マクロン元経済相

昨日の日曜日に2017年フランス大統領選挙の初戦（LaPremierTour）が実施された。結果は、全くの予想通りにマクロンが首位、続いてル・ペン候補が2位の座を獲得し、5月の決戦投票へと進むことになった。2012年の大統領選挙から早くも5年が経過する・・・前回の大統領選挙の直後ぐらいに生まれた我が家の娘も今年で5歳になるわけだが、「どうぞ決選投票が終わるまで生まれませんように・・・」と毎日お願いしていたことを思い出す。出産間近で様々な行動が制限されるなか、この大統領選挙は日々の生活の

アメリカでトランプ政権が誕生したのに続いて、フランスでも新しい大統領が立てられます。39歳のマクロン氏が、決選投票で勝つとの予想もあり、注目です。30代で一国の指導者になる時代です。日本では、安倍首相の2018年の3選はないと私は見ています。ポスト安倍の新しい指導者が立てられますが、石破氏がそうなるのでしょうか。トランプ大統領は、ペンス副大統領に交代します。国際政治の流れは、歴史そのものです。どこに流れていくのか、指導者は見定めて政にあたらなければなりません。マクロン氏がフランス大統領になる時代

フランスでは2017年の春には大統領を控え、各党派での選抜が続いている。現政権である社会党のオーランド大統領は2017年度の大統領選挙には出馬しないとの決定を公にした。彼が大統領になってから下した決断のなかで、これほどの英断があろうか。第五共和制始まって以来、最低の支持率が続き、過去5年間、何の成果もないまま幕を閉じようとしている。次も出馬すると言っても、誰一人として本気になどしないだろう。唯一の成果といえば、サルコジによって2000万円まで引き上げられた大統領の年俸を、こんなに