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先月のこと。ふらりと訪れた豪徳寺の近くで、ちいさな本屋さんをみつけた。「七月堂」という名前のそのお店には所狭しとたくさんの本が並べられていて、その多くがあまりみたことがない詩の本で、詩集を中心とした本屋さんなんだ!と、ふだん手にすることがないジャンルの本にわくわくが止まらなくなってしまった。時間を忘れて気がつくと30分以上もお店の中をうろうろ。そして、1冊の本に出会ってしまった!それは、「CATNAPPERS」という題名の大好
このあいだ、お気に入りの文房具屋さんの中をうろうろしてたら「去年の自分に出会える日記」というのを見つけた。たとえば、、7月16日のページを開いてみると20()のかっこのところに今の年を書き込んで、続いて4行ほど文章が綴れるようになっている。そしてその下にまた20()とあって同じように4行ほどのスペース。なるほど。毎年同じ日の記録が1ページに積み重なっていくという仕組みらしい。同じページを広げて去年の今日は何してたのかな。って思い出しながら今
タリラリランのコニャニャチワ〜コニャニャチワ〜〜なんだかわからんけど気分がいいなという日は、気付くと大声でこの歌を歌ってる。大好きな「天才バカボン」の主題歌な〜のだ。話は変わって、この間、ネットで見つけたIQテストっていうのを面白半分でやってみた。いろんな記号のカードが並んでいる中に法則を見つけて次にくるカードを当てる、みたいな問題を最初はうきうきしながらやっていたのだけれど、「この図形をこの線で切り取った場合、断面はどんな形になるでしょう」「
有楽町の駅をおりて、てくてくてくてく。日暮れ時の銀座の街を歩いていると、、ぽわんとオレンジ色に光る板チョコみたいな建物が現れる。「銀座メゾンエルメス」と呼ばれるその建物は、2001年に建築家レンゾ・ピアノさんが作られたんだそう。ランタンのように灯るその姿に因んで2024年、「ランタンエルメス」という名前のもと毎月テーマを変えてイベントやインスタレーションが行われるらしい。1月のテーマは「ボタニカル」。「植物の謎」と名付けられた入り口付近のウィンドウデ
2024年、明けました。遅ればせながら、今年もよろしくおねがいいたします。さて、少し遡って昨年末のこと。かわいらしい子を我が家に迎えました。外山夏緒さんが作られたちいさなネックレス。うっすらと光る金色の布地で象られたふたつのハートには「Openmind」という文字。両方のハートに通された紐を使ってビーズで止めるとふたつが重なってひとつになる。「ロケットペンダントをイメージして作られたんですよ」と、お店の人が教えてくれた。誕生日のお
もういくつ寝ると、、2023年もおしまいです。今年は、少しずつですが外出する機会も増えていっちょまえに行きつけの喫茶店なんかも出来たりなんかして、、なんだかむふふな一年でした。でも、でもでも、毎年、憧れてやまないことがあるのです。ピンポーンとインターホンが鳴ってドアを開けると宅配便のお兄さん。手には何やら存在感のある小包が。「あら、お世話になったあの人からですわ」箱を開けるとあああ、なんてことでしょう。それは、子どもの頃に
スヌーピーミュージアムで「今こそ、ルーシー!」展をやっているというのを知って、休日、てくてくと南町田へお出かけしました。大好きなピーナッツの仲間たち。その中でもとりわけ不機嫌で意地悪な女の子ルーシーは、自分に似ているところが多くてちょっとどきりとする。何年か前に初めてスヌーピーミュージアムを訪れた時、誰が出てくるかは開けてのお楽しみのおもちゃを買って、お目当はウッドストックだったんだけど出てきたのはルーシーだった。これは、教訓だ。と、い
