誰がわかるものか他の何が助けになる奥底の自分が愛や恋の一切を払いのけてギラギラとした目で悪態を吐く今日もまた奥底の自分は沼の中から顔をのぞかせその払いのける手を誰かに掴んで欲しいと悪態を吐き続ける
予想通りを人は望み裏切られては驚いてみせクイズのように物語りを読み進めながら生きていくのさ僕が好きなエンディングは意外で予想できる物語予想通りを人は望み裏切られては持ちあげてクイズのような物語りに参加しながら生きていくのさ僕が好きなエンディングは色々あった予想済みのハッピーエンド
今日君にキスしよう。明日君にチューしよう。明後日君に口付けしよう。
愛しすぎると狂っていくと誰かが言った呪いの言葉ただただ優しく甘やかすように優しさで包むように狂えたらいいのにね優しさに溺れて君が踏みにじってもただただ優しく笑えたらいいのにね君が狂うなら僕が受け止めよう君が狂うなら僕も一緒さ優しさであふれて君が忘れてしまってもただただ優しく笑えるからいいよ
するりと冬がやって来る白が湧き上がり薄い青衣を纏う人が灯りを増やし木は無言で佇む僕の好きな季節今年から君と眺める
君が去る時君が来る時その間に凪を感じる。
切り替わる間に凪がやってくる切り替わる間に穏やかに風は止む不安を追いかけ希望を見出しその間に一時(ひととき)凪がやってくる進む方向も流される方向も全て止まってしまう凪がやってくる呼吸をする時だ深呼吸をする時間だ凪の中で一瞬僕は安堵するさあまた風になろうさあまた走り出そうさあ凪を経て次を迎えよう
君が目を合わせるから君が笑いかけるから君が走り出すから君が駆け寄ってくるから世界は止まる君が抱きしめてくれるから君が何度も頷くから君が喋りだすから君が僕の名を呼ぶから世界は止まる僕ら時間より長くゆっくり生きてるね止まった世界の中で少し得した気分今日も世界は(君のせいで)止まってばっかり
甘いクリームを積み重ねて行くんだ君と一緒の時間柔らかな日々甘いクリームを積み重ねて行くんだ間にはさむのは孤独な眠りだけ甘いばかりの日々を君と過ごそう甘いばかりの日々を君と重ねよう
ねぇもっと強くこことここくっつけてねぇもっとしっかりこことここくっつけて思い出の箱中身がこぼれ落ちないように思い出の箱大切にしまっておけるようにフタを止めてそうしたら重なるいくらでも重ねられるしっかりとめて強いガムテープ持ってきて思い出の箱何個でもとめる
ちょっとすみません予約良いですか?10年後と20年後と30年後と40年後50年後と一億年後予約しておきたいのですちょっとすみません予約良いですか?魂の予約良いですか?
何かを言っているようで言ってない何かを伝えたようで伝えてない何かを欲してるのは間違いない何かを見つけられない無形の有象無象をそのまま君に吐き出してぶつける無形の有象無象をたくさん君に叫びながらぶつかる何かを言っているようで言ってない何かを伝えたようで伝えてない何かを感じているのは間違いない何かを見つけてほしい僕の有象無象から君は何を拾っていくの僕の有象無象から君は何を思ってくれる
鏡は光を奪うでもなく止めるでもなく揺らすでもなく返したりどこかへ飛ばしたり鏡は光を消すでもなく痛めるでもなく守るでもなく入れてみたりすぐに出してみたり鏡から鏡へ渡される輝きの路の遥けき遙かさよ鏡から鏡へ映る僕らの消えられない無限の存在よ鏡に挟まれた光の見えない速さに置いていかれて鏡に挟まれた僕らは愛の永遠を繰り返さざるを得ない割れるまで割れるまで交差する
ゆっくりと温められてだんだんと熱くなってもう爆発しちゃいそうなのに容れ物は壊せない高まって溢れそうなのに外へ出ていけないよどこにも逃がせない逃げられないくらい強い力で押さえつけて限界を超えてまでこのままでいるんだよフタを開けたなら噴き出していく変わって昇って消えて無くなるまで上へ出しきってしまいそうだからこのままでいられる限界を超えて不安定になりながら暴れながら静かに佇んで微笑む
ドアが開いて光が射すよ道を照らすは黄色い木漏れ日落ちた紅葉を踏みつけてパキパキ聴きながら走るよ白い息が流れて自分の後ろへ風に当たる耳や手が赤い空とこの僕の心だけが君の影と同じ青いたいよ見えない苦痛がいたいよ会えない時間がいたいよ声が届かないいたいよああいたくていたくてあいたくてたまらないよいたいよ綺麗な世界がいたいよずる賢い他人がいたいよ優しい弱さがいたいよああいたくていたくてその隣にずっと、ずっといたいよ
なにもかもをそぎその一身のみとなるなにもかもをそぎその一心のみとなる君のもとへ走るいきいそぐ我となる君がため
しゅわしゅわがイイのだけどしゅわしゅわが少ないのしゅわしゅわでイイのだけどしゅわしゅわが控えめなの僕はもっと強いのがイイ君はもっと優しいのがイイ僕らはいつも真ん中くらいちょっとだけ刺激的微炭酸
月に一度君の日を決めよう誕生日と同じ日にしようかそれとも君の好きな数字の日?月に一度君の日を決めようかならず君に会う一日君の話をずっと聞く日ささやかなプレゼントと言葉を送る日ケンカをしていたら謝る日月に一度君の日を決めよう君の願いを叶える日毎日でも良いけれど特別な日月に一度君のための日
あれがあればこれがあればもっともっとよくできるいくつものパーツからなる機械の恩恵は僕らを夢へ誘うそのうち僕らもパーツの一部になって夢の中で眠るあれもあるこれもあるもっともっとよくできるいくつものパーツからなる機械の温度は僕らと同じそのうち僕らもパーツの一部になって夢の中で眠る僕はただ愛の詩を君に届ける機械でありたいいつか君と接合して一つの夢になる