不眠改善しました

麦茶って夏の飲み物と思ってる人が多いよね。私もその一人だった何年か前から不眠に悩まされそれをきっかけに朝から寝るまでコーヒーを飲む生活を改善することにした。コーヒーはカフェインが含まれている。しかし、緑茶にも紅茶にもほうじ茶にもカフェインがコーヒー以上に含まれているものもある。夕方からカフェインを摂取しないよう心掛けているが、何飲んだらいいの？水だけ？体にはいいけど味気ないよ…でも飲み物の救世主がいた！麦茶今では夏も冬も毎日そばにいてくれる麦茶のおかげ

寒くなってきて、片付けてしまってた毛布や布団を出してきて、かけたのですが…、なんだかコホコホ咳が出て眠り辛いうーんて悩んで…そういえばここのところの雨で、毛布も、布団も、押入れからそのまま出したママだったんだだから、ホコリもキレイになってないし、干せて無いから、汚い、どうしようかなあそこでやったのそれは、毛布のクリーニング毛布だけだと一般的に「クリーニング屋さんにお願いする」が一般的ですが、自分がいつもやるのは、「地元密着の布団屋さんでの

ミネラルはイオン化されていると吸収しやすいのですが、さらに化合物の中で「キレート化」されているとより吸収が高まるとのことです。「ヘム鉄」は、簡単に言うと「鉄イオンのポルフィリンキレート」であって、それで吸収率が高まります。それではマグネシウムはさらに吸収を高めるにはどうしたらいいかと考えた時、クエン酸でキレートできることを思い出し、リンゴ酢を買ってみました。塩化マグネシウム（にがり）と一緒に水に入れると、少し癖のある味になるので、それら全体を砂糖かはちみつで甘みづけする、またはリンゴジュースで割

「抗がん剤は体力が落ちる」というのは良く耳にする話で、この原因として、抗がん剤（シスプラチン）によって、体内のマグネシウムが大量に排出されることが研究で分かっているそうです。マグネシウムはATP（エネルギー）産生のキー物質であり、痛みの閾値を制御する重要な物質です。抗がん剤治療を受けている方は、マグネシウム（特に、塩化マグネシウム）の積極的な摂取をおすすめします。塩化マグネシウム(ニガリ)500gAmazonDHC60日ヘム鉄120粒(41.6g)961円Amazon

記憶の可塑性(plasticity)にNMDA受容体が深く関与しており、かつMg（このサイトでは塩化マグネシウムを推奨しています）はNMDA受容体の興奮を通常は抑止しています。ストレスによってMgが体外に排出されることによって、身体を緊張させて危機に応答しますが、この時痛みの閾値も下がることになります。昨日の記事では、Mg自体が、痛み止めの効力を増強することを採り上げました。今日調べた記事は、一度下がってしまった痛みの閾値は、元の状態に戻るまでに11-20日ほどかかる、というものです。うつは「体

心身症という言葉は、「心理的なストレスが身体の違和感や痛みとして顕在化する」という症状です。このストレスを構成している要素は、外部の環境自体の「ストレスとしての認識されやすさの強さ」に強く由来するもの、環境に対するその人の「感じ方」に強く由来するものの2つがあります。「脳」にとっての最も身近な「環境」は、「肌の外側にある世界」ではなく、「自分自身の身体」です。この「体という環境」にアプローチする方法として、欠乏している栄養素を十分に補充することで、「落ち着きやすい、調和のとれた身体、感覚の適正化

もう20年ぐらい前に読んだ英語の本に、「アメリカ人には肩凝りがない」というくだりを思い出しました。不思議に思っていたのですが、アメリカでは肩凝りの前に「腰痛」(backpain)が多く、鎮痛剤の飲み過ぎで亡くなる方が年間16500人もいるそうです。http://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/center/souyaku/project_NSAIDs.html腰痛の多くは、心身症であるとも思っていますが、一方で、身体の痛みというのはマグネシウムが消費され過ぎて起きると