たとえば、誰かのお家にお招きされたとして、部屋に置かれた本棚の中に自分の愛読書を見つけてちょっと嬉しくなることがある。本の好みが似ている人とは、なんとなく仲良くなれそうな予感がしたりするからだ。そういえば、長年通っている歯医者さんもそうだ。怖がりにもほどがあるわたしは今までどこの歯医者に行ってもあの「きいいいいん」という音を耳にした途端気を失いそうになってしまうのだけど、今の歯医者さんをはじめて訪れた時、待合室にある本棚にうちにあるのと同じ
11月の三連休。急に思い立って電車でことこと二子玉川まで出かけることにした。河川敷の広場でチェコフェスティバルというのをやっているらしい。てくてくてくてく、川沿いを歩く。遠くに映画のスクリーンのようなものが見えてきて、ああ、そういえばキネコ国際映画祭も開催されてるんだった。と、思い出す。外の風に吹かれながらみる映画はすごくきもちいいだろうなあ。と、早くにチケットを買っておかなかったことを後悔しながら広場の中の出店を気まぐれにのぞいてみる。きら
地図が苦手だ。3年ほど前にやっとこさでスマホにしたので、これからはさくさくっとグーグルマップなどを片手に知らない場所でもすいすいすい。なんてことを期待していたのに、まったくもってうまく使えない。ちいさな画面上に現れる地図は指一本ですすいすいと動いてくれるのだけどなんとなく落ち着かない。というわけでやっぱり紙がいいよね、と、印刷した地図を片手に街を練り歩いている今日この頃。とはいえ、結局のところ方向音痴に変わりはないので初めて行く場所ではすぐ
どうしたらいじめっこたちをぎゃふんと言わせることができるかな。宿題しなくてもしたことにならないかしら。思う存分鼻くそをほじっていたいなあ。ごろごろしながらそんなことを考えていて気づくといびきをかいていた。その速さ、なんと0.93秒。彼こそは我らが「どんけつの星」、野比のび太である。「もしもボックス」「ソノウソホント」一歩間違えば世界征服だってできちゃいそうな道具でも、のび太の願いはただひとつ。「いじめられず、楽できますように」と、決してぶれることはない
ある日のこと。久しぶりに代官山をぶらぶら歩いていたらお目当てだった「クリスマスカンパニー」というお店の近くに気になる看板を見つけた。「minaperhonenmateriaaliミナペルホネンマテリアリ」もしかして、と、お店のドアを開けて中に入るとそこには大好きなブランド「ミナペルホネン」の生地がたくさん並んでいた。「ミナペルホネン」は皆川明さんがデザインを手がけるファッションブランドでいつかはここのお洋服に袖を通してみたいと
10年近く住んでいる家は、もちろん、もうどこもかしこもおじいちゃんで、ついには網戸がやぶけてしまいこれはチャンスと虫たちがごそごそと集まりだしたのでこりゃいかんと、ついに重い腰をあげた。初めての網戸張り替え。とはいうものの、ひとりではにっちもさっちもいかなさそうなので相棒に助けを求め一緒にやってもらうことに。さて、いざ張り替えとなると我が家の窓のサイズがこれまた古い家だからかでかいしばらばらだしで一筋縄ではいかないのだ。長い年
もうずいぶん前のこと、相棒と二人で「十二夜」というお芝居を見に行ったときの話。生き別れた双子の兄妹の二役を演じていた松たか子さんが終盤の再会する場面で独白をされたときに、くんっと、その場からどこかに心が連れて行かれたような不思議な気持ちになった。ん?と我に返ったときには、会場はカーテンコールの拍手に包まれていた。終演後、どちらからともなく「松たか子って」と言葉にするやいなや「もしかして、感じた?」「うん、感じた。すご
もう何年も前から気になってはいるもののなかなか扉を開けて中に入ることができずにいたお店がある。恵比寿駅から少し歩いたところにある「ヴェルデ」という喫茶店だ。代官山で雑貨屋さんめぐりをしてから恵比寿駅に向かって駒沢通りをてくてくと歩く。歩き疲れた頃に「自家焙煎ヴェルデ」という看板が現れる、いつも。お店の外からこっそりと中を覗くと常連さんらしき人たちがカウンターで静かにコーヒーカップを揺らしている。うーん。一人だし、初めてだし、うーん。どうしよう。
