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再の日、朝を迎えました。🌄😊👋昨日、オンライン受講した第34回山本厳流第三医学研究会の復習をしています。😊✏️一貫堂医学の三大証のひとつの解毒証体質とは、主に結核や淋疾などに罹患しやすい体質であるが、種々の炎症性疾患を起こしやすい体質でもあり、解毒剤である四物黄連解毒湯で治療するものをいう。四物黄連解毒湯は、補血剤の四物湯(当帰、芍薬、川きゅう、地黄)と清熱剤の黄連解毒湯(黄連、黄ごん、黄柏、山梔子)の合方すなわち温清飲が基本であるが、「漢方一貫堂医学」では温清飲にさらに柴胡・連翹・甘草が
再の日、朝を迎えました。🌄😊👋昨日、オンライン受講した第34回山本厳流第三医学研究会の復習をしています。😊✏️一貫堂医学の三大証のひとつ、臓毒証体質とは、主に中風(脳卒中)を起こしやすい体質で、臓毒を原因として防風通聖散で治療すべきものをいいます。臓毒とは、一貫堂では食毒・風毒・水毒・梅毒の四毒で、これらが合成・蓄積・溜滞したものと考えており、とくに食毒を重視している。現代医学的には、メタボリック症候群を起こしやすい体質とも考えられる。#再の日#陰陽六行#オンライン受講#第34回
再の日、朝を迎えました。🌄😊👋昨日、オンライン受講した第34回山本厳流第三医学研究会の復習しています。😊✏️一貫堂医学の三大証のひとつのお血証体質とは、お血を体内(とりわけ腹内)に保有する体質で、主に通導散で治療することが原則です。お血とは、汚れた非生理的血液であり、毛細血管内にうっ滞して循環の不十分な血液をいい、その存在は人体に種々の障害を起こすことになる。とくに婦人は疾患の大部分にお血の関連が深く、本体質者には婦人が多いといえる。#再の日#陰陽六行#オンライン受講#第34回山
ふと気づけば、弥生。もうすぐ啓蟄ですね。みなさんは、森道伯(1867~1931)という、明治時代から昭和初期にかけて活躍した漢方医のことはご存知でしょうか?独自の漢方医学体系である一貫堂医学(いっかんどういがく)を創始した治療家ですが、森医師は、第一次世界大戦中の1918年に始まった当時、猖獗を極めたスペインインフルエンザのパンデミック(俗に「スペインかぜ」と呼ばれる)に対して、胃腸型:香蘇散加茯苓白朮半夏肺炎型:小青竜湯加杏仁石膏脳症型:升麻葛根湯加白芷川芎細辛に
最近、一貫堂処方の1つ荊芥連翹湯を使うことが多くなっています。といっても弁証をしっかりと行ったうえで必要だから使っているのであって、むやみやたらに使ったりはしていませんよ(^^♪たとえば・・・掌蹠膿庖症でお悩みの女性の場合、膿疱は利湿薬で激減したものの、破壊された手掌の組織がなかなか治らず、手荒れ・手掌紅斑・ひび割れ・痛みなどが残ってしまいました。掌を触ると熱感があり、紅斑、痛みから、これは炎症による毛細血管の拡張(三焦の実熱・相火の鬱熱・血熱)が同時に併存していると考え、牡丹皮