暑くなってくるこの時期は体調管理の難しい時期です。代謝とはミトコンドリアのATP産生を中心とする、身体の中で様々な化学物質を作るサイクルを指します。エネルギー産生を元にしたり、副産物を利用したりして、身体に必要な物質を作りますが、熱くなってくると、ATPの産生で熱を作る必要が減ってくるので、必然的に体に必要な副産物の産生量も減ってくることになります。マグネシウムがなぜ「経皮的」、つまり肌を通じて吸収できるのかに注目しています。つまり、「それだけ必要」な栄養素である、ということでしょうか。確

古い話になりますが、マグネシウムをサプリで摂ってみようと思ったきっかけは、Webサーフィンをしていて「慢性的なマグネシウム不足が招く社会の脆弱性」というブログを読んだことです。http://blog.livedoor.jp/kuni3344/archives/25702944.html2005年の記事ですが、科学的な論理立てから推論が進められているいい記事です。それでこれまで、DHCのカルシウム＆マグネシウムを自分でもたくさん摂り、おすすめしてきたのですが、成分が水に溶けにくい「ドロマ

「医療」が目指すものとして、これまではどちらかといえば「疾患を治療する、治す」ことに主眼が置かれてきました。つまり、「治す」ためには、手術のように侵襲的な痛みも一時的に引き受けることもやむなし、という立場を指します。しかし高齢化社会になったり、あるいはこれまで取り扱うことの難しかった、痛みそのものに対するアプローチや、神経、精神医療においては、この「治る」という概念が難しく、そこで医の原点である「肉体的・精神的な痛みを取り除く」という点がより強調されていく時代になるのではと感じています。日

昨日NHKスペシャルで睡眠負債という番組がありました。よい睡眠は苦痛からの解放の大きな助けになると感じています。睡眠に重要として、このブログで掲げているサプリは１：ヘム鉄、２：ビタミンD、３：レシチン、４：トリプトファン、５：フェニルアラニンですが、マグネシウムと亜鉛の重要性は大きいです。特に、４と５は、たんぱく質からもそれなりに摂取できる分、日本食で不足している栄養素をいかに取り込むかが大事です。2012年のアメリカの調査で、食事にマグネシウムサプリを追加したところ、入眠までの速さ

ジョギングはひとつのブームになっていて、身体を動かすことで心地よい疲労感から眠りやすくなるという効果もあり、町中でも走っている人をよく見かけますが、記録を目指したり走りやすくするためにBCAAが含まれたサプリを飲んでいるとしたら、サプリのせいで眠れなくなっていないか、注意が必要です。身体の中では、脳に向かうアミノ酸の量と種類が、脳関門と呼ばれる場所で互いに競合することがあります。つまり、あるアミノ酸を摂っていると、別のアミノ酸の吸収が抑えられる、ということが起こりえます。たとえば、ロイシン

身体の中には様々な抗酸化物質があり、グルタチオンと呼ばれる物質もその一つですが、消化管や腎臓など、内臓が炎症を起こしていると消費されてしまいます。抗てんかん薬、偏頭痛薬であるパルブロ酸（デパケンと呼ばれます）は、肝臓や腎臓に酸化ストレスを与えることが分かっています。また、胃に優しいとされる鎮痛薬であるアセトアミノフェンは、その解毒過程で、体内のグルタチオンを急速に消費することが分かっています。ビタミンUは、このような内臓の炎症に対して、抗酸化作用、抗炎症作用、抗線維化特性があることが研究で明らか

季節の変わり目で、胃や腸に不快感や痛みを感じて眠れない人、いませんか。「細胞膜」の修復について、関心を深めています。傳田さんの「皮膚感覚と人間のこころ」を読んで、脳という「内脳」と、外界との境界にある「外脳」の二つが、意識を左右しているという捉え方へと移っています。「外脳」は、体の外なら皮膚で、体の内側では胃腸です。胃が痛いと肩が凝り、交感神経を興奮させてしまいます。消化管が弱い人は、粘膜を回復させる必要がありますが、キャベツジュースによって、平均37日の回復期間が10日に短縮されたとの報