前回の日記に引き続き、今回もぐつぐつと煮込んだスープの時間をおおくりいたします。(と、勝手にラジオ風)“スープのようにまるごと飲み干したくなるマガジン「whole(ホール)”が配布されるということを耳にしたわたしはもう興奮がとまらない。だってだってだってだってそのマガジンの編集長は大好きな大好きな菊池亜希子さんなのだから。なんですと!!どこへ行ったらもらえるの?どこどこ?なになに?と、鼻息荒く調べたところ、二子玉川の蔦屋家電に特設されたポップア
大好きな菊池亜希子さんのラジオ番組が新しく始まった。「野菜をMOTTOpresentsスープのじかん。」タイトルだけでもうハートを掴まれる。「体もココロもほぐれるスープのような時間をお送りします」ですって!!うっとり。。毎週土曜日の朝の30分、ねぼすけのわたしなので番組の時間は夢の中。なので、radikoのタイムフリーでゆっくりと聴こう、そうしよう。今日のおしゃべりのテーマは「最後の晩餐」。ゲストは料理家の渡辺有子さん。さて、あなたなら
人見知りのわたしは、人間だけじゃなく動物と会うのもどきどきする。だから、動物園のふれあいコーナーはもちろんのこと、猫カフェなんてのも絶対に無理なのである。だから、猫や犬と一緒に暮らしている人の日記などを読み添えられている写真を見ながら羨ましく思っていたりする。自分より絶対に足の遅そうな子とか絶対に急に動かなさそうな子なら、もしかすると少し近づけるかもしれなくて、例えばカメとかハシビロコウとか。なんてことをぼんやり考えていたら、大好きな西加奈子
テレビやラジオをつけたら名曲ばかりが流れていた時代。お目当の歌手が出演する歌番組に間に合うように寄り道もそこそこに大急ぎで家に帰ったあの頃が懐かしい。ピンクレディー、キャンディーズ、山口百恵、松田聖子に中森明菜、、、新曲が発表されるとお小遣いを持ってレコード屋に走り、歌を覚えたらテレビの前で一緒に歌うのだ。そんな日々をぼんやりと懐かしんでいるのは、昨夜、録画していた「thecovers」という番組で大好きな宮本浩次さんが昭和の名曲を歌われているのを見たか
夜、テレビを見ていたらオードリーの若林さんが自分が気に入ったものは、なぜかことごとくお店から姿を消してしまう。って話をされていた。おお、わたしも同じくです。と、思わずテレビに話しかける私。そう、そうなのだ。大好きだったセブンイレブンの「どら焼きマリトッツォ」も、お気に入りだったダイエーの中のパンコーナーの焼きカレーパンも、もっとさかのぼると学生時代だいすきだったマクドナルドの「ホームメイドマック」って名前のもふっとしたハンバーガーも、
カラオケにいくと必ず熱唱する歌がある。サディスティックミカバンドの「タイムマシンにおねがい」だ。後半の「タイムマシンにおねがいタイムマシンにおねがいタイムマシンにおねがい」と連呼するところはもう窒息寸前になりながら歌い切る。「タイムマシンにおねがい、タイ」と、突然おわる感じが粋で大好きなのだ。サディスティックミカバンドを知ったのは高校生くらいのとき、友人がくれた自作のミックステープでだ。そしてそのメンバーのひとりに高橋幸宏さんがいた。高橋幸宏
休日のお昼間、お気に入りのラジオ番組を聞きながらうつらうつら微睡んでいたら「こどものころ、怖かったもの」ってテーマでお便りを募集してた。こどものころかあ、と、自分の中の記憶を辿ってみる。そういえば、テレビが終わったあとの砂嵐って怖かったなあ。ついさっきまで賑やかだった目の前の景色が突然ひゅんと姿をかえて、なんだかテレビが死んじゃったみたいな気がしてすごくざわざわとした気持ちになったものでした。その頃の名残なのか大人になった今でも、テレビをつけたまんまう
黒がすき。黒はなんかどきどきする。太陽さんさんのお昼間も気持ちいいけれど、とっぷり暮れた真夜中の闇は、なんかちょっとわくわくする。家の近くの田んぼ道を歩いていて黒猫に遭遇したときもなんか嬉しい。黒は、なんか艶っぽい秘密の匂いがするのである。そして、ぶらぶら東京散歩。お目当はやっぱり黒。「ヴァロットンー黒と白ー」という展覧会。去年末、丸の内仲通りに並ぶストリートアートを見ながら歩いていたら三菱一号館美術館の前に貼ってあったポスターに