ヘム鉄は、ヘミンと呼ばれることもあり、医療では注射薬として用いられることがあります。口から摂取しても、強力な抗酸化物質誘導体であるヘムオキシナーゼ-1(HO-1)を誘導します。鉄不足は、睡眠不足を引き起こす大きな要因ですが、睡眠が十分にとれなくなることで誘発されるストレスによって生じたホルモンなどが、過食や糖依存、神経や身体の回復遅延などを引き起こす原因となります。抗がん剤は、現在のところ正常な組織まで大きなダメージがあることが知られていますが、ヘムから誘導されるHO-１が、抗がん剤の副作

出張先は買い物ひとつするのも不便で、やることは多く、思うように身体のメンテナンスができない、という方、いませんか。「体をさする」だけで、神経細胞の再生が促される、という話題を聴いて、「皮膚を心地よく刺激する」効果に注目しています。また、血流を増やすためには一酸化窒素（NO）が体内で出来ることが重要とされていますが、マッサージや肌をさすることで、NOが産生されることもわかってきています。またホルモン産生にも大きな影響があるとされています。メカニズムを知ることで、どのような強さで刺激すればいい

5月や6月は身体の代謝（エネルギー消費量）が変わる時期で、不調や不眠になりやすい時期です。夜中に息苦しくて目が覚めること、ありませんか。「睡眠時無呼吸症候群」という症状があります。簡単に言うと、「呼吸が眠っているうちに止まる」症状なのですが、これがなぜ起きて、どのような影響があるかが研究の対象になっています。呼吸が時々止まれば、身体は低酸素状態になり、困りそうなものですが、身体は「そのような低酸素にせざるを得ない」ことを知っているようです。体内が低酸素化すると、肝臓でヘムオキシナーゼ-1(

読者登録、ペタ、ありがとうございます。いつも楽しみに眺めています。3週間ほど前にブログを紹介した方2人から、「冷え性が治って、寝る時暑くて布団を蹴飛ばしている」とか、「寝付きまでの時間は変わらないけれど、朝まで目が覚めなくなった」と感想をいただきました。ただ、寝ている最中の体験なので、気がつかないことも多いようで、聴いた最初のお返事は「特に変わりないですねー」であることもままあります。DHC60日ヘム鉄120粒(41.6g)961円Amazon日経新聞の日曜連載

ストレスは「酸化ストレス」として体内の化学反応に影響します。酸化反応は炎症を引き起こすため、その応答としてコルチゾールが放出されますが、これが大量であると、脳の海馬が委縮し、うつ状態が引き起こされることが分かってきています。また同様に、酸化ストレス自体も海馬に炎症を引き起こします。http://jams.med.or.jp/symposium/full/129006.pdfクルクミンは、酸化ストレスから海馬を保護し、細胞死を抑制するとの研究結果を見つけました。クルクミンは水には溶けにくい

現代人は日焼けを避けることで、体内に蓄積されるはずのビタミンDが十分に体内に蓄積しないと、心が重くなってしまう（うつ状態）ことが研究で分かっています。特に、ITエンジニアは屋外で作業することが少なく、積極的なサプリメントの摂取をオススメします。大塚製薬ネイチャーメイドスーパービタミンD(1000I.U.)90粒988円Amazon以下の資料を参照しました。ArchPhysMedRehabil.2017May;98(5):940-946.doi:10.1016

先の調査で、ヘムオキシナーゼ(HO-1)がうつに影響を与える経路として、脳由来神経栄養因子(BNDF)があると記載があり、クルクミンのBNDFの効果について調べたところ、クルクミンはBNDFを介して神経を保護していることが分かりました。今飲んでいるクルクミンは630mg/カプセルで、これを割と好きなタイミングで2-3カプセル摂取しています。胃腸を含め不具合は私には全くなく、頭がすっきりした感覚があります。ヘム鉄、ビタミンD、レシチンと併せて、摂取されることをオススメします。普段の食生活では、肉、

1週間ほどテニスボールマッサージを忘れていたところ、てきめんに肩と腰の痛みが強まりました。テニスボールを再び行ったところ、30分-1時間ほどで身体がほぐれました。毎日続けることでメンテナンスできるものと実感しました。先日、ヘム鉄を数日試して、効果がなさそうなので中止した方から、1カ月続けてみたところ、代謝が良くなって汗をかくようになりました、との感想をいただきました。数日で効果を感じる方と、1-2カ月時間がかかる方とがいらっしゃるようです。ヘム鉄をオススメする理由は、吸収率が高いこと

アルコールは適量で長生きする（Jカーブと呼ばれる）ことが統計的に示されていますが、アルコールが中枢に与える影響として、メラトニンの減少などがあるそうで、飲みすぎると「逆に眠れない」ということになりそうです。その際にも、クルクミンが効果があったという研究を見つけました。眠るためにお酒を飲んでいて、眠れなくなってしまった方にオススメします。クルクミン120カプセル海外直送品Amazon資料は以下の文献を参照しました。CellMolNeurobiol.2007Dec;2

クルクミンを飲むと頭の芯のあたりがすっきりする感じがします。カレーにウコンを入れると、油分が黄色くなりますが、これが有効成分であるようです。クルクミンが身体の酸化ストレスに効くため、一酸化窒素の調節を介して神経ダメージの保護作用を有する可能性についての研究を見つけました。IT作業は視神経、思考を酷使するので、ストレスがかかりやすく、また不眠は思考作業と同様のストレスをもたらすため、オススメです。資料は以下の文献を参考にしました。Phytomedicine.2008Aug;15(

睡眠時に息苦しくて目が覚めて眠れない方、どうも睡眠時に呼吸ができていない感じがする方、いませんか。睡眠時無呼吸症候群(SAS)という症状があります。なぜSASが起きるのかは、肥満によって気道が塞がってしまうものと、呼吸中枢がうまく働かない人とあるようです。そして酸素不足は「ストレス」となり、ストレス応答として抗酸化を引き起こす物質であるヘムオキシナーゼ(HO-1)とフェリチンを増加させる、という研究結果を見つけました。この研究では、低酸素下における脂質過酸化物(HNE)が脂肪肝を改善する働

世に広める、というのはなかなか骨の折れることで、何度となく同じ事を人に話す必要があります。「勧める事が人のためになるだろうか」という問いと、「ためになる」という確信の強さは、この「同じ事を繰り返す事に飽きる」病の予防薬のような役割なんだと思っています。私が人間や組織や世界の理不尽さに悩んで眠れない時に、ヒントを探して読んできた本を紹介していきます。ここに紹介するものは、断片的だけれども答えがあり、そして何よりも、このように悩んでいる人が自分以外にもいるんだ、という共感を得られた本です。htt

ホッファーという方が本を書いていて、一押しは「ナイアシン」なんだそうです。このナイアシン、トリプトファンから合成されます（トリプトファン60mgでナイアシン1mg）ので、通常欠乏症になることは少ないそうですが、ストレス下では欠乏する可能性があります。そこで、3000mgを夕食後に試してみたところ、Ｗｅｂで紹介されているようなフラッシュ（体が赤くなり、毛細血管の血流がよくなってかゆみが出る現象）を1時間ほど感じました。その後収まってくるにつれて、心地よい眠気を感じました。以前にはナイアシンアミ

次から次へとやってくるタスクを忘れてしまったり、どれを覚えているべきか迷って眠れない、そんな人いませんか。大豆から抽出したレシチン（フォスファチジルセリン）を300mg/日摂取すると、記憶力の向上がみられた、という研究結果を見つけました。ＮＯＷのレシチンは1粒が1200mgと多めですが、フォスファチジルセリンも十分に含まれていてオススメです。研究資料は以下を参照しました。JClinBiochemNutr.2010Nov;47(3):246-55.doi:10.3164

先回のブログで紹介したように、ヘム鉄自体はそのままでは酸化成分ですが、体内のヘムオキシナーゼ（HO）が作用すると、強力な抗酸化作用をもたらすビリベルビン、ビリルビン、一酸化炭素になり、身体の抗酸化に役立ちます。では、外からヘム鉄を摂らないのに、この作用が働くメカニズムはというと、「歩くこと」にあるようです。つまり、足の裏でわずかな量の血球が（おそらくは古い血球かもしれません）潰れ、脾臓で血球がマクロファージに取り込まれ、ヘモグロビンが分解される際に、ヘムが発生する、という流れが考えられます