遅ればせながら、まずは、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。さて。昨年末に本を1冊買いました。高野文子さん作の「るきさん」という漫画。大好きな菊池亜希子さんが愛読されているというので、ずっとずっと気になっていたのだ。「我が家には一体何冊〝るきさん〟があるかわからない。ひょいと友だちにあげたりするので、あ、今〝るきさん〟切れてたかも。と思ってついつい買ってしまうからだ。」と語られていたので、もう気になって気にな
むふふ。むふ。むふふふふふ。ここしばらく毎日毎日にやにやが止まらないのは、我が家に待ちに待った新しい家族がやってきたからだ。毛むくじゃらな憎いやつ、そう、イエティがうちにやってきた!!出会いは、久しぶりに映画館に足を運んだ帰り道。映画館が入っているビルの中の雑貨店にイエティという名の毛むくじゃらのあいつは仲間たちと一緒にもそっと腰を下ろしていた。連れて帰るにはそこそこのお値段がかかるその子をだめだ、今日は無理だと泣く泣く後にしてからと
もういくつ寝るとクリスマス。実は、わたし、誕生日が12月の23日だから、クリスマスイブのイブだ。って勝手にいつも喜んでいる。街がだんだんクリスマスのイルミネーションで彩られてくるとなんとなく自分の誕生日も祝ってもらえてる気になってわくわくするのだ、これまた勝手に。でも、誕生日とクリスマスが近いとプレゼントがひとつになっちゃうとかケーキもひとつやん、とか、そういうクリスマス間近生まれあるあるがあるのである。でも、そんなんいいのだ。いくつにな
行ってみたい国はいろいろあれど、実はわたしは飛行機がこわい。いつの時代の人ですかと笑われそうですが、あんなでっかいもんが空を飛ぶことがどうしたって信じられない。最後に海外に行ったのはもうかれこれ30年以上も前のこと。飛行機に乗る機会から離れれば離れるほどますますこわくなってしまうからこまったものだ。メキシコの死者の祭りに行ってみたいな。台湾でかき氷をたらふく食べてみたいな。そして何より憧れのフランスに行ってアパートとか間借りして暮らしてみたいな。
ごろう、ごろう、ごろう、ごろう、、い、の、が、しら、ふうっ♪大好きな「孤独のグルメ」のシーズン10が始まったので、楽しみに録っておいた録画を見ていたら、大好きな大好きな片桐はいりさんがゲストだった。わーい。インドネシア料理店のちょっと片言な店員って、もう、ああ、もう、最高なキャスティング。日本語でのコミニケーションがなかなかうまくいかないことにとまどいながらも楽しく食事を終え、会計してもらいながら「日本にいらしてもう長いんですか?」と問う
昨日の夜中、布団の中でごろごろしながらたまたまつけたテレビに原由子さんが出てた。「SONGS」という番組の再放送で、久しぶりにきくやさしい声にしばし酔いしれる。なんでも、31年ぶりにアルバムが発売されるとのこと。原由子さんのアルバムといえば、学生の頃よくきいていた「MOTHER」というアルバムが懐かしい。久しぶりに聞きたくなって家の中を探してみたけど、そうだ、カセットテープで持ってたんだった。カセットデッキがないと聞けないやん。と、諦める。
久しぶりに映画館に行った。1年ぶりくらい。コロナ禍の中、すっかり外出する機会がへってレンタルビデオを借りてきては「おうちシアター」と勝手に名付けて家で映画をみることの方が多くなっていたのだ。でもでもやっぱり映画は映画館でみるのがいい。映画館がある駅で電車を降りて上映時間までの間ぶらぶらするのも楽しいし、開場前にロビーで次は何をみようかな、とわくわくしながらラックからちらしを選んで手に取る時間も楽しい。本編がはじまるまでの予告編の時間も好